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【100人に聞いた】彼氏と別れる前兆はあった?
※アンケート20~39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に彼氏と別れる際に前兆はあった? と質問したところ、はい… 41.7% いいえ… 58.3%との結果になりました。
今回のアンケート結果では「いいえ」と回答した女性が6割程。一般的には女性の方が「勘が鋭い」と言われることが多く、男性の細かい感情を察知できそうなイメージですが、「まったく前兆を感じなかった」「前兆に気づかなかった」という意見が多いように感じられました。
彼氏と別れる前兆はどんな感じだった? 体験談からご紹介
今まで彼氏と過ごした時間を思い返して「前と少し態度が違うかも」と感じるようであれば、それは関係が変わる前兆かも。ここでは、彼氏と別れる前兆はどんなものだったのか、その体験談を紹介していきます。
【1】会う頻度・連絡頻度が減った
会う頻度や連絡回数が減っているのは、一番わかりやすい「冷めてきたサイン」でもあります。彼女のために時間を使わない=興味が薄れているを意味する場合も。
付き合い始めは気持ちが高ぶり盛り上がりやすい傾向があるので、少し経ったときの彼が本当の姿… という場合も考えられます。恋人がどちらのタイプなのか見極める目を養っておきましょう。
「LINEがそっけなくなったり、遅くなった」(20代・東京都)
「電話の回数が減った。会っていてもスマホばっかを過ごしている」(30代・千葉県)
「連絡が楽しくない。会わなくても寂しくない」(30代・埼玉県)
「連絡や会う回数が減る。遊んでも楽しくなさそう」(30代・東京都)
「会う頻度が減ったり喧嘩が増えたり」(30代・北海道)
【2】態度が明らかに変化した
交際期間が長くなると「昔はもっとラブラブだったのに、最近、愛情がなくなった気がする…」と感じるようになることもあるもの。そんなときは、一緒にいることにマンネリし始めたサインの可能性が。
付き合った当初のことを思い出して、昔と今では何が変わったのかを考えてみましょう。
「素っ気なくなる」(30代・兵庫県)
「他の人と遊んでいるときのほうが楽しそう。よそよそしくなってきた感じ」(30代・岐阜県)
「優しかったのに急に態度が冷たくなった」(30代・兵庫県)
「私への接し方が違ってきた」(30代・神奈川県)
「自分に興味を示さなくなった」(30代・東京都)
【3】コミュニケーションの質が変わった
付き合い始めたばかりは、お互いのことをもっと知りたいと感じるので、会話でのコミュニケーションも盛んだったはず。ですが、お互いのことをいろいろと知ることで新鮮さやドキドキ感もなくなり、会話が少なくなったりコミュニケーション不足になっていくのです。
コミュニケーションが少なくなるとすれ違いも増えて、ふたりの関係がぎくしゃくしてしまうのかもしれません。
「お互い話がきちんとできなくなったとき」(20代・大阪府)
「会話が少なくなる。一緒にいても全然楽しくない」(30代・三重県)
「会話が噛み合わない」(30代・兵庫県)
「彼から私に対する気持ちを全く言ってくれないこと」(20代・静岡県)
「なんとなく目を合わせてくれなくなった」(30代・大阪府)
【4】価値観の違いが許容できなくなる
結婚を視野に入れてさまざまな判断基準を設けるようになると、前なら「仕方ないな」と許せたことでも不満や疑問に思うことが増えてくるシチュエーションも。
お互い違う環境で育ってきたのならば、価値観が合わない部分があっても当然です。ただし、どうしても自分が許容できない部分があるなら、今後も一緒にいることが難しいかもしれませんね。
「束縛が激しくなった時。こちらの気持ちが冷め始めたとき」(30代・神奈川県)
「相手の気持ちの重さが自分とバランスが取れていないとわかったとき」(30代・千葉県)
「今までにない価値観の違いを感じていた」(30代・埼玉県)
「けんかばかり。気持ちがなくなる」(30代・北海道)
彼氏と別れる理由で多いものは?
別れの理由は人それぞれ。最初は長所だった部分も一緒にいれば短所に思えてくることだってあるのです。では実際にみなさんが、どのような理由で別れることが多いのか? チェックしてみましょう。
【1】気持ちが冷めてしまった
一緒にいることが増えるにつれ、同じことの繰り返しでときめきが少なくなると、気持ちが冷めやすくなり、俗にいう倦怠期が訪れます。もしくは、お互いが相手に甘えすぎたことによって、不快にさせるタイミングが増えてしまっているのかも。
無理に解決させようとしたり、相手に気持ちをぶつけすぎてしまうのは、余計に関係を悪化させる危険性があるのでNG!
