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恋人同士は、どちらかが「別れたい」と思ったら終わり
カップルが別れるタイミングは「どちらかが別れたいと思った時」です。一方がどんなに好きな気持ちでいても、もう一方の気持ちが切れてしまえば、関係はそれ以上続きません。気持ちがすれ違ったまま交際を続けるのは、お互いにとってストレスになるだけですし、未来に希望もありません。
カップルのどちらかが別れたいと思ったら、基本的には、素直に状況を受け入れるしかないのです。
彼氏と別れたいと思うタイミング
彼氏と別れたいと思う理由やきっかけはさまざまですが、なかでも代表的な理由を5つご紹介します。
モラハラ
モラハラとはモラルハラスメントの略で、「相手に対して一方的な嫌がらせを繰り返し、肉体的・精神的ダメージを与える行為」を指します。職場での嫌がらせが代表的ですが、恋人や配偶者、子どもへの嫌がらせもモラハラに含まれます。
暴言を日常的に浴びせたり、メールやLINEなどを見たり口を出したりする、恋人のスケジュールを管理する、などは代表的なモラハラの行動。
一見すると人あたりが良く、外では優しい彼氏として振る舞っていることもあるので、彼女としては気づきにくいもの。モラハラは放置するとエスカレートするため、彼氏の言動に対して「これってモラハラかな?」と感じたら我慢せず、別れを考えましょう。
好きな人ができた
お互いに忙しくて何となくすれ違っているうちに他の人を好きになってしまった……遠距離恋愛では特によくあるパターンです。遠距離ではなくても、彼氏と会えない寂しさを誰かに相談しているうちにいつの間にか気持ちが移ってしまうこともありますよね。
他に好きな人ができたとしても、彼氏への申し訳なさや後ろめたさからなかなか言い出せないかもしれません。中途半端な気持ちで彼氏と付き合いを続けると彼氏を傷つけてしまうことにもなるので、他の人に気持ちが移ったときは彼とは早々に別れを決めるべきかも。
気持ちが冷めた
人の気持ちは移り変わりやすいもの。どんなに好きだった彼氏でも、時間が経つと気持ちが冷めてしまうことがあります。
また、付き合い始めは気づかなかった彼の言動に幻滅してしまうことも。部屋が汚い、だらしない、デートの際に店員への態度が横柄、怒りっぽい、ケチ……など、理由はほんのささいなこと。
「蛙化現象」という言葉があるように、いったん気持ちが冷めてしまうとなかなか元には戻りません。別れるのが面倒だからと惰性で付き合っていると、新しい恋のチャンスを逃してしまいます。「最近、彼氏に会っても気持ちが盛り上がらないな」と感じたら、別れのタイミングかもしれませんね。
別れ話ってどう切り出せばいい?トラブルにならないための注意点
彼氏とのお別れで難しいのが、別れ話の切り出し方ですよね。切り出し方を失敗すると、彼を大きく傷つけたり逆上させてしまってトラブルにつながる可能性があります。
別れ話でトラブルにならないための注意点を考えてみました。
「大事な話がある」と事前に伝える
突然別れ話を切り出されたらパニックになったり怒りが湧いたりしてしまうこともありますが、メールやLINE、あるいは電話で事前に「大事な話がある」と伝えておくと、彼氏も心の準備が整い、冷静に話し合うことができるでしょう。
結論を最初に言う
大事な話は必ず、結論から伝えましょう。グダグダと前置きをしてしまうと相手もイライラしたり不安に感じてしまいます。「あなたと別れたい」とまずはストレートに切り出し、その後で理由を説明することで、正直な気持ちが伝わりやすくなります。
相手が納得するまでしっかりと話をする
別れ話は、彼氏が納得するまで何度でも続けましょう。話し合うのが面倒だからと、相手が納得しないまま強引に別れてしまうと、しつこく復縁を迫られたり、行動がエスカレートしてストーカー行為に走るなどトラブルにつながりかねません。
別れ話をしない方がいいタイミング
タイミングによっては、冷静な話し合いができず、円満に別れることが難しくなります。早く別れたいと思うかもしれませんが、できるだけ避けた方がいいタイミングも知っておきましょう。
試験の前など大切な日が近いとき
就職試験や会社の昇進試験、大切なイベントが近々に控えている場合は、別れ話は避けた方がいいかも。突然のショックな出来事によって試験に集中できなくなったり、自信をなくしてしまうかも。
相手のことを思うなら、別れ話のタイミングはお互いのスケジュールを確認したうえで切り出しましょう。最後の思いやりでもあります。
相手が精神的に辛いとき
試験の不合格や身内の不幸など、彼氏が精神的に辛いときも別れ話はNGです。誰でも、つらいことがあるときにそれ以上に重い話をされたくありませんし、受け止められないでしょう。「よりによってこんな時に!」と、彼が感情的になってしまうことも考えられます。
真夜中
1日の終わり、疲れた体と頭に別れ話はキツイですよね……。心理学では、人は深夜になるほどネガティブ思考にはまりやすいのだとか。また、夜は1日のうちで最も本能を抑えられない時間帯。
真夜中に別れ話を切り出すと、言うはずのなかった文句までぶつけてしまうかもしれません。午前中や午後の早い時間、休みの日のゆっくりできるタイミングに切り出したほうがお互いに冷静に話し合えます。
まとめ
別れ話は切り出し方が大切です。タイミングを間違えるとお互いに感情的になってしまい、別れた後もトラブルの種が残ってしまいます。
トラブルなく円満に彼氏と別れて、新たな恋に前向きになりたいですね。
TOP画像/(c)Adobe Stock
コマツマヨ
WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。