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【男性100人に聞いた】本命の彼女ではない人とも付き合えるの?
※アンケートは20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数121名(未回答含む)。
男性100人に「そこまで好きではない、本命ではない相手と付き合ったことはありますか?」と質問したところ、21.5%の人は「ある」、78.5%の人は「ない」と回答。少数派といえど、約2割の男性が本命ではない人とも付き合ったことがあるようです!
せっかくお付き合いするからには、お互いが本命でありたいですし、ほかの人など目に入らなくなるような恋愛がしたいものですよね。しかしながら…本命か否かがわかれてしまうポイントは、いったいどこにあるのでしょうか。
そこで今回は男性の体験談や意見を参考に、本命彼女になれない人の特徴や、本命になるための方法について考察していきたいと思います。
本命彼女ではない人と付き合ったエピソードを紹介

まずは、本命ではない相手と交際にいたる理由や経緯を体験談から紹介します。リアルな声ですから、自分が本命になるための手がかりが隠されていそうですね。
相手にアプローチされたから
「アプローチが上手だった」(30代・福島県)
「向こうから好意を寄せてきたが、それまでは異性として見ていなかった」(30代・東京都)
「あまり好きではなかったが、告白をされてなんとなくOKした」(30代・大阪府)
「相手に言い寄られ、押し切られる形で付き合った」(30代・埼玉県)
「告られたから、とりあえず」(30代・京都府)
相手からのアプローチがあり、押されて付き合ったという回答が。女性からすると、一見告白が成功してお付き合いにいたった…という理想的な展開にも思えます。しかし相手には、本命ではないと認識されている複雑な状況です。モテる男性にはよくあるパターンなのでしょうか?
恋愛対象として興味を持てなかった相手でも、言い寄られればOKするという男性は少なくないようです。
勢いやそのときの気分で
「勢いで」(20代・兵庫県)
「そのときの気分」(30代・茨城県)
「若かった」(30代・福島県)
たとえ本命ではなかったとしても、若気の至りや気分の盛り上がりでお付き合いにいたることも。その場の雰囲気や勢いで付き合った、という回答です。ノリと気分で告白されたり、あるいは告白をOKされたりしては、本気の愛を育めるなど考えにくいものです。軽い・チャラい印象から、付き合っているうちに浮気されるのではといった不安も生まれかねません。
会話が盛り上がった勢いのままに、付き合うことになったら要注意かも…?
寂しかったから
「寂しかったからとりあえず」(30代・福井県)
「仕事が忙しく心の余裕がなかった頃、何気なく立ち寄った飲み会で知り合った彼女は、癒し系で気軽に話せる存在だった。特別な魅力は感じなかったが、会話が楽で一緒にいるとホッとできた。孤独を埋めたい気持ちや、ただ誰かにそばにいてほしいという欲求から、深く考えずに付き合うように。しかし時間が経つにつれて、自分の心が本当に求めていたものとは違うと気づき、本命ではない彼女との関係に疑問を持つようになった」(30代・東京都)
心の寂しさを埋めるために、本命ではない相手と交際したとの回答も。誰にだって、ひとりを寂しく感じる瞬間はあるものです。自分がつらいとき、よき理解者が現れれば心が揺れてしまう人もいるでしょう。
ですが、そのように自分を癒してくれた特別な相手でさえも、本命にはならないことがあるようです。
恋愛経験が少なかったから
「あまり恋愛してなかったから」(20代・東京都)
「そもそも付き合った回数が少なくて」(30代・愛知県)
相手が本命かどうか以前に、そもそも自身の恋愛経験が少ないという人からの回答も。経験のなさなどから、とりあえず付き合ったケースでしょうか。この場合、たとえそのときは本命でなかったとしても、振り返れば大事な恋愛になっていた…ということもありえそう。
本命彼女になれない女性の特徴

では、本命になれない女性の特徴を、男性はどのようにとらえているのでしょうか。
「いつも都合よく使われてしまう」「本命の彼女になりたいのに、なかなかうまくいかない」「もしかして私ってキープかも…?」と一度でも感じたことがある人は要チェック!
