LINEアイコンに隠れる心理や性格とは?
LINEのアイコン、あなたは何に設定していますか? 「そろそろ変えたいな」「もう少しおしゃれなのにしたいな」と思っている人も多いのではないでしょうか? でも、印象が悪いアイコンや、自己顕示欲MAXなアイコンは、ちょっと避けたいですよね。LINEアイコンから垣間見られるその人の傾向について、9の項目にまとめてみました。
デフォルト状態の人
まずは、LINEアイコンを無機質な初期設定の状態のままにしている人… そんな人に考えられる心理は以下の2つ!
1. あえて自己顕示欲のない自分というものを顕示している
2. 本当に他人の目が気にならず自己顕示欲がまったくない
恋愛心理に詳しいライターの吉田奈美さんによれば…。
「デフォルト状態にしている=自己顕示欲MAXタイプ、もしくは自己顕示欲マイナスタイプの二択だと考えられます。
[1]の場合、顕示欲がありすぎて、だからこそ他人の目が気になりすぎる、だからこそ<自分はそういったものに興味がない>アピールをしたがるのです。その結果がデフォルト状態。
[2]の場合、顕示欲がなさすぎて、アイコンで何かをアピールしよう、そこに自分の感性や思いを閉じ込めようという発想自体沸かないんです。とことん無関心なんですね。その結果が同じくデフォルト状態。
同じデフォルト状態でも、その過程には大きな違いがあるんです。
いずれにしてもこう言えます。どちらにしても<面倒くさい人>(笑)!」(吉田さん)
LINEアイコンあるある! デフォルト状態=○○○○な人が多い!
「ちょい若いときの自分」の人
ちょい若いときの自分の写真をLINEアイコンに使っている人はズバリ… 「超絶・普通の人間」!
心の奥底では若く見られたい… でも若く見られることにこだわっている自分もみっともないから隠したい… そんな複雑な感情をまとめてひとつの形にした結論こそが「ちょい若い自分の写真」なのだそう!
「この5年程度前の自分の写真をアイコンにする人物は、ややこしくはありますが、根はとてもシンプルで奥ゆかしいところもあり、空気を読もうとするタイプではあるので、実は付き合いやすい相手。
少しのコンプレックスと少しの自意識と少しの常識と少しの恥じらいと少しのプライド。それが程よくミックスされた人物、これぞ『超絶・普通の人間』ともいえます。
だけど自分はよく熟考できる深みのある特別な人間と思っているかもしれません。だけど超絶・普通。このズレを愛おしいと周りの人間は思うべきです。
なのでちょい若い頃のアイコンを使って小賢しく若見え狙う人物がいてもイラっとせず、『超絶普通の人間が、超絶普通の発想で、超絶普通な自意識を超絶普通に表現している』と軽くかわしましょう。
逆に思い切って10年前の写真を恥ずかしげもなく堂々と使っている人間こそ、何をしでかすかわからない狂気を秘めた脱・普通な人物なので、注意すべき相手はこっちです!」(吉田さん)
30代40代のLINEアイコン分析!「ちょい若いときの自分」アイコンの人の性格は?
「ネットの面白画像」の男性
ネットの面白画像をLINEのアイコンにする人の心理はとても単純明快。ズバリ「面白いやつだと思われたい」。しかもお手軽に!
吉田さんによると、男性にとって「面白い人」と思われることは、「イケメン」「優しい」なんて言われるよりもプライオリティが高く、生きる上で強力な武器になり得るそう。
そこで、「自分は面白いものを見分けるセンスがある=自分自身も面白い人間である」という自己プロデュースが、あの狭いスペースの中で行われるようです。
「本来ならば面白い人というイメージを周囲に与えるためには、たくさんの時間や労力、またセンスが必要です。しかしながらアイコンを拾い物の面白画像に設定すれば、わずかな時間と少しの手間だけでその称号がいともたやすく手に入るのです。
そんな男性はどんな男性か分析すると…。
非常に合理的、かつ要領がよくずる賢い。それでいて目的のためには手段を選ばず遂行する実行力がある。
このような特徴を併せ持つ男性がもしもビジネスシーンにいたら…。間違いなくそんな男性は出世します。
行き過ぎた強引さで敵を作ったり、また実力以上の自分をアピールすることで結果的に仕事のミスを誘発することはありますが、それでも要領よく切り抜けることができるずる賢さがあるから無敵なんです。
また恋愛シーンで考えてみても、自分の実力以上の女性を手に入れることができているはずです」(吉田さん)
出世する男の【LINEアイコン】はネットの面白画像を使っている?
