【目次】
・遅刻して言い訳したことがある?
・【体験談】遅刻したときの「言い訳」とは?
・遅刻の言い訳をしたらどうなった? 体験談からご紹介
・遅刻した時に許せない「言い訳」とは?
・最後に
遅刻して言い訳したことがある?
※アンケート20~39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に遅刻して言い訳したことがある? と質問したところ、はい… 43.3%/いいえ… 56.7%と回答。
全体の4割強の方が体験済み。「気付いたら二度寝をしてしまったから」「新生活でひとり暮らしを始めたため」など理由は人それぞれ。
【体験談】遅刻したときの「言い訳」とは?
では、実際に遅刻をしてしまった方はどのような言い訳をして、その場を回避しているのでしょうか?
皆さんからの体験談を参考に、自分好みの言い訳を考えておくのも良いかもしれません。
【1】交通機関の遅延
公共交通機関の遅れはわりと多いものなので、体験したことがある人も多いでしょう。理解も得られやすく、遅刻の言い訳として定番なようです。
ただし、遅延証明書などで証明ができ、会社や学校から提出が求められる場合もあるので要注意。
「電車が遅れていた。実際少しだけ遅れていたのですが、遅刻するほどの遅延ではなかったので、完全な言い訳」(30代・東京都)
「家を出るのが遅くなって遅刻した時に、自分が遅かったからとかは言わずに、バスが遅れてきて遅刻したと言ったことがある」(20代・鹿児島県)
「交通機関が遅延して遅れたのでそのまま伝えた。本当の事だけど、対策もあったのに実行しなかったので言い訳だと思っている」(30代・新潟県)
「交通機関の遅れ」(30代・千葉県)
【2】渋滞
普段から車を使っている人は、道路の混雑や急な事故などで遅刻してしまう場合も。別のルートから行こうとしても、他の人も同じようなルートを選択していることが多く、結局は混んでいるのがオチ。
事前にどこの場所にいてどれくらい遅刻しそうか報告しておけば、理解してもらいやすいので、早めの対応が吉!
「家を出る時間を間違えて遅刻してしまったが、道が混んでいたと言い訳をした」(20代・長野県)
「車が渋滞していた」(30代・富山県)
「道が混んでて」(30代・愛知県)
【3】アクシデント
突然のアクシデントはいつ起きるかもわからず、予期することも難しいので仕方のないこと。
自身のミスなら自己責任となってしまいますが、他の人、特に人命に関わることであれば、誰も責めることはできませんよね。ただし、自慢げに語るなどは避けましょう、あくまで事実だけを伝えるスタンスで。
「おばあちゃんを助けていて時間がかかってしまった」(30代・東京都)
「電車を間違えた」(30代・東京都)
「お客さんが来て対応していた」(30代・滋賀県)
【4】素直に言う
言い訳を考えるくらいなら本当のことを伝えるのが1番! 嘘をついたり無理な言い訳をしても、その後にいろいろなことを追及されてバレてしまう可能性も。
素直な気持ちで謝罪をして、同じことを繰り返さないように心掛けましょう。
「寝坊したわとか、トイレにこもってたって素直に現状報告します」(20代・青森県)
「ストレートに起きられなくてと言った」(30代・大阪府)
「約束自体を忘れてたときにそれをそのまま伝えた」(20代・東京都)
【5】体調不良
突然の体調不良はいつやってくるかわからないので、事前に連絡するのも難しいですよね。
体調に関することなので心配してくれる人も多く「無理せず休んでいいよ」などと声を掛けてくれる場合も。
「お腹が痛かった」(30代・東京都)
「トイレから出られなかった」(20代・山梨県)
「鼻血が出た」(20代・千葉県)
【6】忘れ物
財布や定期、携帯など生活に必要な物を忘れてしまった際には、取りに帰る必要があります。特に、携帯がないと連絡をとることもできないので、不便なことが多いもの。
ただ、忘れ物を言い訳にできるのにも限度があるので、何度も使いすぎると信頼関係に響いてしまうかも。
「忘れ物して家を出るのを遅れたがよく使う言い訳」(30代・千葉県)
「忘れ物に途中で気付いて取りに帰っていた」(30代・兵庫県)
遅刻の言い訳をしたらどうなった? 体験談からご紹介
遅刻をしてしまった後に、上司や友達と顔を合わせるのは少し気まずいですよね。
言い訳をした後に相手がどんな反応をしたかによって、今後の対応も変わってくるでしょう。相手や自身がどんな心境になるものなのかチェックしてみましょう。
【1】特に何もない
信じてもらえているかはわかりませんが、理解して受け入れてくれる人が多いようですね。
日頃の信頼関係が築けていれば、疑われることもなくその場は許してもらえるのかもしれません。