「楽しくない。一緒にいてメリットがない」(30代・長崎県)
「好きじゃないなと思った」(30代・三重県)
「愛を感じない」(20代・大阪府)
「恋愛感情がなくなったから」(30代・埼玉県)
「冷めた」(30代・兵庫県)
「好きじゃなくなったら」(30代・北海道)
【2】一緒にいて楽しくない
「彼氏のことは好きなはずなのに、正直女友達と一緒にいる方が思い切り楽しめる」という意見もチラホラ。会話が弾まなくてつまらない場合もありますし、デートがいつも家ばかりでつまらないと感じている場合もあり、理由はさまざま。
尽くしすぎず尽くされすぎず、ちょうど良い距離感を持って過ごすことが、上手く付き合っていくポイントなのでしょう。
「束縛があって自由に行動できないこと」(20代・愛知県)
「一緒にいても楽しくない」(20代・東京都)
「一人でいる方が楽しくなってしまう」(30代・東京都)
「望んでないのにプレゼントを急にくれたりして、重荷に感じてしまった瞬間に」(30代・千葉県)
「自分の意見を言わなくなり、私の意見に寄せてばかりになった」(30代・神奈川県)
【3】嫌な部分が目につく
最初は好きになって付き合った彼氏ですが、一緒にいる時間が長くなれば長くなるほど、嫌な部分も見えてくるものです。
嫌な部分があってもそれ以上に好きなところがあれば問題はありませんが、そのバランスが崩れてしまうと、一緒にいることが億劫になってしまうのかもしれません。
「性格が合わない、嫌いなところが見えた」(20代・大阪府)
「性格の不一致、依存」(30代・東京都)
「許容範囲を超えたとき。例えば、レストランで店員さんに偉そうな態度をとる、会計時に投げるようにお金をトレーに置くなど」(30代・岐阜県)
「相手の嫌な所ばかり目が行くようになったから」(30代・東京都)
「普段の態度や仕草が嫌になった」(30代・東京都)
【4】他の人が気になる
彼よりも魅力的な男性に巡り合ってしまうと、普段とは違った新鮮さやドキドキ感から別の相手に心惹かれてしまうことも。
特に寂しがりやな女性や押しに弱い女性は、自分への熱い好意になびいてしまいやすいのかもしれません。
「浮気。すれ違いが増える」(30代・三重県)
「浮気したとき。悪い嘘をついたとき。価値観が合わなかったとき」(30代・兵庫県)
「他に好きな人がいる。性格が合わない」(30代・千葉県)
「他の人がいいなと思ったから」(20代・愛知県)
「相手よりも好きな人ができた」(30代・愛知県)
【5】将来を考えられない
彼氏のことは好きだけれど、結婚を視野に入れたときにタイミングや価値観が合わないことが原因で別れを選択してしまう女性も。
「子どもが欲しい」という思いから、早めに結婚の決断をしてほしい… と考えている女性もいるはず。ずっと先延ばしされるようならば、別れを視野に入れるのも仕方がありませんよね。
「結婚することが想像できないから」(30代・東京都)
「今後、自分が関わることで迷惑をかけると思ったから」(20代・宮城県)
「片方は学生で片方は社会人、生活のリズムが全然違ったから。結婚もできないと感じたから」(30代・埼玉県)
「将来性がない。他に好きな人ができた。相手の我儘に我慢できなくなった」(20代・青森県)
「結婚したいと思えない」(30代・岐阜県)
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彼氏と別れるか悩むときにすべきこととは?
「彼氏とこのまま付き合い続けていいのかわからない」と迷いがある場合でも、すぐに別れを決断せずに、まず一旦「自分がどんな行動をすべきなのか」を考えてみる必要があります。特に大切な3つのポイントをピックアップしてみました。
【1】彼氏に本音をすべてぶつけてみる
自分だけで結論を出そうとせず、一度相手に自分の気持ちを正直にぶつけてみてはいかがでしょうか。
「お相手が一緒に考えてくれたり、悩んでくれる人だったらやり直せる可能性は高いと思います。いくら話してもお相手との考えが合わない、気持ちを分かろうとしてくれない、根本的な部分が理解し合えない(そもそもの相性が良くない)と難しいですね」(結婚相談所の現役アドバイザー・茂木 由理香さん)
相手はあなたの気持ちにまったく気づいていない可能性もあります。
正直に話してみた後の相手の反応次第で、今後の付き合いをどうするか決めても遅くないのでは?
【2】自分の努力次第で関係が修復できないか考えてみる
臨床心理士の杉山崇先生によると、人は本能レベルで〝裏切りモジュール〟というものを持っているのだとか。
たとえば勝手に期待してそれが叶わないと「裏切り者!」と感じてしまうなど、人が他人に対して過大な期待をすることで、この裏切り者モジュールは発動されるのだそう。
無意識のうちに彼に過剰な期待を寄せていなかったか、自分の都合第一優先で物事を判断していなかったかを見直してみて。もし自分にも問題があると判断できたら、いきなり別れを切り出す前に関係好転のためにできることをしてみてはいかがでしょうか。
【3】信頼できる人に相談してみる
客観的な視点でものを言ってくれる人の存在は大きいですよね。
別れるべきかどうか、自分ひとりで考えているとどんどん沼にハマってしまい、正常な判断ができなくなってしまう可能性が。
そんなとき周囲の客観的立場での意見は重要。ただし、相談相手はあくまで信用できる人を選んで。「私が幸せになるためにどうするのがベストか」を一番に考えてくれる相手が良いでしょう。
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最後に
恋人から別れを告げられる際は、何かしらの理由があり、一般的にはそれを感じさせる前兆があるはず。早いうちにその前兆に気づくことができれば、ふたりで話し合いの場を設けたり自身の悪いところを直したりなど、関係を修復することができるかもしれません。
後悔ばかりの結末にならないように、ひとつひとつの言動に責任を持って、思いやりのある付き合いをしていけたらいいですね。
普段からのコミュニケーションを大切にして、相手を理解してあげたいという気持ちを忘れないことも大切なポイントです。
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