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BEAUTY

2022.01.15

【平均的な生理期間はどれぐらいか】早い周期や長すぎる日数などのお悩みを解説

いつだって悩みが尽きない生理問題。生理期間は長くても短くても不安だし、生理が来ないと焦って何も手につかない…。毎月の生理とうまく向き合うために、医師から生理期間や周期について学び、少しでも不安を解消しましょう。

【目次】
生理期間はどれぐらいが平均なの?
【正常な生理って?】一般的な生理期間や周期
【周期が短い】また生理!? この時に注意すること
【生理期間が長い】原因と影響を確認
【生理が遅れる・来ない】考えられる原因4つ
【生活改善方法】妊活にもおすすめの習慣
最後に

生理期間はどれぐらいが平均なの?

女性にとって生理は体調を大きく左右するだけでなく、それにまつわる悩みも尽きず、大きくメンタルにもかかわる問題ですよね。生理の期間は長くても短くても不安。また、生理が来ないとなればさらに不安…。そんな生理とうまく付き合っていくために、ここでは生理期間や周期の目安、また生理にまつわる問題について医師の解説から学んでいきます。

〈POINT〉
・生理期間の平均は3~7日
・周期が長くても短くても注意が必要
・生理が来ない理由は妊娠以外にもさまざま

【正常な生理って?】一般的な生理期間や周期

初経の時期は人によって様々ですが、生理は一般的に小学校高学年~高校生ぐらいの間にはじまり、その後大人になってもずっと付き合っていかないといけないもの。そんな生理について、仕組みや周期などの正しい知識をあなたはどれぐらい知っていますか? 意外と知らない… という方もいるのではないでしょうか。はじめに、生理周期や月経日数の目安について医師の解説を見ていきましょう。

■みんなに生理の日数を聞いてみた

下着ブランド「Angellir(アンジェリール)」が、全国の28歳の女性300人を対象に「28歳女性の実態調査」を実施。

「生理は何日続きますか?」

みんなに生理の日数を聞いてみた

約8割の人が5日〜7日間続いているという結果が。しかし、中には2日以内に終わるという人や、8日以上も続くという人も。

生理の周期や期間は、どのような状態を表しているのでしょうか?

【生理調査】人には聞けない生理事情を覗き見!

【1】正常な“生理周期”の基準とは?

杉山力一先生

教えてくれたのは… 杉山力一先生
[杉山産婦人科グループ3院の理事長。医学博士]

生理の周期は、脳と卵巣のホルモンネットワークのはたらきによるものです。個人差はありますが大体25日~35日。平均28日のサイクルで繰り返されるのが一般的です。

今さら人に聞きづらい、正常な【生理周期】とは?|杉山力一医師の女性のカラダの不調解決コラム

【2】“生理期間”はどのくらいが正常?

成田亜希子先生

教えてくれたのは… 成田亜希子先生
[一般内科医。日本内科学会・日本感染症学会・日本公衆衛生学会所属]

生理は約1ヶ月のサイクルでめぐり、正常な月経期間は3~7日とされています。8日以上続く生理は「過長月経」と呼ばれ、何らかの病気が背景にある可能性も考えましょう。

【生理が長い…】何日も鮮血が続く…。これって問題? 女医が回答

【3】「月経不順」に当てはまる状態とは?

「月経不順」「無月経」についてお聞きしました。

竹村直也先生

教えてくれたのは… 竹村直也先生
[直レディースクリニック 院長。医学博士・産婦人科専門医・母体保護法指定医]

正常の月経周期に当てはまらず、25日未満で出血したり、次の月経までの間隔が39日以上かかる状態のことを「月経不順」といいます。

【4】「無月経」に当てはまる状態とは?

「無月経」に当てはまる状態とは?
(c)Shutterstock.com

妊娠していないのに、3ヶ月以上生理がない状態が「無月経」。無月経は以下の2種類に分かれます。

1. 原発性無月経
症状:18歳以上になっても生理が全く来ない状態
原因:染色体異常、腟や子宮の先天異常など性器の異常、ホルモン異常

2. 続発性無月経
症状:今まで月経はあったが、3ヶ月以上生理が来ない状態
原因:授乳、急激なダイエット、肥満、強いストレスや環境の変化などによるホルモンバランスの乱れ

【医師解説】生理がこない… 放置すると子宮体がんリスクが上がる? 知っておきたいPCOS

【周期が短い】また生理!? この時に注意すること

生理周期は個人差があるものの、だいたい25日〜35日ぐらいのサイクルで周っています。しかしながら、それよりも期間が短く思わず「え、また生理…?」なんて感じるときはありませんか? そんな方は要必見! 生理が長いと問題であるのと同様、生理期間が短い場合にも注意すべき点がいくつかあります。ここでも医師の解説をもとに、考えられる要因を見ていきましょう。

