Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

line instagram TikTok X facebook search

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. 恋愛・結婚
  3. 恋愛あれこれ
  4. 異性との「曖昧な関係」は終わらせるべきなの? 恋の…

LOVE

2025.05.31

異性との「曖昧な関係」は終わらせるべきなの? 恋の先輩たちに聞いてみた!

「友達以上恋人未満」のまま、関係をはっきりさせない人。男女100人へのアンケートによると、約3割の人にはそんな〝曖昧な関係〟の異性がいるという結果に。男性側からは、「都合がよくて楽」「将来までは考えられない」「告白のタイミングを逃した」などの赤裸々な意見が。状況を変えて都合のいい女を脱するため、勇気を出して本音を伝えたり、距離をおいて連絡を断ったりした経験者もいるようです。何度もデートを重ねているのに、彼女になれる気配がなくて悩んでいる人は必見。本記事では、〝曖昧な関係〟を終わらせるための方法についてまとめました。

▼この記事の要点

  • 男女ともに約3割の人は、〝曖昧な関係〟の異性がいた経験をもつ
  • 男性にとって曖昧な関係は「都合がよくて楽」なものであることも。片思いをしている女性は、好きな気持ちを利用されてしまわないよう注意が必要
  • 曖昧な関係を終わらせるためには、ときには強い意志で連絡を断ち距離をおく必要がある。悔いのない人生を歩むため勇気ある決断を!

【男性に聞いた】曖昧な関係の女性がいたことはある?

男性に聞いた/恋人関係だと言いきれない女性がいたことはある?円グラフ

※アンケート20~39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数119名(未回答含む)。

男性100人に、「『恋人関係』だと言い切れない曖昧な関係の異性がいたことがありますか?」と質問したところ…26.9%が「ある」、73.1%が「ない」と回答。およそ3割の男性には、〝彼女ではない曖昧な関係の女性がいたことがある〟という結果に。

付き合う前に体の関係を持つ男性は約3割というデータもあり、これは曖昧な関係の異性をもつ男性の割合と一致しています。

【女性に聞いた】曖昧な関係の男性がいたことはある?

女性に聞いた/曖昧な関係の男性がいたことはある?円グラフ

※アンケート20~39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。

続いて女性にも、「『恋人関係』だと言い切れない曖昧な関係の異性がいたことがありますか?」と同じ質問をしたところ…今度は30.8%が「ある」、69.2%が「ない」と回答。男性のときよりも「ある」と回答した人がやや多いものの、曖昧な関係の経験者は、男女合わせて全体の約3割といってよいでしょう。

「ある」と回答した人は、相手と恋人にならずに体の関係をもつ、いわゆる〝セフレ〟だったり、ふたりきりで恋人のように出かけ、親友のようになんでも話し合える〝特別な女友達〟だったりなど、さまざまなケースが考えられます。しかし女性の悩みの種になりがちなのは、前者のセフレ状態を維持する男性ではないでしょうか。

お互い了承のうえならともかく、女性側が男性に片思いをしているケースも少なくありません。本命の彼女がいながらセフレをつくる男性もいれば、あえて本命をつくらずにセフレを複数人つくる…という男性も。

女心を弄んでいるという意識が、当の本人にあるのかどうかも怪しいところ。心当たりのある人は、こちらの記事もチェックしてみましょう。

惚れたら負け? 本命彼女になれない女性の特徴とは【男性100人に聞いた】…

【男性に聞いた】曖昧な関係を続けた理由は?

