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何もしない旦那に、ストレスMAX!
妻が忙しく動き回っているにも関わらず、家でゴロゴロしたり好きなことをしたりで家事や育児を手伝ってくれない旦那。腹が立ちますよね!
自分のことは自分でやってくれればまだいいものの、出したものを片付けない、着ていた服や靴下は放ったらかし、食事の用意はおろか箸やコップすら並べようとしないなど、本当に何にもしない旦那と一緒にいるだけで、日々のストレスは募るばかりです。
何もしない旦那の特徴5つ
「よくあれだけ知らん顔できるなぁ」と感心してしまうほど、何もしない旦那たち。具体的には、どのように“何もしない”のでしょうか。
家の中のことを手伝う気がない
家事や育児は女がするもの、妻がするものと思い込んでいる旦那の場合、そもそも手伝う気がないし、手伝う必要性を感じていません。
もちろん性格によるものが大きいのは確かですが、父親が何もしない人だった、もしくは母親が何もかも全部やってしまう人だったなどといった育った環境に大きく左右されている場合もあります。
共働きなのに家事・育児をしない
「ワンオペ育児」という言葉が数年前に流行語大賞になるほど、妻を手伝わない旦那が多いようですね。ワンオペとは、本来一人でできる作業量を一人で行なっている状態のこと。
妻が専業主婦であれば、妻が家庭の面、旦那が経済的な面ときっちり分けるのも良い方法かと思いますが、夫婦共働きであるにも関わらず育児(もちろん家事も含む)を妻の負担が大きすぎます。
「やって」と言わないとやらない
何もしない旦那たちは、まず自発的に何かをしようという姿勢は全く見せません。でも、「やって」と言えば素直にやってくれる旦那ならまだいい方で、「やって」というとあからさまに嫌な顔をしたり大きくため息をついたり、「今しようと思ってた」などと言い訳をする人も。
「あとでする」といってそのまましない
家事や育児を頼んでも「あとでする」と言ってなかなかしない人もいます。少し腰が重くても結果的にやってくれるならいいですが、いつまたってもやらずにそのまま忘れている、もしくはこちらがしびれを切らしてやってしまうまで粘るような姑息な作戦に出る旦那もいるとかいないとか……。
妻が体調不良でも自分のことしかしない
妻が体調不良で寝込んでいたとしても、いつも通り家のことは何ひとつ手伝おうとしなかったり、自分の食事や身の回りのことだけはやるだけで妻が楽になるように手伝おうとは思わない、なんとも薄情な旦那もいるよう。
普段何もしない旦那にストレスを感じながらも黙って家事育児を頑張っているのに、体調が悪いときくらいは、人として「やってあげよう」と思わないのか、ここまで来るともう不思議ですよね。
うちの旦那はなぜ何もしないの?原因3つ
なぜこんなに何もしてくれないのだろう……。旦那がなぜ何もしないのか、その原因を3つご紹介します。
結果的に妻がするから
妻が黙って家中のことをしてしいる、気づけば結果的に妻がやっている、「手伝って」と言われたけどいつも妻が先にやってしまう……。やりたくてやってるわけではないけれど、自分がやらないと旦那はきっと一生やらない。そう思って最後にはやってしまう妻の姿に、旦那はついつい甘えているのです。
結婚当初に妻がはりきってやってしまったから
結婚当初は「いい妻にならなくちゃ!」「旦那のために何もかもしてあげたい!」と張り切って家事をぜーんぶやろうとしてしまいがち。でもしばらくすると「なんで私ばっかり」と腹が立ってきますよね。
本来は、結婚前や結婚当初に家事の分担などを決めておくべき。旦那の立場からすると、結婚後張り切って家事を一生懸命する妻を見ているので、それが無理していたり苦痛を感じているとは思っていない場合もあります。
いちいちダメ出しをしてくるから
旦那の家事にいちいち口を出す、こと細かにダメ出しをする、「もういい、私がやる!」と怒ったり「頼まなければよかった」と捨て台詞を吐くなど、以前に家事や育児を行ったときの妻の言動に悪い思い出があると家事・育児をする気になれないし、やらない方がマシと思ってしまうかもしれません。
旦那が積極的に動いてくれるようになる方法5つ
先述のように、何もしない旦那にはなにかしら、そうなってしまったきかっけや原因があるかもしれません。ということは、工夫しだいではこれまで何もしなかった旦那も、少しは協力的になってくれる可能性だってあるのです。旦那が積極的に動いてくれるようになる方法を考えてみました。
