【目次】
・みんなが困る、顔周りのニキビ
・医師から学ぶ! ニキビができる原因
・場所ごとに見るできやすい原因と対処法
・食生活から見直すときに気をつけること
・ニキビの原因にアプローチしてくれる食べ物
・取り入れたい市販薬やサプリメントも
・日ごろから対策として心がけたいスキンケア
・最後に
みんなが困る、顔周りのニキビ
普段からスキンケアをしっかりとしていても、ふとした時に出現するニキビ。その原因は様々なため、一筋縄で治すことが難しいもの。では一体なぜできるのでしょうか。今回はそんな誰もが知りたいニキビの原因に着目して、医師の解説を基に学んでいきましょう。思わぬ生活習慣がニキビを誘発しているなんてこともあるかも… 対処法もあわせて確認しつつ、自分の日々の生活を振り返ってみましょう。
<POINT>
・ニキビの原因は不規則な生活習慣とホルモンの乱れ
・ニキビにはできやすい条件がある
・できる場所によって原因や対処法が異なる場合も
医師から学ぶ! ニキビができる原因
では早速、「ニキビができる原因」から学んでいきましょう。ここでは、医師の解説を基に様々なニキビの原因を紹介します。ニキビにはできやすい条件・悪化する原因などいろいろな要因が絡み合っているので、一つずつ見ていきましょう。
ニキビができる原因とは?
大人女子は女性ホルモンの減少によって思春期の頃よりは皮脂の分泌が減少します。女医の成田亜希子先生いわく、食生活の乱れやストレス、疲れ、睡眠不足などの不規則な生活習慣が重なると、女性ホルモンバランスが崩れて余分な皮脂分泌を促してしまうことがあり、それらが誘因となってニキビが発生することがあるそうです。
ニキビができる2つの条件
\教えてくれたのは、女医の成田亜希子先生/
ニキビができる条件は、「毛穴の汚れや詰まり」と「アクネ菌の存在」です。皮脂分泌が多く毛穴が詰まりやすい顔はニキビができやすいですが、この条件さえ揃えば顔以外の部位にできることもあります。
また、顔の中にもできやすい部位とできにくい部位があり、その発症の引き金となる原因は発症部位によって異なることがあります。
女医が回答【ニキビができる位置】によって、できる理由は異なる!
ニキビの原因は毛穴の炎症
引き続き、成田先生に教えていただきました。
ニキビの医学的な正式名称は「尋常性ざ瘡」。ニキビは、おでこや頬、顎、口周りなど顔にできやすく、思春期を迎えた頃から20代をピークに若者に生じやすい皮膚のできもの。
毛穴から大量に分泌される皮脂は狭い毛穴内に詰まることがあり、その中に皮膚の常在菌が入り込んで増殖すると炎症を引き起こし、詰まった皮脂などで押し上げられて「ポツポツ」になるのです。
また、毛穴内の炎症が悪化すると、「ポツポツ」は赤く目立つようになるばかりか、痛みを伴うようになります。
\「ポツポツ」から膿が漏れ出てきたら要注意!/
この状態にまで進行すると、皮膚の深層までダメージが加わって痕になってしまうことも少なくありません。
【ニキビに漢方】が効くって本当? それってどんな漢方? 女医がズバリ
ニキビの原因菌とは
\誰の肌にも生息しているアクネ菌/
ニキビを引き起こす細菌として知られるのは、アクネ菌と呼ばれる皮膚の常在菌。
女医の成田亜希子先生によると、アクネ菌は毛穴内に潜んでいることが多く、皮脂などの老廃物を餌にして増殖するそうです。このため、老廃物で毛穴が詰まると、アクネ菌が異常増殖して炎症を引き起こす原因に。
ニキビができる仕組み
▲[資料提供]第一三共ヘルスケア
\大人ニキビから赤ニキビへ/
