目次Contents
若く見える人は何が違う? 共通する顔の特徴とは
若く見える人には特徴があります。それは「たるみが少ない」ことと「肌にツヤがある」こと、そして「笑顔」や「愛嬌」です。
たるみがなく肌にツヤがある

若く見える人にはいくつか共通点がありますが、「顔」に限定したときもっとも顕著な差の要因になるのが「たるみ」だと言われています。
たるみは真皮の衰えが原因で引き起こされ、たるむことであらわれる目尻・口元のシワやほうれい線、フェイスラインのたるみといったエイジングサインが、老けて見える原因になります。
若く見える人はこのたるみが少なく、肌にツヤがあるのが特徴的です。
笑顔が多く愛嬌がある

笑顔こそ究極のアンチエイジングだと、よく言われますよね。笑顔が多い人は、自分自身だけでなく周囲までをも明るく元気にさせてくれるパワーがあります。
人は笑うことでストレスを軽減したり、幸福感を感じるホルモンが分泌されたりすると言われているため、笑顔が若さをキープするというのは納得です。
愛嬌がある人も若さを感じさせます。いつも明るくハキハキし、話しかけるとにっこりする人は、実年齢より若く見られる傾向にあるでしょう。
「若く見える」人の特徴は? どうしたら「若く見える」? 外面と内面の対策を紐解きます
▼あわせて読みたい
顔を若返らせる方法1:スキンケアに力を入れる
笑顔や愛嬌は意識次第ですぐに変えられるもの。地道にがんばっていかなければ変えられないものが、肌の状態です。まずは「スキンケア」から。数日で劇的な変化があるものではありませんが、日々コツコツやっていくと数年後の顔の印象が大きく変わる可能性の高いケアです。
エイジングケアは30歳前後から!
顔の若返りを目指している人もそうでない人も、エイジングケアのはじめどきに悩んだことがあるはず。実はエイジングケアは、30歳前後から積極的に高機能なコスメを取り入れながら行なっていくことがおすすめされています。
美容エディターの大塚真里さん曰く、高機能なコスメは2週間も使えば手応えを感じられるとのこと。
シワにはシワ改善の有効成分が配合されたコスメを
厚生労働省の認可を受けたシワ改善の有効成分は以下のようなものがあります。
・純粋レチノール
・ニールワン
・ナイアシンアミド
・VEP-M
・ライスパワーNo.11+
しっかりとシワケアを行なっていくのなら、このような有効成分配合のスキンケアコスメを使用することをおすすめします。
2週間で映える肌に! 美容エディター厳選「シワ改善&アイケア」コスメ6選【秋の最新スキンケア】
肌の透明感は美白コスメと紫外線対策でキープ
肌に透明感があるかどうかも、若く見えるかどうか判断されるポイントです。くすみやシミといった透明感を損ねる原因になるエイジングサインには、美白有効成分入りの美白コスメを取り入れることをおすすめします。
美白有効成分とは例えば以下のような成分のことです。
・ビタミンC誘導体
・アルブチン
・ナイアシンアミド
・ハイドロキノン
・トラネキサム酸
・カモミラET
など。
これら有効成分が配合されたコスメで日々ケアを行うことで、若さキープに努めましょう。
シミができやすいゾーンは、現在シミがなくても美白コスメを使って毎日ケアしておくと、予防になります。
また、紫外線対策も重要なケアのひとつです。紫外線は日焼けやシミを引き起こすだけでなく、真皮層まで到達し、シワ・たるみといった老化を促す原因になります。
そのため日焼け止めは毎日しっかり、正しく塗ることが大切なのです。
一度にたっぷり塗らず、薄めに2回塗ることで密着させながら厚塗りが可能です。
リキッドでもパウダーでも形状を問わず、UVカット機能付きのファンデーションを重ねましょう。
仕上げにフェイスパウダーをサラッと重ねて、さらに密着力を高めて。
シミができたらどうする? 日焼け止めの正しい塗り方は?【夏のスキンケア悩み】を解決!
▼あわせて読みたい
顔を若返らせる方法2:たるみ防止のケアを行う
小顔セルフケアのYoutubeチャンネルで人気急上昇! Speed小顔神HIRO先生が、たるみがちな顔をキュッと引き上げる、“あごコリほぐし”を紹介します。たるみ・むくみ・シワ・ほうれい線などの顔まわりの悩みをセルフケアしていきましょう。
《あごコリほぐしのコツ》
・メイク前とお風呂上がり(朝・夜)に行うのがおすすめ
・「筋肉をほぐす」イメージで
・左右均等にエクササイズしましょう
◆書籍『小顔になる! あごコリほぐし』(ワン・パブリッシング)
整骨理論を美容に取り入れた「美容整骨」の技術満載! 小顔神HIRO先生の著書『小顔になる! あごコリほぐし』より、おすすめのマッサージをピックアップして紹介していきます。
【1】30秒「側頭部じんわり押し」でたるみ引き上げ
“側頭筋”を刺激してほぐします。歯を食いしばるとポコッと飛び出す部分が目印。
\How To/
こめかみ部分に手のひらを押し当て、ゴールデンポイント(※)の方向に30秒ほど押し込みます。
※ゴールデンポイントとは、あご先~耳の最も高い部分を通った延長線と、正中線(頭のセンターライン)が交わる部分。
\POINT/
硬い筋肉は、強く押すと痛みを感じたり、コリが悪化することも。じんわりと刺激を伝える持続圧なら、痛みなくフワッとコリがほぐれます。
話題の“あごコリほぐし”で、たるみを引きあげスッキリ小顔に!
【2】エラ張りスッキリ「エラ肉削り」
あごを閉じるときに働く“内側翼突筋”を刺激してほぐします。
\How To/
人差し指と中指を、下あご骨の裏側(口腔内側)エラ付近に差し込み、あごのラインに沿って30秒ほど揺らします。
\POINT/
内側翼突筋を使いすぎていると、指が入らないほど硬くなりがち。マッサージ前後の筋肉の硬さを比べてみましょう。
【3】フェイスラインがシュッ「頬押しあぐあぐ」
あごを閉じるときに働く“咬筋”を刺激してほぐします。食いしばったときに盛り上がる部分が目印。
\How To/
頬に手のひらを当て、軽く食いしばるようにして30秒ほど口を「あぐあぐ」と開け閉めします。手のひらで“壁”をつくり、力を内側に向けることで筋肉がリラックス。
\POINT/
100%の力で食いしばると、あごのコリが進行してしまいます。60%程度の力で「あぐあぐ」しましょう。
【4】笑顔が若見え「小指差し込みあぐあぐ」
口を開くときに働く“外側翼突筋”を刺激してほぐします。頬に指を当て、口を開いたときに前に出るあごの骨と頬骨の間から刺激を。
\How To/
小指を頬骨の奥に差し込んだまま、30秒ほど「あぐあぐ」と口を開け閉めします。
\POINT/
強く深く押す必要はありません。口を開けると指が入り、閉じると押し戻される程度の圧で十分です。
▼あわせて読みたい
顔を若返らせる方法3:美容医療の力を借りる
セルフケアではどうにもならないお悩みは、医療の力を借りてみるという選択肢もあります。リスクがあり費用もかかるものなので慎重に判断しなければなりませんが、美容医療を取り入れている女性は増加傾向です。
美容医療は効果を感じやすい

