目次Contents
▼本記事の要点
- 遅刻で言い訳をした経験のある人は、全体の約3割
- 相手を怒らせないためには、へたな嘘をつかず正直に謝ったほうが好印象。遅れるとわかった時点で連絡することも忘れずに
- 遅刻が許されるかどうかは、日頃の態度や信頼関係にもよる部分が。言い訳に注力するよりも、いかに誠意をみせられるかどうかが鍵
遅刻して言い訳したことがある?
※アンケート20~39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数121名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に「遅刻をしたときに言い訳をしたことがありますか?」と質問したところ、30.6%の人が「ある」、51.2%の人が「ない」と回答。〝そもそも遅刻自体をしたことがない〟という人も、18.2%を占める結果となりました。
遅刻で言い訳をした経験のある人は、全体のおよそ3割ほど。言い訳に悩んでしまうくらい遅刻癖のある人は驚くかもしれませんが、少数派だといえそうです。
プライベートであれ、仕事であれ、遅刻は周囲の人に迷惑をかける行為。相手の信頼を失う可能性もあるので、自分のためにもできるかぎり気をつけたいところですが…とはいえ、何らかの事情で遅刻をしてしまうことは、誰にだってありえます。
そんなとき、どんなふうに理由を話せば少しでも雰囲気を悪くせずにすむのでしょうか? 実際のエピソードをみていきましょう。
相手が笑って許してくれた遅刻の言い訳エピソード

まずは、相手が笑って許してくれた遅刻の言い訳をみていきます。日ごろから信用を積み重ねている人ならば、たまの遅刻が許されることもありそうですね。
ペットや動物のトラブル
「鳩のうんこが落ちてきた」(30代・千葉県)
「鳥が死んでた」(20代・埼玉県)
ペットや動物の予期せぬ行動に、思わず振り回されてしまった…という言い訳。動物が嫌いな人には使いにくい言い訳かもしれませんが、動物好きや、ペットと暮らしている人からは理解を得られそうです。
頭上から鳩の糞が落ちてきた…などのシチュエーションも、誰にでも起こりそうでなかなか起こりえない絶妙な状況。実際に糞がついた状態で現れたら、相手も同情を禁じえませんよね。
人生、「一寸先は闇」。遅刻の有無にかかわらず、急なトラブルには対処できる力を身につけたいものです。
寝坊
「寝坊しました」(30代・東京都)
「『正直に寝坊しました』と話したら笑ってもらえた」(30代・埼玉県)
どれだけしっかりアラームをセットしていたとしても、疲労がかさなりうっかり寝坊してしまった…なんてことはありえます。そんなときは下手に言い訳をせず、正直に「寝坊しました」と伝えたほうがいい場合も。
とはいえ、寝坊が笑って許されるのは一度まででしょう。よほど普段から信頼を積み重ねているような人であっても、何度も寝坊を言い訳に遅刻すると愛想をつかされるので要注意。
体調不良や怪我
「出勤時階段を踏み外して、思い切り手と足を擦りむき遅刻しました。もう30代に入った時期でしたが、痛すぎて出勤後上司に涙目で『血が出て…』と言ったら可哀そうが勝ったのか笑って許してくれました」(30代・山口県)
「絡んで鼻血がでて遅れました」(30代・北海道)
「路面が滑り、遅れました。冬場」(30代・北海道)
突然の体調不良や怪我はいつやってくるかわからないので、事前に連絡するのも難しいはず。
体調に関することなので心配してくれる人も多く、「無理せず休んでいいよ」などと声をかけてもらえる場合も。体が弱く本当に具合が悪いのであれば、病院に通ったり検査を受けたりするなど、周囲に〝改善のための努力をしている〟と印象づけることも大事です。
自分や同居人の不手際
「反対方向の電車に乗った」(30代・東京都)
「忘れ物を取りに戻った」(30代・茨城県)
「汚い顔を晒せないからメイク頑張ってたら時間が過ぎた」(20代・栃木県)
財布や定期、スマートフォンなど生活に必要な物を忘れてしまった際には、取りに帰る必要があります。とくにスマホは手元にないと「遅刻します」と伝えることすらできないので、もはや必需品。