【男性に聞いた】曖昧な関係を続けた理由は?
(c)Adobe Stock

※アンケート20~39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数119名(未回答含む)。

実際に男性がどのようなことを考えているのか、当事者の意見を集めました。女性からするとあまり気分のよいものではないかもしれませんが、男心を知りたい人はぜひ目をとおしてみましょう。

都合がいいから

「楽だから」(30代・埼玉県)
「楽だから」(30代・長野県)
「なんとなく別れがたかったから」(30代・東京都)
「都合がいい」(30代・静岡県)

あまりにも正直な回答ですが、やはり〝曖昧なほうが都合がよくて楽だから〟と考える男性は多いようです。

正式に恋人関係になっているわけではない以上、相手の人生に責任をもつ必要は基本的にありません。将来や結婚のことを考えず、自分の都合のよいときに都合のよい会い方ができるというのは、不誠実ながらも大きなメリットなのでしょう。

もしも自分が都合よく利用されていると感じたなら、ときにはきっぱり断る強さをもつことも大事。「彼女になれないならもう会わない」「彼氏ができたからこういうことはやめる」など、嘘でも相手を拒否する意思を示すのです

「曖昧な関係」に陥ってしまう人は、相手から嫌われたくないあまりに、自分が思ったことがはっきり言えないという一面をもっています。相手からも「この子は絶対NOと言わない」と、甘く見られているのかも。そうならないためには、やはり自分の意思を強くもつ必要がありそうです。

下心があるから

「エッチがしたいから」(30代・和歌山県)
「下心」(30代・鳥取県)
「不謹慎な話だが、その人とスキンシップをとるのが好きだったから」(20代・京都府)

曖昧な関係なのをいいことに、都合よく下心を発散する相手として利用する人もいます。女性側もそれをよしとしているのならともかく、望まぬ妊娠や性病につながるリスクもあるため非常に注意が必要です。

男性側も相手のことを多少なり気に入っていることがあり、まったく脈がないかというとそういうわけでもない…というのが難しいポイント。〝彼女になってほしいわけではないけれど、体の相性がよくふたりの時間は心から好き〟…と思われているケースもあるでしょう。

このような場合は、自分の行動ややり方次第で彼女に昇格できる可能性もあるので、言いなりにならない臨機応変な対応が大事。彼の下心や性欲を満たすだけの存在にはならず、意外性やギャップを演出するのが〇。「この子はいい彼女になるかもしれない」と思わせるような、精神的なよき理解者を目ざすのです。

優しく安心感があり、一緒にいて楽しい気持ちになれる女性は、人としても魅力的。彼女にしたいと思う男性も多いようです。本命彼女を目ざしたい人は、こちらの記事も参考に。

「付き合いたい」と思わせる女性の魅力って? 内面の特徴5選、なるための…

一線を超えたくないから

「セックスしたくなかったから」(30代・東京都)
「恋愛的に好きか友達として好きかわからないから」(20代・大阪府)

あえて一線を超えずに、友人関係でいたかったからこそ〝曖昧な関係〟でいたという人も。この場合は相手とセフレというわけではなく、特別に仲のよい友人関係といったところでしょうか。

相手からすると〝脈ありの男性〟と思える仲にも関わらず、なかなか恋人同士になれないという、非常に複雑な状態です。付き合えそうなのに付き合えない状況が続く理由は、相手が自分を見極めようとしている最中なのかもしれません。焦らずじっくり交流をかさねて、さらなる信頼関係を築くとよさそう。

あるいはアセクシュアルのように、〝恋愛感情の有無にかかわらず、肉体関係を結ぶことに興味がない〟という人もいます。女性側もさまざまな可能性を考慮して、相手が自分と誠実に向き合ってくれているかどうかを見極めましょう。

あくまでも友人関係がよかったから

「フレンドでいたかったため」(30代・福岡県)
「付き合って別れたあと疎遠になるくらいなら、友達のままでいいと思った」(30代・宮城県)

相手が自分にとってあまりにも特別だった場合、〝恋愛関係になっていつか別れるよりは友達のままずっと一緒にいたい〟と思われるパターンもあるようです。

曖昧な関係というよりは、強すぎる想いが招いた両片思いのような状態といえるでしょう。性別という垣根を超えて、一生の友達になれる可能性があるいっぽうで、いつまでもモヤモヤを抱えながら関わらなければならないことも。

このような場合は、〝別れることなどない、付き合ったらきっと幸せになれる〟と相手に確信させる必要があります。たとえ実際に別れるようなことがあったとしても、〝悔いのない選択ができた〟と思わせられれば十分です。

