愛する人へ、手紙を送ろう
彼女など、愛する人の誕生日やふたりの記念日などには、特別なサプライズを要したいと思うものですよね。そんなときに手紙はどうでしょう。書き方がわからないと敬遠している人も多いと思いますが、思いを込めて書いた手紙は、愛する人の心を動かしてくれるに違いありません。
恋人からの手紙は重い?
「手紙なんて、重いと思われないかな…?」と不安に思う人も多いようです。でも大丈夫! 好きな人からの手紙を迷惑に感じる人なんて、そうそういないはずです。普段、手紙なんて書かない人が書いた手紙ならなおさら。躊躇せずに、思い切って書きましょう!
彼女への手紙で押さえておきたいポイントを紹介
いざ、手紙を書き始めようと思っても、何から書き始めればいいか迷ってしまいますよね。ここでは、スムーズに書けるように抑えておきたいポイントをお伝えしましょう。苦手な人は、ぜひに参考にしてくださいね。
1:まずは宛名を忘れずに
便箋を用意して書き始めます。まずは、宛名です。フルネームもいいのですが、普段ふたりでいるときの呼び名で書くと親密な感じになります。
ちなみに便箋はシンプルなものを。キャラクターものなどは、彼女の好きなキャラクター以外はやめておきましょう。
2:手紙を書いた理由を明確に
書き出しで、「なぜ、この手紙を書いたのか」についてはっきりさせておきましょう。「付き合って3年目になります」「誕生日おめでとう!」などのように、何の手紙なのかが最初に分かると読みやすいですし、その後の文章も書きやすくなります。
「付き合って明日でちょうど3年になります。これまでの感謝とともに○○への想いを改めて伝えたくて手紙を書くことにしました」。こんなふうに始めると、後が続けやすくなりますね。
3:思い出エピソードを書く
手紙の中盤では、ふたりの思い出の中で印象的だったことを書くのがおすすめです。「初めてのデートは映画だったね。実はあのときとても緊張していたんだ。映画が終わったあと、○○が素敵な映画だったねって笑ってくれてすごく安心したのを今でもよく覚えています」などいうように、「実は〜だった」という話でもいいですし、彼女の話が楽しかったというような些細なことでも構いません。
読んだ彼女は「ああ、ずっと覚えていてくれたんだな」「些細なことでも大切な思い出にしてくれているんだな」とうれしくなるはずです。
4:締めくくりは未来のことを書く
手紙で難しいのは、締めの言葉です。彼女への手紙には未来のことを書くようにしましょう。「来年も一緒に記念日を迎えまようね」、あるいは「来年も○○の誕生日を一緒にお祝いしたいです」などというように、素直な気持ちをストレートに伝えましょう。
書き方やフレーズをシーン別に解説
手紙を書くときの流れ・ポイントをお伝えしました。次に紹介するのは、メッセージの例文です。シーン別に紹介しますね!
1:彼女の誕生日
○○へ
お誕生日おめでとう!
○○と一緒に誕生日を過ごすのは3回目ですね。
せっかくの誕生日なので普段はなかなか言えないことを伝えたいと思って、
手紙を書くことにしました。
○○、いつもそばにいてくれてありがとう。
仕事が忙しくて行き詰まっているとき、いつも察してくれているよね。
何も言わずに普段通りにその場を和ませてくれる○○には本当に感謝しています。
○○の入れてくれるコーヒーがとても好きだよ。
来年も、再来年も、これからもずっと
○○の誕生日を一緒に祝いたいなって思っています。
そして、今度の夏休みにはゆっくり旅行に行こう。
連れて行きたいところがあるんだ。
本当にきれいなところなので、○○も好きになってくれると思う。
改めて本当にお誕生日おめでとう!
これからもよろしく。
▲▲より
2:記念日
○○へ
付き合ってから、3年が経ちました。せっかくの記念日なので○○への気持ちをきちんと言葉にして伝えたいなと思い、初めて手紙を書きます。
実は、初めて会った時から「笑顔のやさしい人だな」と感じていました。
携帯電話をお店に忘れた俺のために、走って取りに行ってくれたよね。
この人が彼女になってくれたらどんなに幸せだろう、と思ったのを覚えています。
そして今も変わらず、○○の笑顔が大好きです。俺のことを一生懸命考えてくれるところも大好きです。
俺は○○のやさしさにきちんとお返しができていますか?
○○の笑顔を守れるようにふたりの時間を大切にしたいと思っています。
甘えてしまうことも多いけれど、これからも呆れずそばにいてくれるとうれしい。
来年も再来年も、この日を一緒にお祝いしよう。いつも本当にありがとう!
▲▲より
これはNG…? 重いと思われる手紙とは?
手紙の書き方をマスターできましたか? あとは、やってはいけないことをおさえておきましょう。
1:お願いを書かない
手紙は贈り物だと考えましょう。ですから、お願いごとを書くのはNGです。「ほかの男性とはあまり口をきかないでほしい」「もう少しLINEの返事を早くしてほしい」などというようなことを書いてしまうと、「言いたいことがあるなら、手紙なんてまわりくどいことをしないで面と向かって言ってよ」という気持ちにさせてしまいます。
2:ネガティブなことは書かない
思い出の中には、悲しいことや不安になったこともあると思います。そういったネガティブなことをあえて手紙に書くのはやめましょう。「2ヶ月もの出張中、とても心配だった」「LINEの返事をついつい待ってしまう」…。ネガティブな気持ちを綴られると、読んだ方もネガティブな気持ちになってしまいます。
3:長さはほどほどに
伝えたいことがありすぎて、長い文章になってしまった… ということもあると思いますが、手紙は程々の長さに留めておきましょう。あんまり長いと読むのもたいへんですし、要点がぶれてしまいます。便箋2枚分くらいを目安にすると、気持ちもしっかり伝えられますし、長さもちょうどいいのではないでしょうか。
最後に
普段書かないからこそ、手紙はとても思いのこもったプレゼントになります。プレゼントと一緒に渡してもいいですし、もしかしたらプレゼントなしで気持ちだけを伝えてもいいかもしれません。あなたらしい、素敵な手紙を書いてくださいね!
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