大人ニキビは、過剰な皮脂が原因の思春期のものと異なり、「ストレス・睡眠不足・生理・体調の乱れ」のほか、肌の乾燥がおもな原因です。肌が乾燥していると、古くなった角質がうまくはがれずに蓄積して毛穴をふさいでしまいます。
そこに皮脂や細菌などが、ラードのような塊となって詰まると、それがニキビのはじまりの「コメド」と呼ばれる状態に。さらに悪化すると、皮脂を好むアクネ菌が増殖し、やがて炎症が起こして毛穴周りが赤く腫れるニキビになります。
乾燥・テカリ・大人ニキビ徹底対策!【ミノン】敏感肌研究が編み出した新シリーズに注目
重症度の高い赤ニキビができる原因とは
痛みやかゆみを生じるようになる赤ニキビについて、女医の成田亜希子先生に教えていただきました。
発症直後の白ニキビから皮脂が酸化した黒ニキビ、そして毛穴内の炎症がひどくなると、皮膚の盛り上がりが大きくなるだけでなく、ニキビ全体が赤くなって熱感を帯びるようになります。これがいわゆる、「赤ニキビ」といわれるものです。さらに炎症が悪化して毛穴内に膿が溜まると、毛穴から膿が押し出されて見えたり、ニキビが全体的に黄色っぽく変化していきます。
炎症が悪化する原因としては、「皮脂のさらなる過剰分泌、ストレス、食生活の乱れ、生理前後」など、いくつか原因が挙げられます。
汗をかくとニキビが悪化する原因とは
運動後は、血中の「好中球(白血球の一種)」が過度に活性化し、かゆみや赤み、ホテリなど肌の炎症を引き起こします。さらには、その症状を悪化させることも。
また、塩分を含む汗をかいたまま放置すると雑菌が繁殖しやすくなり、にきびやかゆみなど肌荒れを引き起こしやすくなります。紫外線ダメージや汗の蒸発によって肌内部の水分が奪われ乾燥しやすくなり、肌トラブルの原因にもなります。そのため、汗や皮脂で肌が潤っているように感じてもしっかり保湿することが大切。
運動後に、かゆみ、赤み、ほてり、にきびなど肌トラブルを起こしやすいときは…♡
場所ごとに見るできやすい原因と対処法
ニキビって顔や体のあらゆるところに突如現れてきますよね。実はその場所ごとにニキビができる理由が異なることをご存じでしょうか。ここでは、よくできる主なパーツごとの原因と年代別ニキビの対処法を紹介します。ご自身のできやすい箇所もチェックしてみましょう。
Tゾーン・頬・あご・こめかみのニキビ
\女医の成田亜希子先生が教える、ニキビができやすい場所&原因/
■Tゾーン(おでこ、鼻周り)
・顔の中でも皮脂分泌が盛んなTゾーンはニキビができやすい部位。
・過剰に分泌された皮脂が毛穴を詰まらせることによって、ニキビを発症。
・Tゾーンにできるニキビは皮脂による炎症を起こしやすく、痛みや発赤を伴うことも少なくありません。
■頬
・頬は比較的皮脂の分泌が少ない部位。
・毛穴が開きやすいこと、ファンデーションやチークなどのメイク汚れが詰まることからニキビに。
・メイクの汚れにはアクネ菌の大好物たんぱく質が含まれているため、ニキビの原因に。
■あご
・あごは皮脂の分泌が少ないため、本来であれば乾燥しやすい部位。
・あごは思いのほかケアが行き届きにくく、過度に乾燥した皮膚が皮脂の分泌を促すことも。
・その結果、過剰に分泌された皮脂がニキビを引き起こす原因に。
■こめかみ
・こめかみには多くの皮脂腺が存在し、思いのほか皮脂の分泌が盛んな部位。
・頭髪の汚れやフケ、シャンプーなどの洗い残しが毛穴を詰まらせ、ニキビの原因になることも。
女医が回答【ニキビができる位置】によって、できる理由は異なる!
