【質問】「別れ話」をする場所を決めたことがある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
「別れ話をする場所を決めたことがある?」の設問では、11.6%の方が「はい」、88.4%の方が「いいえ」と、約1割の方が場所を決めて別れ話をした経験があると回答しました。
続いて、具体的にどのような場所を別れ話をする場所に選んだのかアンケートの回答を紹介します。
「別れ話」をした場所は?
【1】カフェや喫茶店など人がいる場所
ふたりきりだと会話の中で感情的になってしまうことがあるかもしれませんが、ある程度人がいる場所なら、人の目が気になることで冷静な状態で会話がしやすいのではないでしょうか。逆上を防ぐこともできます。
「カフェ」(30代・東京都)
「日中のカフェ」(30代・福島県)
「喫茶店」(30代・佐賀県)
「食事屋」(30代・福岡県)
【2】屋外の開けた場所
公園など外で別れ話をしたという意見も。重い話を密室で話すのは、息苦しい気分になってしまうこともあるかもしれません。そんな時は外で伝えるのもよさそうですね。
「バイト先の駐車場」(20代・神奈川県)
「家の近所の静かな公園」(30代・埼玉県)
【3】どちらかの家
どちらかの家なら誰にも聞かれることがなく、かつ周りの目を気にせずに別れ話をすることができます。
「相手の家」(30代・兵庫県)
【4】思い出の場所
お付き合いの終わりは、思い出の場所で別れを告げたという意見もありました。
「彼氏に告白された場所」(30代・愛媛県)
【5】電話やLINEにして直接は避ける
電話やLINEなどのメッセージなら、どこかで待ち合わせして会う必要がなくなります。いつでも伝えられ、相手の顔を見ることが気まずい場合でもコミュニケーションがとれるというメリットがあります。
「電話やメールで」(30代・北海道)
上手な別れ話の仕方|恋人とキッパリ別れたいなら覚えておきたい切り出し方や注意点
別れ話をする場所のアンケートでは、「カフェや喫茶店」や「屋外」など人目がある場所との意見が寄せられました。周りに人がいることで冷静に話し合いができますし、話がこじれたり激情してしまうことを防ぐためにも安全と言えそうですね。
他には「直接言わない」の意見も。直接別れ話をするためには、予定をあわせる必要があったりすぐにはできないこともあるはず。その点、電話やLINEなどなら時間を置かずに別れ話をすることができます。
「別れ話」をする場所を選ぶ際のポイントは?
続いて、別れ話をする場所を選ぶ際のポイントについてのアンケート回答を紹介します。
【1】気持ちを落ち着かせる
別れ話なので、冷静な気持ちで臨みたいと考える方が多いはず。にぎやか過ぎない場所でゆっくり話せる場所を選ぶ方が多いようです。
「外の方がいい、飲み物でも飲みながら落ち着いて話せる」(30代・佐賀県)
「落ち着いて話したい」(20代・福岡県)
【2】人がいる場所を選ぶ
カフェや屋外など、ある程度人が多い場所を選ぶという意見も。人の目がある方が感情的になるのを押さえられて、冷静に会話しやすいこともあります。
「なるべくお互い冷静に別れ話をしたかったので、人がいる環境を選んだ」(30代・福島県)
「人がいるほうがいい」(30代・東京都)
【3】人がいない場所を選ぶ
一方で、別れ話は人には聞かれたくないという回答もありました。恋人間のデリケートなことなので、ふたりきりになれる場所で話したいという人もいます。
「静かで誰もいない場所」(30代・埼玉県)
「他の人には聞かれたくないから」(30代・兵庫県)
【4】相手に会わなくてすむ方法にする
別れ話をしたいと思う時点で、相手と距離を置きたいと考えているはず。その状態だと、相手と会って別れ話をすることに抵抗を感じることも。
「直接会うのが嫌」(30代・北海道)
直接会って相手の顔を見てしまうと、せっかくの決意が情で揺らいでしまいそう…。とはいえスマホ越しでスッキリ別れられる…? とあれこれ考えてしまいがちですが、一度は本気で取り組んだ恋。相手のことを考えても、実際に直接会って伝えるのが良さそう。
ただ、もう顔も見たくないという場合や、別れた後に顔を合わせることはないというケースなら、電話やLINEでキッパリ別れを告げて終わりにするのもアリかもしれません。
上手な別れ話の仕方|恋人とキッパリ別れたいなら覚えておきたい切り出し方や注意点
「別れ話」をするときの注意点
続いて、別れ話をするときに注意しておきたいことを紹介します。
【1】いきなり口頭では伝えない
恋人との別れを決意したら、会っていきなり別れ話を切り出すのではなく、まずはLINEや電話で別れを匂わすのがおすすめ。
連絡を取る回数を減らす、LINEの返信を遅くするなど、これまでと様子が違うことをさりげなく伝えることで相手に覚悟してもらうと、スムーズに話が進む可能性があります。
【2】相手を非難する言葉は使わない
たとえばルックスに関する内容や、別の異性と比較するような言葉、相手のプライドを傷つける言葉や存在そのものを否定するような言葉は絶対にNG。相手への不満があっても、口に出さないのが上手な別れ方の鉄則です。
【3】感情的にならない
感情的になってしまうのも別れ話では気をつけるべきこと。相手を悪く言うのはもちろん、号泣したり言うつもりでなかった言葉を投げつけてしまったり、感情的に別れ話をしてもいいことはありません。きっぱりと別れたいのならしっかりと冷静さをキープ。淡々と別れ話を進めた方がお互いのためです。
【4】思わせぶりな言動はNG
本気で恋人と別れたい人は、思わせぶりな言動をしたり未練を告げたりするのはNG。「好きだけど…」なんて相手を期待させるような言葉は言わないのが正解です。一度別れると決めたのなら、しっかりその意思を伝えて。優柔不断な態度をとっていると、相手に流されてズルズルと関係を引きずることになってしまいます。
上手な別れ話の仕方|恋人とキッパリ別れたいなら覚えておきたい切り出し方や注意点
最後に
別れ話はどうしてもエネルギーを使いますよね。すぐに終わらせたいと思っても、勢いに任せて伝えるのではなく、少し冷静になって相手のことも配慮しながら、伝え方や場所などを考えてみましょう。
恋人として周りの人よりも親密に過ごした関係性なので、終わるときもできるだけ敬意をもったコミュニケーションを取るように意識して。そのほうがトラブルにならず別れやすいはず。
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