おいしいお肉の見分け方
みなさんは、お肉を買うとき、どのような基準で買っていますか? 値段や“なんとなく”で購入している人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、書籍『料理のコツ 解剖図鑑』から、おいしいお肉の見分け方についてピックアップ! 今日からお肉を買う際にはチェックしてみましょう。
【おいしい牛肉のポイント】
牛肉は、鮮やかな赤色で、脂肪が乳白色のものがよい。
■牛ステーキ肉
鮮やかな赤色で、脂肪が適度に入り、霜降りの状態になっているもの。脂肪が乳白色のもの。肉汁が出ていないもの。赤身肉は色が鮮やかなもの。
■牛小間切れ肉
鮮やかな赤色で、脂や筋がきれいに処理されているもの。黒ずんだものが混じったものは避ける。肉汁が出ていないもの。
【おいしい豚肉のポイント】
豚肉は、表面がなめらかで、淡いピンク色のものを選ぶ。
■豚ロース
表面がなめらかで、淡いピンク色のもの。脂身の部分が白いもの。肉汁が出ていないもの。
■豚バラ
赤身と脂肪がきれいな層になっているもの。脂肪が白いもの。肉汁が出ていないもの。
■レバー
色が鮮やかで、みずみずしさと弾力があるもの。
【おいしい鶏肉のポイント】
表面にツヤがあり、透明感のあるものが良い。皮がついている場合は白すぎず、皮のポツポツがはっきりしているものを選ぶ。
■鶏もも
表面にツヤとハリがあり、透明感のあるもの。しっかり肉がついているもの。皮がついている場合、皮は白すぎず、少し黄みがかったもの。肉汁が出ていないもの。
■ささみ
表面にツヤとハリがあり、透明感のあるもの。厚みがあり、身が締まっているもの。肉汁が出ていないもの。
■手羽先
ピンク色で皮のポツポツがはっきりしているもの。
書籍『料理のコツ 解剖図鑑』では、今回ご紹介した内容以外にも、おいしい野菜や魚の見分け方、そして、レシピには書いていないけれど料理が確実においしくなるコツなどについて、科学的に解説されています。
あわせてチェックしてみてくださいね!
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