レベル別ラブレターの書き方講座
軽めの様子伺いから本気度マックスの重めトーンまで、好意の状況に合わせた例文や書き方のポイントをご紹介します。
♦︎様子伺いレベル:軽やかに気持ちを伝える
重い告白はしたくないけれど好意をそれとなく手紙で伝えて、相手の出方を探りたいときには「好き」とは書かずに気持ちをほのめかす書き方が◎。
例文
「最近よくあなたのことを考えるんです。これって、ちょっと特別な気持ちなのかな… なんて、自分でも驚いています」
書き方のポイント
重くならないよう努め、相手に興味を持っていることをさりげなく伝えましょう。あえて曖昧な表現を使って相手の反応を見ることで、次のステップを考えやすくするのが目的です。
♦︎適度な本気レベル:気持ちをストレートに伝える
思い詰めるほどガチではないけれど、本気で好きは好き。といったレベルの好意をラブレターに記すなら、素直な感情を伝えましょう。
例文
「一緒にいると、安心感とドキドキが同時に自分の身に起きているんです。こんな感覚は初めて。もしよければ、これからもっと近くであなたを知りたいと思っています」
書き方のポイント
相手に特別感を与える言葉を選びながらも、重くなりすぎないように気をつけましょう。自分の感情を素直に伝えやすいようストレートな表現を心がけて。
♦︎ガチ重めレベル:愛を全力で伝える
寝ても覚めても相手のことが頭から離れないほどの本気モードなら、愛を全力で伝えるラブレターをしたためて。手紙を通じた告白も視野に入れて本気でぶつかっていきましょう。
例文
「出会ってから、私の世界が少しずつ明るくなっていくのを感じています。私にこんな気持ちを教えてくれたのは、私の人生であなたが初めて。これから、できれば特別な存在としてそばにいさせてほしいです」
書き方のポイント
深い思いを余すことなく伝えましょう。ただし相手にプレッシャーを与えすぎないよう、判断を迫りすぎる言葉や表現は避けましょう。詩的な表現を多用しすぎると白けさせることもあるため、適度な量にとどめます。
ラブレターを書くときの注意点
ラブレターは、書き方ひとつで受け手の印象も変わってしまいます。ラブレターを書く際に本気度レベルに関わりなく気をつけたいポイントを解説します。
♦︎長すぎない文章を心がける
想いが溢れ出てきてしまっていても、ラブレターは短めに。簡潔でまとまった文章のほうが伝わりやすく、読み手の心にも響きます。
ダラダラと長文すぎると手紙を開いた瞬間に読む気が失せてしまう人もいるため、目安として便箋1枚におさめるといいでしょう。
♦︎相手の性格や関係性に配慮する
相手の性格や関係性によってはラブレターに書かれている内容がきっかけで、人間関係が拗れてしまうことも。冗談が通じる人もいれば、格式ばった言い方が好きな人もいます。
相手が受け入れやすいトーンを考えながら書いていきましょう。
♦︎オリジナリティを大切に
テンプレートに頼りすぎずに自分の言葉で伝えましょう。テンプレート的な文章は綺麗に整っているように思えますが、オリジナリティのある文章のほうが心に響きます。
あえて「ラブレター」を書くメリットは大きい
デジタルツールで連絡をとるのが主流な今だからこそ、あえて「ラブレター」を書くメリットは大きいと言えます。
本気で好意を抱いている想いや相手との交際を真剣に考えている誠実さを伝えたいときには、デジタルツールで告白をするよりも手紙で想いを伝えるほうが、熱量が伝わり相手の心に響きやすいかもしれません♡
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。