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2025.10.11

「愛が重い」男性と上手く付き合う方法ってある? 女性100人に聞いてみた【体験談・性格・行動の特徴】

彼氏にめいっぱい愛されて、心の底から大切にされたら幸せな気持ちになれる人は多いでしょう。しかし…「愛が重い」とまで感じるようになると、一気に面倒なイメージに。過度な束縛や四六時中の連絡、なにもかもを把握していないと気が済まない近すぎる距離感など、付き合ううえでの問題も多くなっていきます。女性100人へのアンケートによれば、そんな「愛が重い」男性に心当たりがあるという人は、全体の約3割いるようです。彼からの愛に悩む人は、本記事を参考に、相手の性格や行動から対処方法を見つけてみましょう。

▼この記事の要点

  • 男性からの「愛が重い」と感じたことがある女性は、全体の約3割。自己中心的な愛の押しつけや、依存・束縛などの行動があると、ただ「愛が深い」のではなく「重い」と思われる
  • 愛が重い男性は自分に自信がなく、なにかと嫉妬心や不安を抱きがち。相手のすべてを把握したがる・つねに一緒にいたがるなど、依存症の気があることも
  • 多くのカップルにとって、円満の秘訣は適度な距離感を保つこと。愛が重い男性相手であったとしても、お互いに自立心をもち、ほどよい距離感を意識すると◎。必要な場合は、問題行動についての話し合いも大事

【100人に聞いた】「愛が重い」と感じた人はいますか?

【100人に聞いた】「愛が重い」と感じた人はいますか?

※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数122名(未回答含む)。

20~30代の女性100人に「今までに『愛が重い』と感じた男性はいましたか?」と質問したところ、27.9%の人が「はい」、72.1%の人が「いいえ」と回答しました。

彼氏でも、夫でも、想いを寄せてくれた男性でも…〝愛が重い〟とまで感じられる男性が周囲にいたという女性は、全体の約3割という結果に。

愛されていることを強く感じられるぶん、浮わついた印象の〝軽い男性〟よりは、真面目なお付き合いができそうですが… 相手によっては、付き合いにくさや居心地の悪さを感じることもありそうです。

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「愛が重い」と感じるのはどんな時? 体験談からご紹介

考える女性
(c)Adobe Stock

※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。

男性からの「愛が重い」と感じたことがある女性は、どのような場面でそう思ったのでしょうか? まずは アンケート結果から、実際の体験談をピックアップしました。

束縛の度が過ぎる

「複数人の男性がいる会社の飲み会に行くのを止められたとき」(30代・千葉県)
「同性にも束縛するとき」(30代・神奈川県)
「友達や職場の同僚ももちろん、誰にも会ってほしくないと言われたとき」(20代・神奈川県)
「『友達と会う』というと、根掘り葉掘り聞いてくる」(30代・兵庫県)

「愛が重い」と聞くと、束縛が激しいイメージがぱっと浮かぶ人もいるでしょう。まるでドラマや漫画のような、ちょっとした束縛に〝キュン〟とする女性もいるとはいえ、過度な束縛は喧嘩やトラブルのもと。行動が制限されて疲れるだけでなく「信用されていないのかも…」とモヤモヤした気持ちになってしまいそう。束縛癖のある男性は、自分に自信をもつことができず、不安から嫉妬心が強くなる傾向にあります。安心させることが大事とはいえ、ほどよい距離感を保つための話し合いが必要かもしれません。

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連絡やデートの頻度が高い

「執拗に連絡を催促されたとき」(20代・岐阜県)
「『会いたい』と言われたり、電話したいと何回も言われること」(20代・京都府)
「毎日、連絡することを要求される」(30代・愛知県)
「即返信を要求してくる。返信がないと鬼電」(20代・東京都)
「LINEの返信が少し遅れただけで、大量に連絡がきた」(30代・東京都)
「メールが返信を待たずに頻繁にくるときはさすがに重いなと思いました」(30代・兵庫県)
「毎日のように連絡が大量にくる」(30代・栃木県)
「追いラインしてくる」(20代・東京都)

