【目次】
・「自分の話ばかり」な人とは?
・どうして「自分の話ばかり」、する心理は?
・「自分の話ばかり」な人の対処法!
・「自分の話ばかり」してしまうときの治し方は?
・最後に
「自分の話ばかり」な人とは?
自分の話を人に聞いてもらいたい時ってありますよね。嬉しかったことや、悲しかったこと、相談事などを聞いてもらいたい時、ついつい「自分の話ばかり」に夢中になってはいませんか?
今回は、つい「自分の話ばかり」してしまう人の、特徴や心理などを紹介します。
1:プライドが高い
「自分の話ばかり」してしまう人は、プライドが高い人が多いです。自分を良く見せたり、それとなく自慢したりしながら話すので、途中で口を挟まれたり、否定されたりすると不機嫌になってしまいます。
2:他人の話には興味を示さない
自分の話に夢中になってしまって、他人の話に興味を示さないのも、「自分の話ばかり」してしまう人の特徴といえるでしょう。話を聞いてもらえることに心地よく感じる一方で、相手の話を聞くときは興味が持てず、「つまらない」という態度を取ってしまいがちに。
また、聞いてはいるものの、「私の場合は~」「私なんか~なことがあって」など、自分の話にすり替えてしまうことも多いです。
3:自意識が過剰
「自分の話ばかり」してしまう人は、自意識過剰である場合があります。「あの人、私のこと、きっとこう思ってるよね」といった話を多くしてしまうため、うんざりとしてしまう人も多いようです。また、話が愚痴っぽくなりがちで、自分に共感してもらいたかったり、自分の味方になって欲しかったり、自分の気持ちを押し付けがちになります。
どうして「自分の話ばかり」、する心理は?
ついつい「自分の話ばかり」をしてしまう人は、どんな心理状態なのでしょうか? 「自分の話ばかり」をするため、自信家やナルシストだと思われがちですが、実はそんなこともないのです。
1:コンプレックスを隠したい
「自分の話ばかり」する人は、実はコンプレックスを抱いている場合も多くあります。自分の自慢話や誇れるところを見せびらかすように話すのは、自身の無さの裏返しなのです。
自分は自信があるように見せかけて、周りに自分のコンプレックスや不安を悟られないようにしているということが考えられます。「自分の話ばかり」をするのは、コンプレックスや不安を隠して、相手より優位に立ちたいという心理が働いているのです。
2:孤独を感じている
孤独や寂しさを抱えている人は、「自分の話ばかり」になりがち。なぜなら、寂しいがゆえに、自分に関心を持ってもらいたいからです。注目してもらうために、自分の話を大げさにしてしまいます。
また、自己肯定感が低いため、自分の優れているところを話して、「すごいね」「うらやましい」と言われることで、外部から自己肯定感を高めてもらおうとするのです。他人から褒められたり、励ましてもらったりすることで、「自分はダメだ」という気持ちを払拭し、満足したいといった心理が働いています。
3:沈黙した空気感が苦手
人と話すときに、話題がなくなって沈黙してしまうことってありませんか? 家族や恋人など、心を許した親しい間柄なら、沈黙の間があっても気まずくならないですが、そこまで親しくない相手や、知り合ったばかりの相手だと、気まずくなってしまうこともあると思います。
相手に気を使いすぎて、沈黙の間が出来ないようにしようと、つい「自分のことばかり」話してしまうのです。「何か話さないと… でも話す話題が無い!」こういった場合に、ついつい「自分の話」をしてしまいます。
それ自体は良いのですが、緊張ゆえ、言わなくてもいい自慢話だったり、独りよがりの話題にならないように気をつけましょう。
「自分の話ばかり」な人の対処法!
「自分の話ばかりしていて、こちらの話には何も興味を示してくれない…」「会話のキャッチボールがうまく出来ない…」、そんな経験はありませんか? こういう時、どのように対処すればいいのか、おすすめの方法を紹介します。
1:相槌を打ちながら、ほどよく聞き流す
「自分の話ばかり」してしまう人は、相手に話を聞いてもらいたいという気持ちが強く、話すという行為そのものに満足している場合も多いです。ですので、「そうなんだ!」「すごいね」など、ほどよく話を聞きながら、受け流すと話が発展しにくいため、早く切り上げることができます。
2:好意を伝えることで、相手を安心させてあげる
これは、特に恋人関係にある人に効果のある対処法です。恋人は自信がなく、あなたに好かれているか常に不安でいっぱいです。ですので、好意をしっかりと言葉で伝えてあげてください。いわゆるツンデレさんは、話したいことやしたいことがあっても、なかなか言い出せずに、結局、自分語りをしてしまったりします
3:質問をすることで、話の流れをコントロールする
「自分の話ばかり」してしまう人には、こちらが会話をリードすることがおすすめです。そのために、質問をするということはとても効果的。質問をして、別の話題にスムーズにシフトすることで、ストレスなく会話を楽しむことができます。
「自分の話ばかり」してしまうときの治し方は?
分かっていても、つい「自分の話ばかり」してしまうことってありますよね。そんな癖を治したい方に3つの方法を紹介します。
1:沈黙を恐れない
「自分の話ばかり」をしてしまう心理として、「沈黙に耐えられない」ということを説明しました。
確かに、シーンとした空気は気まずく感じられますよね。しかし、相手にとってはその沈黙が落ち着ける空間なのかもしれません。
また、相手が話題を振ろうとしている可能性も。相手は意外と沈黙を気にしていない場合も多いのです。そんな時に、こちら側が気まずそうにしていたら、それは相手にも伝わります。あまり深く考えずに、その場の雰囲気を楽しむようにしましょう!
2:相手の話に興味を持つ
自分のことを話すのは楽しいですが、他人の話を聞くことも対人関係を築く上では大切です。相手のことを知ると、話せる話題が増えて沈黙する間も減りますし、盛り上がります。一度、相手の話を最後まで聞くように心がけてみてください。
3:質問をしてみる
質問をすることで、「自分の話ばかり」してしまうことを防ぐことが出来ます。加えて、相手も「ちゃんと話を聞いてくれているんだ」と思えるため、お互いに楽しく、ストレスフリーで会話をすることが出来るのです。
最後に
他人と良い交友関係を築くことは難しいですよね。「相手に嫌われたらどうしよう」「もっと親しくなりたい」と思っても、相手の気持ちが分からないので、常に不安になります。しかし、それは相手もきっと同じです。あまり深く考えずに、会話を楽しむようにしましょう!
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