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健康的にダイエットをしたい人はプロテインに注目!
体重を落とすことが出来ても不健康だったり、肌や髪の栄養までなくなってしまっては本末転倒。「ダイエット女子が“プロテイン”に注目しているのはどうして?」「運動してなくても飲んでるの?」… 美ボディをキープするために“プロテインが必要な理由”をしっかりおさらいしましょう。
〈INDEX〉
・“プロテイン”って何のこと?
・プロテインは目的に合わせて選ぼう
・プロテインダイエットには注意点も…
・おすすめのプロテインをチェック!
そもそも「プロテイン」って? 期待できる効果とは?
プロテインとは「タンパク質」のこと
プロテインと聞くと「マッチョなお兄さんが飲む粉」を想像するかもしれませんが、プロテインとはタンパク質のことです。
タンパク質を英語でprotein(プロテイン)と言います。日本では特定の商品を指して使われることが多いようですが、プロテインとタンパク質は同じものです。
【医師が断言!】タンパク質ってどれくらい摂ればいい? 食べて痩せるダイエット
筋肉だけじゃない! 肌や髪の美しさキープにも有効
プロテインは筋トレ後に摂取すれば、筋肉の修復を効率よく助ける働きがありますが、実はこれだけではありません。
プロテインは筋肉だけでなく肌や髪、ホルモン、骨、神経、臓器とさまざまなパーツに使われます。
ダイエット中は食事制限によりタンパク質が不足しがち。タンパク質が不足すると肌荒れを起こしたり髪がパサパサになったり。筋肉だけでなく、美容面でもさまざまな悪影響が考えられるため、積極的に摂る必要があるのです。
【連載漫画・乙女貯筋】を一気読み! 筋トレに欠かせない「プロ活」って? 美肌も叶える♡
食事だけは補いきれない可能性が高い
できるだけタンパク質を多く摂る食事が推奨されますが、食事だけで補うのは想像するより大変です。そこで活用したいのがプロテイン食品。
食事で摂取するタンパク質と併用することで、効率的に補えるのです。
連載漫画【乙女貯筋】プロテインで傷ついた乙女筋肉を修復♡【#39】
プロテインを飲んだだけではマッチョにならない
わざわざ食事とは別でプロテインを摂取するなんて、筋肉もりもりになってダイエットどころでなくなるのでは? と心配する方もいるかもしれませんが、そもそも食事だけでは不足しがちなタンパク質。
プロテイン食品で補ったところで筋トレをしなければ、筋肉は付かないので安心してください。
連載漫画【乙女貯筋】イケメントレーナーの和装に♡ あけおめマッスル【#38】
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ダイエット中のプロテインを有効に活用する方法
まずは選び方を間違えないように!
ダイエットにも美にも欠かせない栄養素“たんぱく質”。1日に必要な量のたんぱく質を食事で摂るのは大変ですが、プロテインなら手っ取り早く摂取することができます。
教えてくれたのは… 八木知美さん
[パーソナルトレーナー/ヨガインストラクター]
プロテインは大きく分けると植物性と動物性の2種類があります。
植物性プロテイン
主に“大豆”が配合されています。大豆に含まれている“大豆イソフラボン”は、肌のツヤを良くするなど、女性にうれしい効果にも期待大! さらに“オメガ3”という良質の油も多く含まれていて、ダイエットにもかなり優秀です。
動物性プロテイン
力強い腕・割れた腹筋など、男性的な筋肉美を手に入れたい人におすすめですが、含まれている主な成分は肉や魚などにも多く含まれているため、日頃から摂取できていることが多いです。
運動後に限らず、栄養バランスを補っていくなら“植物性のプロテイン”を生活に取り入れていきましょう。ダイエットの場合は“低糖質”のものを選ぶのがおすすめです。
プロテインを飲むタイミングは?