忘れものがあまりにも多いと、それだけ身の回りのものが管理できておらず、だらしない印象を与えることもあるので気をつけて。あくまでも、〝普段はしっかりしている人のごくまれなうっかり行動〟が許されている…と考えましょう。
相手が怒ってしまった遅刻の言い訳エピソード

あまりにもしょっちゅう遅刻するうえに、その理由がとってもひとりよがりなものばかりだと、周囲の堪忍袋が切れるかも。きちんと反省して、次からは遅刻がないように、甘えず自己管理を徹底しましょう。
寝坊
「寝坊しました」(30代・東京都)
「素直に寝坊して遅刻した際に、上司にその旨伝えたら『社会人だろ、信じられない』と怒られました。上司が言う通りだと思い、非常に反省しました」(30代・愛知県)
正直に寝坊を伝えたところ笑って許してもらえた…という人もいたいっぽうで、怒られ、遅刻が許されなかったという人もいます。
同じ言い訳でも対応に差がでるのは、相手の性格やその場の雰囲気、日ごろの評価などが影響している可能性が。とくに仕事の場では、社会人としての自覚が足りないと思われてしまうようです。
交通機関の乱れ
「電車の上りと下りを間違えて、反対方向に行ってしまった」(30代・東京都)
電車やバスの遅延は自分ひとりで防ぎようのないものではありますが、それでも許されなかったという人もいます。必ずしもタクシーがつかまるとはかぎりませんし、道路が渋滞している可能性もある以上、なかなか難しい選択ではあります。
大事な商談など重要なアポイントメントがある日は、かなりの時間に余裕をもって行動したほうがよいでしょう。
ペットの不幸
ペットを飼う者同士なら分かり合えることでも、「動物のことで遅刻なんて、なんて自分勝手な言い訳なの!」と感じ、まったく理解できないという人もいます。
ペットは大切な家族の一員。亡くなったとあらば、家族に不幸があったのと同じくらいショックなはず。しかしペットを飼っていない人からしてすると、「それだけのことで遅刻を?」と疑問のようです。
昨今では動物愛護の精神が広まり、ペットのための休暇制度を拡充している企業もあります。大切な家族を守るためにも、ペットと暮らしている人はそういった職場を選ぶのもひとつの手です。
遅刻癖
ふだんから遅刻が多いことで、「また遅刻か」となかば諦めたような態度をとられるという人もいました。
普段の姿から考えれば〝仕方ない〟と捉えられるとのことですが、これはいい意味なのか悪い意味なのか、日ごろの態度によって意味合いが大きく変わりそうですね。いずれにせよ、周囲をがっかりさせるような遅刻癖は直したほうがよいでしょう。
許してもらえる遅刻の言い訳や行動をまとめました!

遅刻してしまったものは仕方ありません。ですがその後の対応や言い訳によっては、少しでも場の雰囲気を丸く収めることができるかも。
ここではそんな、許してもらいやすくなるための言動についてまとめています。
「電車・バスが遅延していた」
「電車の遅延」(30代・東京都)
「交通渋滞に巻き込まれていた」(20代・宮城県)
「電車の遅延、お客様対応、事故 正直に話して謝ってくれたら許せる」(20代・東京都)
「電車の遅延や交通渋滞など本人だとどうしようもできないこと」(30代・長野県)
「電車の遅延や体調不良など、やむをえない事情があれば許せる」(20代・大阪府)
「電車遅延、人助け」(30代・東京都)
「遅延など個人ではどうにもならないもの」(20代・大阪府)
「電車遅延、体調不良、子供に手がかかった」(30代・東京都)
公共交通機関の遅れはよく起こりうるので、経験がある人も多いでしょう。周囲の理解も得られやすく、遅刻の言い訳としては定番のようです。
ただし…遅延証明書などで証明ができることが前提であり、会社や学校から提出が求められる場合もあるので要注意。実際に遅延が起きている場合にのみ使用できる言い訳、と考えて。
また、電車だけでなくバスや自家用車でも、道路の混雑や急な事故などで遅刻してしまう場合が。別のルートから行こうとしても、他の人も同じようなルートを選択していることが多く、結局は混んでいるのがオチです。
事前にどこの場所にいてどれくらい遅刻しそうか報告しておけば、理解してもらいやすいはず。どのようなパターンにせよ、交通機関の乱れによる遅刻は早めの対応が吉!
