【目次】
・肌にいい食べ物で目指せ健康美肌!
・医師に聞いた! アンチエイジングのために意識したい栄養素は?
・ニキビ対策や美肌のために食べたい食べ物
・飲み物はどうする? 肌荒れ対策に
・肌にやさしいおすすめレシピも
・最後に
肌にいい食べ物で目指せ健康美肌!
美肌でいるためには、スキンケアやUV対策はもちろん、内側からのアプローチもとても重要です。特に毎日の食生活を改善するだけで、健康的に美肌を目指すことができます。まずは食材選びから見直してみましょう。
医師に聞いた! アンチエイジングのために意識したい栄養素は?
ビタミンE(抗酸化作用)のはたらき
教えてくれたのは… 慶應義塾大学医学部科学教室教授:井上浩義先生
(医学博士、理学博士。著書『アー モンドを食べるだけでみるみる若返る!』好評発売中)
■体の中と外を若返らせる栄養素とは?
強力な抗酸化作用をもつビタミンEは、酸化ストレスから体をまもり、“美肌のビタミン”としても知られています。また、血行促進作用など若々しさを保つためのさまざまな作用が期待でき、美と健康に欠かせないアンチエイジングビタミンです。
【医師が回答】アーモンドで? ダイエットや美肌が叶うって本当ですか?
ニキビ対策や美肌のために食べたい食べ物
ニキビ対策や美肌作りをサポートしてくれる食材をご紹介します。肌にいい栄養素がたっぷり詰まっているので、毎日バランスよく摂取するのがおすすめです。
苦味のある山菜・野草・春野菜
春の山菜・春野菜がもつ独特の苦味は、主成分がポリフェノールや植物性アルカロイドと呼ばれる成分で、下記のようなはたらきがあります。
・ポリフェノール:体の錆びつきを防ぎ、老化を予防する抗酸化作用を持つ。
・アルカロイド:体のデトックス、新陳代謝の促進などの働きをし、痩せやすい体づくりに役立つ。
≪おすすめの食べ物≫
ふきのとう・うど・たらの芽・せり・こごみ・うるい・わらび・ぜんまい・春キャベツ・菜の花・セロリ・たけのこ・スナップエンドウ・さやえんどう・そら豆・アスパラガス・新たまねぎ、など。
ダイエットするなら今! 春が最もダイエットに成功しやすいワケ
ポリフェノールなどアンチエイジングにおすすめの野菜・果物
教えてくれたのは… Fashion & LifeStyle producer:Atsushiさん
(野菜ソムリエプロ・漢方養生指導士初級)
■美をキープするために習慣にしたい食べ物
・さつまいも:紫の皮の部分に抗酸化成分のポリフェノールが多く含まれているので、トータル面で美肌のサポートをしてくれます(干し芋でもOK)。
・トマト:赤い色は強力な抗酸化成分であるリコピンの色。日焼けや疲労・ストレス・喫煙・睡眠不足などで体内に発生する、しみ・しわ・たるみといった老化の元凶になる活性酸素を除去するはたらきがあります。トマトに含まれるβカロテンは肌の新陳代謝をサポート。
・ドライデーツ:美肌に大切なビタミンB群や抗酸化作用のあるビタミンEのほか、不足しがちなミネラルもたっぷり。とにかく栄養価が抜群に高いドライフルーツです。
【美肌を叶える食べ物】ランキングは? 毛穴やニキビには? コンビニでは何を選ぶ?
鮭
■美肌のスーパーフード「鮭」
スーパーなどでも比較的簡単に手にはいる鮭ですが、実は、知らなきゃ損なアンチエイジング食材なのです! 鮭に多く含まれるアスタキサンチンは、老化を早める活性酸素のダメージから体を守り、その抗酸化作用はトップレベル。ビタミンCの6000倍! ビタミンEの1000倍! と言われるほど。
■鮭の嬉しいはたらき
・シミの原因となるメラニン色素生成を抑制。
・鮭の皮に多く含まれるビタミンB2が、老化を進行させる過酸化脂質を分解して、皮膚の成長を促進。
皮まで丸ごといただきましょう♪
高野豆腐
「畑の肉」といわれる大豆。その大豆から作られる豆腐を凍らせ、熟成させ、乾燥させた保存食で栄養満点な高野豆腐。製造過程で栄養成分がギュッと濃縮されるため、普通の豆腐よりもさらに栄養価がアップしています。
さらに、高野豆腐には老化を予防するビタミンEをはじめ、カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛・食物繊維など、ダイエットや健康をサポートする栄養素がたっぷり。満腹感もあるため、毎日の食事に取り入れるとほかの食材を減らしながらカロリーを抑えることができるので、ダイエットにもおすすめです◎。
2万5千人の肥満治療をした医師が推奨! 1日約30円の【高野豆腐ダイエット】とは?