特徴を確認し、愛されるためのヒントを得ていきましょう。
品がない
「品のない喋り方の人」(30代・東京都)
「うるさい」(20代・岐阜県)
品とは、
人や物にそなわっている、好ましい品格・品質(引用元:小学館『デジタル大辞泉』)
のこと。どれだけ完璧な女性であったとしても、ガサツだったり、騒がしかったりすると印象がダウンするとのこと。言葉の選び方や声色、仕草など、気品ある振る舞いをしているかが本命度に関わるようです。服装や髪型・メイクなどの身だしなみに関しても、相手に品を感じさせるチョイスをすると盤石でしょう。
彼のためだけでなく、せっかくなら自分のためにも品のある女性を目指したいところですね。
不誠実な性格
「軽い感じ」(30代・埼玉県)
「何事も軽い」(20代・兵庫県)
「嘘をつく」(30代・東京都)
「八方美人」(30代・東京都)
「表裏がある人」(20代・和歌山県)
嘘をついてしまう人や八方美人、裏表があるなど、人として不誠実に思える女性との意見が。本命に相応しい人間性かどうかを、男性はしっかり見極めようとしているようです。女性が誠実な相手を求めているのと同じように、男性もまた、そのようなお付き合いができる人を望む…ということでしょう。
依存体質
「少しでも連絡がこないといろいろ言ってくる人」(30代・埼玉県)
「一緒にいて居心地がいいが、特別な魅力や刺激がないと感じられる。 自己肯定感が低く、相手に依存しがち。 相手に合わせすぎたり、自己主張が少なく自分の意見を持たないことが多い」(30代・東京都)
恋愛依存症の気があると、本命彼女には選ばれにくいようです。「彼がいないと生きていけない」「彼が人生のすべて」と考えているような女性は、一見すると愛情深くかわいらしい性格にも思えます。ですが、本命として真剣な交際をするには、少々あやうい面があると感じている模様。
恋愛の前に、自分の人生を楽しむことを忘れないようにしたいものですね。
自分好みのタイプではない
「あまりかわいいと感じない人」(30代・東京都)
「顔がタイプでない」(30代・福井県)
特徴というよりも「自分とは合わなかった」といった回答ですが、好みのタイプが本命度に関係するという意見も。決して、美しくなければ本命彼女にできないということではなく、自分のタイプと一致するかが大事ということでしょう。今はインターネットを通じて、さまざまな美容情報を簡単に手に入れられる時代です。彼の好みをリサーチし、メイクやファッションで寄せていくのもひとつの手ですね。
相性が悪い
「性格が合わない」(30代・大阪府)
「価値観」(30代・島根県)
「一緒にいたいと思えない女性は、本命にはならないと思う」(30代・北海道)
こちらも前述の「好みのタイプではない」と似た意見。お互いの価値観や性格は、今後のお付き合いに大きく影響する部分です。男性も、「本命とは将来を見据えてお付き合いをしたい」と思うからこそ、相性のよさを重視しているように思えます。
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本命彼女になるためのポイント

それでは最後に、本命彼女になるためのポイントを確認しましょう。男性からの意見を踏まえつつ、今できることを探す前向きな姿勢はすでに、本命としての素質にあふれているはず。だからこそ大切なのは、努力の方向性を間違えてしまわないことです。
大好きな彼の本命彼女になれるよう、大事な部分をしっかりおさえていきたいですね。
自分磨きに力を入れる
「自分磨きをする」(20代・千葉県)
「女子力向上」(20代・山口県)
「性格美人になるように努力する」(30代・神奈川県)
「内面を磨く」(20代・東京都)
「努力、自分磨き」(20代・長野県)
魅力的な人が必ずと言っていいほどやっている、自分磨きは重要です! 自分磨きとはなにも、外見に限った話ではありません。彼に憧れられるような美しい性格を目指して、内面も豊かに育みましょう。品のある話し方や仕草など、あなたをより魅力的に見せるためのポイントはたくさんあります。
目標を立ててポジティブに頑張ると気持ちも明るくなり、自分に自信がついて、どんどん素敵な人になっていくはず。興味を持ったことには積極的に参加して、人生の経験値を積み上げていきましょう。自分が変わっていくことで人間関係も様変わりし、やがては本命になれるかもしれません。
誠実に、素直に生きる
「誠実であること」(30代・大阪府)
「誠実でいること。連絡をまめにする」(30代・千葉県)
「自然体の自分でいる」(20代・京都府)
「素直になる」(20代・沖縄県)
「自分を偽らない」(30代・宮城県)
「相手の人間性を好きになる。自分らしくいる」(30代・東京都)
自分らしく、素直に、誠実に。ありのままの自分自身で相手と向き合うことが、本命に相応しい信頼関係を築くことへ繋がるでしょう。恋の駆け引きや探り合いに慣れすぎて、お互いの心を疑うようになってしまってはいけません。相手の気持ちを試したり、自分に嘘をついたりするのはもったいないことです。
関係性に疲れてしまわないためにも、まずは素直な気持ちを大切に彼と接しましょう。
相手の気持ちも尊重する
「心やさしくなること」(30代・愛知県)
