目次Contents
▼この記事の要点
- LINEの返信がこないからといって、脈なしだとはかぎらない。仕事で忙しかったり、疲れが溜まっていたりなど、好意の有無とは関係なしに返信が滞る男性は多い
- できるだけ返信しやすくなるように、わかりやすく具体的な内容を送ったり、疑問や質問を投げかけたりすると◎。ダラダラと続けずに、ここぞという場面で大事な連絡だけを送るという手も
- たとえ返信が遅くなかなかLINEがこないような相手でも、デートのお誘いをしてくれたり、実際に会ったときに好意的だったりすればじゅうぶん脈ありの可能性が。回数や頻度にとらわれず、量より質を意識して!
LINEがこない… 返信をくれない男性の心理とは?

※アンケート20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数118名(未回答含む)。
「気になる彼とLINEを交換したものの、なかなか返信がこない」「彼氏とLINEのやりとりが続かない」「いつも返信を待っている」… こんな状態に、心当たりはありませんか?
返信をくれない男性は何を考えているのか、どのような理由で返信をしないのかなど、本記事ではさまざまな角度から解説していきます。また、返信をくれない男性が脈アリなのかどうかもチェックしていきましょう。
◆自分の話ばかりでつまらないと思っている
自分の話ばかりで、どう返していいかわからずに返信してこない男性もいるかもしれません。自分の話ばかりしてしまっては、対等なコミュニケーションが成り立ちません。片方が一方的に自分のことを話すのではなく、お互いに会話のラリーを楽しめるようなやりとりを意識しましょう。好きな男性から返信がこなくなったら、自分の話ばかりしてしまっていないか思い返してみて。
◆他に好きな人ができてしまったから返信したくない
これまで普通に連絡をとりあっていたのに、突然返事がこなくなってしまった場合、残念ながら相手に好きな人や彼女ができた可能性も。仮にあなたを彼女候補として接していたとしても、特定の女性と交際を決める前に3人ほど同時進行でデートし、一番合う人を彼女にするという男性もその傾向があります。マッチングアプリで出会った場合には、よくあるパターンではないでしょうか。だからこそ連絡が途絶えるまでは、女性側も〝愛されているかも、脈アリかも〟と感じてしまいがちですが、これまでいい感じだった人が急に音信不通になってしまったときは、特定のパートナーができているのかもしれません。
◆ヤリモクだから無駄なやりとりが面倒
エッチが目的で連絡をとっている男性は、目的を達成した途端返信をしなくなったり、その気のときだけ返して、それ以外は既読スルーしたりする人が多いよう。もちろん全員が当てはまるわけではありませんが、付き合う前に体の関係を持ってしまっている人は、こういった可能性が高いかもしれません。
◆触れてほしくない話題ばかりでうんざりしている
例えば家族の話題。軽い気持ちで聞いただけでも、実は両親に対してトラウマがあるとか、兄弟とものすごく仲が悪いなど…。人によって家族の形はさまざまです。もちろん、家族の話がタブーだと決まっているわけではありませんし、トラウマなどない人もいます。しかし人によっては、付き合ってもいない段階で家族の話をしつこく聞かれるのを、失礼に思ったり嫌だと感じたりする場合も。また、過去の恋愛についてもあまり深く聞かれたくない男性もいます。あまりしつこく聞くと「何を探られているんだろう…」とあなたに不信感を感じてしまうかも。恋愛の話をするなら、過去の話よりも「結婚願望はある?」「彼女ができたら何したい?」など、未来の前向きな話がいいかもしれません。
◆長文すぎてどう返信していいかわからない
