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2021.01.11

「立春」はいつ? 正しい意味や期間中の行事、旧正月・春節との違いをまとめて解説

毎年ある時期になると、ニュースなどで「立春」のことが話題になります。春の訪れを予感するような言葉ですが、この「立春」がいつなのか、またどんな意味があるのか知っていますか? 本記事では、「立春」の期間や行事、旧正月・春節との違いについて解説します。

【目次】
立春とは名ばかり? いつ(何月)頃のこと?
立春の頃に見られる植物や食べる物とは?
立春の行事とは?
立春の寒中見舞いはいつまでに送るもの?
最後に

立春とは名ばかり? いつ(何月)頃のこと?

(c)Shutterstock.com

毎年ある時期になると、ニュースなどで「立春」のことが話題になります。春の訪れを予感するような言葉ですが、皆さんはこの「立春」がいつ頃あるのか、また一体何をするものなのか、正しく理解できていますか?

「改めて考えてみると、立春についていまいちよくわかっていない」という方も多いと思います。今回はそんな「立春」についての解説です。

◆立春の意味と期間

「立春」は、毎年2月のはじめにあります。2月のはじめといえば、まだまだ冬真っ盛りでとても春の訪れなんか感じない、という方も多いことでしょう。ただし、「立春」は、暦の上での「春の始まり」と言われています。なぜ、2月のはじめにも関わらず、「立春」というのか。それは、「二十四節気」というもので決められているからです。

「二十四節気」というのは、一年を春夏秋冬の4つに分ける「四季」を、さらに6つずつに分けたもののことを指します。「春分」や「秋分」、「夏至」や「冬至」も、この「二十四節気」のひとつですよ。「立春」は、この「二十四節気」のひとつ目。つまり、季節というのは、実はこの「立春」を起点として分けられているんです。

この「二十四節気」は、太陽の角度が動きなどから、天文学的に決められています。そのため、「立春」は、毎年決まった日に訪れるのではありません。2020年の「立春」は2月4日でしたが、2021年の「立春」は2月3日になります。

◆立春と旧暦・旧正月・春節との違いは?

「立春」の時期について理解している人の中には、「立春」は旧暦の正月、「旧正月」や「春節」だと思っていた人もいるのではないでしょうか。実は、これは多くの場合、正しくありません。同じ一年の起点ですが、「立春」の基準は太陽の位置、対する「旧暦」は、月の満ち欠けを基準にしています。そのため、近い時期ではあるものの、同じものではないのです。

ちなみに、30年に1回ほど、「立春」と「旧正月」が同じ日になることがあります。その日は「朔旦立春」や「立春正月」と呼ばれ、とてもおめでたい日だと言われていますよ。

立春の頃に見られる植物や食べる物とは?

(c)Shutterstock.com

「立春」の期間に関する解説でした。続いては、「立春」のころに見られる植物や、「立春」に食べると良いとされている食べ物についてのご紹介です。

◆立春の頃の植物

「立春」があるのは2月のはじめ。寒さが厳しい時期ですが、少しずつでも春に近づいていることを教えてくれる植物はいくつかあります。このころに咲くのは、丸くて可愛らしい花を咲かせる「ヒナギク」や、明るい黄色の花を咲かせる「フクジュソウ」があります。「フクジュソウ」は漢字で書くと、「福寿草」。漢字がめでたく、縁起のいい植物です。

また、この時期に咲く植物で忘れてはいけないのが、「梅」。どこからか梅の華やかな香りを感じて、「もうすぐ春が来るなぁ」と感じたことのある方もいるのではないでしょうか?

◆立春に汲む若水

元旦の朝に井戸から汲んだ、一年で最初の水のことを「若水」と言います。この「若水」は、神棚に添えたり、食事の支度に使われますが、実は元々は「立春」に行う行事だったのです。

一年の最初に汲んだ「若水」には、若返ったり、邪気をはらったりする力があると言われています。現在では正月の風習として浸透していますが、2021年の「立春」には、「若水」で淹れたお茶、「福茶」を飲んでみるのもオススメです。

◆立春の食べ物

「立春」に食べるものの中に、「立春朝生菓子」というものがあります。この「立春朝生菓子」というのは、「立春」の朝に作られて、その日のうちに食べられる生菓子のことです。主に桜餅やうぐいす餅など、春を感じられる生菓子が食べられます。

また、小豆には穢れを払う力があるとされていることから、「立春」の朝に作られた大福も縁起がいいと言われていますよ。他にも、体を清める力があるとされている「豆腐」を食べる風習もあります。生菓子を作るのが難しい、という方は、その日に作られた大福や豆腐を買って食べるようにしてみてはいかがでしょうか。

立春の行事とは?

(c)Shutterstock.com

「立春」のころに見られる植物や、「立春」にオススメの食べ物についてのご紹介でした。ところで、「立春」には、前日と当日に行われる行事があるのをご存じでしょうか? 続いては、「立春」に行われる行事についてのご紹介です。

◆節分

「節分」といえば2月3日、というイメージのある方も多いと思います。実は、「節分」は「春分」の前日に行われる行事です。そのため、年によっては2月2日だったり、2月4日だったりします。かつて、季節の変わり目には邪気が生じると信じられていました。その邪気を払うための儀式が、「節分」です。

「魔目」や「魔滅」に通じる「豆」を使った厄払いである豆まきを行ったり、恵方巻を食べたりする方も多いかもしれませんね。家や地域によっては、それに加えて厄払いの力を持つイワシの頭やヒイラギを飾るところもありますよ。

◆立春大吉

皆さんは、「立春」の日に、「立春大吉」と書かれたお札が飾られているのを見たことがありますか? 禅寺では、新しい一年の始まりである「立春」に、一年の厄除けの願いを込めて「立春大吉」と書かれたお札を門に貼るという風習があります。

基本的には禅寺の風習のため、檀家さんだけに配るというところも多いですが、最近では一般の人への販売や通信販売をしているところもありますよ。元々は自分で書いていた、と言われているため、自分でお札を作ることもできます。半紙や和紙、習字道具か筆ペンを用意して「立春大吉」と書くだけで作ることができるので、ぜひ一度作ってみてくださいね。

立春の寒中見舞いはいつまでに送るもの?

(c)Shutterstock.com

1月から2月はじめまでに「寒中見舞い」を出す方もいると思います。「寒中見舞い」は寒さが厳しいころに出す挨拶状ですが、実は「寒中見舞い」が出せる時期には決まりがあるんです。

それは、「立春」の前日まで。「立春」になると、暦の上では春のため、「寒中見舞い」を出すのはマナー違反となります。もし「立春」を過ぎてから「寒中見舞い」を出す場合は、「余寒見舞い」で出すようにしましょう。この「余寒見舞い」は、いつまでに出すものか厳密に決まっていませんが、所謂「残暑見舞い」と同じため、あまり遅れないように注意が必要です。

最後に

(c)Shutterstock.com

「立春」についての解説でした。いかがだったでしょうか?「立春」は元々、一年の始まりであり、おめでたい日です。寒い時期ではあるものの、「立春」を越えれば春はもうすぐそこまで来ています。2021年は、行事に参加したり、縁起の良い食べ物を食べたりして、楽しく「立春」を迎えませんか?

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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