【目次】
・【自己顕示欲】とは?
・自己顕示欲が強い人の特徴
・自己顕示欲が強くなる原因
・自己顕示欲が強い人との付き合い方
【自己顕示欲】とは?
誰もが持つ「承認欲求」のひとつ
「自己顕示欲」は誰もが持っている欲求のひとつ。自分で自分のことを目立たせて、周りの人に注目してもらいたい欲求を強く持つ人のことを指します。
承認欲求のひとつですが、承認欲求が「他者から認められたい」という欲求に対し、自己顕示欲は「自分をアピールしたい」といった自己中心的な意味合いがあるといわれています。
自意識過剰とは異なる
「自意識過剰」と「自己顕示欲」は似て非なるもの。
自意識過剰… 自分が他人からどう見られているか過剰に気にする傾向のこと。
自己顕示欲… 自分が他人からどう見られているか過剰に気にし、周囲に何らかのアクションを起こすこと。
自己顕示欲が強い人の特徴
自分の話が多い
自己顕示欲が強い人は、自分の話ばかりする傾向があります。これは自分のコンプレックスや不安を隠し、相手より優位に立ちたいという心理が働いているから。
また、他人の話には興味を示さないことも多いよう。話を聞いてもらうことを心地よく感じる一方で、相手の話には興味が持てず「つまらない」という態度を取ってしまいがち。
聞いてはいるものの「私の場合は~」「私なんか~なことがあって」など、自分の話にすり替えてしまうことも多々あります。
承認欲求が強い
相手に認められたい、褒められたいという承認欲求は誰しも持っているものですが、自己顕示欲が強い人はこの承認欲求も人一倍強い傾向に。
たとえば仕事で「○○さん、すごい」「これ全部○○さんがやったんですか?」など言われると心が満たされ、「もっと自分を必要な存在だと認めてもらいたい」という思いが強くなります。結果、仕事量を増やし無理してでも頑張ってしまうよう。
逆に、自分が評価されない仕事や業務には、全く興味を持たない傾向もあります。
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協調性がない
協調性がないことも自己顕示欲が強い人の特徴といえます。「自分がよければそれで満足」と思っているため、周囲に自己中心的な印象を与えてしまいがち。
相手のことを考えるのが面倒くさい、人付き合いが面倒くさいと思っている節もあり、他人に興味がない人も多いようです。
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虚言癖がある
自己顕示欲が強い人には、虚言癖の傾向もあるよう。
「頭がよく見られたい」「お金持ちに見られたい」など理想の自分像と現実のギャップを埋めたいという心理が働いて、大袈裟に話を盛りがちです。
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自己顕示欲が強くなる原因
自分に自信がない
自己顕示欲が強い人は、自分に自信がない人が多い傾向にあります。
自分のことを過小評価し、自分で自分のことが認められず、他人に認めてもらうことで欲求を満たそうとします。
誰かに認められることで自分に自信が持てると思っているため、承認欲求や自己顕示欲が強くなってしまうのかもしれませんね。
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愛情不足で育った
「自分を認めてほしい」という自己顕示欲が強い人は、幼少期に「愛情不足」だったのが原因の可能性も。
家族からの愛情をあまり感じずに育つと、自分に自信が持てない大人になってしまう傾向にあるようです。
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自己顕示欲が強い人との付き合い方
受け流す
自己顕示欲が強い人の話には「そうなんだ!」「すごいね」など、ほど良く話を聞きながら受け流すのが効果的。
受け流すことで話が発展しにくくなり、早めに切り上げることができます。
適度に距離を取る
身近に自己顕示欲が強い人がいてストレスになるようなら「最低限の挨拶と業務上のやりとりだけにする」「プライベートでは深く関わらない」など、自分なりのルールを決めて適度に距離を取りましょう。
苦手と感じる人とは無理に仲良くする必要はありません。可能な限り距離を取るのがベストです。
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褒める
人間関係や周囲の雰囲気を壊さないために、あえて相手の要望通り褒めて満足させてあげるのも、ときには必要かもしれません。
過剰に相手を持ち上げず「すごいね」とさらっと相槌を打つ程度で接するのが◎。
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