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【100人に聞いた】「曖昧な関係」を続けている人がいますか?
※アンケート20~39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に「曖昧な関係」を持っている人がいますか? と質問したところ、はい… 22.5% いいえ… 77.5%との結果になりました。
今回のアンケートで「はい」と回答したのは全体の2割程。割合的にそこまで多いとは言えませんが、「はい」と答えた方の中には「好きな人に恋人がいたので進展できなかった」「自分も相手も既婚者なので、曖昧な関係になってしまった」などの意見も。
【性格編】「曖昧な関係」を続けている人の特徴とは?
このように「曖昧な関係」を続けてしまう女性には何か共通点があるかもしれません。ここでは、みなさんからのアンケート結果をもとに、「曖昧な関係」を続けている人の性格の特徴について紹介していきます。
【1】断れない
「曖昧な関係」に陥ってしまう人は、相手から嫌われたくないあまりに、自分が思ったことがはっきり言えないという一面を持っています。これは、曖昧な関係を続けている人のほとんどに当てはまる特徴とも言われています。
相手からも「この子は絶対NOと言わない」と、甘く見られているかもしれませんね。
「断れない人」(20代・宮城県)
「親友なのに、自分の本音をはっきり言わなきゃ伝わらないと思った。お互いのことをしっかり理解し、ぶつかるとは、ぶつかるべき」(20代・東京都)
「自分気持ちを隠している」(30代・静岡県)
【2】優柔不断
自分の中で答えが決まっていても、相手の顔色を伺う癖があると、正しい選択ができずに「優柔不断」な判断をしてしまいがち。
最初は「それでもいい」と思っていても、そのうちその環境に息苦しくなってしまい、本当の自分が分からなくなってしまう… ということもあるので要注意!
「優柔不断」(30代・大阪府)
「八方美人」(30代・岐阜県)
「優柔不断、優しいところがある」(20代・神奈川県)
【3】恋愛依存
幼少期の愛情不足などが原因で、自分に自信がなくて相手に尽くし過ぎてしまう「恋愛依存」タイプの女性は、曖昧な関係になりやすいというデータもあるとの噂。
本当に幸せになりたいと思うのであれば、依存にメリットがないことを自覚して自立できるように意識するのが良いですね。
「常に恋していたい」(30代・茨城県)
「白黒つけたくない。誰かのものになりたくない」(20代・北海道)
「友人より恋愛優先」(30代・熊本県)
【4】自由人
いつも自分に正直で好きなように生きていきたいと感じている自由人な人は、世の中のルールや常識にとらわれたくないと思っているのかも。
誰の意見にも左右されたくないので、友人からのアドバイスにも耳を傾けずに、曖昧な恋愛に夢中になるのでしょう。
「人に相談する割には、意見を聞かずに自分で決めてしまう」(20代・山口県)
「話しても響かない。無視する人」(30代・埼玉県)
「好きなように過ごしたい」(30代・千葉県)
【行動編】「曖昧な関係」を続けている人の特徴とは?
「友達以上恋人未満」の関係から抜け出すには、自分の常日頃の行動を見返してみるのも大切なこと。少し行動を変えただけで、相手の反応が変わるかもしれません。ここでは、「曖昧な関係」を続けている人の具体的な【行動】を確認していきましょう。
【1】ひとりでいることができない
常に誰かと行動をしたい寂しがり屋な女性は、寂しさを埋めるために男性と肉体関係を持ってしまい、曖昧な関係を築いてしまいます。
男性からすると「いつでも呼べば会いに来てくれる女性」という認識で、都合のいい相手として遊ばれてしまうことに。
「寂しがり屋」(20代・和歌山県)
「常に誰かといたい願望が強い」(30代・広島県)
「誰かに甘えていたい。ひとりで何もできない」(20代・香川県)
【2】連絡が多い
このままズルズル曖昧な関係を続けてしまうとわかっているのに、毎日連絡をしてしまうマメな女性も。
男性側が「この子は絶対に自分に脈ありだな」と安心しきってしまうことで「曖昧な関係」になってしまうかも。
「ダメだとわかっていても連絡先は消せず自分からLINEしてしまう」(30代・大阪府)
「毎日連絡をする」(20代・奈良県)
【3】異性関係がだらしない
特別な彼氏という存在は作らずに、自ら曖昧な関係を望んでいる人もチラホラ。
「だってどっちも好きなんだから仕方ないじゃん」と開き直り、軽い気持ちで恋愛を繰り返しているのかもしれませんね。
「不倫している」(30代・京都府)
「あまり興味のない異性とも仲良くする。フッ軽」(20代・富山県)
「曖昧な関係」を終わらせる方法とは?