「女友達との2ショット」の女性
女友達との2ショットは、女性特有の心理がもたらした結果のアイコンだそう。
なぜ自分のアイコンなのに自分一人で映らないのかは、ある3つの効果を狙っていると吉田さんは言います。
リア充を演出
「これはハワイの海をバックに、とかブランド物の時計を映り込ませてといった手法と同じですが、より<いいえ、私はそんなつもりありませんけど、これってリア充なんですかね?>という“すっとぼけ感”、“きょとん感”が深いです。
このように<LINEのアイコンに一緒に登場しちゃうほど仲のいい友達が私にはいる>、という演出をする人は、<おひとり様万歳>的なちょっとこじらせ気味の人とは真逆の、ある種すがすがしいまでのバカっぽさ、素直さ、可愛げが感じられますので、異性や年配女性から好感を持たれるでしょう。
しかしある程度の年齢以上(アラサー以上)でこの手の演出を恥ずかしいと思わない女性は、幼稚、かつ客観性の欠如を感じ、ちょっとお友達にはしたくないと思ってしまいますね」(吉田さん)
美貌を強調
「これは<自分より明らかに容姿が劣った友人>を横に並べることで、より自分の美しさを目の錯覚で増幅させる効果を期待しています。
さらには自分の顔のコンディションは最高潮、なのに友人は半目だろうと顔がてっかてかだろうとおかまいなし、なんていうひどい写真もまれに見受けられますよね。
もはや友人は踏み台でしかありません。その友人のなんと滑稽で哀れなことか! ううう、泣けてきます。私が代わりに泣いてさしあげます。ああ頼まれてなかった!
自分の容姿に自信のないみなさんは、この悪魔のような女友達に利用されないよう、十分警戒しましょうね」(吉田さん)
美貌の友人がいることを主張
「誰の目から見てもものすごーい美人と2ショットで映っている写真をアイコンにしている女性がいませんか? 明らかに本人のほうが劣っているのが丸わかりなのに、まったく気にしてないというかむしろそれが目的ともいうか。
周囲に『私の友達って美人ばっかなんだよね』などと、よくわからない自慢話をする女性ってわりといますよね。このパターンのこじらせ方をしている人は、意外に多いんじゃないでしょうか。そんな人がやりがちなアイコンがこちらです。
彼女たちは美人を神格化しているのです。美人=神のようなもの。そんな神から私は慕われている、という自分が好きなのです。
この根っからの信者体質の女性は、自己犠牲精神にあふれている人が多く、そこに生きがいを感じるので、恋愛傾向としては<ダメンズ好き>が多いことが予想されます。私ってなぜかダメンズばかり引き寄せる、という女性がいたとしたら、その人は<美女好き>でもありませんか? 美女への偏向的な崇めをやめれば、結果としてダメンズ好きも治るかもしれませんよ」(吉田さん)
【LINE】女友達との2ショットアイコンに潜む“セコイ”自己演出法とは?
「恋人との2ショット」の人
10代の若き世代ならまだしも、社会に出ている立派な大人が自分以外の誰か、しかも異性と一緒に映っている写真を当たり前のようにLINEアイコンにしている人。吉田さんによると、こういった人は以下の2パターンに分けられると言います。
1. “とことん無頓着”タイプ
2. “とことん粘着質”タイプ
この見分け方は簡単だそうで、ざっくりおおざっぱで人に興味があまりなさそうであれば前者、最初から興味をもって質問をしてきたり、自分はこういう人間であると説明してきたりするようだったら後者だそう。
「1. 無頓着タイプはいきなり距離を詰めてきたかと思えば、急に立ち去って行ったりすることがよくあります。
そうですね、知り合ってすぐに意気投合して朝まで盛り上がって飲んだにもかかわらず、翌日会ったらそんなことがなかったかのようにリセットされたりします。
一緒にいると振り回されてしまうことが多く、それが一般の感覚からすると非常に疲れることも。
2. 粘着質タイプは自己開示のタイミングが性急です。
自己開示をするまでは多少躊躇し、じっくりと相手を観察しますが、“こいつはいける”と思った瞬間、自分の過去の恋愛遍歴や複雑な家庭環境、ヘビーな性癖の話など知り合って間もない関係性でもとことんオープンにしないと気が済みません。
そして相手にもそれを望みます。当然一緒にいるとペースが乱され、疲れます」(吉田さん)
つまり結論としては、恋人と一緒のアイコンの人たちは、ベースの性格に大きな違いがあれど、どちらも“一緒にいてものすごく疲れる”人々なのだそうです!
この手のアイコンの人を見かけたら警戒しておいて損はないですね。。
社会人でSNSプロフィールに「恋人との2ショット」を使う人の性格とは?
「自撮り写真」の男性
LINEのアイコンが自撮り写真の男性は、かなりレアな存在だそう…!