休みのたびに必ずデートをしないといけなかったり、連絡が少しでも遅れると情緒不安定になったり…。愛が重い人は、四六時中相手を中心に考えているせいで、テンションや気持ちを左右されることが多いようです。返信の間があくと「今まで何をしていたの?」「なんで返事をくれないの?」と怒ったり浮気を疑ってくるケースもあります。追いLINEはいい印象にならないことが多いので、なるべく控えてほしいところ。誰しも社会人になると、連絡の頻度や会うタイミングを仕事に左右されがちです。しかしどんなに相手を大切に想っていたとしても、忙しくて連絡を返せなかったり、希望を叶えられなかったりすることはありえます。相手の状況や心情を鑑みて、思いやりをもった対応ができるかどうかが、〝愛が重い〟と嫌がられるのか、それとも〝愛情深い〟と受け止めてもらえるのかの分かれ目でしょうか。

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こちらの気持ちを無視した愛情表現をする

「あまりにも好き好き言われると困るから」(30代・千葉県)
「異性の中で、自分のことが一番好きという事実が重い愛と感じる」(20代・東京都)
「好き好き言われすぎるとき」(20代・千葉県)
「想像より早く結婚に進んでいくので、少しついていけなかった」(30代・京都府)
「初対面で連絡先を訊かれて、好きアピールをされた」(30代・福岡県)
「結婚話を何度もされたとき」(30代・静岡県)
「ずっと『好き』とか『可愛い』とか言ってくる」(30代・香川県)
「自分でできることを必要以上に肩代わりしてくれたが、それをアピールされたときに『頼んでいないな』と感じてしまった」(20代・神奈川県)

愛の重さに差が出てしまうと、一方的な愛情の押しつけが負担に感じられることもあります。「好きでいてくれて嬉しい」という気持ちと「好意を押しつけられると困る」という気持ち、それぞれが混在することもありえるでしょう。自分の意思を尊重してもらえない不安やもどかしさが、せっかくの愛を冷めさせてしまっては勿体ないですよね。愛が重い人にとっては、恋人が最優先事項なのかもしれませんが、相手もそうとはかぎりません。人によっては友達との時間、家族との時間、自分ひとりの趣味の時間など、恋愛以外にも大切にしたいことはたくさんあるはず。相手の価値観や生き方を、尊重できたほうが関係も長く続きそうです。

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常に一緒にいたがる

「いつでもどこでもくっついてくる」(20代・東京都)
「ずっと付きまとわれた」(30代・静岡県)
「どこに行くにもついてくる」(30代・北海道)
「『毎日会いたい』とか言ってくる。 夜中まで電話繋ぎたいとか言ってくる。 好きじゃなくなったので別れたいと言ったら『苦しめてごめん。自分を戒めるために走ってきたよ』とか言って真夜中に家凸された」(30代・神奈川県)

愛が重いと、恋人や好きな人中心の生活になってしまうことがあります。四六時中一緒にいたがり、つねに連絡をとりたがり、なにかと愛情を確認したがるような付き合い方では、相手が疲弊してしまうかも。なかには、独りよがりな愛情の押しつけを、〝相手のことを心から大切にしている〟と思い込んでいるパターンの人もいます。しかし、相手が引いたり迷惑に思ったりするような愛情表現は、あくまでも一方通行な印象に…。

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プレゼントが多い

「プレゼントが多すぎる」(20代・岐阜県)
「必要ないと言っているのに、プレゼントを贈ってくる。返信をしないのにもかかわらず会いたい会いたいと誘ってくる」(30代・東京都)
「歌を作ってこられたとき」(30代・青森県)

愛が重い人の愛情表現は、相手の都合を度外視し、〝自分がこうしてあげたいから〟という自分本位なものになる場合があります。まるで貢ぎ物のようなプレゼントや、望まない形での贈り物もその一環。された側の気持ちや迷惑を考えられないようでは、付き合ったとしてもうまくいかない可能性が。きちんと、相手の希望や望みをリサーチしてからのほうが安心です。

