目次Contents
▼この記事の要点
- 男性は別れ際において、「また会いたい」と思う女性にはそれを伝えたり、次のデートの約束をしたり、自分から連絡をとったりする
- 「もう会いたくない」と思った場合は、そっけない態度で別れ、次の約束もしないように意識する男性が多い
- 恋人であっても付き合う前であっても、あらゆる別れ際での言動・態度はその人の印象を左右しかねないもの。好印象を与えられるよう、相手との関係性によって臨機応変な対応を。
ライター:ミナ・サントリーニ、監修:並木まき
「別れ際」という言葉は恋愛にも関係が深い

「別れ際」という言葉は、恋愛にも関係が深い言葉です。デートの終わり際に「バイバイ」をするシーンや、交際をしていたふたりが別れを決めた場面などで「別れ際」という表現はよく使われています。
この「別れ際」の行動は、男女関係において深い意味をもつことが多く、どんなふるまいをしたのかによって、その後の展開が変わるだけの影響力をもつ場合も。デートの別れ際も、恋人との関係が終わるときの別れ際も、相手の印象を左右する大事なタイミングになるようです。

並木まき
【男性100人に聞いた】また会いたいと思う相手にするデートの別れ際の対応とは?

※アンケート20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。
デートが終わろうとしているそのタイミングで、別れ際にどんな対応をされるかは重要なポイント。場合によってはそれが、男性からの脈ありサインになることも多いでしょう。
ここでは男性が「また会いたいな」と思う相手に、どんな態度をとるものなのかをリサーチ。気になる相手がいる人はぜひ、脈ありかどうかを見極める参考にしてみて。
次のデートの約束をする
「次のデートの約束をする」(20代・埼玉県)
「次のデートの約束をなるべく早くとる」(30代・千葉県)
「次行くところの予定をざっくり決める」(20代・大阪府)
「次はいつ行きたいかと伝えます」(20代・沖縄県)
「次回のデートの約束を取り付ける」(20代・埼玉県)
「どっか行きたいところを聞いておく」(30代・青森県)
気になる相手には、積極的にデートの次回予約をするという回答が多数。別れ際に「次回はどうする?」「今度はいつ会える?」などの発言があったら、脈ありの可能性大。デートがうまくいったということの表れでしょう。
誰だってもう二度と会いたくないような人にたいして、わざわざ次の予定は聞かないもの。具体的に行き先や日程の相談があったら、それは社交辞令ではなく、男性からの好意によるアプローチだと考えられます。
なかには、「次のデートで告白しよう」と考える男性もいるでしょう。とくに三回目のデートは告白につながりやすいタイミングなので、交際への大事なステップアップになりそうです。
また会いたい気持ちを伝える
「『また会いたい』と言う」(30代・鹿児島県)
「会いたい気持ちを伝える」(30代・東京都)
「また会いたい旨を伝える」(30代・埼玉県)
「『また会おう』と伝える」(30代・愛知県)
「『会いたいです』って言えよ」(30代・広島県)
「『またねー!』って」(20代・北海道)
「また会いたい」と素直にいわれたら、女性も悪い気はしませんよね。そこまでストレートではなくとも、あえて「また」という言葉を使うことにより、次回があることを匂わせるという男性も多いようです。