口周りのニキビ
\口周りのニキビは悪化しやすい?/
女医の成田亜希子先生によると、口周りのニキビの多くは乾燥によって過剰な皮脂の分泌が原因で引き起こされるそうです。
乾燥した肌は角質層が硬くなって毛穴が狭くなるため、毛穴が詰まりやすくなります。そこに皮脂の過剰分泌が加わると、瞬く間にニキビを発症してしまうのです。
そのため、口周りのニキビは悪化しやすい傾向があります。毛穴が硬く狭いため、詰まった皮脂が排出されにくくなることで炎症が長引いてしまうからです。炎症も悪化して痛みやかゆみを伴う厄介なニキビになってしまう可能性も。
\口周りのニキビを治すには…/
ニキビ治療薬を使用することももちろん、肌の乾燥を改善するよう保湿効果のある基礎化粧品でケアしたり、季節の変わり目の乾燥しやすい時期には加湿器などを使って湿度を快適に保つ、などの対策も必要です。
\食事にも気をつけてニキビを防ぐことも大事/
皮脂分泌を少しでも抑えるよう、油分や糖分の多い食事は避けるようにしましょう。悪化したニキビは、なかなか消えないクレーター痕を残すこともあります。顔にニキビ跡を作らないためにも、口周りのニキビは軽く考えずに早め早めの対策を。
なぜいつも同じところに?【口周りのニキビ】の原因を女医が教えます!
ニキビの原因と年代別にみる正しい治し方
教えてくれたのは… 美容化学者:かずのすけ先生
まず、ニキビの原因は過剰な皮脂。ホルモンの影響で皮脂が増えがちな生理前ニキビ以外で、大人女子が皮脂過剰になる原因は下記です。
・「油の多い食品」
・「睡眠不足やストレスによる、男性ホルモンの増加」
・「油分の多いスキンケア」
また、ニキビは症状によって治し方が異なるので、「大人ニキビ」「思春期ニキビ」「慢性ニキビ」「化膿ニキビ」それぞれの治し方を紹介します。
【大人ニキビ】
原因は「食」「睡眠」「ストレス」によるものが大半のため、まずは生活習慣の改善を。また、酸化した揚げ油やスナック菓子などの分解しにくい脂を摂取するとできやすい。生活環境不和による皮脂量の増加が関係しているので、スキンケアでの対応よりも生活を正すことを!
【思春期ニキビ】
発症する原因は、10代の思春期のホルモン変動によって皮脂量が増加するため。一時的なものなので、放っておけば自然に治癒することが多い。長期の殺菌治療や強力な洗浄を行うと、薬の副作用で慢性ニキビ化する場合があるので注意が必要。同様に、生理時のニキビはホルモンの影響なのであまり気にしなくて良い。
【慢性ニキビ】
思春期ニキビに対して、長期殺菌や強力洗浄や代謝促進の医薬品の利用を繰り返した結果、肌の常在菌環境や皮膚代謝に異常をきたし、慢性状態に。殺菌や洗浄のスキンケアの見直しで根治できるが、改善までには時間がかかる。一時的に悪化することがあっても、根気よく続けること。
【化膿ニキビ】
「面疔(めんちょう)」と呼ばれる、赤みと痛みを伴う吹き出物。風邪や睡眠不足・体調悪化時に発生しやすい。毛穴内部への細菌の侵入や免疫力低下による常在細菌の過剰繁殖などで発生するとされるが、原因はさまざまなため特定が難しい。効果的なのは、膿が小さいうちに抗生物質や殺菌剤の塗布をすること。
食生活から見直すときに気をつけること
ニキビの原因は、不規則な生活習慣によるホルモンバランスの乱れということがわかりましたね。ニキビができるとき、決まって食生活が荒れていたなんてことはありませんか? ここでは、食生活からニキビの原因にアプローチする際に気をつけたいことを紹介します。
脂っぽいものや刺激物系はニキビの原因に
産婦人科専門医・生殖医療専門医の田口早桐先生によると、脂っぽいものや香辛料などの刺激物系には要注意! 脂肪分が多いものや刺激物は皮脂の分泌を増やし、肌のバランスを崩れやすくするためです。なかには、数の子やイクラなどの魚卵系を食べすぎると、ニキビができてしまうという人も。
現在進行中で肌荒れしている場合は、食べるものにはとくに注意が必要。積極的に脂っぽいものや刺激物系を控えるのがベター。また、脂肪分の多い甘いものも、肌荒れには大敵。
\ニキビは腸の働きも関係してくるため、和食中心のバランスをとれた食事をするのが一番/
