UV-Aがピークの5月。シミ・くすみ対策がまだの人は急いで!
年間を通じて紫外線対策は必要ですが、シミの原因となる紫外線A波(UV-A)はこの5月がピーク! シミ・くすみ対策は夏が終わってからではなくダメージを受ける前に、外側だけでなく内側からも始めましょう。
紫外線に効く、肌の状態別オススメ食材
漢方の視点で、紫外線ケアに役立つ食材をご紹介。
焼けてしまったら、まず熱をとってデトックス
焼けちゃった! と感じたら、まずはクールダウンから。トマト、きゅうり、アスパラ、ズッキーニ、セロリ、アロエなどの初夏〜夏が旬の野菜、果物は体の余分な熱を冷まします。ビタミンが豊富なことからも、紫外線対策には納得ですよね。
シミは「瘀血」血の巡りを改善する食材
漢方では、シミ=「瘀血」の状態、つまり血の巡りが滞っている状態と考えます。血の巡りを良くする食材は、イワシやサンマ・サバなどの青魚、赤貝、野菜はニラ・セロリ・パセリ・玉ねぎ・エシャロットなど。納豆、甘酒、酒粕、酢もオススメ。いずれも「血をサラサラにする」と言われている食材ですよね。顔全体のくすみ改善にも適しています。
肌のざらつき、乾燥に良い食材
紫外線ダメージを受けた肌は乾燥しやすくなっています。ざらつきや乾燥を感じる前に、潤いを留めてくれる食材を。松の実や白きくらげ、アスパラガス、オクラ、ほうれん草、ハマグリ、イカなどがオススメです。
もちろん日焼け止めなど外側からのケアもお忘れなく!
TOP画像/(c)Shutterstock.com
大木さと子
国際中医薬膳師・漢方アドバイザー。日本中医学院(旧・国立北京中医薬学大学日本校)卒。普段はメーカー勤務、よく食べよく飲むOL。ふだんメシをアップするinstagramにて、薬膳の情報も発信中。