■不正出血と頻発月経の違い

不正出血と頻発月経について、杉山力一先生にお聞きしました。

不正出血と頻発月経の違い
(c)Shutterstock.com

前回の生理が終わってからまだ日が浅いのに出血している… その際に考えられる要因は様々ありますが、大きく「不正出血」「頻発月経」の2つに分かれます。

【1】不正出血

「不正出血」とは、生理以外の出血のこと。この場合は主に次のような原因が考えられます。

1. 子宮頚管ポリープ
この症状は40代に最も多く見られます。この症状が発見されたら、不正出血を防ぐためにも切除をすることをお勧めしますが、状態によっては切除が不要と判断される場合もあります。また、一度切除しても、再発する可能性も高い病気です。まれに悪性になることもあるため、経過を観察するためにも可能であれば定期的に産婦人科を受診されることをおすすめします。

2. 子宮内膜症
子宮内膜症というのは、ひと言でいうと、子宮内膜の組織が子宮内膜以外の場所にできてしまう病気です。この症状を治療せず放置しておくと、不妊やがんの原因となる可能性があります。そのため、薬の服用や手術などの治療を早期におこなうことをお勧めします。

3. 子宮がん
様々な出血の原因の中でも特に怖いのが、子宮がんである可能性です。様々ながんの中では比較的生存率が高いとは言われているものの、「がん」であることには変わりません。全身に転移する可能性もあります。自覚症状が少ない中で、不正出血は重要ながんのサインかもしれません。

このように身体に大きな影響を及ぼす可能性があるため、少量であっても出血をしたら受診をおすすめします。

【2】頻発月経

「頻発月経」とは、前回の生理から24日以内に生理が来てしまうこと。性周期の中で「卵胞期」や「黄体期」が短縮してしまうことで発生します。卵胞期が短縮することを「卵胞期短縮症」、黄体期が短縮することを「黄体機能不全」と呼びます。

頻発月経は、妊娠を望まない場合は特に治療は必要ありません。しかし、これらの症状は不妊原因となる可能性があります。「卵胞期」が短い場合、卵胞が未成熟のままとなってしまうため、受精できたとしても受精卵の成長が不十分となる可能性があります。また「黄体期」が短い場合には、受精卵の着床の妨げや流産につながるおそれがあります。

そのため、将来妊娠したい場合は早期に治療に取り組むことが必要です。気になる出血が続くようでしたら、一度病院で検査をすることをおすすめします。

【医師監修】また生理が来た…? 生理周期が短いのは危険なサインかも!?

【生理期間が長い】原因と影響を確認

前章にて月経期間は3〜7日ということと、8日以上続く場合には何らかの病気が背景にある可能性があることが分かりました。生理の期間が長い場合や量が多い場合について、どのように判断しどんな原因が考えられるかを見ていきます。生理の量は人と比べたり実際に測ったりすることが難しいものなので、しっかりと目安を学んでおきましょう。

■生理期間が長いとどうなる?

生理期間が長いとどうなる?
(c)Shutterstock.com

『月経期間には個人差がありますが、8日以上続く場合は、卵巣機能不全黄体機能不全多嚢胞性卵巣症候群などによるホルモン分泌の異常が考えられます。

これらの異常では、子宮内膜の増殖・成熟・脱落が正常なサイクルでおこなわれなくなるため、ダラダラと生理が続くことがあるのです。

また、その他にも、女性ホルモンの分泌に影響を与える甲状腺機能低下症高プロラクチン結晶、子宮の器質的な病気の子宮筋腫子宮内膜ポリープ子宮がんなどが原因であることも少なくありません。なるべく早めに病院を受診するようにしましょう』(成田亜希子先生)

【生理が長い…】何日も鮮血が続く…。これって問題?

【生理が遅れる・来ない】考えられる原因4つ

そろそろ生理のはずなのになかなか来ない… 妊娠したのかもしれない… 誰しもそんな不安な期間があるのではないでしょうか。しかし、生理が遅れる原因は妊娠だけではなく、様々な要因があります。また、中には早期の対応が必要な場合もあるとのこと。

生理の遅れやこない状態について、杉山力一先生にお聞きしました。

■生理が遅れがちなのが気になる

Q. 「生理が遅い」とはどれくらいの間隔のこと?

A. 前回の生理から35日以上こない状態や、普段の生理周期より遅いというときには、少し注意して自分の周期状態を確認してみてください。

また、生理が来ない時に真っ先に思い浮かぶのは「妊娠」の可能性です。しかし「妊娠検査薬を使ってみたけど結果は陰性、病院に行っても陰性だった…」という場合もがあります。妊娠以外の理由で生理が来ない場合の考えられる原因4つを確認しましょう。

【婦人科の医者が回答】生理がこない…もしかしたら危険なサインかも?!