何でも知りたがる

「過干渉」(20代・大阪府)
「携帯を定期的にコソコソ見ている」(30代・沖縄県)
「国内でも海外でも、友達との集合や空港まで送迎をしくれるのはよいが、毎回旅行相手に男性がいないか直接見て確認してきたこと」(30代・埼玉県)
「ストーカーみたくなった」(30代・静岡県)

自分の行動や考え方の中心に、つねに好きな人や恋人の存在があるからでしょうか。愛が重い人は、相手のことをなんでも知っていないと気が済まない傾向に。まるでストーカーのよう… という意見もありましたが、〝自分の知らない場所で相手が何をしているかわからないと不安〟という気持ちは、相手への愛や好意ではなく、自分本位なわがままとも受けとられかねません。相手を疑い、信用していないように思われてしまうかも。

アピールしたがる

「私を載せる専用のアカウントを作っていたとき」(20代・広島県)

少々特殊な例ですが、彼女を載せるためだけのSNSアカウントを作っている男性もいます。愛が重いだけでなく、「自分の彼女を人に見せたい」「好きな気持ちを発信したい」という、承認欲求や自己顕示欲のようなものが伝わってきそうです。彼女公認のうえでの運用ならまだしも、勝手に顔写真を載せたり、個人情報を特定されかねない内容を投稿していたりする場合、ネットリテラシーの低さが危ぶまれます。もしも別れてしまった場合には、その後のアカウントの扱いも気になるところ。

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【行動編】「愛が重い」人の特徴とは?

拒否する女性
(c)Adobe Stock

「愛が重い」男性は、自分の気持ちを中心に考えて愛情表現をすることが多いようです。喜怒哀楽がわかりやすく、愛情がダイレクトに伝わってくるというメリットもありますが、いきすぎた行動が増えると問題でしょう。

ここではそんな「愛が重い」人の特徴【行動編】を紹介していきます。

嫉妬心を隠さない

「自分に自信がないから嫉妬深い」(30代・兵庫県)
「友達や職場の同僚もちろん『誰にも会ってほしくない』と言われたとき」(20代・神奈川県)
「プライドが高く束縛が激しい」(30代・愛知県)
「異性と連絡を取らないように言われた」(30代・埼玉県)
「嫉妬深い」(30代・栃木県)
「承認欲求が強い」(30代・東京都)

嫉妬心を隠すことなく、相手の行動を制限するようになってくると〝愛が重い〟印象に。

たとえ今までに浮気をされたり、騙されたりなどの裏切られた経験があったとしても、人の自由を奪うような付き合い方は×。大切な人を失うかもしれない不安を、相手に一方的にぶつけるのではなく、ともに乗り越えるための対話をかさねるほうが建設的です。なかには浮気など関係なしに、たとえ同性相手だとしても、彼女が楽しそうにしているだけで嫉妬してしまう人もいるようですが… 職場の同僚や友人付き合いなど、ほかの人間関係に悪影響を与えるような彼氏とは、円満に付き合えないという人も多いはず。長く付き合うためには、ほどよい距離感を保つことが大切です。

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束縛してくる

「束縛」(30代・広島県)
「行動を束縛する人」(20代・大阪府)
「束縛」(30代・和歌山県)
「束縛がひどい、連絡が頻繁」(30代・静岡県)
「束縛が激しい」(30代・東京都)
「束縛が激しい」(30代・三重県)
「束縛が激しい」(30代・千葉県)
「束縛が激しい」(30代・北海道)
「束縛して、行動を監視されること」(30代・愛知県)
「束縛してくる」(30代・広島県)
「束縛してくる」(30代・兵庫県)
「束縛する。着信やLINEが多い。プレゼントが多い」(30代・兵庫県)
「束縛する人」(30代・神奈川県)
「束縛する人」(20代・岩手県)
「束縛を愛とはき違える」(30代・大分県)
「束縛系」(30代・東京都)

