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【質問】別れ話をLINEでするのはあり? なし?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20~30代の女性110人に別れ話をLINEでするのはありですか? と質問したところ、はい… 41.7%、いいえ… 58.3%との結果が得られました。
今回のアンケートでは、「いいえ」と答えた方が若干多め。「できれば直接話して別れたいけど、時と場合によってはLINEのほうがよい場合もある」「難しいテーマなので、複雑。決めかねる」という意見もチラホラ。
【あり派】別れ話をLINEでする理由とは?
「大切な話なので、本当は直接話すべき…」と思っていても、面と向かって伝えることができないシチュエーションもあるはず。ここでは、別れ話をLINEですることに対して【あり派】の方からの理由をピックアップしてみました。
【1】会いたくないから
「どうしても顔を合わせたくない」「いまさら話し合う気もない」と、完全に冷めてしまっている場合は、最終手段としてメッセンジャーで別れを伝えることも。
他に気になる人ができたので罪悪感もあり、顔を合わせづらい、という本心が隠されている可能性も考えられます。
「愛想が付きて、直接会いたくないこともあるため」(30代・富山県)
「会いたくない、声を聞きたくないという状況もあると思うから」(30代・埼玉県)
「会うのもしんどいこともあると思うので」(30代・大阪府)
「嫌いになったら会いたくない。会ったらしつこくせまられて別れられなくなる」(20代・埼玉県)
「会う時間さえも無駄」(20代・埼玉県)
【2】上手く別れられるから
会ってしまうと、相手が目の前にいることで情に流され、スムーズに別れられないと感じる人も多いはず。
自分の中で決まった思いがあるのならば、それをビシッと貫き通すためにLINEを選ぶという選択をしている人もいる様子。
「別れやすいから」(30代・福岡県)
「情が出てしまう」(30代・東京都)
「直接会うと、相手に引き止められたり泣かれたり、体で引き留めようとしたり、など別れ切れないことがあるので」(30代・東京都)
「会ったらなんだかんだ別れられない」(20代・東京都)
【3】伝えたいことがまとめやすいから
自身の伝えたい思いを整理するためにLINEを活用する人も。
事前に自分の気持ちを文章にまとめられるので、言い忘れることもなさそう! 相手の顔を見ない分、感情的にならずに話し合いができる可能性も。
「会うと上手く話せない」(30代・栃木県)
「電話だと感情的になって喧嘩になりそうだから、文字でもいいと思う」(30代・福岡県)
「文章のほうが冷静に話せるから」(30代・群馬県)
「相手の反応に感情を左右されにくく、冷静に話せると思うから」(30代・徳島県)
【4】危険を回避するため
別れ話となるとヒートアップして、危険な状況に発展してしまう可能性も。
相手にそういった節がある場合は、無理して会ったりせずに、LINEで別れるような流れを作るのがよさそう。
「直接会うことで、論理的な判断ができないこともあると思うから」(20代・東京都)
「暴力が加えられる心配がないから」(20代・大阪府)
「暴力や暴言を受けるなど、別れ話をする上で自分の身に危険がある場合は、直接会わない方が良いと思うから」(20代・東京都)
「危ない場合もあるかもしれないから」(20代・愛知県)
【5】LINEでも困ることはないから
中には「別れる」という目的が達成できれば、どちらでもよいと考える少しクールな人も。
付き合いが短かったり、まだお互いをよく知っていない状態ならば、LINEで済ますのは許されると考えているようです。
「LINEも十分な通信手段」(30代・兵庫県)
「別れ方は人それぞれだから」(20代・岐阜県)
「話をするきっかけは何でもいいと思った」(20代・北海道)
「形にはこだわりがないから」(20代・宮城県)
【6】時間をかけたくないから
別れ話に時間を掛けたくないなら、LINEで言いたいことをストレートに伝えるのが吉。
少し一方的過ぎかもしれませんが、時間はお金で買えない大切なもの。効率よく話し合いを進めたいのなら、合理的かも?