運動後
通常プロテインは、筋トレ後30分以内に飲むことで素早い回復につながると言われています。そのため、筋肉量をキープまたはアップさせて基礎代謝量を上げたい人は、運動後の摂取がおすすめです。
朝食時
身体が空っぽな状態である朝も、プロテイン摂取に絶好のタイミング。朝は脳や身体を動かすためにタンパク質と糖質の摂取が必須。パンやおにぎりだけで済ませてしまう、という人はプロテインをプラスして足りない栄養を補いましょう。
食間
食事と食事の間に、空腹を補うおやつ代わりとして摂取するのもおすすめです。手軽に手に取れる炭水化物食品を間食にセレクトしがちですが、これでは糖質摂取量がオーバーしてしまいます。甘いものが食べたい、小腹が空いた、そんなときに活用してみましょう。
寝る前
実は寝る前のプロテイン摂取も効果的です。寝る直前を避けて摂取すれば、美容に嬉しい作用が期待できます。
連載漫画【乙女貯筋】寝る前の一杯! プロテイン美容は飲むタイミングが大切でした【#187】
プロテインを飲む量は?
1日のプロテイン摂取量は、自分の体重を目安にしましょう。
■プロテイン摂取量の目安
体重60kgの人は60g、50kgの人は50gが1日に必要なたんぱく質の量と言われています。飲み物に混ぜるだけで、手軽にたんぱく質を摂ることができるのがプロテインです。
美味しいプロテインの飲み方は?
■基本の飲み方
プロテインは牛乳や豆乳に溶かして飲むのが一般的ですが、カロリーが気になる人・すっきり飲みたい人は水で溶かすのがおすすめです。
■あったかレシピ
体を温めたいときや寝る前などは温めたミルクに溶かして、シナモンを振りかけたり、生姜を混ぜるのも美味しいですよ。
プロテインダイエットの注意点も覚えておいて
完全置き換えはしない
プロテインだけで食事を済ませることは推奨されていません。
プロテインは不足しがちなタンパク質を補うものであり、万能栄養食品ではないのです。本来は肉や魚、野菜など食事で栄養をしっかり摂るのが基本。食事の一部をプロテインに置き換えてコントロールするのはOKですが、プロテインだけで1食を済ませる、2食・3食と置き換えるといった急激な食事制限は行わないでください。
これでは一時的に体重が落ちたとしても、栄養不足になったりストレスによる反動で暴飲暴食に走ったりしてしまう恐れがあります。
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プロテインバーでもOK! ただし低糖質なものを
粉のプロテインだけでなく、サクッと食べられるプロテインバーの活用も◎ スイーツ感覚で食べられるので、ダイエット中活用する人は多くいます。
ただし、プロテイン配合とは言え高脂質で高カロリーなプロテインバーもあります。食べ過ぎは当然NG。間食として食べるなら、低糖質プロテインバーを選びましょう。
連載漫画【乙女貯筋】プロテインバーって、本当にヘルシー? 選び方のポイントをチェック!【#124】
飲んで痩せる類のものではない
プロテインがダイエットにいくら有効でも、飲み過ぎは当然太ります。飲めば痩せるという類のものでないことは忘れてはいけません。
あくまで体づくりに有効に働いてくれる、不足しがちなタンパク質を補うもの。上手に活用するものであって、これだけに頼ってどうにかなるものではありません。
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ダイエットで取り入れたいおすすめプロテイン
タンパクオトメ
牛乳由来のホエイ・大豆由来のソイと、2つのタンパク質配合のプロテイン。女性に嬉しい25種類以上の美容成分も配合。人工甘味料や保存料フリーなので、品質を重視する方やファーストプロテインの女性にもおすすめ。
プロテインブレンド(レッドヒート)
日本人の体や食生活にあわせた植物性の原料のみを使用。根菜類のスーパーフードやクコの実が入ったソイプロテインのブレンド。タンパク質に加えて、ビタミン・ミネラル・ポリフェノールなどが一緒に摂れるのも魅力。素材そのものの味を生かしているので、あらゆるドリンクと相性ぴったり。
<レビュー>
「ソイプロテイン・甘酒・ビーツ・マカ・クコの実・紅芋などがブレンドされていて栄養満点! 甘さ控えめで、プロテインなの!? と思うくらい飲みやすく美味しい。グロンの植物性プロテインはリラックスタイムの栄養補給にも気軽に取り入れられるのが◎」(Oggi専属読者モデル:篠原菜月さん)
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最後に
カロリーや食事を制限したダイエットは栄養が偏りがち。栄養不足が空腹感を招いてしまっては、減量への道のりが遠ざかってしまいます。健康的に美しくダイエットするために、プロテインを有効活用して理想の美ボディを目指しましょう。
TOP画像/(c)Adobe Stock