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BEAUTY

2023.04.19

ローストビーフは低カロリー? 高カロリー? ダイエットが成功する食べ方ルール

牛肉料理であるローストビーフ。鶏肉はヘルシーだけれど牛肉は要注意… そう思っている方も多いのではないでしょうか。ローストビーフは実際、ダイエット中は要注意食材なのでしょうか? 今回はそんな気になるローストビーフのカロリーや脂質、糖質量についてまとめました。その他肉料理との比較や、ダイエット中の食べ方ルールについても解説します。

ローストビーフのカロリーと脂質、糖質量

ローストビーフ
(c)Shutterstock.com

100gあたりのカロリー・糖質・脂質量

ローストビーフの100gあたりのカロリーと脂質、糖質量は以下です。

カロリー 脂質量 糖質量
ローストビーフ(100g) 190kcal 11.7g 0.9g

お肉なので脂質はありますが、糖質がかなり低いことがわかりますね。

ローストビーフ1枚のカロリー・糖質・脂質量

大きさにもよりますが、薄めにカットしたローストビーフの1枚分は10g前後。通常3〜4枚が一人前とされています。ここでは1枚(10g)〜10枚(100g)までのカロリー・脂質・糖質量をご紹介します。

カロリー 脂質量 糖質量
1枚 19kcal 1.2g 0.1g
2枚 38kcal 2.3g 0.2g
3枚 57kcal 3.5g 0.3g
4枚 76kcal 4.7g 0.4g
5枚 95kcal 5.9g 0.5g
6枚 114kcal 7.0g 0.5g
7枚 133kcal 8.2g 0.6g
8枚 152kcal 9.4g 0.7g
9枚 171kcal 10.5g 0.8g
10枚 190kcal 11.7g 0.9g

 

その他肉料理とのカロリー・脂質・糖質比較

(c)Shutterstock.com

ハンバーグやステーキとの比較

タレやソース抜きのお肉そのものの比較ですが、ここではローストビーフとその他肉料理とのカロリー・脂質・糖質量を比較していきます(すべて100g)。

カロリー 脂質量 糖質量
ローストビーフ 190kcal 11.7g 0.9g
合いびきハンバーグ 197kcal 8.9g 12.2g
リブステーキ 306kcal 23.9g 0.3g
鶏もも肉の唐揚げ(皮つき) 307kcal 18.1g 12.5g
鶏もも肉の唐揚げ(皮なし) 249kcal 11.4g 11.8g

ローストビーフは比較的、カロリー・脂質・糖質量が低いことがわかります。ローストビーフは脂肪の少ない赤肉部分を使った料理。蒸し焼き調理なのでほかの肉料理よりもヘルシーに食べることができるのです。

ローストビーフはダイエット向き? 食べるときのポイントと注意点

ローストビーフ丼
(c)Shutterstock.com

ローストビーフはダイエット中も食べやすい料理

ローストビーフの糖質は、100gあたりで1g未満。非常に低糖質です。タンパク質は100gあたり21.7gも含まれています。これはタンパク質の王様ともいえる鶏肉に引けを取らない優秀さ。

赤身肉を使っているので、ほかの部位の肉に比べて脂質が少ないのも特徴です。さらに牛肉には「カルニチン」という脂質の代謝を促進させる成分が含まれています。

カロリーもそれほど高くないためダイエット向きの料理といえまます。

一緒に食べる炭水化物の量に注意する

ローストビーフ自体はダイエット中食べやすい料理ですが、一緒に食べる食材によってはカロリーが跳ね上がる可能性があります。

たとえばローストビーフ丼にした場合。

ごはんはお茶碗1杯の150gだけでも234kcalあります。糖質は53.4g。これが大盛り1杯(200g)なら312kcalと71.2gもの糖質量になってしまいます。

ごはんがすすむお肉ですから、ダイエット中は強い意志をもってごはんをセーブしなければいけません。

ソースの種類に注意する

ダイエット中、ローストビーフを食べるときに気をつけたいのはごはんの量だけではありません。かけるソースやトッピングにも注意が必要です。

たとえばバターや砂糖、マヨネーズ、サワークリームなどを使ったこってりソースは、非常においしいですがカロリー・糖質・脂質が一気に上昇する恐れがあります。

ローストビーフのヘルシーさを生かすなら、ポン酢やおろし、わさびなどのさっぱりソースを使って食べることをおすすめします。レモン汁をかけていただくのもよいでしょう。

また、トッピングは栄養バランスを考えたものをセレクトしてください。たとえば卵やブロッコリー、パプリカやトマト、キャベツや水菜、きのこ類を添えてもGOOD。

丼ではなく思い切って具沢山なローストビーフサラダにするのもおすすめです。

ローストビーフはヘルシー! つけ合わせを上手に選んで

ローストビーフ
(c)Shutterstock.com

ローストビーフ自体のカロリーはそれほど高くなく、低糖質。赤身肉なのでその他肉類の中では低脂肪であることもわかりました。ダイエット中、お肉を食べたくなったときにセレクトしたい料理です。

注意点は一緒に食べる食材の種類や量。お肉はごはんがすすみます。こってりソースも食べ応えがあっておいしいですが、カロリーや糖質、脂質が跳ね上がってしまうつけ合わせには十分注意してください。ローストビーフのヘルシーさをキープするなら、さまざまな食材をバランスよく加えた「サラダ」にして食べることです。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

りの

栄養士・運動実践指導者・ダイビングインストラクターとしてフォットネス業界に10年勤務。趣味は筋トレと海外旅行(渡航国数50カ国以上)。現在はWebライターとして世界中でノマドライフを満喫中。著書『拝啓、世界であわてふためく女子たちへ』。

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