「相手を思いやること」(30代・埼玉県)
「やさしさ」(30代・東京都)
「相手を尊重すること」(20代・埼玉県)
「相手の気持ちを考える」(30代・群馬県)
「親しくなっても礼儀を忘れない」(20代・栃木県)
尊重されたいと思うのならば、まずはこちらが相手を尊重することも大事ですね。どれだけ親しい間柄だとしても、礼儀を忘れず配慮を大切に、相手を気づかいながら接すること。それは本命になった後でも、お付き合いを続けていく上で大切なことです。
彼の気持ちがわからないと感じたときこそ、思いやりの心を大切に。本命になりたいという自分の気持ちを、押しつけすぎないように注意しましょう。
自分を強く持つ
「自分自身をよく知ること」(30代・長野県)
「自分を大切にする」(20代・千葉県)
「自分に自信をつける」(20代・広島県)
「尽くしすぎない。お金を貸さない」(30代・宮城県)
「すぐに体を許さない」(30代・愛知県)
「都合のいい女にならない」(20代・北海道)
「自立している女性でいること! 追われるぐらいの魅力ある女性でいる」(20代・福岡県)
好きな人だからといって、なんでも言うことを聞いたり、尽くしすぎたりするのはNGです。お金を貸すのも控えたほうがいいでしょう。本命彼女とは、相手の言いなりになる女性のことではなく、対等なお付き合いができる女性のこと。どちらかが尽くしすぎた時点で対等ではなくなってしまい、本命から遠ざかる可能性があります。
ちょうどよい距離感を保つ
「お互いにいい距離感を持つ」(30代・山口県)
「他人と適切な距離感で接する」(20代・大阪府)
「時と場合を考えながら、色んな形で接していくこと」(30代・北海道)
本命になりたいと望むのならば、ときには引いてみることも大事です。いつだって彼を最優先に考え、つねに干渉しているような状態はよくありません。執着しない・干渉しすぎない意識をもつことが、本命に相応しい「ちょうどいい距離感」をつくるのかも。
彼から離れてひとりの時間をつくることは、自分を大切にすることにも繋がります。どんなに親しい間柄であったとしても、適度な距離感を保てるように意識しましょう。
相手の人間性を見極める
「少し様子を見て、人となりを理解してから付き合う」(30代・神奈川県)
「男を見る目を磨く」(30代・岡山県)
「浮気性な感じの人とは付き合わない」(30代・熊本県)
「騙されない」(30代・埼玉県)
「独身の人を好きになること」(30代・大阪府)
お付き合いをする前に、相手の人間性をしっかり見極めたほうがいいという声も。こればかりは経験が物をいいそうな気もしますが、人を見る目を日々磨き続けることは大事ですね。
「騙されそうだな」「この人は軽いな」と少しでも感じるような相手であれば、しっかりNOを突き付けるのも手段です。直感がアラートを出すような、危険な人には要注意。
そのほか、あきらめて新たな出会いを探すという意見も
「そもそも、本命に見てくれないなら違う人を探す」(30代・北海道)
「本命にしてくれる人を探すしかないと思う」(30代・神奈川県)
「別の出会いに期待する」(20代・大阪府)
「本命じゃない彼女をつくるような男とは、そもそも付き合わない」(30代・大阪府)
違う人を探す、別の出会いに期待するなどの割り切った回答もありました。自分が本命かどうか悩むより、そもそも付き合う前から誠実に向き合ってくれる男性を選ぶべき…ということでしょう。身も蓋もないように思えるかもしれませんが、幸せになるためには大事な選択肢のひとつです。
大切にしてくれない相手のために、無理をしすぎる必要はありません。本命として大切にしてくれる人が、この世界のどこかにきっといる…そう信じてあきらめる勇気と強さが、あなたの魅力をさらに高めてくれるかも。「本命ではない彼女をつくる人なんて、こちらからお断り!」くらいの気持ちを持っていいのです。
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ありのままの自分で、対等な関係を築けるかがカギ
今回は男性100人へのアンケート結果をもとに、本命彼女になれない人の特徴などを掘り下げてみました。幸せな恋愛をするためのヒントは見つかったでしょうか。
やはり大切なことは、相手と対等な関係を築こうとする意識です。その上で、自分の仕草や言動、ファッションやメイクなどを磨いていくとよいでしょう。
こちらがどれだけ真剣に向き合っていても、相手はそうでないことも、悲しいけれどあります。悪い男だとわかっていながら、恋心が止められないことだってあるでしょう。しかし、愛されたいからといって尽くしすぎると、関係性が対等でなくなってしまいます。本命として選ばれるための、いちばん大事な部分が崩れてしまっては元も子もありません。
「惚れたら負け」と弱気になるよりも、「惚れさせられれば勝ち」と思って、自分らしさを大事に生きる強さを持ってみてください。不誠実な彼に振り回されて傷つくことはないのです。むしろ翻弄させてあげるくらいの勢いで、自分を磨き、どんどん魅力を高めていきましょう。
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