「困っている人を助けていた」
「困っているおばあちゃんを助けてた」(30代・千葉県)
「人を助けていたなど」(20代・東京都)
「人命に関わるものだった場合」(20代・山形県)
「急病人を助けた、電車遅延」(20代・東京都)
突然のアクシデントはいつ起きるかもわからず、予期することも難しいので仕方のないこと。ましてや誰かが困っているとなれば、心を鬼にして見捨てる…というのも難しいですよね。
自身のミスなら自己責任となってしまいますが、他の人、特に人命に関わることであれば、誰も責めることはできません。ただしつくり話をしたり、自慢げに語ったりすることは避けましょう。あくまで事実だけを伝えるスタンスが〇。
「体調不良だった」
「体調が悪い、遅延した」(20代・神奈川県)
「腹痛で遅刻」(30代・埼玉県)
「体調不良」(30代・広島県)
「トイレが長引いた」(30代・神奈川県)
「悩みがあって、夜ずっと悩んでて、眠れなくて、眠れなくて、朝起きれなかった。本当にごめんなさい。申し訳ないけど、悩みを聞いてくれませんか?」(30代・茨城県)
心身の不調が起きてしまうと、思うように動くことができず遅刻につながります。突然の腹痛や発熱などは、日ごろどれだけ気をつけていたとしても起こりうるもの。相手も苦しそうな人を責めたり、咎めたりはしにくいでしょう。
もちろん、日ごろの体調管理やメンタルケアは大切です。周囲の人に迷惑をかけてしまわないためにも、健康的な食事や適度な運動、良質な睡眠をとることなどを意識して。やれるだけのことをやったうえで体調を崩してしまったのなら、それはもう仕方のないことと納得してもらえるはず。
自己管理能力が高い人になるためのポイントは、こちらの記事でもまとめています。
「楽しみすぎて寝られなかった」
「緊張して夜寝られなかった」(30代・群馬県)
「楽しみで寝られなかった」(30代・富山県)
「楽しみすぎて昨日なかなか寝付けなくて、寝たのが遅かったから寝坊しちゃった」(30代・滋賀県)
おもにプライベートで使いやすい言い訳です。大好きな友達とのお出かけや、彼氏・彼女とのデートの前日、楽しみに思う気持ちが強すぎて目が冴えてしまう…なんてこともありますよね。
そんなときは言い訳を考えるよりもまず、素直に〝あなたと過ごせるのが楽しみすぎた〟という気持ちを伝えましょう。もちろん真摯に謝罪もして、次同じことがないよう寝つきをよくする努力は必要です。
いくら楽しみに思ってくれていたとしても、相手はきちんと時間通りに到着するように努力をし、待ち合わせに間に合わせています。それをふまえ、いくらポジティブな理由だとしても、遅刻が許されて当然だとは思わないように注意。
あらかじめデート前夜に、とても楽しみにしていることを伝えるLINEを送るのも手。気になる人はこちらの記事をチェック。
「家庭の事情があった」
「相手の家族に関わること」(30代・福島県)
「家族の介護」(30代・宮城県)
「家族の体調不良」(30代・茨城県)
「自分ではなく家族や仕事が理由だったとき」(20代・広島県)
「家庭の事情や、自分ではどうしようもないことに巻き込まれたなどは仕方ないと思います。また、単純に寝坊は誰にでもあるので正直に言ってくれたら気にしません」(30代・山口県)
親が倒れた、子供が急に発熱した…など、家庭に問題が起きた場合は仕方がないと考えてくれる人は多いようです。
いくら自分自身が遅刻しないように努力していても、家庭の事情がそうさせてくれない場合、無理矢理に家を出てくるわけにもいきません。ましてや家族の介護や体調不良となると、へたすれば命にかかわる可能性も。相手もそこで、遅刻にたいして感情的に怒ることはできないでしょう。
「寝坊した」
「寝坊した」(30代・埼玉県)
「めざまし時計が壊れていた」(30代・富山県)
寝坊についての意見は賛否両論でしたが、許せるという声も少なくありません。
これまでの人生のなかで、ただの一度も寝坊をしたことがないという人はそういないはず。社会人であれば寝坊した本人もそうとう焦っているはずなので、その焦りを〝わかるなあ〟と感じる気持ちがあれば、許せる気持ちが増しそうです。