たとえデート中に会話をうまく盛りあげられなかったり、手応えが感じられなかったりしても、「また会おう」と言われたら安心できるのではないでしょうか。お互いに好感触であったことがわかるだけでも、この先の関係にどんどん希望が見えてきます。
自分から連絡する
「LINEを送る」(20代・東京都)
「別れたあとですぐLINEする」(30代・千葉県)
「『またLINEするね』と言って別れ、『楽しかったよ。またすぐにでも会いたいな』とLINEする」(20代・千葉県)
「すぐに連絡する」(30代・埼玉県)
「電話で連絡する」(30代・熊本県)
別れ際にそのまま離れたとしても、直後に連絡がきたら十分脈ありかもしれません。寂しさや気恥ずかしさで別れ際には言えなかった言葉も、ワンクッションおいてからのLINEであれば、素直に伝えられるという人は多いでしょう。
あえて連絡を控える必要はありませんが、もしも相手の気持ちをはかりたいのであれば、自分からすぐに送らずに向こうからの連絡を待ってみるのもひとつの手。お互いが同じ状態になってしまわないよう、〝今夜中に連絡が来なければ明日自分から送ろう〟など、自分のなかでの期限を決めて動いてみて。
LINEでの脈ありサインについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
スキンシップをとる
「抱きつく」(30代・兵庫県)
「手を握る」(30代・大阪府)
まだ付き合っていないのに…と抵抗感をおぼえる人もいるかもしれませんが、「また会いたい」相手には、別れ際にスキンシップをとるという回答もありました。かなり雰囲気がよかった場合には、キスに至るケースもあるようです。
すでに恋人同士になっているふたりも、別れ際にはハグをしたり、キスをしたりして、愛情を確かめ合うことは少なくないでしょう。「離れるのが寂しく、名残惜しい」という気持ちを、ときには言葉以外の方法で表してみるのもいいですね。
笑顔を見せる
「笑顔で対応する」(30代・千葉県)
別れ際には浮かない顔をしているより、笑顔でいたほうが前向きな気持ちが伝わります。男性も、気になる人・好きな人相手には思わず笑顔になってしまうようです。
女性はデートが終わるとき、男性が別れ際に笑顔でいてくれるかどうかをチェックしてみましょう。心からの嬉しそうな笑顔や、名残惜しそうにこちらを見つめる笑顔があれば、好感を抱かれているかもしれません。
女性は相手の笑顔をチェックするだけでなく、好意を抱いている相手には自分も笑顔で接するよう意識して! 好感を抱いていることが表情から伝われば、その後の進展もスムーズに。
「今日は楽しかった」など気のある言葉をかける
「楽しかった旨を伝える」(30代・島根県)
「今日は楽しかったということを伝える」(30代・和歌山県)
「優しくする」(30代・北海道)
「丁寧に対応する」(20代・神奈川県)
デート相手に、「あなたと過ごす時間は楽しかった」と正直な気持ちを伝えることも大事です。気になる男性がそんな言葉をかけてくれたときはぜひ、「私も楽しかった」と本音を伝えましょう。そのまま次のデートの約束につながれば、お互いに脈ありの気配が伝わりいい雰囲気になるかも。