愛が重い人は、嫉妬心や不安から相手を束縛することも多いです。〝束縛を愛とはき違えている〟という意見もありましたが「相手のことを本気で好きなら、言うとおりにできるはず」「相手のことが一番大切ならば、それ以外のことは我慢できるはず」と、極端な考え方をしている人もいます。なんでも相手の言うことを聞き、つねに相手中心の人生を生きることだけが、本当の愛と決まってるわけではないはず。束縛されるがままに言うことを聞くのではなく、そのような価値観にいたる背景や原因を見極めて、相手の不安を解消する方法を探したほうがよさそうです。

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連絡の頻度が高い

「四六時中連絡してくる」(30代・岐阜県)
「連絡がしつこい。一緒にいないときも行動を細かく把握しようとする」(30代・岐阜県)
「連絡をこまめにするように要求される」(30代・岐阜県)
「連絡を必ず取らなきゃいけない人」(20代・東京都)
「連絡を頻繁にとりたがる人」(30代・東京都)
「連絡頻度が高い」(20代・東京都)
「連絡頻度が多い」(20代・神奈川県)
「連絡頻度多め。どこで何をしているかを気にしがち」(30代・東京都)
「追いLINE、私が関わる情報の資料を集めてくれる」(20代・東京都)
「LINEなどの返信をすぐしないと怒る」(30代・埼玉県)

会えないあいだ片時もスマホから離れることなく、つねに相手からの連絡を待ち続けているのも、愛が重い人の行動パターンのひとつ。自分と会っていない間に、相手が何をしているのか気になって仕方がないのでしょう。自分ひとりで気にしているだけならまだしも、連絡が遅れた相手に怒りをぶつけたり、責めたりするような行動は悪印象。たとえ愛し合うカップルでも、お互いに自立した人間であり、それぞれの人生があることは忘れずにいたほうが◎。あまりにも相手のことばかり考えている場合は、依存状態に陥っている可能性もあります。

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愛情表現が一方的

「関係が出来る前から愛情表現が多い」(30代・福岡県)
「好きが溢れている」(20代・広島県)
「飲み会で、迎えを頼んでもいないのに、近くで3時間も待機していた」(20代・宮城県)
「付き合って1ヶ月でまだ何もしてないのに、ブランドのネックレスをもらった」(30代・島根県)
「必要以上に尽くされる」(20代・島根県)
「やたらプレゼントが多い。連絡がマメ」(30代・東京都)
「贈り物を何度もしてくる」(20代・山形県)

頼んでいないことややってほしくないことを「大好きな相手のため」という大義名分で、自分勝手にどんどん進めてしまうタイプの愛が重い人もいます。自分が飲み会を楽しんでいるあいだ、相手が3時間も近隣で待機しているなんて、どんなに大好きな彼氏でもちょっと引いてしまいそう。どんなにありがたい心遣いであっても、結果的に相手が助かることだったとしても、まずは相手の希望や意向を確認してからのほうが親切な印象に。男女を逆にした場合でも同じくいえることなので、愛が重い自覚がある人は、自分が〝お節介な彼氏・彼女〟になっていないか気をつけましょう。

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【性格編】「愛が重い」人の特徴とは?

悩む男性
(c)Adobe Stock

続いて【性格編】をご紹介。愛が重い人の性格には、どのような特徴があるのか確認していきましょう。

情緒不安定になりやすい

「すぐ泣く」(20代・千葉県)
「すぐ怒る」(30代・埼玉県)
「返事し忘れたときに『ミュートしてるんでしょ?』って詰め寄られたとき。他の人と遊んでいたらいじけられたとき」(30代・埼玉県)

好きな人から嫌われたくないという気持ちが強いからか、相手の態度や言動に感情を振り回されすぎる人もいます。何気ないひとことで喜んだり悲しんだり怒ったり、感情の起伏が激しくなってしまうことも…。本来であれば前向きに愛情を与えあい、心からの安らぎや喜びを感じられるはずの恋人に対して、変な態度をとってしまうとお互いに辛いでしょう。言わなくてもいい言葉まで言ってしまったり、不必要に傷つけあったりすると、別れの原因になることも。場合によっては根本的な原因や対策を話し合ったり、専門機関への相談や、通院が必要になったりするかもしれません。好きな人との幸せな関係を守れるように、できることを探していきましょう。