相手のことを考えて返信を寝かせている男性もいれば、長文すぎて返信が面倒になっている男性も。長文LINEは気持ちを冷めさせるきっかけになることもあるので、恋愛中はなるべく控えたほうが◎。丁寧に返信したのに返事がこない… という女性は、どこから返信していいかわからないくらい、さまざまな話題を盛り込んだ長文を送ってしまっていないかチェックを。自分のことを知ってもらいたいからといって、たくさんの文字を打ち込んで一方的に長文を送りつける行為は、アプローチの場においては逆効果です。
◆会話が一方通行で返すのが大変
相手にばかり質問させて、自分は答えるだけでは、相手の男性はいい気がしません。質問に答えたら質問で返す、違う話題を加えて返信する、など工夫しなければ、自然と会話は途切れてしまうもの。何度も何度も質問をされていると、何かを探られたり問い詰められたりしているような気持ちにもさせられます。
◆忙しくて返せない
仕事の忙しさに追われて、プライベートを二の次にしている男性も多いよう。相手と同じ職場でないと状況はわからないし、不安は募りますよね。LINEがこなくなったときはまず、相手の忙しさや仕事の大変さを想像して、寂しくとも待つことが大事です。間違っても追いLINEで責めたり、返信の催促をしたりしないように気をつけて。忙しいなかで返信を迫られると、ますます腰が重くなってしまうかも。
◆会話すでに終了したと思っている
「返信する必要がないとき」(30代・東京都)
「じゅうぶんな連絡を取りあったとき」(30代・北海道)
話題がひと区切りついて、会話のラリーがきりよく終了した場合、〝このLINEのやりとりはいったん終わった〟と認識されていることがあります。用もないのにダラダラとLINEを続けるのが苦手な人もいますし、LINEにすら面倒くささをおぼえている人も多いです。必要なやりとりが終わったその後は、しばらく連絡をとらない期間ができてもふしぎではありません。
◆ただ疲れているだけ
「疲れているとき」(30代・福島県)
仕事やその他のタスクに終われて、プライベートな時間は心身ともに休んでいたいという人もいます。気軽に返信しやすいLINEといえど、相手のことを考えて気を遣ったり、文面を考えたりする元気すらないこともあるでしょう。なるべくそっとしてあげて、お互いに元気なときに気持ちよくやりとりをしたいものです。
◆ほかのことを考えている
「他のことで頭がいっぱい。すぐに返信がきて、他のことができなくなるのが面倒」(30代・東京都)
手軽な使用感ゆえに、〝一度やりとりを始めたら、その後コンスタントに返信がき続けることがある〟点を面倒くさく感じている男性もいるようです。そのためLINEがきたとしても即返信というわけにはいかず、しばらく間をおかざるをえないのかも。相手への好意の有無や愛情の度合いとは別に、単純に〝LINEが面倒くさい〟ということなので、返信を急かさず待つのが吉。
◆相手のことを好意的に思えていない
「苦手な相手の場合」(30代・埼玉県)
「厄介な相手のとき」(30代・東京都)
苦手な人相手だと、LINEの返信速度が遅くなることはあるでしょう。返信をするにも気が重く、放っておいたらついつい時間が経ってしまっていた… なんてケースも。気になる彼がそっけなく、LINEも返さず、距離をおこうとしていることがわかるような態度をとっているのだとしたら、こちらも出方を考え直す必要がありそうです。自分磨きに力を入れ、彼からの印象を変えられるようにしたほうがいいのかも。
◆相手をまだ好きになっていない
「あまり関係性がない人」(30代・愛知県)
「興味がなかったり、自分優先にしたい場合」(30代・埼玉県)
「それほどまだ好きでない。それなりに関係が築いているから、会えばいい」(30代・東京都)
いわゆる〝脈なし状態〟のときは、おのずとLINEの返信も滞りがちに…。この場合は既読スルーや未読スルー状態にもなりやすいようですが、忙しいだけなのか、意図的なものなのか判断するのが難しいところ。ただ、男性100人へのアンケート結果によれば、基本的に既読スルーはしないという男性がもっとも多いそう。しかもそれは、相手への好意の有無とはあまり関係ないのだそうです。
返信がこないと不安になる女性はどうすればいい?

