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マッチングアプリで初めて会う日にキスをする心理は?

マッチングアプリでの出会いで、初めて会うときにキスをするorしたくなる心理には、いくつかの背景や動機が絡んでいます。
性格、恋愛観によっても大きく異なるので、一概に「こうだ」とは言い切れませんが、代表的な心理パターンを解説します。
♦︎フィーリングを確認したい
実際に会った初日に「この人とは相性がいいかもしれない」と感じた場合には、キスを通じてさらにその感覚を確かめたいという気持ちが高まるパターンもあります。
恋愛に対して感覚重視型の人に多いことから、キスで相性をチェックしたいだけでなくキスの感触が良ければそのまま交際へと発展させたいといったスピーディな恋愛心理が隠れていることも。
♦︎急いで距離を縮めたい
メッセージのやり取りや初めて会った瞬間に直感が働くなどの背景から、すでに相手に明確な好意を抱いている場合には、スキンシップによって“もっと近づきたい”と思う心理が強まります。
あるいは恋愛に焦っているときには「好かれたい」「関係を進めたい」という気持ちが先行し、急いで距離感を縮めたくなっているパターンもあります。
いずれも恋愛には積極的ながら、同時に不安を抱きやすいタイプに多い心理です。
♦︎相手を試したい
代表的な心理のうち、もっとも危険なのがこのタイプ。初対面でのキスによって「この人は自分に本気なのか?」や「軽い人なのではないか?」などの心理から、相手の反応を試す意味合いで行動しているパターンもあります。
キスへの反応で相手の恋愛観を見たがる駆け引きタイプに多く、動機としては身勝手な面も否めません。
マッチングアプリで初めて会う日にキスはアリorナシ?

マッチングアプリで知り合った相手との初対面でのキスには、賛否両論。
アリなのかナシなのか…、それぞれの立場の声を紹介します。
♦︎アリだと思う人の意見
「気持ちが盛り上がれば、自然な流れでキスするのもアリだとは思う。自分がするかは別だけれど」(32歳女性/東京都)
「相手の好意を確認できる手段として有効」(30歳女性/北海道)
「フィーリングが合うかどうかは、キスをしないと分かることがある」(27歳女性/東京都)
♦︎ナシだと思う人の意見
「お互いのことをよく知らないうちにキスをしたら、軽く見られるだけだと思う」(34歳女性/神奈川県)
「信頼関係を築く前のキスは、どう考えても早すぎる」(31歳女性/愛知県)
「相手の気持ちがわからないままキスするなんて、いろんな意味でリスクが高い」(28歳女性/福岡県)
♦︎「アリ派」でも無条件にキスを認めるわけではない
初対面でのキスについては、大きく分ければ「アリ」と「ナシ」に分かれるものの、アリ派であっても無条件にキスを受け入れたり相手を問わずにキスをしたいという話ではなく“条件付き”で許容するという範囲にとどまる傾向も強いかもしれません。
初対面でキスしてもいい? 判断に向けた3つのポイント

初めて会った日にキスをするかどうかに、正解はありません。つまり自分の判断と責任のうえで、行動を決めるということ。
タイミングを見極めるのに役立つポイントを解説します。
♦︎相手の態度をよく観察する
会話をしているときの距離感や目線、ボディランゲージなどから、相手があなたに対して心を開いているかどうかを見極めましょう。
少しでも違和感があるなら、それは直感からの「気をつけて!」のサインかも。
♦︎雰囲気や空気感への違和感をチェック
キスがその場の流れのなかで自然に生まれるものであると考えれば、会った回数にこだわる必要はない一方で、相手が無理に雰囲気を作ろうとしているだけならば、どこかで居心地の悪さを感じるはず。
そのときの雰囲気や空気感に違和感を覚える部分がないかどうか、自分の心とよく相談をしてみて!
♦︎事前のやり取りでの距離感を思い返す
初めて会うまでのあいだにおけるメッセージのやりとりでのふたりの距離感も思い返ししましょう。
すでに恋愛的な雰囲気が出ていたのか、それなりに甘い言葉を交わしていたのかといった点も、相手の気持ちを判断するポイントです。
お互いの気持ちが熟し始めていると感じるのであれば、キスをしても後悔は招かないはず!
大切なのはお互いの気持ち
マッチングアプリで出会った相手と初めてのデートでのキスを判断するうえで大切なことは、相手と自分の気持ちがしっかりと通じ合っているかにあります。
少しでも戸惑いを感じるようであれば焦らずに、自分の素直な気持ちを尊重しながらふたりだけのタイミングを見つけていきましょう。
TOP画像/(c)Adobe Stock

並木まき
ライター、時短美容家、メンタル心理カウンセラー。企業研修や新人研修に講師として数多く携わっている。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。