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2024.06.26

仕事の人間関係に悩んだら即実践したいこと。苦しみから抜け出す方法はある!

複雑な現代社会…きっと、人間関係がうまくいっている人ばかりではないでしょう。仕事自体は好きなのに、人間関係がイヤで退職を考えているという人もいるのでは? そんな悩める方々のために、今回は仕事の人間関係に悩んだら試してみるべき対処法をピックアップ。ストレスや苦しみから抜け出す有効な方法をお伝えします。

仕事で人間関係がうまくいかないのはなぜ?

人間関係悪化の理由のほとんどは「コミュニケーション不足」

同じ椅子に座っているのにそっぽを向いている男女のシルエット

仕事に限らず、人間関係悪化の最大の原因は「コミュニケーション不足」です。

相手との関係が悪いと、自然とコミュニケーションが少なくなります。そんな状態では相手が何を考えているのか、どう出るのかがわからず不安が生まれ、悪い方にばかり考えてしまうもの。

さらに、こちらに何も意図がなくても、相手にも「コミュニケーションが少ない=嫌われている」という印象を与えてしまいがちなのです。

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うつむく男性に詰め寄る女性
(c)Shutterstock.com

余裕がなく周囲を見られない人

時間がなかったり精神的に余裕がない状態になると、目の前のことで手一杯で周りが見えなくなることは誰しもあります。しかし、相手の気持ちを蔑ろにして冷たくあしらったりしてはいけません。

後になって気づいても、覆水盆に返らず。相手からマイナス感情を抱かれてしまっている可能性があります。

過去に人間関係で問題を抱えたことがある人

このような人は、過去の経験から人付き合いに抵抗を持つ人が多く、緊張したままコミュニケーションを取ってしまいがち。

うまくいくように頑張らなきゃと気を張ってしまうのですが、それが周囲からはよそよそしく取り繕った様子に見えるのです。結果的に、またうまくいかない人間関係ができあがってしまいます。

プライドが高い人

プライドが高い人や見栄っ張りな人は、仕事の人間関係でトラブルメーカーとなることが多いです。自分に非があってもそれを認めず、素直に謝れないため人間関係が拗れます。

心理的な壁が厚い人

警戒心が強く、人と関わる際に距離を作ってしまう人も、人間関係を拗らせやすいと言えます。自分のことを話すのが苦手で心理的な壁が厚いと、相手もなかなか心を開いてくれないものです。

相手の気持ちに鈍感な人

相手の気持ちに鈍感な人も、人間関係を悪化させてしまうことが。

「自分はこう思うから相手もそうだろう」と思い込むことで、誤解を生むような言動を取ってしまうのです。空気が読めない傾向の人も、人間関係を拗らせやすいと言えそう。

生真面目な人

真面目な性格は相手に誠実な印象を与え、仕事でも信頼されるため評価を得ることが増えます。しかし真面目すぎるがゆえ、冗談が通じないことがあったり相手にも真面目な態度を強要したりすることも。

とっつきにくい印象を与えてしまうと、人との距離も開きやすいと言われています。

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会議中に相手の意見を否定する女性
(c)Shutterstock.com

否定から入る人とは関わらない

30代男性・Tさんは、否定から入るような人とはできるだけ関わらないそう。

「どこにでもいる『っていうか〜』『でも〜』『そうじゃなくて〜』から会話が始まる人。こういう人と話していると自分のポジティブな気分が下がるので避けています。否定して、上回るようなアドバイスや提案でもあればいいのですが、こういう人に限ってノープラン。とにかくマウントをとりたいだけなの? と思うので相手にしていません」(Tさん)

会社で友達や親友を作らない

20代女性・Nさんは、仕事はお金を稼ぐ場所と割り切っていると言います。

「所詮会社はお金を稼ぐ場所以外の何でもないと思っているので、家族でもない、友達でもないと割り切って付き合うことにしています。そうはいっても人間関係があるので仕事中は『誰とでもそこそこ仲良し仮面』を被って過ごしています。自分のエスケープゾーンは仕事以外の友達だけ。会社の人とは仕事の付き合いで」(Nさん)