寝坊したときに特化した言い訳は、こちらの記事にまとめられています。
「あなたへのお土産を選んでいた」
ちょっと珍しいパターンですが、相手への贈り物を選んでいたがゆえに遅刻した…という理由なら、許せるという回答もありました。
仕事では通用しませんが、デートや女子会であれば受け入れられるかもしれません。とくにカップルの場合には、多少の遅れと引き換えに相手がサプライズプレゼントをもって現れるようなことがあれば、遅刻へのモヤモヤも晴れていきそう。
もちろん、本来であれば贈り物を用意したうえで、時間にもきっちり間に合わせるのがベストです。相手になにかを渡したいと考えている場合には、事前に用意するか時間に余裕をもって家を出ましょう。
大喜利レベルの面白い言い訳
「大喜利レベルの面白い言い訳なら許します」(20代・東京都)
「面白かったら」(30代・愛知県)
思わず笑ってしまうくらいの面白い言い訳であれば許せる、という人も。少々難易度が高い選択肢ではありますが、笑いのセンスに自信がある人は試してみてもよいかもしれません。
ただしこの方法が通用するのは、相手との関係値が深く、お互いに冗談を言い合えるような間柄の場合のみでしょう。まだよく知らない相手にとびきりのジョークをかますと、場合によっては絶縁に繋がりますので要注意。お互いの距離感をしっかり見極めて。
正直な「申し訳ありません」「ごめんなさい」
「謝罪があれば許せる」(30代・東京都)
「正直な状況説明」(30代・茨城県)
「正直に言ってくれたらいい」(30代・大阪府)
「正直に言ってくれれば、それでいいかもしれません」(30代・栃木県)
「正直に言ってくれればなんでも」(30代・東京都)
「正直に言って謝ってもらったら」(30代・東京都)
「素直にきちんと謝って、『次回は遅刻しない』と誓ってくれたらいい」(30代・岡山県)
そもそも言い訳をせず、まずは正直に謝るべきという回答が非常に多いです。「なにを言われても遅刻は許せない」という声もありましたので、誠実な謝罪は非常に大切なことだといえるでしょう。
大事なのは、遅刻によって待たされた相手の気持ちを鑑みることです。相手は遅刻しないようにしっかり事前準備をして、待ち合わせ時間を守れるように努力をしてくれています。保身のための嘘や言い訳を口にするよりもまず、心からの「ごめんなさい」を先に伝えるべきです。
そもそも言い訳をしない
「バレる嘘でなければ」(20代・福岡県)
「理由を正直に簡潔にいう」(30代・埼玉県)
「言い訳せず、誠意をもって謝ってほしい」(30代・愛知県)
「言い訳せず『ごめん』て謝って欲しい」(20代・宮崎県)
「言い訳は許せない」(30代・福岡県)
「言い訳よりも誠意を見せてほしい」(30代・岩手県)
「理由は何であれ、謝罪や言葉が何もなかったら呆れてしまって何も言わなくなってしまうから相手の態度次第」(30代・北海道)
「素直に話してくれるのが一番いいけど、遅れるのがわかってたからもういっそのことゆっくり行こうと思うみたいな話さえしなければいいと思う。『 寝坊したので何分かかります。できればどこかで時間潰して欲しいです。場所は教えてね』みたいな感じでお願いしたいです」(30代・大阪府)
言い訳を考えるくらいなら本当のことを伝えるのが一番! 嘘をついたり無理な言い訳をしたりしても、その後にいろいろなことを追及されて、いずれは本当のことがバレてしまうかもしれません。
まずは素直な気持ちで謝罪をして、同じことを繰り返さないように心がけましょう。発言や態度から誠意が伝われば、遅刻の理由に関係なく相手も許そうとしてくれるかも。
言い訳を伝えるときの大事なポイント!遅刻の伝え方Q&A

どれだけ筋の通った言い訳を用意したところで、伝え方を間違えては意味がありません。なるべく印象がよくなる遅刻の伝え方や、気をつけるべきポイントをQ&A形式でご紹介します。