「ああ、そうなんだね。大変だったね! で終わりました」(30代・東京都)
「それなら仕方ないと許して貰えました」(20代・岡山県)
「笑って許してくれました」(30代・東京都)
「特に疑われることもなくスルーされた」(20代・兵庫県)
【2】心配してくれた
体調不良だった場合や何かトラブルに巻き込まれたという場合、心配してくれる人が多くいる様子。
普段からの誠実な態度が認められているのかも。今の環境に感謝して、これからも周りの人を大切にしましょう。
「いたわってくれた」(30代・東京都)
「大変だったねと心配してくれた」(20代・千葉県)
「心配までしてくれる人が多いと思う」(30代・埼玉県)
【3】罪悪感を感じた
自分を守るため、ちょっと嘘をついたり言い訳をしたりしてしまうこともあると思います。そんなときに優しい反応をされると、罪悪感を感じますよね。
その罪悪感から遅刻はしなくなったという意見もあり、前向きに捉えることができている人も多いよう。良い社会勉強になったのではないでしょうか。
「信じておつかれみたいな言葉をかけられて申し訳なくなった」(20代・滋賀県)
「罪悪感がある」(20代・京都府)
「待ち合わせした相手に許してもらえたが罪悪感が残った」(30代・大阪府)
【4】信用されなくなる
時間にルーズな人は、周りからの信用も失いがち。仕事も人間関係も、少しのズレが最悪の結果に繋がることもあります。
きちんと反省して、次からは遅刻がないように、甘えず自己管理を徹底しましょう。
「多分信用度が少し下がった」(30代・東京都)
「何度も何度も同じように遅刻をしていたら友達の縁を切られました」(30代・千葉県)
遅刻した時に許せない「言い訳」とは?
あまりにもしょっちゅう遅刻するうえに、その理由がとってもひとりよがりなものばかりだと、周囲の堪忍袋が切れる日も。
みなさんの会社に、自分勝手な言い訳で遅刻を繰り返す女性がいたら、どう対処しているのか確認してみましょう。
遅刻の理由1:「犬がお腹を壊しちゃって」
遅刻した理由を聞かれて、「すみません。犬がお腹を壊しちゃったんです」と、悪びれずに伝える女性。
ペットは家族の一員ですし、具合が悪そうな愛犬を放っておけない気持ちだって、よくわかります。しかし、自分の体調不良ではなく、ペットの体調不良を悪びれもせずに報告する姿には「それはないんじゃない?」と感じてしまう人もいるのが世の常。
特に、ペットを飼っていない人からしてみると「犬がお腹を壊しただけで遅刻を!?」とギョッとしやすい言い訳にもなってしまうのです。
ペットを飼う者同士なら分かり合えることでも、一般的には「なんて自分勝手な言い訳なの!」と思われやすいのでご注意を。
遅刻の理由2:「昨夜、遅くまで彼氏と話し合いをしてたんです」
恋愛トラブルを抱えていて、恋人と深夜まで話し合いをしていれば、翌朝はウッカリ寝過ごしちゃった! という展開も起こりがちです。
彼氏の浮気や別れ話など、「明日は会社」とわかっていても「今日話しておくべきこと」って、確かにあります。
しかし 夜中まで恋人と話し合っていたことを、堂々と遅刻の理由に挙げられてしまうと「これってナシなんじゃない!?」と思う人は少なくありません。
仕事にプライベートは持ち込まないのも、社会人に共通する暗黙のルールなはず。
当人にとっては一大事でも、職場の人たちからすれば「恋愛を仕事に持ち込まないで」と感じる人も多いのではないでしょうか。
遅刻の言い訳3:「着ていく服が決まらなくて」
大事な商談がある日などに、朝、クローゼットの前で「着ていく服が決まらない。 どうしよう!」と悩んでしまうことも働く女子のリアル。
とはいえ、あまりにも洋服に悩みすぎてしまって、遅刻となってしまったときに、真実をそのまま素直に伝えてくる女子に、周囲はギョッとしてしまいます。
「大事なお客様のところに行くから、洋服が決まらなかったんです」と真顔で言い訳をされても、報告を受けた側としては返事に困ってしまうもの。
この手の言い訳には「なんて自分都合な! 」としか感じません。
最後に
遅刻してしまうことは良くないことですが、誰にでもありえることなので、遅刻後のケアが大切になります。遅刻することを伝える際の連絡方法や報告の仕方には気を付けて。
そして同じことを繰り返さないように対策を練るなど、自分で改善できそうなことをしっかり考えて、今後に活かしていきましょう。
また、素直に遅刻の理由を説明するのも正直で誠意を感じますが、スマートな言い訳を使って自分の身を守るような工夫をすることも大切かもしれません。
ピンチをチャンスに変えられるように、機転を利かせるのも大人の対応です。
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