「損か得か」で判断しない

40代女性・Wさんは、相手が誰であろうと等しく接し仕事に取り組んでいるそう。

「『この人のお願いを聞けばいいことがある』『この人の言うことを聞いても自分にいいことはない』そんな風にとらえずに、どれも等しく仕事と捉えて淡々とこなしています。ある日、難しいエクセルの計算式を組んでいたときに行き詰まり困っていたら、いつもあまり話さない先輩がササっと助けてくれました。そんなに頼りにならない人だったので、意外な人が意外なスキルを持っていて驚きました。それからは私もその先輩を見習って、出来ることならなんでも手伝っています」(Wさん)

ソーシャルメディアの交換はしない

20代女性・Rさんは、仕事とプライベートをきっちり分けることで無駄なストレスを抱えないようにしているのだとか。

「LINEをはじめ業務用以外のメールアドレス・アカウントなどは会社の人には知らせないようにしています。プライベートな時間、特に早朝や深夜帯に仕事関係の人から連絡が来ると気が休まりません。若かりし頃の話ですが、ある朝、緊急連絡用に教えたLINEに上司から4件も連絡が入っているのに気付いて『何? 緊急?』と焦ってメッセージを開けたら、楽しそうな飲み会の写真がじゃんじゃん送られてきていました! 緊急でもないし、パケット通信だったので容量を消費するしで最悪でした。プライベートと仕事はきっちりと分けたいので、それからは絶対教えていません」(Rさん)

うわさ話や愚痴は言わない

30代女性・Sさんは、うわさや愚痴を言わない・聞かないように心がけているそう。

「他人のうわさ話を会社でしないようにしています。他の人がしているときも同調せずに『○○さんはそう感じてるんだね』と返すようにしています。『うん、うん』と相槌を打ってうなずいたりはしません。必ず“自分はそう思っている訳ではない”というスタンスをキープしています。うわさ話好きな人とは出来るだけ会話を短く切り上げる努力もしています。こういう人って、人の時間を食い潰すんですよね」(Sさん)

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仕事の人間関係を育む上で覚えておきたいこと

職場では、なるべく波のない人間関係を築きたいもの。そのために覚えておきたいポイントをご紹介します。

相手を4つのタイプに分類し、対応を変える

相手を4つのタイプに分類し、対応を変える
(c)Shutterstock.com

人事・組織コンサルタントの松木知徳さんに教えてもらいました。(※役職は取材当時のものです)

松木さんによると、仕事での人間関係は「ソーシャルスタイル理論」を用いると良いと言います。ソーシャルスタイル理論とは「人の行動傾向から個々人に対しての適切なコミュニケーション方法を把握する」というもの。

相手を4つのタイプに分類し、対応を変える

相手と自分のソーシャルスタイルを意識するだけで、職場や外部関係者とのコミュニケーションが円滑になるのだそうです。

この4タイプ別で適切なコミュニケーションの取り方をご紹介します。

1. アナリティカル(Analytical)タイプへは「情報開示」

「自分からあまり話をせず、詳細な情報を集めてからじっくりと仕事をするスタイル。新しい職場に配属されると、すぐに周囲の人々と打ち解けるのではなく、一定の距離を置きながら時間をかけて相手を少しずつ理解していく方が多いです。

このスタイルの人と接するときのポイントは『情報開示』。新しい仕事を任せる際には業務マニュアルや参考情報をできるだけ渡しておくと、安心して業務に取り組めるようになります。一方で、この方に対して無理な自己開示を迫ることは逆効果ですので注意が必要です」(松木さん)

2. ドライビング(Driving)タイプへは「ミッションの明確化」

「決断が早く、いつも合理的な判断をするものの感情を表に出さないスタイル。新しい職場に配属されると、業務内容や自身への期待を早く理解して、仕事を前に進めたいと考える方が多いです。

