仕事を断れなくて、頼まれるままやってしまう… そんな経験、ありませんか? | Oggi.jp
Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

line instagram TikTok X facebook search

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. ビューティ
  3. 健康
  4. メンタルヘルス
  5. 仕事を断れなくて、頼まれるままやってしまう… そんな経験、ありませんか?

BEAUTY

2024.01.27

仕事を断れなくて、頼まれるままやってしまう… そんな経験、ありませんか?

第1回目の今回は、自分の「内」を見つめることについて。書籍『「つい自分を後回しにしてしまう」が変わる本』(あさ出版)より、一部引用・再編集し、全4回でお届け!

人を優先して、つい自分を後回しにしていない?

「自分の仕事もあるのに頼まれると断れなくて、また帰りが遅くなってしまった」
「いつも子どもや夫を優先していて、自分の時間がなかなか取れない」
「希望を聞かれても遠慮してしまい、思っていることを言えない」
「自分の気持ちよりも相手の意向を汲んだけれど、報われていない感じがする」
「お願いしたら迷惑かなと思うと、頼めない」

こんなことを感じた経験、ありませんか?

(c)Adobe Stock

『人を優先して自分を後回しにすること自体に問題があるわけではありません。人を優先できるのは、その人に対してやさしい思いを向けられるからこそで、素晴らしいことです。

ただ、人にやさしさを向けるがために自分が疲れてしまっては問題です。

もし、あなたが、「自分もそれでいいと思って始めたのに、なんだか気持ちがハッピーじゃない……」などのように感じて心が苦しいのなら、自分らしく人生を生きることができていないと言えるでしょう。』

ー-そう語るのは、心理カウンセラー・積田美也子さん。

そこで、積田さんの書籍『「つい自分を後回しにしてしまう」が変わる本』より、自分らしく人生を生きることができるようになる考え方のヒントをお届け!

※書籍では、「心の旅」と称し、7つのステップが紹介されていますが、本連載ではステップ4までの一部を掲載します。

ステップ1:今の自分を見つめる

人を優先してしまうときの自分を振り返る

人を優先して自分を後回しにしてしまう人は、いつも意識のアンテナが、他人や外に向いていて、頭を忙しく働かせています。

相手の状況や気持ちを察しては、「本当はこうしたいんだけど、相手はこうだろうから、自分はこうしよう」と、まず相手のことを考え、それから自分が何を言うか、どう行動するかを決めています。

他人軸で生きているのです。

他人軸とは、「他人がどう思うか」「他人がどう評価するか」を基準に、自分の言動を決めること。

他人軸で生きるようになると、自分の思っていることを発言したり、行動したりすることが難しくなり、自分の人生なのに「自分の思うように生きられていない」ように感じてしまいます。

ステップ1として、まずは自分の「内」を見つめることから始めましょう

それが、自分を後回しにしてしまう人が、自分の気持ちを大切にしながら、豊かな人間関係を築き、自分らしく生きるための第一歩になります。

実際のケースを紹介するので、自分に似たような経験がないか、もし自分だったらどうするか、どう思うかを考えながら読み進めてみてくださいね。

ケース:断れなくて、頼まれるままやってしまう

ある女性の職場での体験です。

「帰り際、仕事を頼まれることがあります。大変そうなので手伝ってあげたいと思うけれど、今日はもう疲れたし、早く帰って休みたいと感じることが多いです。

でも、そこで断ると、自分の居場所がなくなってしまうのではないか、自分は必要ないと思われてしまうのではないかという不安が出てきて、断れません。

自分が疲れていると、断るパワーがなく、さらにどんどんいろいろなことを頼まれてしまいます。

あきらめて頼まれるままにすべて引き受けていると、さらにどっと疲れてしまって、家に帰ると倒れこむように寝てしまいます」

(c)Adobe Stock

自分を後回しにしてしまう人は、やさしく、察する能力が高いため、相手の状況を容易に想像できます。そのため、頼まれると自分が大変でも断れないことが多くあります。

彼女は、相手の話を聞けば聞くほど、「大変そうだから手伝ってあげたほうがいいよね」「私がこの部分を手伝ってあげたら早く終わるんじゃないか」など、相手が実際には口に出していないことまでも汲み取って考えてしまって、断われなかったと言います。

察する能力が高いことは長所や強みにもなりますが、自分の気持ちを後回しにしたまま相手に寄り添いすぎると、自分を疲れさせることになりかねません。

彼女のように、相手の状況を汲み取って考えてしまう人は、相手の要望に応えなかったら、「自分の居場所がなくなってしまうのではないか」「次は声をかけてもらえないかもしれない」「自分は必要ないと思われてしまうかもしれない」と恐れる思考の癖があります。

この思考の癖があると、自分に負担が大きくかかることでも、つい無理をしてしまうのです。

* * *

TOP画像/(c)Adobe Stock

あわせて読みたい!

『「つい自分を後回しにしてしまう」が変わる本』(積田 美也子 著/あさ出版)

自分の意見が言えない… 相手が不機嫌になったらイヤだ… 私ばっかり損している気がする… これで丸く収まるなら… 自分のことをする時間がない…

あなたは、人を優先してつい自分を後回しにしていませんか?

人を優先して自分を後回しにしてしまうのは、「思考の癖」が原因です。
延べ3500人のクライアントの人生を変えた心理カウンセラーが、自分らしく人生を生きることができるようになる考え方とワークを7つのステップで紹介します。

自分を優先するのは、決してワガママなんかではありません!

詳細


Today’s Access Ranking

ランキング

2024.05.03

編集部のおすすめ Recommended

Follow Us!

Oggiの公式SNSで最新情報をゲット!

メールマガジン登録はこちら

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

Feature

スマートフォンプレビュー

LINE公式アカウント 友だち募集中

働くすべての女性に向けて、
今すぐ役立つ「ファッション」「ビューティ」「ライフスタイル」
情報をお届けします。