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2026.01.23

オープンリレーションシップのメリデメ! 向いている人は?

恋愛や結婚の在り方が多様化する今、「オープンリレーションシップ」が注目されています。しかし一方で「浮気とはどう違う?」「本当にうまくいくの?」と、不安を抱く人も多いテーマでしょう。オープンリレーションシップの基本からメリット・デメリット、30代を過ぎて向いている人や仕事・ビジネスへの影響を解説します。

並木まき

「オープンリレーションシップ」とは

オープンリレーションシップとは双方の合意のもとで、恋愛・性的な関係を複数の相手と持つことを認めるパートナーシップの形です。
関係の透明性や相手への敬意などがある前提ですので、浮気や相手を軽視する関係とはまったく異なるものの「ルールのない自由恋愛」やパートナーへの恋愛感情が薄い関係だと誤解をされやすい面もあります。

しかし他方では、オープンリレーションシップを選択することによって、信頼関係や絆が深まるケースもあります。

オープンリレーションシップは利点が多い? 主なメリット3つ

手を繋ぐカップル
(c)Adobe Stock

オープンリレーションシップを選択するカップルが増えてきている背景には、従来の関係では満たされないニーズが関係していると考えられています。
オープンリレーションシップの主なメリットをまとめました。

♦︎メリット:カップル間での相互理解が深まる

カップルが良い関係を維持するためには、正直なコミュニケーションが不可欠。
オープンリレーションシップの選択は一見するとお互いの距離が離れそうにも思えますが、結果としてパートナーの“欲求”がよく見えるようになって正直なコミュニケーションが増えれば、感情的な衝突が減りやすくなるメリットがあります。

♦︎メリット:精神的な自立が促される

オープンリレーションシップを選ぶ場合には、多くが“精神的に自立した関係”を望んでいます。
パートナーに対しても「あなたがすべて」といった発想から卒業しやすく、これが感情の余裕につながって精神的な自立が促されやすい傾向にあります。

♦︎メリット:恋愛関係へのプレッシャーが減る

特定の相手との恋愛関係では「相手を独占したい」「完璧なパートナーでありたい」などの緊張感を抱く関係性も多々。
一方でオープンリレーションシップを選ぶと、こういったプレッシャーからは解放されるため、自然体でいやすくなるケースも散見されます。

オープンリレーションシップはデメリットだらけ? 主なマイナス面3つ

RULEと書かれたキューブが並んでいる写真
(c)Adobe Stock

物事には、メリットがあればデメリットもあるもの。
続いては、オープンリレーションシップを選択した場合の主なデメリットをチェックしておきましょう。

♦︎デメリット1:嫉妬心のコントロールが難しい

頭では理解をしていてもオープンリレーションシップがいざ始まってみると、感情が追いつかない人も珍しくありません。
「パートナーが会っている相手が気になる」「どうしても複数のパートナーを、比較してしまう」など心が揺れる事態は避けにくいのです。

♦︎デメリット2:ルールが曖昧になりやすい

オープンリレーションシップは、双方のルールによって成り立つ関係です。
しかし明確な法律等が存在しないために、ルールはあくまでも「当人同士」の合意によって定められるもの。
そのため、“他の相手との関係をどこまで共有するか”・“誰と、どれくらい会っていいのか”・“相手の新しい恋人の優先順位はどうなるのか”・”経済的な課題が出てきたらどうするのか”などの細かい部分について曖昧に取り決めてしまうと、あとになってトラブルやわだかまりを生みがちです。

♦︎デメリット3:パートナーシップへの安心感が揺らぐ

オープンリレーションシップは自由度が高い反面「本当に自分は本命?」といった不安が生まれやすい関係です。
そのため内面では常に「メンタルを安定させる努力」や「自己肯定感を下げない心がけ」が求められてしまい、疲労感からパートナーへの安心感が揺らぎやすいのはデメリットでしょう。

オープンリレーションシップがビジネスに与える影響

話をする男女
(c)Adobe Stock

オープンリレーションシップの関係性は、仕事の面にも影響を与える可能性があります。
プラスにもマイナスにも作用するため、知識として押さえておきましょう。

♦︎ビジネスへの好影響は… 対話力や交渉力のスキル向上

ビジネスへの好影響は、複数の相手と密な関係を結ぶことによる「対話力」や「交渉力」などのスキル向上が大きいでしょう。
相手の意見を聞く姿勢や課題が出てきたときに双方が納得する着地点を見つける力が鍛えられるので、これらのスキルはビジネスシーンでも役立つ可能性があります。
また、恋愛へのプレッシャーが減ることによって自分のペースで日常を送れるようになれば、メンタルが安定し仕事への集中力が上がる効果も期待できます。

♦︎ビジネスへの悪影響は… メンタル面と倫理的な問題

一方でビジネスシーンに作用しやすいマイナス面としては、嫉妬や不安、葛藤などからメンタルが疲れてしまい仕事のパフォーマンスが落ちる可能性は否めません。
また、良好な関係を続けるための嘘を重ねたり生活スケジュールが複雑化したりして、仕事への余裕が失われがちになる場合もあります。
なおオープンリレーションシップの相手が社内恋愛や仕事の関係者である場合には、複雑な事情が絡む関係性ゆえに倫理的・コンプライアンス的な問題に発展するリスクも決して低くありません。

オープンリレーションシップに向いている人ってどんなタイプ?

くつろぐカップル
(c)Adobe Stock

オープンリレーションシップについてメリットやデメリットを整理してみると「自分には向かないな」と感じた人もいるはず。
では、どんな人に向いているのでしょうか。
一般的に、オープンリレーションシップに向いているとされるタイプを解説します。

♦︎自己肯定感が安定している人

他者との比較や自分が絡むことへの優先順位に敏感なタイプは、ストレスを抱えやすいので向きません。
反対に自己肯定感が安定していて、比較や優先順位は気にしないタイプは向いているといえます。

♦︎感情を言葉にするのが得意な人

オープンリレーションシップでは、相手を不安にさせないためにも密なコミュニケーションが求められます。
そのため、自分の感情を言葉にして伝えるのが得意な人は向いているタイプといえます。

♦︎対話を面倒に感じない人

オープンリレーションシップは、たびたび深い話し合いが必要になる関係性です。
よって、いわゆる「雑談」ならよくても「深い話」を避けたい人には難易度が高い関係。
反対に、何時間に及ぶ対話であっても面倒に感じないタイプは向いています。

♦︎相手の自由を尊重できる人

「自分も自由にしたいし、相手も自由でいてほしい」という視点をもつタイプは、向いています。
表面上の「自由」だけでなく、パートナーの内面の自由まで尊重できればオープンリレーションシップはうまくいきやすい傾向です。

オープンリレーションシップには成熟した精神力が求められる

オープンリレーションシップにはメリットだけではなくデメリットもあるために、“軽い恋愛気分”で始めるには難易度が高い関係です。
うまく機能すれば恋愛だけでなく仕事にもプラスに働く可能性があるものの、感情を健全に維持していくには努力も必要でしょう。
成熟した精神力と高いコミュニケーション能力が求められる関係性といっても間違いではなく「既存のパートナーに飽きたから」といった安易な理由で選択するのはおすすめできません。

TOP画像/(c)Adobe Stock

並木まき

ライター、時短美容家、メンタル心理カウンセラー。企業研修や新人研修に講師として数多く携わっている。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。

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