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BEAUTY

2019.04.06

女医が指南! 働く女子の悩み【大人ニキビ】とどう向き合う?

ニキビは発症原因さえそろえば働く世代の女子にもできることがあります。そんな「大人のニキビ」の原因と対策法について詳しく解説します。

思春期から20代にかけて多く見られる肌トラブルのニキビ。ニキビは若い子にしかできないと思っている人も多いのではないでしょうか?

実はそんなことはないんです。

【目次】
【大人ニキビ】の原因って?
【大人ニキビ】に効く、市販薬って?
【大人ニキビ】皮膚科に行くと、どうしてもらえるの?
【大人ニキビ】スキンケアはどうすれば?
【大人ニキビ】のニキビ跡を残さないためには?

【大人ニキビ】の原因って?

ニキビは、過剰に分泌された皮脂などで詰まった毛穴内に炎症が生じて発症する肌トラブルです。このため、女性ホルモンの分泌が盛んで、皮脂が多く分泌されやすい思春期の頃に多く発症するのです。

しかし、ニキビは「詰まった毛穴」であれば全身のどこでも発症する可能性があり、その原因も皮脂の過剰分泌のみとは限りません。

大人女子のニキビは、頬とおでこにできることが多い

それぞれ以下のような発症原因があります。

頬にできる場合

思春期をピークに徐々に分泌量が少なくなっていく女性ホルモン。女性ホルモンのエストロゲンには、肌の状態を整えて潤いをキープする作用があります。このため、20代後半から30代にかけては、肌の乾燥トラブルが始まりやすい時期と言えます。

大人ニキビ
(c)Shutterstock.com

特に頬は乾燥しやすい部位です。肌が乾燥した状態が続くと、肌を守るために余分な皮脂の分泌が促されます。乾燥肌なのにテカリが気になる…という人も多いと思いますが、これは乾燥によって皮脂の分泌が促されるために生じる「混合肌」と呼ばれるものです。

また、肌の乾燥は皮膚表面の角質層の構造を乱し、皮膚の硬化を引き起こします。その結果、毛穴が硬く細くなり、詰まりやすい構造になってしまうのです。混合肌の場合は、そこにさらに過剰な皮脂分泌が加わるため、ことさら毛穴の詰まりを助長することになります。

また、頬は年齢を重ねるごとに毛穴が開きやすくなり、ファンデーションなどの化粧品が毛穴を詰まらせることも少なくありません。

おでこにできる場合

おでこは最も皮脂分泌が多い部位です。

大人女子は女性ホルモンの減少によって思春期の頃よりは皮脂の分泌が減少します。しかし、食生活の乱れやストレス、疲れ、睡眠不足などの不規則な生活習慣が重なると、女性ホルモンバランスが崩れて余分な皮脂分泌を促してしまうことがあり、特におでこはそれらの影響を受けやすい部位です。

このため、大人女子でもおでこにニキビができることがあるのです。

おでこにニキビ
(c)Shutterstock.com

【大人ニキビ】に効く、市販薬って?

ニキビに効くと謳われた薬は数多く市販されています。市販薬には、炎症を鎮める成分や毛穴を開いて皮脂の分泌を促す成分、皮脂の分泌を抑える成分などが含まれています。

一般的に市販薬は病院で処方される薬よりも有効成分の含有量が少なかったり、効果が少ない成分のみが含まれています。

このため、できたてで炎症が軽度なニキビの場合には市販薬で治ることもありますが、発赤や痛み・かゆみなどの症状を伴うような悪化したニキビでは市販薬が効かないことも少なくありません。

ニキビは悪化すると、皮膚の深層にまでダメージを与えてクレーターのようなニキビ痕を形成することがあります。

そのような事態を防ぐためにも、市販薬を数日使用しても症状が改善しない場合には、皮膚科などの皮膚トラブルの治療を専門的に行う医療機関で適切な治療を行うようにしましょう。

医療機関
(c)Shutterstock.com

【大人ニキビ】皮膚科に行くと、どうしてもらえるの?

市販薬が効かなかったり、症状が悪化した場合には、ニキビ跡できてしまう前に早めに皮膚科を受診するよう心がけましょう。

皮膚科では市販薬よりも効果の高い治療薬が処方されます。現在、ニキビ治療の第一選択として使用される薬剤は、ビタミンAが主成分のレチノイド外用薬です。

治療薬
(c)Shutterstock.com

レチノイドは、皮膚の角質層を柔らかくする効果があるため、毛穴の詰まりを防いでニキビの予防・改善につながるのです。

その他にも、固まった皮脂の排出を促す硫黄製剤外用薬や皮脂の分泌を抑えるビタミン剤、漢方薬などが使用されることもあります。

また、医療機関によってはニキビを綺麗に治すためにケミカルピーリングや光線療法が行われることもありますが、自費診療となりますので治療開始前にしっかりと治療終了後までの費用を把握しておくようにしましょう。

【大人ニキビ】スキンケアはどうすれば?

大人ニキビの主な原因は、皮膚の乾燥です。大人女子は思春期に比べてエストロゲンの分泌量が少ないため、肌が乾燥しやすい傾向にあります。

このため、スキンケアは保湿効果の高い化粧水や乳液を使用して肌の潤いをキープするようにしましょう。また、秋から春にかけての乾燥しやすい季節は、加湿器などで室内の湿度を保ち、肌の乾燥を防ぐことも大切です。

スキンケア
(c)Shutterstock.com

ニキビ予防に大切なのは、きっちり汚れをオフする正しい洗顔

ニキビを予防・改善するには毛穴に詰まる前のメイク汚れや皮脂をしっかり洗い流し、毛穴内の汚れを浮き上がらせてオフすることが大切です。

具体的には、きめ細かいメレンゲのように泡立てた洗顔料で、顔を優しく撫でながら汚れを除去し、十分な量のぬるま湯で泡や汚れを落とすようにしましょう。

【大人ニキビ】のニキビ跡を残さないためには?

大人ニキビの多くは乾燥によって硬く狭くなった毛穴に皮脂が詰って発症するため、若い世代に生じるニキビよりも治りが遅く悪化しやすい傾向にあります。

悪化したニキビは、皮膚の深層にまで炎症が波及します。その結果、皮膚の深層にまでダメージが加わり、組織の修復が追い付かずに皮膚の一部がへこんだクレーターのような跡を残すことも少なくありません。

特に、若い頃に比べて大人女子の肌は修復力も低下しがちになるため、ニキビ跡ができやすくなるのです。ニキビ跡は、一度できてしまうと完全に元の状態に戻すことが難しく、深刻な肌の悩みの種となります。

大人ニキビを潰すのは絶対だめ!

大きく腫れたニキビは目立ちやすく、鏡を見るたびに気分が落ち込むことも少なくありません。ついつい潰してしまいたくなることもあるでしょう。

大人ニキビを潰すのは絶対だめ
(c)Shutterstock.com

しかし、悪化したニキビは潰してしまうとかえって毛穴内の炎症を助長することがあり、皮膚のさらに深部にまでダメージを与えることがも。ニキビは潰さずに市販薬などでセルフケアを行い、改善しない場合は皮膚科を受診して適切な治療を受けるようにしましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

成田亜希子先生

一般内科医。プライベートでは二児の母。
保健所勤務経験もあり、医療行政や母子保健、感染症に詳しい。
国立医療科学院などでの研修も積む。
日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会所属。


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