【エクササイズマット】どれを選ぶのが正解?運動の種類に合わせてチョイス | Oggi.jp
Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

line instagram TikTok X facebook search

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. ビューティ
  3. 健康
  4. ヨガ
  5. 【エクササイズマット】どれを選ぶのが正解?運動の種類に合わせてチョイス

BEAUTY

2024.10.27

【エクササイズマット】どれを選ぶのが正解?運動の種類に合わせてチョイス

自宅で運動をするときの必需品「エクササイズマット」。呼び名がたくさんあるうえに、厚さ・素材もさまざまで購入するときに迷ってしまうかもしれません。そこで今回は、ヨガインストラクター目線でエクササイズマットの選び方をご紹介。具体的なポーズ例と解説付きです!

そもそも「エクササイズマット」って?

エクササイズマットは、トレーニングをする際に床に敷いて使うアイテム。主に、屋内で裸足や靴下を履いた状態で運動をするときに使います。体への負担や衝撃を軽減し、手足が滑らないようにするだけでなく、床を傷つけるのを防ぐ役割もあります。

エクササイズ マット
(C)Adobe stock

「どんな運動をするのか」で厚さ・素材を選ぶと失敗しにくい

トレーニングマットやストレッチマット、ヨガマット、そしてエクササイズマット。このようにさまざまな呼び方があるだけでなく、厚さや素材もバラエティ豊かで、購入するときに迷ってしまうことがあるかもしれません。そんなときは「どんな運動に使うのか」を基準にマットを選んでみてはいかがでしょうか。

エクササイズ マット
(C)Adobe stock

厚さはざっくり3種類

・薄め:1~2mm
・標準:3~5mm
・厚め:6~12mm

一般的な素材

・ポリ塩化ビニル素材
スポーツ用品店やネットショップ、ホームセンターなどでよく見かける一般的なもので、比較的安価です。クッション性と安定性があるので、ヨガマットによく使われています。

・熱可塑性(ねつかそせい)エラストマー素材
環境に配慮されたエコ素材のマット。軽くて、ニオイがほとんどしないのが特徴です。

・ゴム素材
グリップがきいて滑りにくい&踏ん張ったり、バランスを取ったりしやすく安定感が高いのがゴム素材のマットです。

運動の内容別・マットの選び方は?

例えば、立位の運動をメインにおこなうときは、クッション性がさほど高くなく、足もとを安定させやすい薄めのエクササイズマットが使いやすいでしょう。

反対に座位がメインだったり、自重(自分の体重)を使った運動、ヨガのように流れるように姿勢を変える動き、骨・関節部分を床につける動きが多い場合は、厚手のエクササイズマットを選ぶと、体に痛みが出にくいと言われています。

標準的な厚さのエクササイズマットは、幅広い運動に用いやすくファーストマットとして購入する人が多いです。

※ これらは選び方の一例です。

また、持ち運んで外出先で使う場合、薄めのエクササイズマットは軽量でコンパクト。一方で厚みのあるエクササイズマットやゴム素材のエクササイズマットは少し重く感じるかもしれません。最近では、四角くたためる折りたたみタイプのエクササイズマットもあるので、チェックしてみるといいでしょう。

次の項目からは、薄めのエクササイズマット、厚めのエクササイズマットそれぞれに適したヨガポーズの例を紹介していきます。ポーズが正しくおこなえるように解説付き。どのような動きにどのようなマットがおすすめなのか、参考にしてみてくださいね。

薄めのエクササイズマット1:「英雄のポーズⅡ」

STEP 1:腕と脚を大きく開いて立つ。

ヨガポーズ

▲まず脚を揃えて立ちます。それから両脚を大きく開きましょう。右つま先は真横に向け、左つま先は正面です。同時に両腕を肩の高さに持ち上げたら、床と水平にします。

STEP 2:【息を吐きながら】右ひざを曲げる。

ヨガポーズ

▲上体は姿勢を保ったまま、右ひざを90度まで曲げます。右腕の真下に右ひざ、そしてその下にかかとがくるように姿勢を整えましょう。

STEP 3:顔を右側に向ける。

ヨガポーズ

▲顔を右側に向けたら、目線は右手指先。あごを軽く引いて、耳から肩までの長さを出します。右太ももは外側に回転させて、ひざが内側に倒れてこないようにしましょう。左足小指側面でもしっかり床を踏みます。

反対側も同様におこないましょう。〈回数:左右各5呼吸〉

薄めのエクササイズマット2:「戦闘をやめた英雄のポーズ」

エクササイズ1のSTEP 3の姿勢から、右手のひらを上に向け【吸う息で】上体を反らせる。

ヨガポーズ

▲下半身は強い土台を保ち、右腕を持ち上げたら薬指を遠くに伸ばして背骨をしなやかに動かします。

反対側も同様におこないましょう。〈回数:左右各5呼吸〉

薄めのエクササイズマット3:「体側を伸ばすポーズ」

STEP 1:エクササイズ1のSTEP 1に戻る。

ヨガポーズ

▲手首の下に足がくるくらいまで、脚を大きく開きましょう。

STEP 2:【息を吐きながら】右ひざを曲げる。

ヨガポーズ

▲頭は背骨に対して垂直をキープ!