女性は気になる彼にこのような傾向があった場合、自分からの告白を視野に入れて動く必要があります。誠実に相手と向き合い愛しているという気持ちを伝えれば、相手も誠実に受け止めたうえで、選ぶべき道を見極めてくれるでしょう。

異性の友達についての男女の価値観は、こちらの記事でもまとめています。

異性の友達はいる?【100人に聞いた】異性の友達がいることのメリットも

将来までは考えられなそうだったから

「将来性が評価できなかった」(30代・東京都)

異性としては魅力的でも、結婚相手として将来性があるかどうかというと話は別…というパターンも。辛辣にも思える回答ですが、それだけ男性も結婚にたいして慎重であり、女性と恋人関係になることへのハードルを感じているのでしょう。

〝いつも彼の本命になれない〟という女性は、自分の将来性をアピールできるように、自立心をもって仕事や家事に取り組む姿勢をみせるのもひとつの手。料理スキルの向上やさりげない気遣い、優しい笑顔を意識するなど、男性が「ぜひとも自分の彼女になってほしい」と思うような、内面の魅力を磨いていくと本命になれるかもしれません

「この子は遊びでいいかな」などと上から目線で判断されてしまわないような、とびきりのイイ女を目ざしましょう。

男性から見る【いい女】とは? 特徴やエピソードをまとめました

告白のタイミングを逃したから

「告白し忘れた」(30代・北海道)
「特定の相手がいなかったので曖昧な関係が続きました。それ以上の関係になろうと思っていた時期がお互いズレていたと感じています」(30代・埼玉県)

告白にはタイミングが重要。お互いの恋愛モチベーションが一致しており、かつ同じ方向を向いているときに告白しないと、そのままずるずると曖昧な関係が続いてしまうことも。告白する前に体の関係をもってしまうと、よけいにその傾向があるようです。

相手が本命であればあるほどに、曖昧な関係になることは徹底的に避けたほうがよいでしょう。すでにそうなってしまった場合は、軌道修正のためにいったん会うのを控えたり、自分から告白したりするのもひとつの手。相手もあなたに本気ならば、そこで正式なお付き合いが始まる可能性はあります。

逆にそこで顔が曇ったり、返事を濁したりするようならば、相手はあなたの好意を利用していた可能性が。いい機会と思って勇気を出して離れるか、自分を磨きつつ再びチャンスを狙うのも〇。

社会人が告白する最適なタイミングはいつ?【女性100人に聞いた】成功しや…

相手の気持ちがわからないから

「相手が自分を好きでいてくれているか不安だったから」(20代・京都府)
「曖昧な関係を求められていた」(20代・大阪府)

曖昧な関係に悩んでいるのは、女性ばかりではないよう。男性が女性側に翻弄されて、相手の気持ちをわからず不安になっているというパターンも。

あるいは女性側が、あえて曖昧な関係を希望している場合もあります。「今は彼氏はいらない」と考えていたり、あるいはほか本命の男性がいたりなど、曖昧な関係のほうが女性にとって都合がよいケースもあるようです。

いわゆる小悪魔的な一面をもつ女性や、魔性の女と呼ばれるようなモテる女性は、男心を振り回すことがあるのかも。女性優位のケースといえますが、男性側が見切りをつけて他の相手にいかないよう、真摯に向きあう必要がありそうです。

魔性の女ってどんな人?【100人に聞いた】好かれる&嫌われる理由や芸能人…

【女性に聞いた】曖昧な関係の男性とのその後は?

