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2019.05.01

その手があったか! 涙が出ない、たまねぎの切り方<ティッシュ・メガネ以外>

今回ピックアップするのは、涙が出ないたまねぎの切り方について。書籍『料理のコツ 解剖図鑑』(豊満美峰子監修:サンクチュアリ出版)から、料理をおいしくするコツを科学的に解説!

涙が出ないたまねぎの切り方

和洋中どんな料理をつくる際にも欠かせない食材の一つ、たまねぎ。でも、みじん切りにして使うことも多く、切っている最中に涙が出るのだけは辛いですよね。

なかには、対策として、メガネをかけたり鼻にティッシュを詰めたりしている人もいるのではないでしょうか。でも、メガネは持っていない人もいるし、鼻にティッシュを詰めるのは少し抵抗がある…という人もいますよね。

そこで試していただきたい方法は、【1】冷蔵庫で冷やすこと、そして、【2】切れ味のよい包丁を使うことです。

たまねぎの切り方

たまねぎを切るときに涙が出るのは、細胞を壊したときに出る硫化アリルが原因。これは、常温で揮発し、鼻から入ることで涙が出ます。

これを防ぐには、まず硫化アリルを生成する酵素反応を遅らせるため、冷蔵庫などで冷やします。

さらに、できるだけ細胞を壊さないように、切れ味のよい包丁を使うとより効果的。

ぜひ試してみてくださいね!

書籍『料理のコツ 解剖図鑑』では、今回ご紹介した内容以外にも、レシピには書いていないけれど料理が確実においしくなるコツについて、科学的に解説されています。あわせてチェックしてみてくださいね!

書籍『料理のコツ 解剖図鑑』

トップ画像/(c)Shutterstock.com

『料理のコツ 解剖図鑑』(豊満美峰子監修:サンクチュアリ出版)

「おいしい!」には科学的理由があった! レシピには書いてない、確実においしくなる法則。
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