運がいい人の特徴
自分は運がいいと思っている
自分は運がいいと思い込むことで、本当に運が良くなるという話、聞いたことはありませんか?
周囲から見ると不運に見えることも、当の本人は「このくらいで済んでよかった」「運が悪かったらもっとひどいことになってたかもしれない」と出来事をポジティブに捉えており、こういった思考が新しい運を引き寄せることにつながっているよう。
小さな幸せに気づく力もあり、普通の人がラッキーだと思わないことに対しても「ラッキー」と捉え、ご機嫌でいられることが多いのでしょう。
笑顔が多い
笑顔にはパワーがあります。
笑顔を作ることで実際には面白い、楽しいと思っていなくても、脳が勝手に「楽しい」とポジティブに認識するという説があり、これを心理学者のトムキンズの仮説では「顔面フィードバック仮説」と呼びます。
この仮説によれば、人には意図的に表情をつくることでその表情に伴った感情が芽生えるという現象があるのだそう。つまり困難な状況や苦しい場面でも、意識的に笑顔を作ることで自分が置かれた状況をポジティブに捉えることができると言えそうです。
そして運はポジティブに物事捉えられる人の味方をします。
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感謝の気持ちを持っている
感謝の気持ちというのは、他者とのつながりをより強固にし、そして良好にしてくれるもの。
相手への感謝は敬意や尊敬が含まれており、こういった言葉はポジティブなものとして捉えることが可能です。このポジティブな感謝の言葉を使うたび、相手だけでなく自分自身もポジティブな気持ちになれます。
感謝の気持ちを持っていれば人とのつながりがたくさんでき、周囲の協力を得やすくなります。結果的にプライベートだけでなくビジネスにおいても成功する人は少なくありません。
感謝の気持ちを持つこと=運を味方につけると言っても過言ではないようです。
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運が悪い人の特徴
運が悪い原因が環境にあると思っている
自分の運が悪いのは、環境のせい、会社のせい、上司のせい…etc. 人や環境のせいにしていませんか?
いつもやらされている感があり、自分の人生を自分で面白くしていこうとできない人に運は味方しません。
今ある状況はこれまでしてきた自分の選択によって作られたもの。イヤな仕事を渋々やっているのも刺激の少ない毎日を繰り返しているのも、全部自分が選択した結果なのです。
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愚痴や言い訳が多く否定的な言葉をよく使う
運が悪い人は、愚痴や言い訳が多く、ネガティブで否定的な言葉をよく使います。
何か新しいことを提案されても「でも…」「どうせ無理だよ」などまず否定から入るのでは、せっかくいい運が流れてこようとしても、それを自分で遮断してしまいます。自分だけでなく周りのやる気を下げてしまう原因にも。
できない理由を並べ立て行動に移すことをなかなかしないのが、新しい運が入ってこない原因です。
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固定概念が強く、思い込みが激しい
思い込みには自信がつくような良い思い込みもあります。たとえば「自分の提案はとても素晴らしい」「この商品は絶対に大ブームを起こす」といった思い込みを持ち続けた結果、大成功に導かれることもあります。
こういった自分にとってメリットがある良い思い込みなら良いですが、物事を悪い方向に考える悪い思い込みが多い人は、運がなかなか味方してくれません。
思い込みが激しい人は、さまざまな物事を客観的に見ることができません。「自分の考えが正しい」「自分だけが忙しい」といった固定概念も持っているので、何か都合の悪いことが起きると原因を自分ではなく外に探します。
周りの協力も得られづらく、運を逃してしまいがちです。
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運を味方にする方法
日々の生活が当たり前だと思わない
身の回りの環境を「当たり前」ではないことを意識してみましょう。
刺激のない毎日だと思っていたとしても、ごはんを食べられること、仕事があること、あたたかいお布団で寝られること… etc. これらが当たり前ではない人もいます。
また、親や上司、友人など、人は人との関わり合いや支え合いで生きています。
今ある生活が当たり前ではないのだと気づけば、小さなことにも感謝できるようになり、物事もポジティブに捉えられ運も味方するでしょう。
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ポジティブな言葉を発する
ポジティブな言葉を繰り返し発する習慣をつけることで、日常の中にあるささやかな幸せがより鮮明になります。
たとえば「自分は運がいい」と繰り返し発してみましょう。すると日常に埋まっている「運がいい」ことに自然と目が向くようになります。今までは見えていなかった小さな幸せを発見できるようになれば、何事も前向きになれ運も味方しやすくなります。
言葉にすることでその内容は具体化します。ネガティブな言葉はネガティブな意識が働いてしまうので、できるだけ口にしないで。
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運を引き寄せる魔法の言葉
「私って、ホント幸せもの!」
「幸せになりたい」よりも「今すでに幸せ」と思うこと、できれば口にすること。
いつも通りの食事でも「あ〜、おいしい。ホント、幸せ!」と言ってみて。普段とは違う味わいになる上、食事の雰囲気も断然楽しくなるはずです。
「私ってツイてる!」
実際にツイているかどうかは問題ではありません。
帰宅途中、雨が降り出したら「あ〜あ、濡れちゃった」と残念に思うのではなく「この程度で済んだ! よかった、私ツイてる!」と言ってみましょう。
「楽しいね!」
仕事をしているとき、デートのとき、友人と遊んでいるとき、ふとしたときに「楽しいね!」と口に出してみましょう。そう言われて嫌な気持ちになる人は滅多にいません。
何事も楽しいと思って取り組めば、実際に楽しく感じてきたり周囲にいい空気が伝播したりします。
「明日はいつもより早起きしよう」
夜寝る前に、明日へのいいイメージを持ってみましょう。「明日はいつもより早起きして、ゆっくりコーヒーを飲もう」「明日は朝ヨガをしてみよう」、こんなふうに。これだけで実際に前向きな気持ちで朝を迎えることができるはず。
「大丈夫、なんとかなる!」
忙しすぎて気が滅入ることもあるでしょう。でもそんなときこそ「大丈夫、なんとかなる」と自分に言い聞かせてみて。
実際には自分が頑張ることになるのですが、その言葉が心を落ち着かせポジティブな気持ちで臨めるよう、プラスの方向へ導いてくれるはずです。
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ダメなときはダメ。無理にポジティブな言葉は使わないで
いつもポジティブじゃなくていい
ポジティブな言葉は、自己暗示により物事を良い方向に導いてくれるとても強力なものですが、それでも「いや、疲れたな、できないな」というときもありますよね。
そんなときは無理やりポジティブな言葉は使わなくてもOK。無理にポジティブな言葉を使うのは、心理学的にもNGと言われています。
人の心には波があります。ネガティブなときもあればポジティブなときもある、というのが自然な状態。日頃からポジティブな言葉を多く使うようにして運を味方にしつつも、ダメなときはダメだと諦めとことん落ち込んでみるのもたまにはいいかもしれません。