並木まき
【男性100人に聞いた】もう会わなくてもいいなと思う相手にするデートの別れ際の対応とは?

今度は対照的に、「もう会わなくていいかな…」と思うときの態度についてもアンケート。いわゆる、〝脈なしサイン〟の参考にチェックしていきましょう。
そっけない態度をとる
「目を合わせない」(30代・千葉県)
「冷たい態度」(30代・北海道)
「テキトーな態度でバイバイ」(20代・東京都)
「適当に対応する」(20代・神奈川県)
「黙って帰る」(30代・北海道)
「無言で去る」(30代・兵庫県)
「無視する」(20代・宮城県)
別れ際に、「次のデートはないだろうな」とすぐわかるようなそっけない態度をとられたら、その男性とはうまくいかないかもしれません。デート中になにがあったのかはわかりませんが、脈なしの相手にはとことん冷たく接するという男性が多いようです。
気があると勘違いさせないためなのか、次のデートに誘われないようけん制しているのか…。いずれにせよそっけない態度をとられた時点で、女性も「もういいや」と思ってしまいそうですね。別れ際の笑顔や「また会いたい」「楽しかったね」の声かけが、いかに大事なものなのかがわかります。
すぐに帰ろうとする
「そのまま帰る」(30代・埼玉県)
「できるだけ接触を控えていく」(30代・熊本県)
「だんだん接触を少なくする」(30代・千葉県)
改札前でいつまでも離れられないカップルや、名残惜しさで終電を逃してしまう人たちを見かけたことはありませんか? 本来はデートの別れ際といえば、離れがたい気持ちや寂しさがつのって、ついつい話を続けてしまう…という人も多いはず。
しかし男性が「もう会いたくない」と感じている場合、別れ際の態度は非常にあっさりしたものになるようです。こちらを振り返ることなく去っていったり、すぐに帰ろうとしていたりする場合は、残念ながら脈なしかもしれません。
次に繋がる話はしない
「次に繋がるような発言はしない」(30代・埼玉県)
「次のデートの約束をしない」(20代・埼玉県)
男性が「もう会いたくない」と思っている場合は、当然ながら次回のデートの約束はありません。関係の進展を望んでいない以上、次につながる話を振る必要もないのでしょう。
こちらがいくら次回のデートの話を振っても濁されたり、誘っても「忙しくて…」と流されたりした場合には、脈なしの可能性がありそうです。少し長めに時間をおき、自分磨きをして再チャレンジを狙うという手も。深追いしすぎないように気をつけて。
連絡をとらない・ブロックする
「連絡しない」(30代・広島県)
「LINEブロック」(20代・愛知県)
「LINEブロック」(30代・茨城県)
「ブロックする」(20代・東京都)
相手は拒絶する気持ちが強かった場合には、連絡を絶つためにブロックするという人もいるようです。デートの別れ際には普通の態度だったのに、そのままブロックされてしまった…なんてことになると、女性側も心に傷を負ってしまいそう。
しかしそれほどまでに「もう会いたくない」と男性が感じるからには、なにか理由や原因があるはず。デート中の言動や態度をふりかえって、次に活かすことも大事ですね。
LINEのブロックや未読・既読無視については、こちらの記事もぜひ参考に。
「さようなら」の言葉をつかう
「淡々とさようならという」(30代・神奈川県)
また会いたい相手には「また」という言葉を使う男性が多かったいっぽうで、「さようなら」という言葉を使う男性も。もう会いたくないと感じている以上、「また」という言葉で期待させないようにしているのかも。
別れ際に「バイバイ」でも「またね」でもなく、「さようなら」と言われた場合には要注意。気持ちがかなり冷めていることがうかがえますので、今後の動き方を考える必要があるでしょう。
普通の別れ方をする
「普通に別れる」(30代・広島県)
「『じゃあまた機会があれば』ぐらいな感じで終わらせる」(30代・青森県)
「軽く挨拶して帰る」(30代・愛知県)
別れ際に「もう会いたくない」という本心を隠して、あえて普通の態度で離れるという男性もいます。女性からすると本音が見えにくく、アプローチがしにくいタイプだといえるでしょう。
「またね」という内容の言葉は、男性からの脈ありサインとして使われることもあります。そのため本気で〝また〟の機会を考えてくれているのか、ただの社交辞令なのかがわかりにくいのが難点です。
不安なときは、男性に笑顔があるかどうか、別れたあとすぐに連絡がくるかどうか、次回のデートの約束があるかどうか…など、ほかの脈ありサインの有無とあわせて見極めるのが〇。社交辞令を真に受けて傷つかないように、相手の態度から総合的に判断してみて。

並木まき
【男性100人に聞いた】デートの別れ際に「いい女」だと思われやすい行動は?

