【目次】
・「未読無視」とは?
・どのくらいからが「未読無視」?
・「未読無視」する人の理由や心理
・「未読無視」される人にも原因がある?
・「未読無視」されにくいメッセージの送り方
・「未読無視」されても、してはいけない対処法とは?
・最後に
LINEなどのSNSでメッセージを送っても、読んでもらえない「未読無視」。最初は気にならなくても、度重なると「何かあるのかな」と心配になりますね。今回は、「未読無視」の理由や対処方法を考えてみました。
「未読無視」とは?
そもそも「未読無視」とはなんでしょう。LINEを送っても返事がない、「既読」にすらならないという状態です。
では、本当に読んでいないのかといえば、それは分かりません。スマートフォンの設定などによれば、都度アプリを立ち上げなくても通知画面に表示される場合があり、内容は把握されている場合もあるのです。
もうひとつ可能性があるのが、「ブロック」です。「ブロック」されている場合には、相手に通知さえ届きません。送った側の表示は「未読」のままになります。
どのくらいからが「未読無視」?
LINEの返事のタイミングは人によってまちまちですから、どれだけ返事がなければ「未読無視」という定義は難しいですね。でもいつも返事をくれていた人が、ある日突然パタリと「既読」にもならなくなったのであれば、気になりますね。
何か思い当たることはないでしょうか。なければ、困ったことになっているのかもしれません。「普段と違うかどうか」を目安に判断してみましょう。
「未読無視」する人の理由や心理
では、「未読無視」の理由にはなにがあるのでしょう。考えられるものをいくつか挙げてみますね。
1:忙しい
まず考えられるのが、忙しくて余裕がないということでしょう。いつもきちんと返事をくれていた彼が返事をくれないというとき、彼の予定を考えてみましょう。とりわけ忙しくて返事ができないのかもしれませんし、忙しくて「あとできちんと返事をしよう」と思っているまま時間が過ぎている場合もあるのではないでしょうか。
2:気づいていない
もちろん、あなた以外の人ともやりとりはあるわけですから、それらに紛れてしまって、そのままスルー… ということも考えられますね。仕事でもLINEを使っているとか、広告などを全部受け取ってしまっている人はその危険性大。100件以上放置、なんて人も結構いるようですよ。
3:面倒くさい
男性にありがちなのですが、日々のちょっとした会話のようなメッセージに、いちいち返事をするのは面倒という場合もあります。そういうタイプは、約束の時間や予定の有無など、大事なことには返事をしてくれます。通知画面に現れたメッセージを見て、「ふ〜ん」と軽く流しているのかもしれません。このタイプに悪気はないのです。
4:連絡を取りたくない
先程の「面倒」というのではなく、意図的に距離を置きたいと思って、「未読無視」をしている場合も残念ですがあります。男女間であっても、友人同士であっても、「もういや!」と思っていて、それを言葉で告げるのも億劫な場合、このような方法を取る人もあるでしょう。
5:スマホがない・体調が悪い
スマートフォンをなくしてしまって物理的に返事ができない、あるいは、体調が悪くスマートフォンを手に取れない、という理由も考えられますね。もし、無視されることに心当たりがないようであれば、別の方法で連絡をとってみてはどうでしょうか。
「未読無視」される人にも原因がある?
「未読無視」をされるには、メッセージの送り方に難がある場合も考えられます。たとえば、次のようなことをしてはいないでしょうか。
1:しつこい
大した用でもないのに、1日に何度もメッセージを送っていないでしょうか。人には人の生活があります。あまりひどいと、いちいち返事をするのも億劫になります。「あ、そう」としか返事のしようのないメッセージばかり送ってはいないでしょうか。
2:長い
ひとつのメッセージのなかに、たくさんの質問があったり、そもそもメッセージ自体が長すぎたりする場合、「もう読むのも面倒」という気持ちになりますよね。SNSにはそれに適した長さがあります。長くなるならメールにする、急を要するなら電話にするなど、内容に合わせたツールの使い分けを考えた方がいいですね。
3:相手の状況を考えていない
たとえば、朝の忙しいときに、そのときでなくてもいいことについてのメッセージを送ったりしていませんか。単純にイラッとしますし、「あとで」と放っておいたまま時間が経ってしまうこともあります。いくら文字だからといって、相手の都合を考えないメッセージは良くないと思います。
「未読無視」されにくいメッセージの送り方
とはいえ、「未読無視」は気になりますよね。「未読無視」されにくいメッセージの作り方を紹介しましょう。
1:質問内容を明確にする
たとえば、「今日は忙しかったよ」とメッセージを送ってこられても、なんと言って返せばいいのかわからないという人は多いですね。「あ、そう」と送るわけにもいかないし、スタンプか「既読」をつけておこうといった返し方が席の山でしょう。
たとえば、「今日のお昼は何を食べた?」といったように、答えやすい質問を送れば、相手も返事に困りませんね。
2:おもしろい写真を添える
「ランチに豚カツを頼んだら、ものすごい大きさだった」と文字だけで送るよりも、その写真があった方が反応しやすいですよね。返事が欲しいときには、インパクトのある写真も添えるといいでしょう。
「未読無視」されても、してはいけない対処法とは?
もし、「未読無視」されたと思った場合、どうすればいいのでしょうか。明らかな原因がある場合を除いて、ひとまずは、「そのうち返事が来るかも」と思ってのんびり待つことです。逆に絶対にしてはいけないのは次の3つです。
1:一方的に送り続ける
「未読無視されたかも?」と不安になったからといって、相手の都合も考えずに、次々にどんどんメッセージを送るのはただの迷惑です。相手の返信があるまで静かに待ちましょう。どうしても確認したい内容があるなら、電話で確認するのがよいでしょう。
2:問い詰めるような長文を送る
スルーされているのは、単に見逃していることもありますし、とても忙しくてそれどころではないのかもしれません。待っている間にどんなに不安が募ったとしても、相手の返事がない理由を問い詰めるような長文を送ってはいけません。独りよがりな行動です。
3:周囲を巻き込む
「未読無視」された、と周囲に撒き散らすのもよくありません。スルーされる理由をそれとなく、周囲の人に聞いてみるのはいいのですが、相手を攻めるようなことを勝手に撒き散らすのは良くないですね。
最後に
「未読無視」されたかもと不安になるのは、何かしら思い当たる節があるからではないでしょうか。そうでなければ、そんなに執着しないはず。思い当たることがあれば、素直に謝るなり、話し合うなりして解決を。それ以外は、のんびり構えて待ちましょう。そのうちきっと返事が来ますよ!
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