男性からLINEの返事がこなくなる背景には、さまざまな理由や事情があることがわかりました。しかしだからといって、返信がこない不安を完全に拭うのは至難の業。
そこで、〝どんなLINEなら返信したいと思うか〟を、女性100人に聞いてみました! 気になる人にLINEを送る際、参考にしてみてくださいね。
疑問系で送る
「疑問形のLINE」(20代・大阪府)
「質問など疑問系を含むとき」(30代・東京都)
相手に返信をもらうための鉄板テクニック、疑問形でLINEを送るというのもひとつの手。返信しなくても大丈夫そうに思える雑談や、一方的な語り口調でのLINEに比べると、〝返信しなければならない感〟を強めることができます。むりやり疑問形にしてつねに質問をし続けるのは×ですが、時折オープンクエスチョンを交え、相手について掘り下げるようなLINEを送るといいでしょう。
オープンクエスチョンとは、
回答の範囲を制限しない質問。「はい」「いいえ」などの選択肢がなく、回答者が自由に考えて答える質問。「休暇にはどこへ行きたいか」「なぜそう思うか」といった質問など(小学館刊行・デジタル大辞泉より一部引用)
のこと。「はい」「いいえ」で回答できてしまうクローズドクエスチョンに比べると、会話が盛りあがりやすく、LINEのやりとりを自然に続けることができるはず。
重要度が高い内容を送る
「緊急時や急な用事」(30代・高知県)
「大事な要件」(30代・徳島県)
「時間が切迫している」(30代・大阪府)
「こちらの答えがほしい文面」(30代・埼玉県)
思わず相手が「これは早めに返信しなければ」と感じるような、大事な話を送るようにするという人も。日頃から雑談を送り続けるのではなく、ここぞという場面で大切な連絡のみをLINEすれば、そのぶん返信率もあがるかもしれませんね。
わかりやすい内容にする
「返しやすい軽い内容のライン、明確に伝えたい内容が示してあるライン」(30代・神奈川県)
「返信しやすいような内容の文章」(20代・岡山県)
LINEの返信をもらうためには、まわりくどい言い方や読みにくい長文は控え、わかりやすく、伝わりやすい内容を心がけると◎。「返信がこないな…」と感じたときはまず、〝自分が返信しやすい内容を送れていたかどうか〟をチェックしてみましょう。送信ボタンをタップする前に一度読み返して、受け取った側が返信しようと思える内容かどうかを気にかけて。
お誘いは具体的な内容とともに
「デートのお誘い」(30代・埼玉県)
LINEでデートのお誘いをかける人は少なくありません。そのままOKをもらうためには、相手の都合を具体的に聞いたり、明確に行き先を提示したりなど、〝行こうかどうか考えるための材料〟を増やしてあげることが大事。そのためにも、わかりやすく返信しやすいLINEを送れるよう意識してみましょう。
スケジュールは明示する
「予定変更」(30代・北海道)
たとえば、「〇月〇日のライブ、一緒に行かない?」「このあいだ話していた〇日の予定だけど、時間を少しずらしてもいいかな?」など、すでに決まっているスケジュールにかんする内容ならば、相手も返信の必要性を感じはやめのレスをくれそうです。一方的にならないように、相手の意向を伺う思いやりが伝わるとなおよし。
ときにはなにも考えずに返信できるような、ラフな内容もアリ
「何気ない内容」(20代・兵庫県)
クスっと笑ってしまうようなくだらない内容や、深く考えずに返信できるようなネタなど、カジュアルな内容のほうがLINEを返しやすい人もいます。すでに二人の距離がかなり近かったり、お互いにLINE好きだったりする場合は◎です。まだ親しくない間柄や、脈なしの相手には控えたほうがいいでしょう。
興味や思いやりを感じさせる文面
ただの暇つぶしや下心ではなく、〝心から相手に興味をもち、好意的に接している〟ことが伝われば、相手も返信しようという気持ちが高まりそう。思いやりや相手への気遣いは、LINEを長続きさせる大切なポイントです。
彼とやりとりが続かない? LINEで好感度を上げていくためのQ&A

せっかくLINEを交換したのであれば、やりとりのなかで自分の魅力を知ってもらい、好感度を上げていきたいという人は多いでしょう。ここではそんな、〝LINEで好感度を上げていくための方法〟をQ&A形式で解説。
返事がこない状態に悩んでいる人も、やりとりが長く続かないという人も、ぜひチェックしてみてくださいね。
A. LINEは量よりも質が重要です! やりとりを終わらせないことよりも、まずは相手が「返信したい」と思うような内容やタイミングを考えたり、自分磨きをして魅力を高めたりするのが◎
好きな人とのLINEは、どうしてもやりとりの回数にこだわってしまいがちです。そのため「やりとりを終わらせないこと」ばかり頑張ってしまう傾向がありますが、ライターの吉田奈美さんは「連絡は続けることではなく内容が大切」だと言います。
「LINEのやりとりは、本来であれば『相手と楽しい話題を共有したり』『相手のことを思いやったり』『悩みを聞いてもらったり』『次の約束をしたり』、そういう『相手との距離を縮めるツール』であるべきです。『やりとりの内容』こそが最も大事なはずです。なのでこう思うんです。