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寂しがり屋で心配性

「かまってちゃんの寂しがりや」(30代・千葉県)
「かまってちゃん。ひとりが苦手」(20代・和歌山県)
「とにかく心配性なのと、私のことが大好きすぎてつねに連絡をとっていたい感じだった」(20代・宮城県)
「心配性」(30代・熊本県)
「男っぽいというよりかは女々しい。寂しがり」(20代・新潟県)
「寂しがり屋」(20代・千葉県)
「常に一緒にいたがる。束縛が激しい」(30代・東京都)
「甘えん坊。束縛気味」(30代・北海道)

寂しがり屋の男性は、ひとりで過ごす時間が苦手なことも多いです。〝おひとり様〟を楽しむことよりも、人と繋がっている時間や、一緒に過ごせる安心感を大切に考える傾向に。なかには根っからの恋愛体質で、情熱的な一面が魅力的な人もいるようですが、彼女に依存しすぎて「めんどくさい…」と思われてしまうことも。ちょうどいい距離感を保つために、依存対象にならないよう女性側でコントロールするのもひとつの手です。

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自分に自信がない

「自分にコンプレックスがあるせいか、他の人と関わらせないようにしてくる」(30代・福島県)
「自分に自信がない」(30代・神奈川県)
「自分に自信がなくて束縛する」(30代・福岡県)
「依存しやすい、自分に自信がない、自己肯定感が低い」(30代・大阪府)

愛が重い人は、自分に自信を持てていないことが多いようです。外見だったり、学歴や年収だったりなど、自身を持てない理由はさまざまですが… そのままネガティブ思考に陥り、他者への依存で心を満たそうとする人もいます。束縛をしたり、強い嫉妬心を抱えたりする人の特徴としても、〝自分にたいする自信のなさ〟はよく挙げられている項目です。自己肯定感を高め、自分に自信をもつことで、愛が重い状態から脱せるようになるのかも…?

◆自分に酔っている…?

「自分の行動に満足している、相手のことを真には思い遣っていない」(20代・神奈川県)
「相手のことより自分を優先しているのに『相手を思って』と前置きしながら束縛などをする」(30代・茨城県)

自身がない人とは対照的に、自分に酔っているようなタイプの人もまた、愛が重いと思われることがあります。相手の気持ちを真に思いやるのではなく、自分が満足しているかどうかが行動の軸になるため、一方的で恩着せがましい印象に。愛が重い人は皆、ネガティブで自己肯定感が低い… と決まっているわけではなく、ときにはナルシストタイプの人も混ざっているようですね。

人柄がよく優しすぎる

「優しすぎる」(20代・東京都)
「真面目で約束などはしっかり守るタイプ。義理堅い。頭がよく、自立心が強い。周りの人を大事にしている」(30代・埼玉県)
「言ったことは必ず守る」(30代・兵庫県)

自分本位で一方的な愛情表現だらけの〝愛が重い〟人が多いいっぽうで、あまりにも気遣いがいきすぎて、こちらが申し訳なくなるようなタイプの人もいます。思わず「そこまで気を遣わなくていいよ!」「もうちょっと自分を大事にしなよ!」といいたくなるほどに尽くされると、さすがに愛が重いと言わざるをえないかも。ときには「みんなにも同じように優しいのではないか心配」「引っ張ってくれるようなたくましさが足りない」など、愛が重いこと以外への不安・不満が出てくることもありそうです。

友達が少ない

「友達がいない。男女の友情はないと思っている」(30代・東京都)
「友達が少ない」(30代・東京都)