このスタイルの人と接するときのポイントは『ミッションの明確化』。組織の方針、業務内容、各人の役割などを明確にすると、スピード早く仕事に適応できるようになります。一方で、このスタイルの人に対して目的を伝えず、抽象的な説明が続くと、イライラしてしまうこともあるので注意が必要です」(松木さん)

PCの前で悩む仕事中の女性
(c)Shutterstock.com

3. エミアブル(Amiable)タイプへは「場の安心感」

「いつも笑顔で相手の気持ちを大切にし、支援的な行動をとるスタイル。新しい職場に配属されると、まずは自身が受け入れられるように周囲に気遣い、業務以上に人間関係を優先する方が多いです。

このスタイルの人が重視するのは『場の安心感』。業務の際にちょっとした声かけをしたり、他の部署へ紹介するなど人とのつながりを作ると、喜んで仕事ができるようになります。一方で、このタイプの人に対して職場に関するネガティブフィードバックを求めると、困惑してしまうこともあるので注意が必要です」(松木さん)

4. エクスプレッシブ(Expressive)タイプへは「登場場面づくり」

「話好きでいつも大らか、気持ちが表情に出やすいスタイル。新しい職場に配属されると、自ら周囲に声をかけ、瞬く間に組織に馴染んでいく方が多いです。

このスタイルの人が職場になじむには、『登場場面づくり』が大事です。発表やディスカッションなど自己アピールできる機会を与え、賞賛されるとモチベーションが高まっていきます。一方で、1人黙々と作業をさせると、悶々としてすぐに飽きてしまうこともあるので注意が必要です」(松木さん)

「嫌い」と上手に付き合う

〝どうしても好きになれない、嫌いでしょうがない〟と思う人があなたにもいるかもしれません。この「嫌い」という感情はとにかく我慢すべきという風潮ですよね。

もし、公に嫌悪感を示そうものなら、まず「大人気ない」「心が狭い」などと言われてしまいます。だからこそ「嫌い」を隠してストレスが溜まるのではないでしょうか。

「嫌い」と上手に付き合う

しかし脳科学者・中野信子さんによると、この「嫌い」という感情は自然なもので決して悪ではないと言います。戦略的に運用することで他人との付き合いが楽になり、自分の人生ももっと豊かになるのだそう。

中野さんに、今すぐ始められる「嫌い」との付き合い方を教えてもらいました。

「たとえば、嫌いな人がいたら、なぜ自分はこの人のことが嫌いなのかと深掘りしてみる。そうして行き着いた答えが、“自分と似すぎているから”とか“自分と正反対だったから”という理由になったとしましょう。似ているから嫌なのだとしたら、自分も誰かからそう見られているのかもしれない。そこに、自分の課題が見えてきます。

正反対すぎて嫌なのだとしたら、改めて自分が大事にしている信念や、こだわりを再認識することができます。

つまり、『嫌い』を知るということは、自分を知ることなんです。これに気づけば、『嫌い』という感情を抱くことに特に嫌悪感も罪悪感も湧かなくなるでしょう。何より“全てが嫌い!”と感情に支配されて苦しむことから解放されると思います。

おすすめは、文字にして書き出す方法。頭の中だけでは思考が整理しづらいので、手書きでもパソコンでも、嫌いなことや嫌いな人の“何が嫌なのか”を書き出してみるといいですよ。思った以上に整理ができますし、客観視することで気持ちもスッキリしていくはずです」(中野さん)

PCと書類を前に会議をする男女
(c)Shutterstock.com

さらに嫌いな人のタイプ別での対応の仕方も教えてもらいました。

1. やたらとマウントを取ってくる人には「認めてあげながらチクッと返す」

「世の中にはまだまだ沢山いますよね(笑)。でもそういう人は、マウントを取らずにはいられない人であることが多いでしょう。認めてもらいたくてしょうがない、いつも不安な人。とはいえ、それをダイレクトに指摘しても、その人はきっと認めないでしょう。