つまらないやりとり、数を重ねるだけのやりとりは思い切ってやめ、『好きな人と本当に楽しく意味のあるやりとりだけする』と割り切っちゃうとうんと楽になりますよ。続けなくっていいんです。
これ以上続けてももう話題尽きたな、無理やりだなって思ったら自分から終わらせちゃう。質より量ではなく、量より質です」(吉田さん)
彼を楽しませる話題がない… という人もいるかもしれませんが、吉田さんによれば「彼以外の時間を充実させて、彼に楽しい報告ができるようにしよう」という考え方にシフトすれば良いのだそう。
「恋愛は世界が狭くなればなるほどうまくいかなくなります。彼に楽しい報告をする、そのためのネタづくりとして彼以外のこともいっぱい頑張ったり楽しんだりする。これにより自然と彼にLINEするネタも増えます。
またこんな悩みもあるでしょう。『相手のLINEのターンなのに彼が送ってこないから、こっちからは送れなくなっちゃった』そう、なぜかLINEって交互に送り合うのが暗黙の了解になっている節がありますよね。
でもこれにこだわりすぎて『相手のターンなのに来ないから自分からは送れなくなっちゃった』と、自分で作ったルールに自分自らが苦しんでいる人がいます。でもね、ちょっと待ってください。そもそもLINEにそんなルールはないんです。
『今、彼に伝えたいことがあるから送る』、こうシンプルに捉えてください。LINEは便利だし恋人や片思いの相手とつながるための有効なツールですが、自らの心持ちで必要のない悩みを自ら作ってもしまいがちです。
『楽しいから送る、楽しくないなら送らない』もっと気楽にシンプルに捉えてみませんか?」(吉田さん)
まずはベースの考え方を変えることで、LINEがこないからと不安になることも少なくなりそうですね。男性が思わず返信したくなるようなLINEを、こちらの記事でチェックしておきましょう!
Q. LINEで脈ありかどうかを探る方法を知りたいです。今のところ毎日LINEをしてはいるものの、向こうは返信までに時間がかかったり、短文だったりすることが多いです。これって脈なしなのでしょうか?
A. 脈ありサインはLINEの内容や返信頻度に現れることもありますが、それ以上に大切なのは、〝実際に会ってデートができるかどうか〟という部分。たとえどれだけラブラブなLINEをしていたとしても、実際に会おうとするとはぐらかされたり、決定的な言葉を避けられたりしているときは、暇つぶしや営業相手にされている可能性も。一概にLINEだけで判断することはできないので、サインをしっかり見極めることが重要!
まず… LINEでよくある脈ありサインとしては、下記のようなものが挙げられます。
◆「脈ありLINE」の特徴
1. 返信が早い
2. LINEが途切れない
3. デートや食事のお誘いがある
4. 長文や丁寧な内容のLINEが届く
5. 「興味をもたれている」ことが伝わる
(引用元:LINEの脈ありサインとは?【女性100人に聞いた】特徴や対処法について深掘り)
こちらからの連絡に即レス・即反応してくれる場合は、脈ありサインが出ていると考えられますね。こちらの言ったことを覚えていて話題に出してくれたり、具体的にデートや食事のお誘いがあったりするときも、「もっと仲良くなりたい・好かれたい」と思われている可能性が。
現状は毎日やりとりができているということで、返信が遅れることはあれど、何日もLINEがこない…ということはないはず。脈ありの可能性があり、相手はあなたの存在を身近に感じているといえそうです。
もう一歩踏み込んだ深い関係を目指すのであれば、こちらからの返信をいったん控えて距離をおくなど、メリハリのあるやりとりを意識するのもひとつの手。マンネリ気味のLINEがダラダラ続いているだけでは、進展のチャンスやきっかけが訪れにくくなってしまうかも。
こちらの記事では、脈なし状態だった相手を振り向かせるための方法についてもまとめています。〝好きな人とLINEはできているものの、返事がこないこともあり、脈アリなのかどうかすらわからない…〟という人は要チェックです。
最後に
気になる人に勇気を出してLINEを送ったものの、返信がこないまま時間が過ぎてしまったとき…不安や寂しさ、悲しみに押しつぶされそうになると、辛い気持ちになるものです。
しかし、LINEの返信がこないからといって、脈なしだと決まったわけではありません。たとえ彼女や好きな人相手であっても、LINEのやりとりを重要視していない男性はたくさんいます。
落ち込みすぎることなく、次の機会に反省点を活かしつつ、相手がより返信しやすくなるような文面とタイミングを考えましょう。せっかくLINEを交換したのですから、まずは連絡ができる環境を楽しみ、前向きにとらえていくと◎。
TOP画像/(c)Adobe Stock

ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。
数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。
好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。