いろんな手段を尽くしたけれども、恋人同士になれる見込みがない場合は、早めに関係を終わらせる流れを作るのも賢明。スッキリして新しい一歩を踏み出せるような方法を7つピックアップしてみました。
【1】雰囲気に流されない
雰囲気に逆らえず、体の関係になってしまった人がほとんどだと思います。人として深く知る前や大切な存在になる前に、甘〜い空気を作らないようにしましょう。
女性側もそういった雰囲気にならないように予防線を張っておかないと、相手から「そっちもそういう雰囲気だったじゃん?」と言われてしまうかもしれません。
「適度にスキンシップを取りつつも上手くかわす。やんわりと断る」(30代・埼玉県)
「付き合う前に隙を見せない。夜のデートの場合、あまり遅くならないうちにさっと帰る」(30代・茨城県)
「誘ってきたらまだ早い、怖いなどと言ってごまかす」(30代・愛知県)
「雰囲気とかに流されないこと!」(30代・広島県)
「身体を許してくれそうな雰囲気を出さない」(20代・広島県)
【2】自分を大切にする
自己肯定感が低く、自分に自信がない女性の場合、少しでも自分を求めてくれる男性がいることに舞い上がってしまい、体の関係になってしまうことも多いよう。
自分を大切にするということは、ありのままの自分を認めてあげて受け入れてあげること。自分の身を守るためにも、自分から意見を言ったり、選択したりできるような、強い意思を持った女性になれたら良いですよね。
「安売りしない」(20代・神奈川県)
「自分で守る」(20代・北海道)
「自分をしっかり持つしかない」(30代・北海道)
「自分を安売りしない気持ちを持つこと」(20代・愛知県)
「自分でしっかりと線引きする意思を持つことです」(30代・神奈川県)
【3】冷静に考える
体の関係になってしまいそうなタイミングって、なんとなく空気感で察することができますよね。そんなときは、心の中で「ちょっと待った」とブレーキを踏むことができれば、雰囲気も一変するはず。
感情だけで全てを進めるのではなく、普段から理論で物事を考えられるように癖を付けておきましょう。
「一ヶ月後、一年後、10年後先の自分がその関係を続けて、自分はどう思うか想像する」(30代・愛知県)
「自分のやるべきことをはっきりさせること」(20代・神奈川県)
「曖昧な関係にある人がこの先の人生に必要な人物かどうか考えると、曖昧なまま過ごしていた時間がどれだけ無駄だったか気づくと思う」(20代・岩手県)
「相手の人とどういう関係になりたいのかを考える」(30代・神奈川県)
【4】意思表示をする
一度複雑な関係性を築いてしまうと後戻りしにくく、沼ってしまいます。そんな後悔をしないように、自分の気持ちを正直に伝えてみるのもおすすめ。
断り方も大切で、曖昧に言うのではなく、はっきりと自身の気持ちを伝えられる勇気を持ちましょう。断ったことで不機嫌になるような男性は最低なので、きっぱり切り捨てる判断をしてもいいと思います。
「いやだということをはっきりと伝える」(30代・埼玉県)
「キッパリ断れるようになる」(20代・神奈川県)
「はっきりと断る勇気が必要」(30代・千葉県)
「線引きをきちんとする」(30代・香川県)
【5】関係をはっきりさせる
相手と今後交際に発展させたいと考えているようならば、体の関係になる前に関係性を確認しておくと◎! そのタイミングで彼氏彼女の関係になれれば、そのまま行為に及んでもよいかもしれません。
しかし、相手にその願望がないのなら、体の関係に発展させるのは避けたいところ。白黒はっきりできるとスッキリして、モヤモヤした気持ちも晴れますよね。
「相手が自分のことをどう思っているか聞く、もしくは自分が相手をどう思っているかしっかりと伝える」(20代・山口県)
「勇気を出してお互いの関係性についてどう思うのか確認する」(30代・広島県)
「勇気を出して決断して、関係を一掃するしかない」(30代・千葉県)
「自分の思っていることを伝えて、関係を前進させる」(30代・埼玉県)
「自分ではっきり今後どうしたいのか関係を聞いて、答えが返ってこないようなら自分から去る」(30代・佐賀県)
【6】連絡をとらない
相手はあなたに対して「どんなときでも連絡がとれて、一緒にいることが当たり前」だと思っているのかもしれません。そのままだと次のステップに進めにくい状態。
見込みがないと踏ん切りがついたのならば、思い切って連絡先を先を消してみたり、自分から連絡をとることをやめて関係を終わらせるのも解決方法のひとつ。
「こちらから声をかけない」(30代・岡山県)
「スパッと連絡を絶つ」(30代・神奈川県)
「連絡しないでブロック消去」(20代・群馬県)
「連絡をこちらから一切しない」(30代・愛知県)
「連絡先削除」(30代・神奈川県)
【7】自然消滅を待つ
名前の付いた関係を持っていないことを利用して、少しずつ距離を置いて自然消滅を狙うという方法も。
揉めることもなく穏便に恋を終わりにできるので「かえって都合が良い」という意見を持っている女性が多いように感じました。
「時間。自然消滅」(30代・大阪府)
「自然に距離を取る」(30代・愛媛県)
「勝手に疎遠になる」(30代・東京都)
「徐々にフェードアウトしていく」(30代・福岡県)
「自分が遠くに引っ越す」(30代・三重県)
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最後に
これ以上関係が進展しない事実を恐れて、いつまでも曖昧な関係をダラダラ続けしまう女性もいるかもしれません。ですが、その行動が逆に自分を苦しめるだけになってしまう可能性も考えられます。
もしできるのであれば「自分のことをどう思っているか」「今後彼女に昇格できそうなのか」など、疑問に思う部分を相手に聞いてみるのが1番。難しいようならば、恋愛に関する簡単な質問をいくつか投げかけてみてください。そのときの反応を確かめて、核心に触れてみましょう。
将来的なことも視野に入れて彼女という関係を望んでいるのに、なかなか状況が変わらないようならばその相手との将来は諦めるのもひとつの選択です。
本当に自分を大切にしてくれそうな相手を新たに探して、心から「幸せ」と思える恋愛ができることを祈っています。
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