男性がされて嬉しい、女性の別れ際の行動についてもまとめました。
すぐに実践できそうなものからちょっと大胆なアクションまで、男性によって好みはそれぞれ。気になる人のことを思い浮かべながら、参考にできそうな部分を取り入れましょう。
「また会いたい」と伝える
「『また会いたいと言ってくれる」(30代・大阪府)
「『また会おう』と言われる」(30代・愛知県)
「『また会おうね』と言われた」(20代・福岡県)
「『また遊ぼう』と言われたら」(20代・宮城県)
やはり、「また会いたい」の素直な言葉は好感度大のようです。男性側も〝また会いたいと思ってくれたんだ〟とはっきりわかるので、安心感をおぼえ、さらにアプローチしてくれるかも。
別れ際のタイミングで、向かい合って話をするという男女は多いでしょう。駅の改札までの道のりや、電車を降りようという頃合い、あるいはお互いに方向が異なるときの分岐点などで、「楽しかったよー! ありがとね。また遊ぼう」と声をかけられれば、デートが大成功に終わったような気持ちになれますね。
スキンシップをとる
「キス」(30代・栃木県)
「キス」(30代・神奈川県)
「ハグ」(30代・東京都)
「ボディタッチやキス」(30代・茨城県)
「手をつなぐ」(20代・北海道)
「手を握られたら嬉しい」(30代・大阪府)
「抱きつく」(30代・兵庫県)
「スキンシップ」(30代・千葉県)
別れ際にはキスをしてほしい、という男性の声が多数寄せられました。とはいえ…デート時は外出していることも多いでしょうから、人目のある場所でのキスは少し勇気がいりそうですね。
キスにはさまざまな効果があるので、ふたりの距離をグッと近づけるのにもうってつけ。あわせて軽く手を握ったり、優しくハグするのも好印象です。パーソナルスペースに踏み入ってのコミュニケーションになるので、うまくいけば〝お互いに心を許している〟ことが伝わりやすくなるでしょう。
自分からキスするのが恥ずかしいという女性は、あえてキスをねだってみるという手もあります。気になる人はこちらの記事をチェック。
手を振る
「手を振る」(30代・埼玉県)
「手を振られる」(30代・埼玉県)
相手との距離がどんどん遠くなっていく別れ際、一生懸命手を続ける女性の姿にキュンとする男性も。女性からしても、別れるときに男性がずっと手を振ってくれていたら嬉しいですよね。
相手を見つめながら手を振っているだけでも、その日が楽しかったこと、もっと一緒にいたいと思っていたこと、また会いたいと思っていること…など、さまざまな想いが伝わります。気になる相手とデートをしたときには、別れ際にたくさん手を振ってみましょう。
次回の約束をする
「再度デートを申し込まれる」(30代・大阪府)
「次の予定を聞かれる」(20代・兵庫県)
「次回会う約束をする」(20代・東京都)
「次回の予定を決める」(30代・大分県)
「次回のデートの約束」(20代・埼玉県)
「次のデートの予定を提案される」(20代・東京都)
先述のアンケートでは、「気になる相手には次回のデートをとりつけようとする」という男性が多かったですよね。反対に、女性からそのようなアプローチがあっても嬉しいという男性は多いようです。
デートの別れ際には、男女問わず、相手の気持ちをドキドキしながらうかがってしまうもの。そんなときに女性側からリードするかのように、「次のデートどこ行く?」なんて聞いてもらえたら、一気に緊張や不安がほぐれていきそう。
とくに奥手な男性の場合、なかなか勇気が出ずに次回の話ができないという人もいるでしょう。女性のほうが経験豊富な場合には、積極的にデートの誘いをかけてあげるのも〇。臨機応変に、お互いが誘いあうことができれば理想的です。
寂しがる
「惜しむ」(30代・長野県)
「名残惜しそうに手を引かれる」(20代・東京都)
「別れ際に何度も振り返る」(30代・埼玉県)
まるで〝あなたと離れたくない〟とでもいうかのようないじらしい態度をとられると、男心をくすぐられるという回答が。「そろそろ帰らなくちゃね」とお互い話しつつも、なかなか離れられない状況になると、お互いに脈ありな予感が高まります。
別れ際に女性が名残惜しそうにしていたら、男性もそんな相手をかわいらしく思ったり、愛おしさから自分も離れがたく感じたりするかもしれません。相手を困らせてしまわないていどに、脈ありサインのひとつとして積極的に出していきましょう。
「楽しかった」の言葉など、愛想のある態度をとる
「デートが楽しかったことを伝えてもらう」(30代・千葉県)
「感想を言ってくれる」(30代・東京都)
「笑顔で別れる」(30代・東京都)
「優しい笑顔で挨拶される」(30代・和歌山県)
「素直な気持ちを伝えてくれれば嬉しい」(20代・大阪府)
「好きと言われる」(30代・愛知県)
別れ際に、笑顔や「楽しかった」の言葉があれば嬉しいという男性も多いよう。つまらなかった場合は無理をする必要もありませんが、その日一日のポジティブな感想をしっかり言葉で伝えることは大事です。
なかには、「好き」と告白してほしいという人も。勇気を出して女性側から気持ちを伝えることで関係が前進するのならば、それも選択肢のひとつ。女性からの告白をいとわないという人は、ぜひ検討してみて。
お互いの関係値やデートの回数にもよるとはいえ、初デートでの告白もOKという人はいます。詳しくはこちらの記事を参考にしてみましょう。