やり込めることが目的なら別ですが、自分の居心地をよくすることが第一義であれば、“あなたの立場を認めていますよ”という態度を見せて攻撃を抑制するのが上策でしょう。とはいえ、言われっぱなしも嫌ですよね? だから認めてあげながらも、チクっと返してもいいと思います。

仕事の面でマウントを取ってくる先輩だったら、しれっと『先輩の時代はそれが大事だったんですね~』と言ってみる方法もあります。若さとかモテでマウントを取ってくる後輩だったら、数年後に自分も同じ立場になったとき、じくじくと痛みを感じてもらえるように〝マウントを取ろうとする未熟さやうしろめたさ〟を彼女の記憶に刷り込んでおいてあげましょう。

『いまの年齢や立場ではわからないかもしれないけど、私も傷つかないわけじゃないからね?』『あなたはもっと人の気持ちのわかる人だと思っていたけど、意外とそうでもないのね。残念だな』等と、悲しい顔、がっかりした顔をして言うとか。不快に感じているときちんと伝えることも、風通しの良いチームづくりという意味では、大切な業務の一環といえるでしょう。

ただ、もうあと半年でこの会社を辞めるし、もう二度とこの人に会うこともない、などという場合は、ガツンと言い返してもいいと思います」(中野さん)

2. 人の手柄を自分の手柄にしようとする人には「今頑張っていることを周囲に知らせておく」

「手柄を奪われるというのは、男性よりも女性が被害に遭いやすいというデータがあります。相手がそんなことするはずないだろうと思っている人ほど、被害に遭いやすいという側面もあります。

そうされないために、日頃から対策を講じておく必要があると思います。いまon-goingの仕事を同僚や後輩など、周囲に知らせておく。一生懸命やっている途中経過もきちんとアピールする。そうすれば、相手もうかつに手を出せなくなりますし、いざそうなってしまった時に、周りに証言して味方になってくれそうな人を作っておくのです。

ただよく聞くのは、不倫等の公にできない関係にあった男性上司や同僚のために陰ながら一生懸命尽くしてきた彼女が、関係がこじれた途端、そのことを持ち出して『手柄を奪われた』、『パワハラだ』、『セクハラだ』、と騒いでしまう例です。結果として搾取されたことになったかもしれませんが、見る目がなかったのは自分です。これは、本質的には別物ではないでしょうか」(中野さん)

3. 自分はルーズなくせに相手には細かく要望を言ってくる人には「周囲に聞こえるように褒める」

「もちろん、全員が当てはまるわけではないのですが…男性はマウントを取りたがり、女性はフェアであることを求める傾向があるようです。ダブルスタンダードを許せない気持ちが生じやすい。

たとえば『先輩はいつも本当にきちんとしているので、私たちみんな勉強になります~』と、周囲に聞こえるように言ってもいいと思います。誰かが吹き出してくれたりするとなおいいですね」(中野さん)

4. 仕事の邪魔をする人には「『Yes、But』ではっきり伝える」

「これは普通にその人に注意した方がいい事案(苦笑)。『先輩の話が面白いからつい聞いてしまうんですけど、それだと私の手が止まって先輩をお待たせすることになるので、仕事させてください』とか、『これから集中するので返事できません』などと、はっきり伝えていきましょう。

ポイントは『Yes、But』で、あなたの話は聞きたいけれど、すみません、というポーズを取って伝えることです」(中野さん)

5. 色恋を武器にのし上がる人には「自分とは違うと割り切る」

「色恋とはいえないかもしれませんが、これは男性も一緒です。男の社会でも『男芸者』のようにして出世する人のほうが、むしろ多いくらいかもしれません。

もちろん、業務内容の水準だけで勝負しているという自負がある人にとっては、面白くないことでしょう。が、そうやってお酌している側にも“一分の理”があるんです。相手の機微を読み取ることを、業務の一環としてやっている可能性もあります。シンプルに、自分とその人とは違う。その人は、そういうやり方をする人なんだな、という話です。