「LINEが手っ取り早いから」(20代・茨城県)
「簡単だから」(20代・大阪府)
「端的で良い」(30代・福島県)
「話が早いから」(30代・東京都)
【なし派】別れ話をLINEでしない理由とは?
別れ話をする際は、「きちんと話し合って、お互い納得して別れるのが礼儀」と考えている方も多いようです。続いては、別れ話をLINEですることに対して【なし派】の方からの理由を見てみましょう。
【1】想いを直接伝えたいから
今まで友達以上の関係を築いてきたのだから、別れ話は対面ですべきと考える女性が多いようです。
何か誤解があったとしても、直接話すことで円満に別れられることもあるので、最後くらいは目と目を合わせて話したいものですね。
「口頭で話し合わないとわからないことがあると思うから」(20代・兵庫県)
「相互の直接の意見交換が必要だから」(30代・大阪府)
「大事なことは直接会って伝えるが基本だと思っていた」(30代・神奈川県)
「別れ話だけじゃなくて、真面目な話しは直接したい」(30代・東京都)
「付き合うときと同様にきちんと会って、目を見てけじめをつけるべき」(20代・神奈川県)
【2】礼儀がないと感じるから
「LINEで別れるなんてありえない」「直接会って話すことが常識! 失礼」という厳しい意見も。
『終わりよければすべてよし』という言葉もあるように、恋愛を始めるときよりも終わらせるときに、相手の印象が決まってしまうと言っても過言ではないかも。
「話ができない人は論外」(30代・東京都)
「礼儀の問題」(30代・愛知県)
「付き合ってたのに、顔も見ずに別れるのは礼儀としてありえない」(30代・北海道)
「付き合った期間にもよるけれど、LINEは失礼かなと思います」(30代・熊本県)
【3】納得できないから
相手の口から別れたい理由を聞けないと、スッキリせずモヤモヤが残ってしまうことも。
別れる選択をするのは簡単だけれど、相手が次の恋に向けてポジティブに考えられるように配慮してあげる優しさも大切です。
「LINEだと納得できなさそうだから」(30代・高知県)
「直接会って言ってくれないと、納得がいかない」(30代・千葉県)
「踏ん切りがつかないので」(30代・福岡県)
「結局、追求してすっきり別れられなさそうだから」(30代・京都府)
【4】感情がわかりづらいから
LINEだと相手の表情が見えない分、本心が分かりにくいですよね。
どんな気持ちでその言葉を選んだのか、微妙なニュアンスが伝わりにくいのもあり、LINEでの別れ話はNGと感じるのでしょうか?
「顔を見ないと本心が分からない」(30代・広島県)
「相手のテンションや表情が分からないから」(20代・埼玉県)
「どんなつもりでその発言をしているかわかりにくい」(30代・徳島県)
【5】軽すぎると感じるから
LINEでの別れ話は少し機械的すぎて、冷たい印象を受けますよね。
もしも相手が未来を見据えて交際していたのならば、電子文字の一行で全て終わりにさせるのは寂しいかも。
「LINEだと軽すぎる」(20代・千葉県)
「適当すぎ」(30代・愛知県)
「LINEで別れ話をされるほど味気のない出会いやお付き合いをしてきたと思いたくないから」(30代・神奈川県)
「そんな簡単な話じゃない」(30代・埼玉県)
別れ話をLINEでする際の注意点6つ
LINEを使って別れを伝えることにはメリット・デメリットがあります。相手がどんな気持ちになるのか、すっきりと関係を終わらせることができるのか、事前に結果を想定しておくことも大切。
ここでご紹介する、別れ話をLINEでする際の注意点6つを意識してみましょう。
【1】誠実になる
なぜ別れたいと思っているのか、なぜLINEで別れを伝えるのかなど、相手が最後に本当の気持ちを知りたいと思うのは当然のこと。
お互いが腹を割って、素直な気持ちで向き合うことが重要ですね。
「真面目な文章にする(スタンプや絵文字など無しで、句読点のみなど)」(30代・岐阜県)
「自分の素直な思いを伝える。正直に思ったことを伝える」(20代・埼玉県)