■生理がこない原因1:ホルモンバランスの乱れ

生理にはエストロゲンとプロゲステロンという2種の女性ホルモンが密接に関わりあっており、この2つのバランスが乱れてしまうと生理がなかなか来ない… という事態がおこります。

このホルモンバランスが乱れる原因として考えられるのが、「ストレス」「過度なダイエット」「過度な運動」などです。

ハードワークや人間関係でのトラブル・引っ越しや転勤などの環境の変化によって、無意識のうちにストレスを感じてしまい、生理が止まってしまうこともあります。

また、過度なダイエットによって急激に体重が落ちてしまうと、ホルモンを分泌するのに必要な体脂肪が少ないため、生理が遅れてしまうこともあります。

自分ではからだに負担をかけているつもりではなくても、些細なことでホルモンバランスは乱れてしまいます。生理が予定よりも遅れている場合は、直近1ヶ月の生活リズムに変化はなかったかを思い返してみましょう。

生理がこない原因1:ホルモンバランスの乱れ
(c)Shutterstock.com

■生理がこない原因2:婦人系の疾患

生理が遅れてしまう原因として、婦人系の疾患にかかっている場合が考えられます。

代表的なものとしては…

・子宮筋腫
・子宮内膜症
・子宮頸がん
・多嚢胞性卵巣症候群

などがあげられます。

これらの疾患が生理の遅れの原因であった場合、ご自身では調べることができませんので、不安に思われる方は病院の受診をおすすめします。

■生理がこない原因3:早発閉経

一般的な年齢(45歳〜58歳)よりも早く生理が終わってしまうことを「早発閉経」といい、これも生理が遅れた場合に考えられる原因のひとつです。

早発閉経になると排卵がおこらなくなり、ホルモンを分泌するはたらきも衰えてしまいます。妊娠をめざす方にとっては今後の妊活プランにも影響がでてしまいますので、3ヶ月以上生理がこない時には早発閉経の可能性を疑い、医師に相談しましょう。

■生理がこない原因4:甲状腺の病気

内分泌系の疾患として、生理を遅らせる原因となるのは甲状腺機能亢進症(甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気)です。

しかし、生理が遅れている、というだけで甲状腺の病気であるかどうかは判断しにくいものです。

まずは妊娠検査薬や基礎体温グラフ・日々の生活の見直しからはじめてみて、それでも原因がわからない… という場合には甲状腺の病気の可能性を考えてみてはいかがでしょうか?

「生理が来ない…」生理が予定よりも遅れてしまう原因って?【医師監修】

【生活改善方法】妊活にもおすすめの習慣

生理不順や無月経など、「病院に行くまでの期間や普段の生活でできることはないの?」女性の心や体はデリケート。妊活のためにもおすすめの生活改善方法を、杉山力一先生に教えていただきました。

【1】ダイエットメニューの見直し

ダイエットメニューの見直し
(c)Shutterstock.com

食事を抜いたり、特定の食材だけを食べたり。「過度な食事制限により生理が止まってしまった」… という人もいらっしゃるかもしれません。ホルモンバランスを整えるためにも、朝昼晩の3食をきちんと食べ、カロリー制限や糖質制限は無理のない範囲で行うのがおすすめです。

また、食事制限のみでダイエットを行っている場合は、運動を取り入れてみましょう。ウォーキングやストレッチなど、手軽に始められる運動でも大丈夫です。

【2】ストレスをためない工夫を

ホルモンバランスを乱す最大の原因はストレスです。日々の生活の中でストレスはどうしてもたまってしまいますが、強いストレスや過労でからだに悪影響が出ている人もいらっしゃるかも知れません。

自分なりのストレス解消法を見つけ、睡眠を十分にとるよう心がけましょう。湯船にゆっくりとつかることも効果的ですよ。

もしかして生理不順かも? 放っておいたら怖い…

【3】ストレスを感じやすいときのおすすめ

ストレスを感じやすいときのおすすめ
(c)Shutterstock.com

ストレスや不安を感じやすいときは、女性ホルモンのバランスを整えて安定したメンタル面の維持をサポートしてくれる、イソフラボンを摂取してみましょう。

女性ホルモンの一種のエストロゲンと同じような働きをするイソフラボンは、納豆や豆乳などの大豆製品に多く含まれています。

【4】体を冷やさない

体を冷やさない
(c)Shutterstock.com

カラダの冷えは、自律神経の乱れ・子宮の機能低下や生理不順・月経前症候群(PMS)など様々な影響を及ぼす可能性も。

基礎体温を維持することは免疫力の向上にもつながると言われているため、カラダを内側から温めるように心がけましょう。

【5】貧血やめまいが気になる

プルーンやレバーなどに多く含有されている鉄分は、丈夫な血液を産生し、貧血やめまいを緩和したり予防する効果が期待できます。

特に女性が不足しがちな栄養成分と言われている鉄分。専門家からも積極的な摂取が推奨されています。

妊活のためのカラダづくりできてる? 今すぐセルフチェック!

最後に

女性にとって切り離すことができない生理。大切な生理の正常な周期や期間、生理の状態に関して気をつけるべきことを医師の解説をもとに紹介しました。生理は早すぎず遅すぎず、正常なサイクルが理想。今すぐ取り入れられる生活改善方法も参考に、心も体も整えていきましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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