もし色恋をたよりに昇進しているとしたら、その人は“次に自分と同じような人が現れる可能性”に、いつもおびえていなければなりません。同じ行動を取る人が出てきたらどうしよう、捨てられたらどうしよう、という不安を処理するのは難しいことです。だからもし後ろ盾をほのめかしてマウントを取ってくる人がいたら、そうしなきゃいけないほどの不安やトラウマがあるのかもしれないな、と読んでおくと、対処の方法も考えやすいでしょう」(中野さん)

手帳を片手に会議する男女
(c)Shutterstock.com

6. 生理的に嫌いな人には「とにかく距離を置く」

「生理的に嫌いなものは、仕方ないととらえて抗わない方がいいのでは。生理的に嫌い、という感覚には、危険を予め察知するなど、思った以上に大きな意味があるものです。嫌いを無理に克服しなくちゃいけないという状況は限られているでしょうから、工夫してできるだけ距離を置いておくことが最も有効な解決法ではないかと思います」(中野さん)

7. なぜか自分が褒められていると勘違いする人には「大げさなジェスチャーで表現する」

「矛盾の処理を行ったり、自分を客観的に観察したりする領域が脳の前頭葉の一部にあるのですが、社会性が高い人はそこがよく機能しているんです。一方、なかなかそれがうまく機能しない人もいる。あなたの認知は間違っているよ? と伝えるだけ無駄で、伝えようとしたそばから嫌われてしまうだけでしょう。認知できないものをいくら説明しても徒労になってしまう。また、正確に認知することが幸せかと言われたら、これもまた難しいところでしょう。勘違いしたままの方が幸せで、仕事のモチベーションが保たれるということもあります。

なので、そういう人なんだろうなと理解しつつ、勘違い発言にモヤモヤした場合は“ん???”と大げさにジェスチャーをして、明らかに噛み合ってないことを表現しておくのはありかもしれません。相手には響かなくても、周囲にはわかってもらえますから」(中野さん)

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仕事の人間関係に悩んだときに聞きたいお仕事格言

テーブルに書類や手帳、PCを広げて会議する人々
(c)Shutterstock.com

『クセのある人間は、特徴も多い人間。そこから学ぶことのできる、貴重な存在』

「クセの強い、難しい性格の人が多い職場。さらにお客様も主張の強い方が多く、もともと人付き合いが得意ではなかった私は対人ストレスを抱えていました。そんなとき、数少ない(笑) 話の合う上司から言われた言葉です。〝ちょっと視点を変えれば厄介な人ほど特徴も多く、不機嫌な人ほどそこから色々と学ぶことができる〟と。最初は難しかったですが、少しずつ意識を変えていくことに成功。正直、変な人が多い職場ですが、今はそれをポジティブに捉えることができるように。プライベートでも同じように心がけ、少し人付き合いが上手くなった気がしています」(建築関連会社勤務・29歳)

捉え方を変えれば、今見えている景色もガラッと変わるものなんですね。

『問題解決が難しいなら、新しい一歩を踏み出してみたら』

「小さな職場だったので、人間関係が難しく悩んでいました。そんなときに友人がかけてくれた言葉です。仕事自体は好きだったので転職は頭になく、目の前の問題をどう解決するかばかり考えていました。新天地を考えることは、まさに発想の転換でした。そんなとき幸運にも声をかけてくれた事務所があり、するすると転職が決定。悩んでいた問題からも自然と手が離れました。友人の言葉が、気持ちを切り替えるきっかけを与えてくれたんです」(デザイン会社勤務・30歳)

新しい環境に飛び込むことも、ひとつの選択です。

『人のいいところだけ吸収し、“心ある”ディレクターになってね』

「よく言えば、個性的… そんな変わり者ばかりの職場では自分を保つことが本当に大変で、もう流される寸前になっていました。そんなときに上司からかけてもらった言葉です。あなたにはそれができるから、と。毒されそうになっていた気持ちがふっと軽くなり、刺激的で楽しい世界だなと思えるようになりました」(広告代理店・31歳)

こちらも「見方を変えれば世界が変わる」良い例と言えますね。

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