「相手が納得するまで付き合う」(30代・東京都)
「相手に最終的に納得してもらえるようにする」(30代・高知県)
【2】冷静になる
相手を悪く言うのはもちろん、言うつもりでなかった言葉を投げつけてしまうなど、感情的に別れ話をしてもいいことはありません。
きっぱりと別れたいのなら、しっかりと冷静さをキープ。淡々と別れ話を進めた方がお互いのためです。
「感情的にならないようにする」(20代・東京都)
「期待させることは書かない。誤解させたり期待を持たせないように言葉に気をつけてはっきり断る」(30代・富山県)
「嫌な雰囲気で終わらないように気を付ける」(30代・埼玉県)
「感情的にならない」(20代・愛媛県)
【3】文章を丁寧に書く
誤解が生じないように、丁寧な文章を心がけることも大切なこと。
『親しき中にも礼儀あり』という言葉もあるように、どんなに一緒にいた時間が長くても、大切なタイミングでの馴れ合いは控えて。
「一言で終わりにせず、しっかりと文章を送る」(20代・千葉県)
「丁寧に。誠意を持って。絵文字は使わない」(30代・愛知県)
「誤解させないようにはっきり言いたいことだけを言う」(30代・東京都)
「微妙なニュアンスを出来るだけ伝えようとすること」(30代・徳島県)
【4】言葉選びに配慮する
相手のプライドを傷つける言葉や、存在そのものを否定するような言葉は絶対にNG。相手への不満があっても、口に出さないのが上手な別れ方の鉄則です。
文章を送る前に一呼吸置いて、改めて文章を確認してから送る配慮も大切。
「ふざけていると思われない様に、誤字に気をつける」(30代・岩手県)
「自分の文章表現に落ち度がないかどうか」(30代・山口県)
「いい加減にしないこと。打ち間違いがないか気をつける」(30代・東京都)
「傷つけないように言葉を選ぶようにする」(30代・愛知県)
「ニュアンスをうまく伝える」(30代・東京都)
【5】簡潔に伝える
本気で恋人と別れたい場合は、思わせぶりな言動をしたり未練を告げたりするのはNG。「好きだけど…」なんて相手を期待させるような言葉は言わないのが正解です。
言いたい内容を簡潔にまとめて、相手に流されないように自分の意思を明確に伝えましょう。
「相手に流される前に話を終わらせる」(30代・宮城県)
「簡潔に」(30代・静岡県)
「簡潔にまとめる。曖昧な表現はさける」(30代・愛知県)
「端的に伝える」(30代・埼玉県)
【6】納得するまでやりとりをする
LINEで別れ話をする際は、一方的に自分の主張のみを言って音信不通にしないこと。
もし、相手から既読無視をされてしまった場合は、少し時間を置いて、もう1度連絡をしてみるのもいいかも。連投して相手を責めるような発言をするのは控えましょう。
「お互いが納得するまで、一方的に会話を切らない」(30代・徳島県)
「しっかり説明」(30代・兵庫県)
「一方的に別れ話をして既読スルー(または日をまたいで放置)するのは最低」(30代・神奈川県)
「スルーしない。相手の話も聞く」(30代・栃木県)
「なぜLINEで別れ話をするのかを説明して欲しい(直接会ったり電話で話しても感情的になってしまって話し合いにならないからとか)」(30代・北海道)
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最後に
最近ではLINEなどメッセンジャーで別れを告げるケースも増え、以前よりもそれを受け入れる思考を持つ人も増えてきています。
ですが、文章だけだと相手の気持ちに納得することができず、スムーズに別れられない場合も。
また、一方的な気持ちで押し進めようとすると、その後のトラブルに発展したり、相手にトラウマを植えつけてしまう可能性もありますよね。
特に交際期間が長かったり、結婚前提の交際をしていたようならば、慎重に別れ話をするように配慮しましょう。
お互いが次の恋に前向きに進むため、後悔のないやりとりができますよう、応援しています。
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