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【質問】自分が「ポジティブになれる」言葉はある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20〜30代の女性100人に自分が「ポジティブになれる」言葉はある? と質問した結果をまとめてみたところ、はい… 30.6%/いいえ… 69.4%という数値に。
約7割の方が「いいえ」と答えており、ポジティブになれる言葉にはまだ出合えていないようでした。
【ドラマ・映画編】ポジティブな言葉は?
ここからは、前向きになれる言葉を「○○編」と分けてお伝えしていきます。まずは、ドラマ・映画編。
ドラマや映画は、私たちの生活でも身近な存在。最近では、インターネット上で映画やドラマなどが見放題になる動画配信サービスなども多く、仕事が終わって自宅でホッと一息つきたいタイミングに利用している方も多いのでは?
仲間の絆を感じるドラマや、心がスカッとするアクション系の映画などで、翌日に向けた活力をつけましょう!
「あなたのことが必要」(30代・埼玉県)
「友情と勝利」(30代・栃木県)
「朝ドラのちむどん」(30代・鹿児島県)
「明日やろうはバカ野郎」(20代・埼玉県)
【漫画・アニメ編】ポジティブな言葉は?
続いては、アニメ・漫画編。
日本のアニメや漫画文化は日々前進し続け、たくさんの名言を生みだしています。学園ものや恋愛系、スポーツ系など、実生活や実体験に近いものも多く、その中から共感を得ることが多いのも人気の理由。
夢や希望など前向きな想いを伝える言葉もあり、元気や勇気をもらっているという方も多いのではないでしょうか?
「なんとかなるよ絶対大丈夫だよ」(20代・山梨県)
「好きな趣味を大切にする」(20代・東京都)
「歯を食いしばって前を向け」(30代・茨城県)
「明日って今さ」(20代・三重県)
【BOOK編】ポジティブな言葉は?
続いてBOOK編。
本を読むことで多くの知識や新しい発見にも出合えます。
特にポジティブな発言の数々は、物事を肯定的に捉えられるようにしてくれます。自信を持って物事に取り組めるようになったり、必要以上に悩まずに済んだりして、精神的にも強くなれるもの。
「嘘でも前に、行けるうちは前に行く」(30代・兵庫県)
「上手に生きるとか向いてないからやめたんだ」(30代・茨城県)
【家族・友人か編】ポジティブな言葉は?
続いては、家族・友人編。
家族や友人など大切な人から言われた言葉は、重みが違いますよね。
進学や就職など、人生における大切な選択を迫られたときは、気持ちが追い込まれ、自分に対して否定的になってしまうことも。
そんなときは、周囲の人の言葉に耳を傾けて、深呼吸してみましょう。周りに頼もしい応援団がついていると思って、胸を張って一歩踏み出してみて。
「ケセラセラ(ポルトガル語で、まぁ、なんとかなるさって意味)」(20代・東京都)
「人生は一度切り」(20代・神奈川県)
「明日は明日の風が吹く」(30代・神奈川県)
「考えたってしょうがな」(30代・佐賀県)
「やってみなければ後悔もしない。迷ったら楽な方、楽しそうなほうを選ぼう」(30代・山形県)
その他にはこんな回答も
他には、四字熟語やことわざなども人気がありました。
気持ちを高めていく言葉も多い中、「今の自分でいいんだよ」「頑張りすぎなくていいよ」などの自分を認めてあげるような言葉をチョイスしている人も多いですね。
「息してるだけで偉い」などの個性を尊重する言葉もあり、たったひとことでも気持ちがポジティブになれることもあるかもしれません。
「一期一会。正式な解釈ではなく、一期一会でこの場にいる人にはもう会うことないんだから、恥ずかしがらずに挑戦しよう的な意味」(30代・埼玉県)
「成せばなる」(30代・兵庫県)
「死ぬこと以外はかすり傷」(30代・神奈川県)
「やればできる!」(30代・山梨県)
「風は前に吹いている」(30代・新潟県)
ポジティブな言葉に頼りすぎるのはNG
「前向きでいましょう」と言われると、「いつも明るくいなくちゃいけないの?」としんどさを感じてしまうことはありませんか? ポジィティブな言葉は励まされる反面、少し重荷に感じて疲れてしまうことも。
◆いつもポジティブな言葉を使うのは間違い?
自分を奮い立たせるために、「頑張ろう」「自分なら大丈夫」「絶対できる」など、ポジティブな言葉を投げかけても、「いや、疲れたな、できないな」というときもありますよね。
本当にポジティブな人は自分の本心を大切にするので、無理やりポジティブな言葉は使いません。
ちなみに、つらいとき・苦しいときに無理にポジティブな言葉を使うのは、心理学的にも実はNG。
人の心には波があるので、ネガティブなときもあれば、ポジティブなときもある、というのが自然な状態なのです。
疲れたな、嫌だな、辛い、と本音では思っているのに「大丈夫、大丈夫!」「自分にはできる」なんて言葉をかけたら、自分のネガティブな部分に無理やり蓋をすることになってしまいます。
ずっと我慢していた感情が思わぬ形で爆発してしまい、自己嫌悪に陥る… というのもよくある話。これでは「ポジティブ」とは言えませんよね。
最後に
人生、失敗や上手くいかないことが多くて当然。偉人や成功を収めている人たちも、最初は失敗から学び、思考を転換していきました。
そのときに、いかにプラス思考で前向きな捉え方ができるかどうかが、この先の人生を左右します。
性格を変えていくのは難しいことなので、まずはポジティブな言葉を多く使うようにして、物事が良い方向に転がるように自己暗示していくのが良さそう。
全てを前向きに捉えるのは難しいかもしれませんが、ポジティブな言葉には、素敵な人生を引き寄せる力があります。気に入った言葉をスマホの待ち受けにしたり部屋に飾ったりすることで、自分の人生も導かれていく可能性も考えられますよね。
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