ニキビの原因にアプローチしてくれる食べ物
前章ではニキビができるときの食生活に見る原因を紹介しました。肌荒れは体の不調の現れ。食べ物がニキビの原因になるのならば、肌荒れの原因をおさえることも食事の面から可能です。ここでは、ニキビの原因にアプローチしてくれる優秀な食材を紹介します。
ニキビができたときに炎症を抑える【豆類】
■あずき
吹き出物や腫れ物に◎。食物繊維が豊富なため、肌荒れや便秘に有効です。余分な熱をとり、毒素を分解してうみを出すため、吹き出物、腫れ物によいでしょう。
■緑豆(りょくとう)
解毒効果で口内炎や吹き出物にアプローチ。緑豆は、解毒効果があり体の中の余分な熱をとるので、発熱、口内炎、目の充血、吹き出物、腫れ物などによいでしょう。
ニキビにも効果あり! 解毒作用のある【アブラナ科の旬野菜】
■芽キャベツ・キャベツ・ブロッコリー・菜の花・カブ・ケール・大根
アブラナ科の植物は胃腸をいたわり、炎症を抑える解毒作用が期待できます。また、消化を助けるだけでなく、吹き出物などにも◎。春キャベツや菜の花など、旬の野菜にはその季節の不調を改善するパワーが。
自然の力を取り入れて花粉症ケア! 薬に頼りたくない人におすすめ【花粉症対策】4選
熱さましに◎ 赤いニキビにも効果のある【トマト】
■トマト
身体にこもった余分な熱を冷まし、渇きを潤すといった作用があるトマト。国際中医薬膳師・漢方アドバイザーの大木さと子さんによると、東洋医学では「肝機能が不調を起こすと熱っぽくなる」という考え方をするそうです。トマトは熱冷ましにもなるので二日酔いにも効くのだとか。イライラや肌荒れ、赤いニキビや吹き出物にも効果的とのこと。
取り入れたい市販薬やサプリメントも
突如あらわれたニキビをすぐにでも治したいとき。そんな時に役立つのがドラッグストアなどで手に入れられる市販薬です。対処法としての塗布する薬や飲み薬はもちろん、普段からニキビができにくい肌にするためのサプリなども販売されています。
女医の成田亜希子先生がおすすめ! 薬局やドラッグストアで手に入る漢方薬
■十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
化膿を伴う皮疹や皮膚の炎症、蕁麻疹、湿疹などに効果があるとされている「十味敗毒湯」。膿が溜まったニキビにも効果があり、できるだけ早い段階で飲むほど効き目は強いとされています。
■清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)
顔にできた皮膚の炎症や皮疹などに効果があるとされている「清上防風湯」。顔の熱や炎症を取り除く効果があり、熱感をともなう顔の皮膚の病気を改善します。やや炎症が悪化した赤みのあるニキビに効果的です。
■荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
副鼻腔炎や慢性鼻炎、扁桃炎、炎症と伴う顔の皮膚疾患に効果があるとされている「荊芥連翹湯」。病変部の熱感や腫れを取り除き、血行を改善する作用を持ち、膿や痰などの排出を促します。炎症を伴うニキビにも効果的です。
■桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)
女性ホルモンの乱れによって生じる、肩こり、頭重感、めまい、のぼせ、にきび、手足の冷えなどに効果があるとされている「桂枝茯苓丸加薏苡仁」。全身の血行を整えて、ニキビ改善すると考えられており、特に生理前後にニキビが目立ちやすくなる人におすすめです。
【ニキビに漢方】が効くって本当? それってどんな漢方? 女医がズバリ
ポツンとできたニキビの救世主「オロナイン」
気をつけていても、ある日ポツンと現れるニキビ。緊急処置として使えるのが、ドラッグストアで買えるオロナインH軟膏【第2類医薬品】。吹き出物の鎮静化を期待できます。
オロナインH軟膏の主成分は、殺菌・消毒薬として広く用いられているクロルヘキシジングルコン酸塩液。防腐剤を不使用。忙しくてなかなか皮膚科に行く時間がない人にとって、急な吹き出物の応急処置に◎。
ポツンとできたニキビの救世主現る。激安で買えるオロナインで即刻撃退!