A.遅刻だとわかった時点ですぐに電話を! LINEやメールではなく、自分自身の声や言葉で直接謝罪を伝えましょう。そのうえで、遅刻の原因の根本的解決を。場合によっては彼に相談し、ふたりで対策を考えるという手も。
すでに何度も遅刻をしてしまっている相手には、より真剣な謝罪が必要です。悠長に「ごめん寝坊した」とLINEをするようなことはせず、まずは急いで謝罪のための電話をかけてみて。たとえ彼が出てくれなかったとしても、〝心から謝罪しようとした〟という事実が大事です。
もちろん…謝罪するからには、同じことを繰り返さないための努力も必要。すでに雲行きが怪しく彼が業を煮やしているのであれば、なぜ寝坊を繰り返すのか、その原因を自己分析するべきでしょう。もはや遅刻の言い訳を考えるよりも、解決のための建設的な行動をおこしたほうがよさそうです。
睡眠の質が悪く眠りが浅いのであれば、寝室の環境改善を。体質的な問題がありそうならば、専門のクリニックで検査や治療を。前日に夜更かししていることが多いのであれば、生活サイクル自体の見直しを…など、〝問題解決のために努力していることが彼に伝わる行動〟を起こすと〇。
彼もあなたを大切に想っているのであれば、あなた自身も遅刻で悩み、迷惑をかけることに苦しんでいると理解してくれるかも。モーニングコールをお願いしてみたり、待ち合わせ時間を遅めに設定してもらったりするのもひとつの手です。
良質な睡眠をとるためのポイントについては、こちらの記事をぜひ参考に。
Q.何度言っても彼の遅刻癖が直りません。電車を間違えただの、お腹が痛くなっただの言い訳ばかり。どう指摘したらいいですか?
A.筋金入りの遅刻魔には、「次に遅刻したら別れる」くらい言わないと効果がないことも。言い訳があまりにも多いようであれば、大切にされていない可能性をふまえ、今後の関係を見直すつもりできつめに指摘をしましょう。
どんなに頑張っても寝坊してしまう…というわけではなく、さまざまな言い訳をつけて毎度遅刻してくるような彼は、待ち合わせ時間通りに到着しているあなたの努力や時間をないがしろにしています。そして、彼自身はその重大性にまったく気付いていないのでしょう。
このような場合は、ただ「遅刻しないでほしい」「次から気をつけてね」と伝えるだけでは、あまり大きな効果は得られないかもしれません。優しく伝えるだけで彼が遅刻しなくなるのなら、もっと早い段階で改善されているはずです。
喧嘩を覚悟してでも強めの言葉で、「あなたの遅刻にいつも振り回されている。このままでは別れを検討せざるをえない」ということを伝えてみて。彼が別れたくないと思ってくれているのなら、必死に遅刻しないように努力をし、改善の兆しを見せようとするでしょう。
ただ…遅刻で迷惑をかけられているとはいえ、あまりにも上から目線で感情的に指摘をされると、正論でもイラつかれる可能性があります。できるだけ冷静に落ち着いて、「遅刻されると悲しい」「こんなことで関係が終わってしまったら辛い」という、〝もっと一緒にいたいからこその指摘〟だと伝わるような言葉選びを。
誠実な謝罪と反省で、遅刻を繰り返さない姿勢を見せよう!
遅刻自体は誰にでもありえることなので、その後のケアや真摯な謝罪がとにかく大切になります。遅刻を伝える際の連絡方法や、報告の仕方には気を付けて。誠意が少しでも伝わるように、電話で直接話したほうが◎。
とはいえ、どんな言い訳をしても誠意を見せても許してもらえない…ということもあるので、ときにはスマートな言い訳を使って、自分の身を守るような工夫をすることも大事です。ピンチをチャンスに変えられるように、機転を利かせるのも処世術のひとつ。
あとは同じことを繰り返さないように対策を練るなど、自分で改善できそうな点をしっかり考え、今後に活かす努力をすることが大事です。相手の信用を失ってしまう前に、できるかぎりの対策を立てるべき。恋愛でも仕事でも、遅刻によって大切なにかを失ってしまうことがないように意識して行動しましょう。
TOP画像/(c)Adobe Stock

ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。