美容医療は、一般皮膚科の治療とは異なり保険診療でないため、使える薬の幅が広がり、最先端の治療も可能です。そのため、悩みに合わせた攻めの治療ができるので、より効果を感じやすいという利点があります。
コストもかかりますが、改善に向かうことで長い目で見ると結果的にはコストを抑えられた、という経験談も。
今ある悩みを解消するために行なうだけでなく、エイジングを見越して先に手を打っておくために施術をする人も増えています。
美容医療が初めての人には、シワや小顔にアプローチするボトックスや、超音波で肌を引き上げるハイフなどがトライしやすい施術だと言われています。ダウンタイムがほとんどなく、価格的にも負担が軽めな施術です。
ただしこれらは医療行為となるため、多少のリスクも伴います。しっかりとした医療機関で、ドクターに施術してもらうことが重要です。
美容整形で若さを保つ人も

鼻を高くする、目を二重にするといった行為は、美容整形に分類されます。
顔の若返りとして人気がある美容整形は、糸リフト。コラーゲンの糸をいれることで、顔まわりのたるみを引き上げ、さらにはコラーゲンの生成のサポートもするというもの。
今あるたるみを引き上げるために行なう人もいれば、たるみがなくても今の状態をキープするための予防医療目的として受ける人も多い施術です。
美容整形もリスクがあるものなので安易に考えてはいけませんが、皮膚は一度たるむと、どんどん重力に引っ張られたるんでしまうため、このような施術で若さを保つということも、ひとつの選択肢として検討してみるとよいかもしれません。
意外と知らない! 美容医療と美容整形の違い… 詳しく解説します【美容外科医 塩満恵子】
▼あわせて読みたい
最後に
老けて見えてしまうたるみ・ほうれい線・小ジワ…。年齢とともに筋肉が硬くなったり衰えることで、悩みも大きくなりがちに。ゆるんでしまった顔の筋肉をしっかりマッサージして、フェイスラインをキュッと引き上げましょう。体のストレッチと同じように、毎日継続することで顔印象がどんどん変わっていきます。日々のスキンケアも怠らず、有効成分がしっかり配合されたコスメを使って継続していきましょうね。根深い悩みには、美容医療も視野にいれて検討してみてください。