ニキビができにくくするビタミンCのサプリ
\大塚真里さんのおすすめ/
■ドクターシーラボ|メガリポVC100[30包入り]
「常に2袋、ポーチに入っています」。サッと水に溶けて飲みやすいパウダータイプ。柑橘風味で美味。
■リポソーム|リポカプセルビタミンC[30包入り]
Oggi編集部内でも大人気! 別名「飲むビタミンC点滴」と呼ばれているほどの吸収率。
忙しいのに美しいあの人が飲み続けているのは…?【インナービューティ】が知りたい!|大塚真里さんに聞きました!
ニキビができたときに即対応できるサプリ&医薬品
\オッジェンヌ・江添晴馨さんのおすすめ/
「肌が環境に影響されやすく、乾燥するとくすみ、多湿になるとニキビができたり…。症状に合わせたアイテムでケアします。テカリにはスクラブ、くすみにはマスク、乾燥にはオイル、ニキビにはサプリを」
右:クラシエ薬品|ヨクイノーゲンBC錠(第3類医薬品)[210錠]
「肌荒れに効くと信頼しているヨクイニンにビタミンをプラス」
左:ポーラ|リポタイプC[30包]
「水なしで飲める柑橘味のビタミンC。長く効く処方なので1日1回飲めばOK」
【スキンケア】乾燥、くすみ、ザラつき… 少しの変化に即対応できるおすすめサプリ&医薬品
日ごろから対策として心がけたいスキンケア
ここまで内側からのアプローチに焦点をあててきましたが、ここではスキンケアの面で日ごろから心がけたいニキビの対策を紹介します。最近ではマスクの着用が常習化してきているので、マスク生活にも使えるポイントも必見です。
ニキビを早く治すためにクレンジング方法を見直す
ニキビができたとき、クレンジング方法を見直してみましょう。
✔︎ 「ニキビ=脂」と思い込みを捨てる
✔︎ バリアの低下した不安定ニキビ肌に過剰な洗浄は禁物
✔︎ 夜は、メイク汚れも毛穴汚れも1度で落とせるクレンジング料を
ニキビはオイリーなイメージがあって、ゴシゴシと念入りに洗いがち…。しかし、洗いすぎは肌のバリア機能を低下させ、ますますニキビを悪化させてしまいます。潤いをなるべくキープするクレンジング料を選び、その上で、気になる毛穴詰まりは週末のスペシャルケアですっきりとオフしましょう。
ニキビ専用化粧品でケア
▲アクネスラボ|薬用 スポッツクリーム[医薬部外品]
ニキビ向けの化粧品を使って、マスク下のスキンケアをするのも対策に。また、頑固なニキビに悩むときには、化粧品ではなくドラッグストアで買えるニキビ専用の医薬品を頼ってみるのも◎。
マスクと肌のあいだに肌ざわりのよいガーゼなどを入れる
マスクを着用し続けているときの肌荒れは、動作時のマスクによる摩擦が影響している場合も。そこで、布マスクでも不織布マスクでも、肌とマスクの間にやわらかなガーゼなどを1枚忍ばせることで、肌への摩擦が軽減し、肌荒れしにくくなるメリットが期待できます。
肌のためにガーゼは清潔に保っておきたいので、長期間同じものを使うより、常に清潔なガーゼに変えるよう心がけて。
コロナ感染対策マスクのせいで「肌荒れ」「ニキビ肌」に… 美容家のアンサーはコレ! 3つの対策
最後に
今回は、働く女性の肌悩みNo.1ともいえる「ニキビ」の原因にフォーカスをして、医師の解説やニキビへのアプローチ方法を紹介してきました。発生原因は様々な要因が絡み合っていることがわかりましたが、スキンケアだけでなく食べ物なども大きく関係することもわかりました。最近ニキビに悩まされることが多いというかたは、今回の記事を参考に日々の生活習慣も見直してみるといいかもしれません。
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