女性に聞いた/曖昧な関係の男性とその後どうなったか/円グラフ

※アンケート20~39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数120名(未回答含む)。

曖昧な関係の男性とはその後どうなりましたか?」という質問の結果は以下のとおり。曖昧な関係に悩む女性たちは、相手の男性とどのような結末を迎えたのでしょう。

・付き合った…18.6%
・曖昧な関係のまま…23.3%
・曖昧な関係を終わらせた…53.5%
・その他…4.7%

最終的に彼女に昇格し、彼の恋人になったという人が約2割。曖昧な関係がそのまま続いたという人も約2割…というなかで、関係を終わらせたと回答した人が5割以上を占めています。

理不尽な想いをしてでも、たとえ片思いでも、彼と関われることを支えにそばにいる…辛く情熱的な恋も、それはそれで経験としてかけがえのないものでしょう。しかし先の見えない関係をずっと続けるだけでは、時間も体力も、お金も無駄になってしまうかもしれません。

勇気を出して関係をはっきりさせるために動くことも、幸せを掴むためには大切なはず。とくに将来結婚や出産を視野に入れている人は、期限を決めて動く必要もありそうです。

「曖昧な関係」を終わらせる方法とは?

「曖昧な関係」を終わらせる方法とは?
(c)Adobe Stock

いろんな手段を尽くしたけれども、恋人同士になれる見込みがない場合は、早めに関係を終わらせるのも賢明な判断といえそう。恋の先輩方はどのような方法で曖昧な関係を終わらせたのか、経験談を集めました。

連絡を断った

「こちらから連絡を絶った」(30代・宮崎県)
「だんだん距離をとった」(30代・千葉県)
「連絡を絶った」(30代・青森県)
「連絡を徐々にとらなくなった」(20代・東京都)
「連絡先をブロックした」(20代・山梨県)
「突然連絡を絶った」(30代・神奈川県)
「自分から連絡をすることをやめた」(30代・大阪府)

相手はあなたに対して「どんなときでも連絡がとれて、一緒にいることが当たり前」だと思っているのかもしれません。そのままだと、なかなか次のステップには進みにくい状態といえます。

見込みがないと踏ん切りがついたのならば、思いきって連絡先を消してみたり、自分から連絡を取るのをやめたりして、関係を終わらせるのも解決方法のひとつ。「都合よく利用されるだけの女にはならない」という意思を示すことで、すっきりと清算できるかも。

自然に距離が離れた

「卒業して会わなくなった」(30代・神奈川県)
「自然に」(30代・大阪府)
「自然と連絡を遮断」(30代・島根県)
「自然に連絡を取らなくなった」(20代・神奈川県)

名前のついた関係をもっていないことを利用して、少しずつ距離をおき自然消滅を狙うという方法も

揉めることもなく穏便に恋を終わりにできるので、かえって都合がいいかもしれません。曖昧な関係だったからこそ、別れの際もあえて曖昧なまま、ぼかすようなかたちで関係を終わらせることができるのかも。

新たな環境に身をおき恋愛以外のことに集中したり、自分の時間を大事にすることで、徐々に相手のことが気にならなくなることも。限りある一度きりの人生をより豊かにするという意識をもって、自然に彼から離れられればベストです。

自然消滅する期間はどのくらい?【女性100人に聞いた】気づくきっかけや避…

会わなくなった

「もう会えないと伝えた」(30代・東京都)
「縁を切った」(30代・東京都)
「見切りをつけた」(30代・香川県)
「連絡頻度を減らし、会わなくなった」(30代・大阪府)
「会いに行くのを自分からやめた」(30代・東京都)

曖昧な関係である以上、恋人同士のようにコンスタントに会う必要性はありません。それを利用して、自然に会う回数を減らしていけばやがて関係も終わっていくでしょう。

寂しさや人肌恋しさから、つい「会いたい」と言いたくなってしまいそうですが、それをぐっとられるかが鍵。相手から都合よく呼び出されたとしても、それを無視して新たな出会いを探しに行くくらいの気概が必要です。

ほかの人との縁があった

「ほかの男性とお付き合いした」(30代・北海道)
「婚約者ができたといって私から離れた」(30代・大阪府)
「本当に自分のことを大切にしてくれる人を見つけた」(20代・福岡県)
「彼氏ができた」(30代・埼玉県)

本当に大切にしてくれる運命の人と出会い、幸せをつかんだという人も。あるいは相手にそのようなパートナーができていしまい、関係を続けようがなくなった人もいます。

曖昧な関係とはいえ長く時間をともにした人の場合、離れるのは寂しいかもしれませんが、できれば自分を幸せにしてくれる人を大切に、理不尽に傷付けられることのない恋愛をしたいものですね。

