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【例文付き】「好きなタイプってどんな人?」へのベストアンサーのポイント

「好きなタイプってどんな人?」と聞かれたときに使える、好印象で会話も広がりやすいベストアンサーのポイントを3つ紹介します。
好感度が高まりやすい理想の回答は、“性格などの抽象的な面と行動などの具体的な部分のバランス”です!
♦︎“安心感”や“居心地の良さ”に触れる
理想のタイプとする人物像の性格面について触れるときには、抽象的だけど共感を呼びやすいアンサーがベスト。
あまりに具体的な話をしてしまうと妙に場慣れしている印象も与えかねないため、周囲が「わかる〜!」と盛り上がりやすい“一般論”的な回答が適しています。
例文
「一緒にいて自然体でいられる人が好きです。沈黙があっても気まずくならない関係って、心地よいですよね」
♦︎“対等な関係”を想像させる価値観
外見やスペックではなく、相手の内面を重視するアンサーは恋愛に対する誠実さが現れます。
しっかりと自分の考えがあるようにも映りやすいので、いい意味で自立した精神を感じさせる回答にも聞こえやすいでしょう。
例文
「お互いに尊敬できる人がいいです!考え方とか生き方とか、何かひとつでも“すごいな”って思える部分がある人に惹かれがちです」
♦︎堅苦しくなりすぎないようユーモアを混ぜる
親しみやすさを感じさせながらも精神面での余裕も出せるよう、堅苦しさは封印を。軽くユーモアを交えるとそこから新たな話題も生まれやすく、場がなごむ作用も期待できます。
軽い笑いを誘いながら、自然とコミュニケーションを深めていきましょう。
例文
「私が休日には二度寝するタイプなので、一緒に二度寝してくれる人がいい!」
「好きなタイプは○○な女性」と具体的なタイプが挙がった場面での会話の広げ方

その場にいる男性から「僕の好きなタイプは○○な女性」と、具体的なタイプが挙がる場面も珍しくありません。
ちょっとでも「いいな」と思っていた相手から、理想のタイプに踏み込んだ回答があるとドキドキしちゃうもの。そんなシーンでの会話の広げ方は…?
♦︎まずはリアクションの鉄則をマスター♡
どんなタイプが挙がったとしても、そこに一喜一憂は禁物!まずはその場をなごませ、いい雰囲気で盛り上がるリアクションに徹してみて。
会話が盛り上がりやすいリアクションには、法則があります。
会話が盛り上がるリアクションは…「共感ワード+切り返し」
たとえば「俺ね、意外と気が強い女性が好きなんだよね」と具体的なタイプが出てきたら、自分に当てはまるかどうかではなく「あー、それわかる!芯がある人って魅力的ですよね。逆に、ちょっと引っ張ってほしいタイプだったりします?」などと共感を示したあとに、切り返しの質問を入れてみると会話のキャッチボールが始まり、場が盛り上がる空気にもなりやすいでしょう。
♦︎地雷回答は避ける
気になっている人から、自分とは異なるタイプの回答があったとしてもイラッとするのはNG。
地雷になるような回答は、避けるのが鉄則です。
たとえば「芸能人で言うと〇〇さんとか?」といった反応は、やりがちだけれど避けたほうがいい地雷回答です。もしもその芸能人を好みではなかった場合には会話が止まってしまいますし、その場にいる他のメンバーがその芸能人に好意的であるとも限りません。また「へー。そうなんだ」といった冷めた返事も、場が凍る可能性があるため避けるべきです。
♦︎反応に困ったら人柄や恋愛観に触れて広げる
好きなタイプへの反応に困ったら、人柄や恋愛観へと話題をつなげるのがベター。
「好きなタイプ」は単なる好みの問題だけでなく深掘りすると価値観がわかるので、表面上だけのリアクションよりも深い話へと展開できるチャンスでもあります。
たとえば「俺、料理上手が好きなんだよね〜」という回答への反応に困ったら「ということは、○○さん(相手)も、お料理が好きなんですか〜?」などと相手の人柄につながる切り返しをするといいでしょう。
不快な「好きなタイプ」回答への切り返し方

初対面の場では「好きなタイプ」の話題でも、参加者の回答次第で場が気まずい雰囲気になってしまうケースも見受けられます。時代にそぐわない回答を聞き、不快感を覚えることもあるでしょう。
そんなときに使える対処法を解説します。
♦︎「俺に尽くす子」や「俺を立ててくれる子」など前時代的な内面を挙げられた
前時代的な要素がある「理想のタイプ」が挙がると、無条件に共感できない女性は多いはず。しかし、あからさまに不快感をあらわにして場が気まずくなるのも避けたいと感じることも。
そういったシチュエーションでは否定はせずに、でも「ちょっと古いのでは?」という感想を滲ませるといいでしょう。
たとえば「それって…付き合うときはマネージャー募集みたいな感じですか?(笑)」といった具合に、ツッコミを入れる雰囲気で流すのも一案です。
♦︎「可愛い子オンリー!」や「スレンダーじゃないと俺は無理」など極端な外見的な要素を挙げられた
あからさまな容姿至上主義な回答が出てくると、引いてしまうのが心理でしょう。
こういった発言を平然とする人には、男尊女卑的な思想の持ち主も少なくありません。「気が合わない」とバッサリ切り捨たいところではあっても、その場では当たり障りなく反応をして流してしまいましょう。
“それって浅くない?感”を出しつつ「うわ〜、第一声がそこなんですね(笑)」などと、軽い相づちを打つだけでも十分でしょう。
♦︎「バリキャリで俺よりも稼ぐ子」や「仕事を辞めてあっさり家庭に入る子」などキャリアについて極端な好みを挙げられた
自分の価値観を押し付けるような回答を聞けば、共感できずに引っかかるもの。
真剣に婚活をしているときには確かに大切な価値観である側面もありますが、初対面の場で具体的に断定されると引いてしまう場合もありますよね。
「共感するのも違うな」と感じる場面なのであれば「それ、友だちが言われてキレてたよ〜!」などと他人の話として切り返すと、角が立ちにくくその場を流しやすいでしょう。
好みのタイプにまつわる話題は“人柄”に触れるチャンス
好きなタイプに関係する話題はただの恋愛トークとしての側面もありますが、深掘りすれば相手の人柄に触れられる貴重なチャンスでもあります。
気になっている相手の好みのタイプが聞ける場では、浅い会話として終わらせずにコミュニケーションが広がっていくような相づちや反応を意識すると、相性を見極めるヒントになるはずです。
TOP画像/(c)Adobe Stock

並木まき
ライター、時短美容家、メンタル心理カウンセラー。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。