トマト
栄養学的にも血液をサラサラにする成分を持つトマト。薬膳的効能においても、身体にこもった余分な熱を冷まし、渇きを潤すといった作用が。東洋医学では肝機能が不調を起こすと熱っぽくなる、という考え方をしますが、その熱冷ましにもなるので二日酔いにも。イライラや肌荒れ、赤いニキビや吹き出物にも効果があります。
菜の花
菜の花には炎症を抑える効果があり、おできや吹き出物改善に作用します。血の滞りを流して、肌だけでなく全身のスムーズな新陳代謝の後押しをしてくれます。
【春に効く食材】花粉や乾燥の肌トラブルは【菜の花】で改善する!
あずき

食物繊維が豊富なため、肌荒れや便秘に有効です。余分な熱をとり、毒素を分解してうみを出すため、吹き出物、腫れ物によいでしょう。
蜂蜜
マヌカハニーが喉の殺菌に良いのは有名。蜂蜜には肺や皮膚や腸を潤す効果があります。喉の不調のほか、この季節の肌の乾燥や便秘が気になる人に。
積極的に摂りたい、肌にいい飲み物
食事では補いきれない部分をサポートしてくれるのは、肌にいい飲み物たち。毎日飲みたいお茶や、特別な時に飲みたい美容ドリンクなど、その時の場面によって上手に使い分けてみてください。
プロラボホールディングス|エステプロラボ ハーブザイム113 グランプロオラックス
100種類以上の野菜や果物を発酵させて作られている酵素ドリンク。酵母菌や乳酸菌が含まれていて腸内環境を整えてくれるので、便秘解消や肌荒れ改善にも役立つ。
【酵素で体内美人♡】プロもイチ推しの酵素ドリンク、その効果は?
ファンケル|ディープチャージ コラーゲンドリンク
ファンケル独自の特許技術で、一般的なコラーゲン分子よりもサイズを小さくしたことにより、効率よくコラーゲンを吸収できるように。また、コラーゲンを取り入れるだけでなく生み出す力を高めてくれるので、ハリやうるおいを内側から補ってくれる。
【ファンケル】体の中から美しさにアプローチする「ディープチャージ コラーゲン」シリーズが3月20日に新発売!
ドクダミ茶

体の中の余分な熱を冷ますドクダミ。肺の機能を高め、蓄膿症、黄色い痰や鼻水が出るとき、熱を帯びた吹き出物や腫れ物などを改善します。
肌にやさしいおすすめレシピも
肌に良い栄養素が詰まった食材で、簡単レシピに挑戦してみましょう。肌に良い食材の組み合わせで、さらなる相乗効果が生まれます。
長生きみそ汁
小林弘幸教授 著『医者が考案した「長生きみそ汁」』(アスコム)より。
「長生きみそ玉」には、老化のスピードを緩やかにする抗酸化力がたっぷり! 老化のスピードが緩やかになれば、シミ・シワ・白髪・抜け毛などの予防や改善が期待できます。
≪材料≫
・赤みそ… 80g:八丁みそとも呼ばれ、東海地方で親しまれている「豆みそ」を使用。
・白みそ… 80g:お好みの甘さのものを。
・玉ねぎ… 150g(約1個):すりおろして150g使用。新玉ねぎの場合も同様です。
・りんご酢… 大さじ1:穀物酢に比べて、酸味控えめでフルーティ。
≪長生きみそ玉の作り方≫
1. 玉ねぎをすりおろします。
2. [1]に赤みそ・白みそ・りんご酢を加え、泡だて器で混ぜ合わせます。みそが硬いのは最初だけ。玉ねぎの水分で、スムーズに混ざり合うようになります。
3. 混ぜ合わせたみそを製氷器に分け入れ、冷凍庫で凍らせます。
カチカチにはならないので、フォークでさせば簡単に取り出せます。
器に湯150mlを注ぎ、「長生きみそ玉」を溶かすだけ。お好みで具材入れても◎。
医者が考案! 健康効果絶大の「長生きみそ汁」の作り方とは…?
鮭のホイル蒸し
老化を早める活性酸素のダメージから体を守るアスタキサンチンが多く含まれていて、シミの原因となるメラニン色素生成抑制にも役立つ鮭。皮にもビタミンB2やコラーゲンが多く含まれているので、丸ごと食べると◎。ビタミンCと一緒に食べればさらなる相乗効果が♡
準備10分あとは待つのみ。おいしい鮭のホイル蒸しで美肌へ【管理栄養士の美活レシピ】
トマトとアボカドのサラダ
トマトは3大抗酸化ビタミンであるβ-カロテン、ビタミンC・E、また活性化酵素除去に効果絶大なリコピンも多く含んでいる、美肌には欠かせない食べ物。ぜひ毎日の食事に取り入れて。アボカドたっぷりで、満足感も得られるサラダです。
お手軽なあの食材、カンタン調理で紫外線に負けない肌に!【管理栄養士の美活レシピ】
マシュマロヨーグルト
肌や細胞を作るコラーゲンが含まれるマシュマロと、腸内環境を整える乳酸菌を含むヨーグルトを一緒に食べることができるマシュマロヨーグルト。ふわシュワ食感で止まらないおいしさ。
ヨーグルトにアレを入れる!? 医師が教える、究極の美肌づくり! ダイエット効果も♡
最後に
毎日の食生活を見直すことは、美肌への大きな第一歩です。肌にいい食べ物をバランスよく摂取して、健康美肌を実現させましょう♪