STEP 3:右手を右足の外側につき、体側を伸ばす。

ヨガポーズ

▲右手の指先を右くるぶしの外側につき、左手は頭の先に伸ばします。左手の指先から左かかとまで斜め一直線になるように、体側を大きく伸ばしましょう。ここでも、左足小指側面でしっかり床を踏みます。

頭が下がらないように姿勢を保ち、反対側も同様におこないましょう。〈回数:左右各5呼吸〉

【まとめ】薄めのエクササイズマットは、下半身を安定させておこなう運動で活躍!

厚めのエクササイズマット1:「舟のポーズ」

STEP 1:両ひざを曲げて座る。

ヨガポーズ

▲尾骨(お尻にあるしっぽのような骨)~頭頂までまっすぐにしましょう。手はひざの裏に入れます。

STEP 2:両脚を床と水平の高さまで持ち上げる。

ヨガポーズ

▲上体をややうしろに倒しながら、両脚が床と水平の高さになるまで持ち上げます。左右の座骨(お尻の下のほうにある尖った骨)に乗るように座り、腰をスッと伸ばしましょう。

STEP 3:【息を吐きながら】両ひざを伸ばしてバランスを取る。

ヨガポーズ

▲両脚を伸ばし、腕は肩の高さで床と水平をキープ! ヘソを引き上げて、腰を伸ばします。床につけるお尻の面積を最小にして、バランスを取りましょう。〈回数:5呼吸〉

厚めのエクササイズマット2:「ワニのポーズ」

STEP 1:仰向けになり、左ひざを曲げて胸に引き寄せる。

ヨガポーズ

▲あごを引き、額とあごが同じ高さになるように姿勢を整えて首のうしろを伸ばします。両手で左ひざを抱えたら、胸に向けてまっすぐ引き寄せましょう。

STEP 2:【息を吐きながら】左ひざを右側に倒す。

ヨガポーズ

▲右手で左ひざをサポートしながら、脚を右側に倒します。ひざは床につかなくてOK。背骨をスッとまっすぐに伸ばした姿勢のまま、ツイストしましょう。

STEP 3:【息を吸いながら】左腕を頭の先に伸ばす。

ヨガポーズ

▲左手指先を遠くに伸ばします。

STEP 4:【息を吐きながら】左腕を肩の高さに下ろし、胸を開く。

ヨガポーズ

▲左手の指先が肩の真横のラインにくるように、姿勢を整えます。両方の肩をしっかり床につけ直したら顔を左に向け、指先を見ましょう。

姿勢がツラい場合、左脚の下にたたんだブランケットを置いてもOK。無理のない範囲でねじります。

反対側も同様におこないましょう。〈回数:左右各5呼吸〉

【まとめ】厚めのエクササイズマットは、座位や寝転んだ姿勢など、骨・関節が痛みやすい部分を床につけるとき、体と床の接地面が広く、かつ時間が長いときに活躍!

エクササイズマットが汚れたら…

エクササイズマットには汗だけでなく皮脂やごみなどもつくことがあるため、放っておくと雑菌が繁殖して不衛生になる恐れがあります。使用後は湿らせたタオルで全体を拭き、水分が残らないように乾いたタオルで拭いて清潔に保ちましょう。ただし、なかには水分がNGな素材もあるので、購入時はお手入れ方法も一緒に確認しておくと安心です。

ヨガインストラクター・高木沙織

「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®、そのほかにもリフレッシュドライヘッドスパ、パーソナルリンパケアリストといった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。

https://www.instagram.com/saori_takagi/

▶︎あわせて読みたい!

Today’s Access Ranking

ランキング

2024.10.28

編集部のおすすめ Recommended

Follow Us!

Oggiの公式SNSで最新情報をゲット!

メールマガジン登録はこちら

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

Feature

スマートフォンプレビュー

LINE公式アカウント 友だち募集中

働くすべての女性に向けて、
今すぐ役立つ「ファッション」「ビューティ」「ライフスタイル」
情報をお届けします。