並木まき
恋人とのデートの別れ際にあっさりしている人の心理3選

デートの別れ際にあっさりと帰ってしまう恋人には、寂しさや不安を抱くもの。ハグもキスもなく、他人行儀な挨拶だけしかないとなると、その不安感はさらに大きなものへとなりがちです。
しかしあっさりと帰るからと言って、愛情が薄いわけではありません。デートの別れ際にあっさりしている人の心理として、典型的なものを3つ見ていきましょう。
♦︎恋愛に対してドライ
デートの終わり際に名残惜しむ素振りがなくさっさと帰ろうとする背景には、恋愛そのものに対してドライな価値観をもっていることも多いでしょう。
感情を表に出すのが苦手で自分の心を閉ざしているケースも考えられますが、恋愛に対してドライな感情を抱いている人は、そもそも恋人に対して「別れ際にはたくさんスキンシップをする」「ハグやキスをする」といった感覚をもち合わせていないので、やけにあっさりとした別れ際になりやすいのです。
♦︎次の予定や仕事で頭がいっぱい
次の予定や仕事のことで頭がいっぱいなときには、恋人と会っていても去り際があっさりとした展開になりがち。
恋愛よりも他のことに重点を置いているタイミングなので、恋人との関係に深く没頭することを避けざるを得ないと考えている可能性もあります。あえてクールに振る舞うことによって、自分が恋愛にのめり込まないように気をつけている場合もあり、恋愛や恋人よりも他のことを優先している心理が強い状態です。
♦︎寂しい気持ちを隠している
デートがお開きになったことに対して、本当は寂しい気持ちや不安を抱いていたとしても、弱い部分を見せたくないために感情を抑えた結果として、やけにあっさりとした別れ際になる場合も少なくありません。
プライドが高いタイプほど、あえてあっさりとした別れ際を演出することが「かっこいい」と勘違いしている可能性もあります。

