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今どき30代の恋愛観♡ 5選
30代といえば、人生の転機が多い時期。仕事が安定してくる一方で周りに結婚・出産をする人が増え、20代とは違った視点で恋愛と向き合う人も増えてきます。
令和を生きる30代における恋愛観の傾向をまとめました。
♦︎「恋愛＝結婚」とは限らない
ひと昔前には「30代ならそろそろ結婚を…」というプレッシャーが大きかったけれど、今は価値観が多様化しています。
結婚を前提に恋愛する人もいれば「まずは一緒にいて心地いい人がいい」「自分らしさを大切にしたい」と考える人も増えていて、恋愛の先に結婚があるとは限りません。
むしろ、恋愛と結婚は別モノ！ という価値観も一般的になってきています。
♦︎無理をしない恋愛がしたい
20代の頃のように「会いたくて寝不足…」といった情熱的な恋愛よりも、心地よく無理のない関係を求める傾向も強まるのが30代。お互いに干渉しすぎず、でも大事にし合える関係を大切にしたい人も増えます。
そんな忙しい日常でもちょっとしたことで支え合える存在を理想とする傾向も強く、恋愛に「安心感」を求める価値観も一般的です。
♦︎自分の時間も大事にしたい
30代は仕事や趣味、自分磨きなど「自分の人生」も大事にしたい人が多い年代です。
恋愛にすべてを捧げるというよりは「お互いがそれぞれの人生を楽しみながら並走できる関係」を求める人も増えてくる年頃で、どちらかが一方的に尽くすのではなく依存しないパートナーシップを理想とするのも今どきの傾向です。
♦︎コミュニケーションの質を重視
昨今は、恋愛において「会う頻度」よりも「どう話し合えるか」や「どう理解し合えるか」といったコミュニケーションの“質”を重視する人も増えています。
特に30代は過去の恋愛経験から「問題が起きたときに、ちゃんと話し合えるかどうか」が快適な恋愛において事なポイントだと実感している人も多く、コミュニケーションの取り方に重点を置いている傾向も強いでしょう。
♦︎アプリやSNSも“当たり前”の出会い方
恋愛アプリやSNSでの出会いに抵抗がなくなってきているのも、令和を生きる30代の特徴。「普段の生活では出会いがない」と感じている人ほど、自然とオンラインにチャンスを見出す傾向があります。
ただし、表面上のスペックだけでなく「ちゃんと中身を見てくれる人かどうか？」を慎重に見極める傾向も。出会いの可能性を広げるツールは積極的に使いつつも、内面を重視してパートナーを選ぶ価値観が強まっています。
恋愛観が合わない相手との恋愛を楽しむには？
恋愛観が近い相手とお付き合いをするに越したことはありませんが「恋愛観が合わない相手」と付き合うのが完全に無理というわけでもありません。
コツをつかめば、違いを乗り越えて“いい関係”を築ける可能性は十分にあります。
恋愛観が合わないと感じる相手との恋愛を楽しむためのポイントを解説します。
♦︎「違って当たり前」と受け入れる
まず大前提として心得たいのは「恋愛観が100％合う人はいない」ということ。育ってきた環境や過去の恋愛経験が違えば、価値観も違って当然です。
なので大事なのは違いがあるのを悪いことと捉えるのではなく「違いをどう扱うか」、恋愛観の違いも楽しみながら理解を深めていくと良い関係へと向かいやすいでしょう。
♦︎譲れないポイントだけは明確にしておく
相手の恋愛観が自分と違うときに、すべてを合わせようとすると苦しくなってしまいます。そのため自分が絶対に譲れない部分をハッキリさせておくことも大切です。
たとえば毎日LINEをしたいのであれば、それがないと不安なのか、ただの習慣なのか？ を考えてみて、どうしても譲れないと思うならばパートナーに素直に伝え妥協ポイントを探りましょう。また「結婚したい」というゴールがあるならば、それが近い将来なのか、いつかの未来でいいのか… といった深掘りをすると、恋愛観が異なるパートナーでも妥協点が見出しやすくなります。
自分の「本音」がわかると、折り合いのつけ方も見えてくるでしょう。
♦︎話し合いは“正解探し”よりも“すり合わせ”を重視する
価値観が異なるパートナーとの話し合いでは、正解・不正解を決めようとするとケンカになりがちです。
大切なのは「どうしたらお互いが納得できるか」を一緒に探す心構えで、小さな工夫をするだけでも折り合いがつく場合も少なくありません。
たとえば、パートナーは週に数回の連絡で満足でも自分は毎日電話で声を聞きたいと考えているならば、“朝と夜のどちらかで、一言だけでもLINEをする”といった妥協点が見つかると、歩み寄りやすいでしょう。
「恋愛観が違う」を理由に別れるか迷ったときの判断基準
恋愛観が違う相手とお付き合いをすると「別れたほうがいいの？」は誰もが一度は考えるテーマです。別れるべきなのか迷ったときに、判断のヒントになる視点を解説します。
♦︎どのくらい我慢が必要なのか
連絡頻度や愛情表現、将来への考え方などに大きな違いがあるときに「まぁ仕方ないのかな」と思えるならば、まだ歩み寄りの余地は残されているはず。しかし相手の行動で常に不安になったり、自分がどんどん我慢をしてパートナーに本音を言えなくなったりしているならば、それは無理をしているサインです。
そこまでの我慢をしてまで一緒にいるべき相手なのかを自分に問いかけてみて！
♦︎双方が歩み寄ろうとしているか
恋愛観が違っても、お互いが「歩み寄りたい」「理解したい」と思っているならば関係は続けられる可能性が高いでしょう。
ところが一方だけが努力をしていたり、どちらかが「それが私（俺）のスタイルだから」と開き直ったりしている関係になっているならば、そのまま付き合っていても近い将来に限界を迎える可能性が低くありません。
お互いが歩み寄りを意識できる関係になっているのかを冷静に判断してみて。
♦︎「自分らしさ」を忘れていないか
恋愛は「安心できる場所」や「素の自分でいられる関係」が理想です。
ところが恋愛観の違いが原因でいつも自分を押し殺したり無理をして合わせたりしていると、いつのまにか“自分らしさ”を失ってしまうことも…。厳しい言い方をすると「本当の自分」を失ってまで、続ける価値のある恋愛はありません。
今の恋愛は自分を幸せにしているのかを冷静にチェックしてみて。
恋愛観が異なるならば無理を重ねてまで執着しない！
どんなに話し合っても、どんどん我慢が増えていくような関係性になってしまったならば「合わないこと」を受け入れて別れる勇気も大切です。
恋愛は「努力すればなんとかなるもの」とは限らず、お互いの心が満たされているかどうかが一番大事なポイント。どこまで許容できるのかは個人差があるので、無理を重ねてまで恋愛に執着しないことも幸せへの一歩です。
TOP画像／(c)Adobe Stock
並木まき
ライター、時短美容家、メンタル心理カウンセラー。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。