友達が少なく休日に遊ぶようなこともないと、仕事以外のプライベートの時間が、恋愛一辺倒になる可能性があります。熱中できる趣味もない人はなおさらです。プライベートの時間すべてを、恋愛や恋人に使いたいと考え始めたときは、愛が重い人になりかけているサイン。仕事、友人、家族、趣味、そして恋人など… 幅広いものごとに向き合えてこそ、恋愛もうまくいく部分があるかもしれません。

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しつこい・詮索しすぎ

「しつこい」(20代・沖縄県)
「しつこい、自信がない」(30代・埼玉県)
「しつこい人」(30代・静岡県)
「携帯を勝手に見る」(30代・京都府)
「行動の監視」(30代・東京都)
「質問が多い」(30代・徳島県)
「相手のことを逐一言う」(30代・山形県)
「予定を全て把握したがる。束縛する」(30代・福岡県)
「こちらのリアクションを待たずにアクションしてくる人」(30代・兵庫県)

愛が重い人は、嫉妬や不安などネガティブな気持ちを抱えがちです。それゆえに、相手に何度も同じことを聞いたり、一度嫌がられたことを諦められなかったりすることがあります。「今日の飲み会は女の子だけって、前も言ったはずなんだけど…」「忙しいからLINEが遅れるかもって伝えておいたのに、何度も追いLINEがきてる…」なんてことが続くと、愛が重い印象が強まります。つど行動や予定を報告しなければならないような関係性に、疲れをおぼえる人も多いでしょう。

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恋愛経験が少ない

「モテない」(30代・神奈川県)
「幼少期の親の愛情不足、学生時代の恋愛経験の少なさ、自信のなさ」(30代・埼玉県)
「恋愛に慣れていない」(30代・長崎県)

恋愛には、決まったマニュアルや必勝法が通じないような、イレギュラーな事態が起こることもありますよね。そのため、あるていど経験がものをいう部分も大きいはずですが… 恋愛経験が少ないと、付き合い方・向き合い方の引き出しが少なくなり、〝その人との恋愛しか知らない〟がゆえの重さがでてくることがあります。初めての彼女や彼氏との恋愛に、苦い記憶を抱えている人も多いのではないでしょうか? 過去を振り返ったときに「今の私ならもっとうまくやれたかも…」と、当時の青さや至らなさに気がつくこともあるでしょう。恋愛経験の少ない人にとっては、それが〝現在〟というだけです。経験不足ゆえの〝愛が重い〟一面を感じたときには、経験の多い側がうまくリードしてあげると◎恋愛にかぎらずとも、誰だって慣れないことを最初からうまくはできないものですから。

恋愛経験が少ない男性の性格や行動、外見の特徴とは? 女性100人に聞いた…

愛が重い彼氏とどう付き合ったらうまくいく? 円満カップルでいるためのコツQ&A

手を繋ぐカップル
(c)Adobe Stock

「嫌いなわけではないし、気持ちはありがたく思うけれど、愛が重いと困ることがある」「もうちょっとだけ、こっちの気持ちを考えて付き合ってほしい」… 彼氏にそんな思いを抱えている女性に向けて、円満でいるためのコツをQ&A形式で解説します!

Q. 大好きな彼と付き合うことができたのですが、彼がとんでもない束縛男だとわかりました。女友達と遊んでいても「実は男がいるんじゃないか」と疑われたり、スマホを見せないと怪しまれたりします。もちろん浮気はしていませんし、そもそも男友達もいないのですが… 愛が重いといえば聞こえはいいものの、疑われすぎると疲れます

A. 〝愛が重い彼氏〟と、〝自分勝手な束縛男〟は紙一重。好きでいてくれることをありがたく思う気持ちと、「本当に好きならもう少し信じてよ」という怒りや不満が、アンバランスになっていくと危険です。真面目な話し合いの場を設け、あなたの潔白を証明しつつ、彼の本心をヒアリングしましょう。このままでは長く一緒にいられないかもしれない、と正直に伝えるのも選択肢のひとつ

これまでのアンケート結果をみてもわかるように、束縛をしたり、愛が重くなったりする男性は、自分に自信を持てていない傾向にあります。

それはルックスであったり、年収や経歴であったり、自分自身に原因がある場合も多いですが、なかには「前の彼女に浮気されて捨てられた」「浮気が原因で親が離婚している」など、過去にトラウマを抱えていることも。