並木まき
交際の別れ際でわかる「器が小さい人」の特徴5選

デートの別れ際ではなく、恋人関係が終わる別れ際には、本性が出やすいとされています。交際が終わる意味での「別れ際」にわかる、器が小さい人の特徴を5つ見ていきましょう。
♦︎恋人への文句を並べる
別れ話をしているときに、目の前の相手の過去の行動や性格への文句を並べるのは、自分に自信がない人ほどやりがちな行動です。不満や不足を相手にぶつけることで、責任を転嫁する傾向もあります。
「別れるのは自分のせいではなく、相手のせいだ」という形式で終わらせたがりやすく、恋愛に真剣に向き合うだけの度量がないのを隠そうとする心理も強い傾向にあります。
♦︎他の女性の話題を出す
交際を終えるときに他の女性の話題を出す男性は、相手を傷つけたり挑発したりして、自分が優位に立とうとするタイプ。自分はモテる、別れたところで異性には困らないという優越感を相手に示すために、他の女性との関係や魅力について話したがります。
不必要に相手を傷つけることで、自分が優位に立っていると勘違いしやすく、相手が悲しむまで挑発行為を続ける場合もあり、厄介です。
♦︎金銭的な損得の話をする
お付き合いの終わり際に、これまでにかかったデート代やプレゼント代などの金銭的な損得の話題をもち出す人は、常に人間関係を損得でしか捉えられない性格である可能性も。
これまでの交際にかかった費用の請求をしてくるタイプもいれば、請求まではしなくとも自分がどれだけ恋人に対して出費をしたかと延々と話し、無理やりにでも感謝をさせようとする人もいます。
♦︎他人からの評価を引き合いに出す
本来、別れ話は当人同士の問題であるにもかかわらず、お付き合いの終わり際に「他人からの評価」を引き合いに出すパターンもあります。自分の正当性や価値を主張するためだけに、他人の意見や評価を利用し、別れ話を優位に進めたがるタイプに多い行動です。
「誰それが君のことをこう言っていた」や、「母親が君とは結婚をしないほうがいいと言っていた」など、相手を傷つけるような発言を平然と繰り返す男性もいます。
♦︎最後に性的関係を結ぼうとする
もう別れると決めたのに、最後に性的関係を求めるのは、相手を利用し、自己満足を追求する男性ほど求めがちな行動です。「思い出づくり」などと言って、別れ際にまでも自分の欲求を満たすことを優先する自己中心的なタイプです。
女性側は男性に対してまだ未練があるのをわかっていて、その未練を利用して性的欲求を満たそうとする男性は、特に卑劣なタイプと言えるでしょう。

並木まき
交際の別れ際に「いい女」だと思われやすい行動3選
交際の別れ際にどんな行動をしたかによって、相手の記憶への残り方も変わります。男性から「いい女だった」と思われる女性ほど、無意識にしている行動を3選探っていきましょう。
♦︎相手を責めない
別れ話において、彼を責めたり攻撃したりせず、冷静に対処することは「いい女」だと思われやすい行動です。
最後まで、相手に対して優しさや理解を示している態度にもつながり、彼を責めずに粛々と別れを受け入れる姿は、自己コントロールができている大人の対応に映ります。
仮に、別れ話をするまでは彼の気持ちがかなり冷めていたとしても、別れ際にこういった行動を女性がすることによって「もしかしたら、別れを決めたのは早すぎやたかもしれない」と男性が後悔するきっかけにもなりえます。
♦︎相手を思いやる言葉をかける
自分が彼から傷つけられて別れるときほど、相手を罵りたくなり、とてもじゃないけれど思いやりのある言葉なんて口にできないかもしれません。
けれど別れ際に相手を思いやる言葉をかけることは、男性から「いい女」であると思われやすい行動であり、彼の気持ちや立場を考え、これまでの感謝やよい思い出について語ることで、彼に対して尊重している気持ちや思いやりが伝わりやすくなります。
別れ際に波風を立てず、大人の行動を貫ける女性ほど、男性の記憶で美化されやすいのです。
♦︎悲しくても笑顔で去る
別れ際はもう二度と彼に会えなくなることを思えば、悲しい気持ちになっても当然ではありますが、彼の前からは笑顔で去ることができると「いい女」だと思われやすい傾向も。
重苦しい別れ話のあと、「それじゃあ」と離れることになった場面で、彼に対してポジティブな笑顔を向けるのは難しいことでもありますが、だからこそいい印象を与えやすい行動につながります。
去り際が爽やかであるほど、男性の記憶では「いい女だったんだな…」と評価が上がりやすい面も否めません。

並木まき
「別れ際の行動」は相手の印象に残りやすい
デートであれ、別れ話であれ、「別れ際」の行動は相手の印象に残りやすいものです。
まずは相手との関係性や状況をふまえ、ベストな別れ際になるよう臨機応変な対応を意識すると◎。どんなふるまいをするかによって与える印象も変わるため、好印象を残しておきたいときほど、別れ際の行動には注意深くなっておくにこしたことはありません。
「立つ鳥跡を濁さず」ともいいますが、相手に不安や不快感をおぼえさせることのない、気持ちのいい別れ際にすることが大事です。あなたの印象をよりよいものにするためにも、丁寧な対応を心がけてみて。
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。

ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。
数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。
好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。