実際見た人のほとんどが「アイタタタタ」と感じる自撮り写真。彼らはなぜそんな写真をアイコンにし続けるのか、それは吉田さん曰く「とんでもなく鈍感だから」なのだとか。
「ベースにナルシストさがあるのは言うまでもありませんが、そんなの多かれ少なかれどんな人も持っているものです。しかし普通の人は、自己陶酔画像をアイコンにしたりはしません。なぜなら【他人がどんなふうにそのアイコンを見るのか予想できてしまうから】。
そんな予想もせず、ただただ自分のナルシストさを隠そうともせずにアイコンにまでしてしまう彼らは、とんでもなく鈍感、言い換えればとんでもなく素直でまっすぐな性格の持ち主だとも言えます。
きっと彼らは他人の自撮りナルシスト画像を見たところで、おそらくはなんとも思わないのでしょう。自分の痛さに気づかないだけでなく、他人の痛さもスルーできる天然のやさしさがあるのです。
要は不感症なのです。よく言い換えれば裏表のない性格なのです」(吉田さん)
さらに自撮り写真をアイコンにしている男性を分析すると、彼らはおそらく「セックスが下手」といった性質があるのではないかと吉田さんは言います。
理由は以下の5つ。
1. ナルシストなので自分本位になりがちである
2. ナルシストになれる程度にそこそこ見た目がいいので、相手からダメ出しされることが少ない
3. ロマンティストなのでテクニックよりも雰囲気を重視する傾向にある
4. 鈍感なので相手の演技を見破ることができない
5. そもそもあまり他人には興味がない
「もちろんナルシストアイコンの人でもセックス上手はいるかもしれませんが、確率的には下手が優勢であると私は思います。
実際に若いころはナルシストアイコンの男子も、年を取るにつれ何かに気づくのか、徐々にナルシストアイコンは減っていく傾向にあります。セックスの熟練度とアイコンの痛さには何かしらの相互関係があると私は思うのです。
だからアラサー以上でナルシストアイコンの男性はいろんな意味で注目の存在! もちろん悪い面だけでなく、素直で優しい性格の持ち主である可能性が高いので、人間の裏表ある醜い一面に疲れた女性にとっては絶好のパートナーになりえるでしょう」(吉田さん)
【LINE】セックスが下手な人は○○○○なアイコンにしがち!?
「かわいい子供時代」の男性
かわいい子供時代の写真をLINEアイコンにしている男性は、吉田さん曰く、以下の5つの効果があるのだそう。
見た人から「かわいい」とホメられる
「実際にはブサイクだったとしても、子供時代の写真を見て『ブサイクですね』といじわるを言ってくる人がいたらその人のほうがどうかしています。顔立ちはともかく、子どもならではの愛くるしさを感じさせる効果は抜群ですので、ホメ言葉をたくさんもらえることでしょう」(吉田さん)
意外な一面をアピールし親しみを抱かせることができる
「仮に現在その男性が強面だったとしても、子供時代のかわいさを見せることで『こんな一面もあるのね』と親しみを沸かせることができます。いい意味でのギャップは人間関係を形成するうえで大きな武器となりえます」(吉田さん)
ナルシスト特有の恥ずかしさを感じさせない
「自身の写真をアイコンにすると、どことなくナルシストさが出てしまい、そこに気恥ずかしさが生まれてしまうもの。しかし子供時代の写真であればなぜか免罪符となり、恥ずかしさを感じることなく堂々とナルシストでいられるのです」(吉田さん)
会話につなげやすい
「『今と顔変わんないね』『これ何歳の時?』『こんな服昔流行ってたね~』などなど、子供アイコンから生まれる会話は無数にあります。もっともイジリやすいアイコンのひとつなのではないでしょうか」(吉田さん)
異性の影を感じさせない
「子供アイコンからイメージするのは家族団らんやノスタルジーなどで、現在の恋愛、結婚、異性をイメージさせることはまずありません。ですので『今彼女いるのかな』『結婚しているのかな』といったものからかけ離れた、どこか健全な世界観をアイコンひとつで作ることができるのです」(吉田さん)
ではそんな「かわいい子供時代」のアイコン男性は、どんな特徴があるのでしょうか?
吉田さん曰くそれはズバリ「浮気上手」だそう!
「まずは自分の姿をアイコンにしているので、自分に多少の自信がある&ナルシストな一面も持ち合わせている。しかしながら、それを感じさせないようあえて幼少期を使うことで、隙がなく計算高い性格だと推測される。またアイコンに<現在の恋愛関係、女関係>を連想させることはなく、会話上手で親しみやすさを感じさせるようだ…。
もちろん当てはまらない人もいるでしょう。しかし異性にモテてなおかつ器用、またナルシストになれる程度のビジュアルの持ち主&自信に満ち溢れ堂々としている可能性は高く、そんな男性は女性が放っておかないのです。さらには器用なので二股だってこなしてしまう人物像が浮かび上がります」(吉田さん)
【LINE】で人間性が丸見え! 浮気上手な男にありがちなアイコンの特徴
「ビールジョッキ片手」の女性
ビールジョッキ片手に写真に写っている自分をアイコンにしている女性は、吉田さん曰く「自意識過剰」だそう!
