大人気!「抹茶」のダイエット&美容の効果
アイスやケーキ、お菓子、ドリンクなど様々な食品に「抹茶味」が登場するほど人気! 抹茶味を見かけると、つい買ってしまう人も多いのでは?
そんな抹茶、なんと、ダイエットや美容に効果的! 一体、どのような効果があるのか、紹介します。
◆ダイエット効果
抹茶に含まれている成分でダイエット効果が期待できるのは、カテキンとカフェイン。カテキンはポリフェノールの一種で、糖質や脂肪の吸収を抑える働きがあることが知られています。
カフェインには、「リパーゼ」という脂肪の分解を促進する酵素の働きを活性化させる働きがあり、その働きにより体内の脂肪が分解され、エネルギーとして消費されます。利尿作用もあり、むくみの解消にも有効。
◆美肌
美肌に有効な成分は、何といってもビタミンC。水に溶けやすく熱に弱いという特性がありますが、抹茶のビタミンCは熱に強く、80度でも壊れません。シミやそばかすの原因になるメラニン色素の生成を抑え、美肌効果が期待できます。コラーゲンの生成にもビタミンCは必要。
抹茶にはβ-カロテン(体内で必要量がビタミンAに変換)にも含まれています。ビタミンAは肌の潤いや弾力を持つ作用や、鼓膜を健康に保つために重要な栄養素。β-カロテン、ビタミンC、カテキンには抗酸化作用があるため、美肌の相乗効果が期待できます。
◆エイジングケア
体内の活性酸素を除去し、老化を防止するのに必要なのが抗酸化作用を持つ成分。抹茶には、カテキン、β-カロテン、ビタミンCなど複数の強力な抗酸化物質が含まれています。
抗酸化作用によって、紫外線やストレスなどによる細胞へのダメージを修復し、肌をはじめ全身の細胞の錆びつきを防ぎ、体を若々しくキープ。
◆デトックス効果
茶葉をまるごと粉末にした抹茶には、食物繊維がたくさん含まれています。抹茶1杯でおよそさつまいも35g分とも言われる含有量で、腸内環境を整えデトックス効果、便秘解消にも。
◆生活習慣病のケア
緑茶特有の成分であるカテキンは、特定保健用食品にも利用されている成分で、生活習慣病の予防に有効だという研究があります。血中脂質である悪球コレステロールや中性脂肪を減少させる作用があるほか、血圧・血糖値の上昇を抑える作用があり、高脂血症、糖尿病、動脈硬化、肥満症、高血圧などの生活習慣病のケアにも。
◆リラックス効果
抹茶に含まれているうまみ成分「テアニン」には、リラックス作用があり、ストレス緩和や睡眠の質を改善する効果なども期待できると言われています。
◆消臭・抗菌
カテキンの持つ殺菌作用もよく知られています。サルモネラ菌、腸炎ビブリオ菌など、食中毒の原因となる殆どの菌の殺菌する力があり、感染力の強い病原性大腸菌O-157に対しても殺菌効果があることが実験で判明。
食後に緑茶を飲むことによって、口臭予防にも効果があります。緑茶にはフッ素も含まれていて、虫歯予防にも効果的。
◆抹茶を家で楽しむには?
抹茶=茶道というイメージが強く、日本人でも日常的に抹茶を立てて飲む人はそう多くはありません。普段飲むのは、茶葉にお湯を注いで淹れる緑茶という場合がほとんどでしょう。
抹茶を自宅で飲むのは少しハードルが高いですし価格も安くはありませんが、粉末緑茶なら抹茶と同様に余すことなく栄養素を摂ることが可能。
抹茶も粉末緑茶もどちらも粉末状ではありますが、お湯で簡単に溶かすことができるのは後者。手軽さ・取り入れやすさは粉末緑茶の方が優れています。
また、抹茶と粉末緑茶では生育方法が異なるため、栄養成分が違います。抹茶に多く含まれているのは旨み成分にテアニン、一方粉末緑茶はダイエット効果で注目の成分であるカテキン。カフェイン量も異なり、抹茶はコーヒーと同等量で、カフェインが苦手な人には粉末緑茶の方が体に優しいでしょう。
さらに、粉末緑茶はお湯に溶かしてそのまま緑茶として飲むほか、多くの料理やお菓子に加えることが可能。
【例】
・パンケーキやクッキーなどの生地に混ぜ込む
・スムージーやカルピスなどの飲み物に入れる
・牛乳に入れて抹茶オレ風に
・ヨーグルトに混ぜる
・オイルソースのパスタにかけてお茶のジェノベーゼ風に
・トーストにバターと粉末緑茶を一振り
・塩と合わせて緑茶塩に
抹茶よりも少ないとはいえ、緑茶にもカフェインは含まれています。有効成分の摂取量が多ければ多いほど良いというわけではないため、お茶として飲むのであれば1日3~4杯程度を目安にしましょう。
抹茶にはダイエットや美肌、エイジングなど女性に嬉しい効果があるのですね! 日常的に抹茶を飲みたい方は、ぜひ「粉末緑茶」を使ってみて♡
情報提供/microdiet.net