失恋から立ち直る期間はどれくらい?【女性100人に聞いた】そのきっかけ&…

真剣に話し合いをした

「ちゃんと将来を視野に入れられる人を探すから、と直接伝えた」(30代・愛知県)
「友達以上恋人未満であったので、友達以下の関係になろうとお互いに割りきった」(30代・愛知県)

一度複雑な関係性を築いてしまうと後戻りしにくく、沼ってしまいます。そんな後悔をしないように、自分の気持ちを正直に伝えることも大切です。

断り方も重要で、曖昧に言うのではなく、はっきりと自身の気持ちを伝える勇気をもちましょう。断ったことで不機嫌になるような男性は最低なので、きっぱり切り捨てる判断をしてもいいと思います。

告白したものの振られた

「結局最終的に告白して綺麗にフラれた」(30代・大阪府)

相手と今後交際に発展させたいと考えているようならば、体の関係になる前に関係性を確認しておくと◎! いわば、〝土壇場での告白〟です。そのタイミングで彼氏彼女の関係になれれば、本来そう大きな問題は起こらないはず。

しかし相手にその願望がないのなら、体の関係に発展させるのは避けたいところ。振られてしまったことをいいきっかけと思うのが一番ですが、そううまくいくとはかぎりませんよね。たくさん悩み傷ついたぶんだけ、まずは自分を癒し、甘やかすための時間をとりましょう。

友人との時間を大切に過ごしたり、趣味や好きなものに没頭したりするのもおすすめ。勇気を出して告白した自分を、たくさんほめてあげてください。誠実に想いを伝えることができたあなたには、もっと誠実な人が似合うはず!

都合のいい女にならないために…曖昧な関係を終わらせるためのQ&A

都合のいい女にならないために…曖昧な関係を終わらせるためのQ&A
(c)Adobe Stock

それでは最後に、都合のいい女にならないためのポイントをQ&A形式で解説。心当たりのある女性はしっかり目を通して、幸せへの道を切り拓きましょう!

Q.いつも好きな人の彼女になれずセフレ止まり。付き合う前に体の関係をもつのをやめたいけれど、好きな人相手だとこちらも嫌ではないので断れず…

A.本当に付き合いたい相手とは、事前に体の関係をもつことを控えたほうがよいでしょう。とはいえセフレから恋人になり、結婚できる人だっているはず。現状からの逆転を目ざして、ときには駆け引きをしながら魅力をアピールしてみて!

まずは前提として、付き合う前には体の関係にならないほうがいいですよね。おそらくは雰囲気に逆らえず、体の関係になってしまった人がほとんどだと思います。

体の関係になってしまいそうなタイミングって、なんとなく空気感で察することができるもの。そんなときは、心の中で「ちょっと待った」とブレーキを踏むことができれば、雰囲気も一変するはず。

人として深く知る前や大切な存在になる前に、甘〜い空気をつくらないようにしましょう。女性側もそういった雰囲気にならないように予防線を張っておかないと、相手から「そっちもそういう雰囲気だったじゃん?」と言われてしまうかもしれません。

すでに体の関係になってしまったという人は、ここからの行動が勝負です。まずは、彼の呼び出しや連絡に即座に反応するのを控えましょう。男性側が「この子は絶対に自分に脈ありだな」と安心しきってしまうと、「曖昧な関係」から脱するのも難しくなります。

彼が人生の中心であり、彼のいうことならなんでも聞いてしまう…というような状態にあると、彼もそれを理解したうえであなたを利用する恐れが。ときには誘いを断ったり、返信を遅らせたり未読スルーをしたりなど、〝彼がいないところでも忙しく過ごしているあなた〟の姿を匂わせてみて

そして次に、自分を愛する気持ちを育んでいきましょう。

自己肯定感が低く、自分に自信がない女性の場合、少しでも自分を求めてくれる男性がいることに舞い上がってしまい、体の関係になってしまうことも多いよう。

自分を大切にするということは、ありのままの自分を認めてあげて受け入れてあげること。自分の身を守るためにも、自分から意見を言ったり選択したりできるような、強い意思を持った女性になれたら素敵ですよね。

Q.曖昧な関係がつらくて告白したけれど、「今は彼女はいらない」と言われてしまった。仕事が忙しくて余裕がないらしいけど、いつかの可能性に賭けていいの?