家事の分担について話し合う
これまで家事の分担について話し合ったことがない夫婦は、ぜひ話し合ってルールを決めましょう。
「やって」と頼むのも、「何もしない」と怒るのも、「言わなくてもやってよ」というのも、最初から分担を決めておけば必要のないことですし、お互い納得のいく割り振りならストレスも溜まらずケンカにもなりません。
女だから、男だからではなく、できれば得意不得意で決めたり、帰宅時間や休日のスケジュールなどに合わせて、お互い無理のない分担を話し合うことが大切。
一度にたくさんのことをさせようとしない
毎日家事をやっている妻に比べると、旦那は家事のビギナークラス。一度にたくさんのことを頼んでも、上手くできなかったり、妻が考える及第点に及ばなかったりすることも考えられます。
一度にたくさんのことを頼まず、「毎日のトイレ掃除だけは何があっても旦那の担当」というように、まずは一つのことを徹底的に上達してもらうのはいかがでしょうか。これまで妻がやってきたクオリティを維持してもらうためにも、少しずつできることを増やしていくほうが、どちらにとってもストレスが少ないといえます。
ささいなことでも「ありがとう」という
これまで毎日家のことを一人でやってきた妻にとって、旦那がちょっと手伝ってくれたくらいでは「やってくれて当然」と思ってしまったり、「私はそれを毎日していたのよ!」と逆に腹立たしい気持ちになったりしてしまうこともあります。それだけ家事・育児って負担が大きいものなんですよね。
でも、せっかく手伝ってもらうのですから、どんな小さなことでも「ありがとう」というように心がけましょう。納得がいかないかもしれませんが、まずは旦那に気持ちよく家事・育児に取り組んでもらう環境づくりも大切なことです。
それでも旦那が何もしないときは……?
いろいろ工夫をしても、それでも旦那は変わらない。そんなときは、どうすればいいのでしょうか。
家事代行サービスやベビーシッターを利用する
いろいろ策を講じても、それでも旦那が何もしないなら、ある程度の諦めも必要です。ただ、諦めてただひたすら家事・育児をするのでは、いつか妻の心と体が壊れてしまいます。
家事代行サービスやベビーシッターなど第三者の力を借りて、気を休めるタイミングを作ってみて。自治体によってはなどリーズナブルな価格で家事・育児のサポートを頼める「ファミリーサポート」などの制度もあります。何もしない旦那に向き合い続けてストレスを感じ続けるよりも、気軽な気持ちでこうしたサービスを利用してみるのも良いかもしれません。
旦那に関することはしないと決める
旦那が何もしないなら、こっちも何もしてやらない。そのくらいの強行作に出るのも一つの方法です。家のことを何もしないというのは、自分の生活や、子供がいる方は子供にも支障が出てしまいますし、なにより衛生的にもよくありませんが、旦那に関することだけなら影響も最小限で済みます。
旦那が脱いだ服を洗濯機に入れないなら、自ら入れるまで放っておく。食器を洗ってと頼んでも洗ってくれないなら、旦那の食器だけ洗わずに置いておく。ちょっと極端な方法ではありますが、言ってもわからないなら強硬手段をとって、無理にでも理解してもらうほかありません。
そういう男性を選んだのは自分だと認める
何もしない旦那を選んだのは、ほかではない自分自身。言わなくてもなんでもやってくれるパーフェクトな旦那を見つけられなかったと認め、納得するしかありません。
身もふたもない言い方ですが、何をしてもダメなら、事実を事実として受け取るほかありませ。その上で、旦那とこれからも人生を歩んでいきたいのか、愛してゆけるのか、先の人生のことも視野に入れて考えてみるのもいいかもしれません。
まとめ
大前提として、このご時世に、共働きであっても家事育児を手伝おうとしない旦那や、たとえ専業主婦でも体調不良や急用があったときなどどうしようもないときは、旦那も家事をするべきだと思います。しかし、いろいろな事情やきかっけで、結果的に何もしない旦那になってしまったということも。
協力的でない旦那の態度が辛い、家事や育児の負担が大きいと感じていることを話し合い、打開策を見つけていけるといいですね。
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コマツマヨ
WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。