このような場合は、彼の考え方を変えたり、不安を取り除いたりするためには時間がかかる可能性があるでしょう。しかし、お互いを愛する気持ちが強いのであれば、不可能というわけでもないはず。

まずは腹を割った話し合いで、〝なぜそこまで不安を感じてしまうのか〟、〝心安らかに交際を楽しむために、お互いになにができるのか〟相談を。お互いの今後のために、なるべく早い段階で対話を試みたほうがよさそうです。

愛とは、ありのままの相手を受けとめること」ともいわれます。愛が重く悩んでいるあなたの気持ちを彼が受けとめるいっぽうで、束縛するほど不安を感じている彼の気持ちをあなたが受け止めるところから、話を始めると◎。

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Q. 「愛が重い彼氏に溺愛されたい!」という願望があり、ちょっとそういう傾向のある人と付き合ってみたはいいものの… 毎日のように職場まで迎えにきたり、休みの日は必ずデートをしたがったりと、平日も休日もつねに自由がない状態になりました。始めのうちは「私って愛されてる!」と喜んでいたのですが、資格勉強のためにしばらく会えないと伝えたところ、信じられないくらいキレられました… 最近「これって本当に愛されてる…?」と疑問がでてきています

A. 愛が重い男性のなかには、相手への依存心が強くなるタイプの人もいます。四六時中一緒にいたがるだけならまだしも、それが叶わなかったとき、怒りをぶつけてくる感情的なタイプは要注意。「大好きで一緒にいたい」気持ちと同じくらい、「自分の思いどおりにいかないと許せない」という、自分本位な気持ちが強いサインです

彼があなたを好きなことはよく伝わってきます。好きでなければいつでも一緒にはいたがらないでしょうし、平日も休日も、時間が空くたびに会いたいとまでは思わないはず。愛されている、と判断していいでしょう。

しかし… 彼にとっての愛が、あなたの思う愛と異なっている可能性はあります。価値観の違いとひとことで片付けるには、生活や人生に支障が出かねない部分です。ここの価値観が大きく異なっていると、この先も末永く一緒にいたり、人生の伴侶として生涯寄り添ったりするのは難しいかもしれません。

「資格取得のため」という、明確かつ大切な理由にも納得してもらえないとなると、彼は依存状態に陥っている可能性もあるでしょう。ここであなたまで「彼は私がいないとだめなんだ…」と責任を感じ、自分の夢や目標まで諦めるようなことがあれば、今度はお互いが共依存状態になってしまうかも。

円満なカップルの多くは、ほどよい距離感を意識して、お互いに自立した人生を送るよう心がけているようです。もしも彼と今後も長く付き合っていきたいのであれば、心を強くもち、彼の理解を得られるよう根気強く話をすべきかもしれません。

感情的にならず、おちついて冷静に話してもダメなのであれば、しばらく冷却期間をおくという手もあります。

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最後に

愛情が深すぎて気持ちがヒートアップしてしまう背景には、何か特別な理由や原因があるのかも。「愛が重い」人には悪気がないことが多いので、ただ単に、愛を届けたいという気持ちが先走っている可能性があります。

まずは日頃からコミュニケーションをしっかりとって、心のすれ違いが起きないように気をつけましょう。相手の愛が重いと感じたときに、お互いの正直な気持ちをさらけ出せるような、深い信頼関係を築いておくと◎。不満や不安を抱えている様子があれば、ヒアリングしたり、話し合ったりする場を設けたりすることも大事です。

本来であれば、恋人や好きな相手とは、一緒にいて安心できるような、お互いが信頼し合える関係になりたい人が多いはず。そんな恋愛をするためには、お互いの気持ちを考えた正しい選択ができるよう意識して過ごすことが大切ですね。

TOP画像/(c)Adobe Stock

ミナ・サントリーニ

ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。

数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。

好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。

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