A.彼女がいらない理由に自分が納得できるかどうかが大事。どんなに多忙な芸能人でも、日夜練習に励むスポーツ選手でも、本命の彼女とはしっかり愛を育みゴールインするものです

たとえば彼が四六時中仕事をしていて、曖昧な関係のあなたにさえめったに会うことができないというのなら、「今は彼女をつくる余裕がない」といわれても納得できる部分があるでしょう。

ですが友達と楽しそうに飲み会ばかりしていたり、しょっちゅう旅行に行っている彼に「今は忙しい」と言われたならそれは、〝彼女がいらない〟のではなく、〝ほかを削ってでもあなたに時間を割きたいとまでは思えない〟ということです。すでにほかの本命彼女がいる可能性もありますし、仕事の忙しささえ疑わしいもの。

厳しいことを言うようですが、曖昧な関係を維持しようとする男性は、女性を都合よく利用しようとしていることも多いです。あなたの告白にたいして「〝今は〟彼女はいらない」と曖昧な回答をする時点で、その男性は不誠実な一面があるといえるでしょう。

結果論として、彼にとってあなたは、自分のなにかをなげうってでも手に入れたい存在ではないということになってしまいます。それにもかかわらずあなたに触れたり都合よく呼び出したりするような人のために、自分を差し出す必要はないのです。

彼の話や態度に、あなたが心から納得できているのであれば問題はありません。彼はあなたを信じさせるほどの説得力をもった男性であり、あなたはそれを信じることができる女性ということで、時が来たら結ばれる可能性もあるでしょう。

ですがもしそうではないのなら、別れを視野に入れるべき状態である…ということは頭に入れておくべき。どうしても離れられないのなら、並行して新たな出会いを探したり、いずれ出会うかもしれない運命の人のために自分磨きをしたり、彼に依存しないための道を拓いておくのが吉。

最後に

そもそも、曖昧な関係を終わらせたいのかどうかすらわからず、〝好きな人と一緒にいられるだけでも幸せ〟と感じている人もいるでしょう。はっきり彼を問い詰めることができずに、いつまでも曖昧な関係をダラダラ続けしまう女性もいるかもしれません。

ですが、その行動が逆に自分を苦しめるだけになってしまう可能性も考えられます。いくら好きな人と関わることができているとはいえ、悩み、不安をおぼえ、これから先もこのままでいいとは思えないからこそ、こうして本記事にたどりついたのではないでしょうか?

もしできるのであれば「自分のことをどう思っているか」「今後彼女に昇格できそうなのか」など、疑問に思う部分を相手に聞いてみるのが1番。難しいようならば、恋愛に関する簡単な質問をいくつか投げかけてみてください。そのときの反応を確かめて、核心に触れてみましょう。

将来的なことも視野に入れて彼女という関係を望んでいるのに、なかなか状況が変わらないようならばその相手との未来は諦めるのもひとつの選択です。辛いことかもしれませんが、その選択があなたの未来をよい方向に変えてくれるかも。

本当に自分を大切にしてくれそうな相手を新たに探して、心から「幸せ」と思える恋愛ができることを祈っています。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

ミナ・サントリーニ

ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。

数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。

好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。

▼あわせて読みたい

Today’s Access Ranking

ランキング

2025.06.12

編集部のおすすめ Recommended

Follow Us!

Oggiの公式SNSで最新情報をゲット!

メールマガジン登録はこちら

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

Feature

スマートフォンプレビュー

LINE公式アカウント 友だち募集中

働くすべての女性に向けて、
今すぐ役立つ「ファッション」「ビューティ」「ライフスタイル」
情報をお届けします。