もしも片手に持っているお酒がカクテルやシャンパンだったら、「リア充アピール?」と思われがち。でも「お酒は好き、ざっくばらんな自分もアピールしたい、だけどリア充アピには思われたくない」。そんな人が行き着くのが「ビールジョッキ」なのだそうです。
こういった女性を分析すると以下の5つの特徴があるよう。
・まずは自意識過剰である
・自分を律しすぎる
・想像力、並びに妄想力が豊か
・お酒の席が好き
・女性であることを意識するがあまりのオヤジアピール
そしてこんな女性がどういう女性かというと、「ものすごくエロい」という特徴が…!
「私の経験則だと、エロい人は男女問わず想像力豊か。この過剰な想像力の行き着く先はエロスに他なりません。また普段は真面目な性格で他人からの評価が気になるタイプゆえに、お酒の席では羽目を外しがち…。
さてさて、こんな分析をしてみましたが、全国のビールジョッキ女子に怒られるかもしれませんね。あくまでもタワゴトですので、納得する方だけご賛同くださいませ」(吉田さん)
内心めちゃエロい女性は、ジョッキ片手の写真がLINEアイコン【LINEアイコン研究所】
「証明写真」の人
証明写真とは、言わずもがな免許証やパスポートのアレです。
「わかりやすい面白さはそこにはありませんし、当然ながらかわいくもリア充にも見えません。センスもよい・悪いの判断が利かないくらいのわけのわからなさ、さらには“SNSなんて興味ないよ”的なスカしたスタンスでもありません。
そこから感じるのは、“ただただ純粋な異様さ、不気味さ”なんです。そしてある種の“畏怖の念”すら抱かせるのです」(吉田さん)
そして、本人のルックスのポテンシャルよりかなり下回る写真写りになりがちなあの証明写真をわざわざLINEのアイコンにする人は、吉田さん曰く「正真正銘の変わり者」だそう。
「私の知り合いに2人いるという証明写真アイコン女性のうちのひとりは、人と会話をしたいからと悩み相談屋を開業し、知らない人とひたすら会話をし続け、インドに毎年長期修行に行くような人。
またもう一人も、陸上選手だったけれど辞めたくなり、足の裏の皮を自ら剥ぐことで選手生命を絶ち、今は息を止めることにはまっているという人。
つまりはベクトルは違えど、本気でヤバく、本気でロックな生きざまの女性たちなんです。
そんな彼女らを敬愛しつつも、“振り切れない自分”にどこかほっとする、そんな不思議な気持ちを抱かせるアイコンなのです。
みなさんの周りにもしも証明写真アイコンの女性がいたら、“本物”の可能性が高いです」(吉田さん)
レア度MAX! アイコンやプロフィールに「証明写真」を使う人ってどんな人?
何がいい? おしゃれ女子のLINEアイコン
男性ウケ◎! 笑顔のアイコン
笑顔の写真は男性ウケはもちろん、女性からも評判は悪くないものです。
満面の笑みやちょっと微笑んでいるような写真でもいいですが、歯が少し見えるくらい自然に笑っている写真は好感度が◎。
フォトジェニックな写真
旅先などで撮った楽しんでいる姿のものや、おしゃれなスポットなどのフォトジェニックな写真もおすすめです。
無理に作った自撮り写真のようにナルシスト感が出ませんし、「あそこ行ったんだ?」「ここどこのスポット?」など話題のきっかけにもなりそうですね。
後ろ姿の写真
あえて顔を出さない後ろ姿や横顔の写真もおしゃれで評判がいいよう。
顔はのせたくない… という女性にも設定しやすく、背景によってはいくらでもおしゃれな印象にできるのがポイントです。
これは避けたい! 印象が悪いLINEアイコン
アプリで加工し盛れた写真
ダイヤモンドシライシが20~30代の男女500人に「LINEアイコンの印象」についてアンケートを行ったところ、もっとも印象が悪いアイコンが「加工ありの自撮り写真!」(26.4%)だったそう…!
さりげない加工ならまだしも、実物の原型をとどめていないほどの加工は避けたほうがいいかもしれませんね。
露出の多い写真
「LINEのアイコンを自分の写真にする場合、あなたがNGだと思うもの」という質問に対して一番票を集めたのは「露出度の高い写真」(47.0%)という結果になりました。
誰かを不快にしてしまう可能性のあるアイコンにも注意した方がいいかもしれませんね。