すっぴん美人とは?
すっぴん美人とはその名の通り、すっぴんでも美人な人のこと。
ファンデーションで肌ムラを隠さなくても素肌がきれいだったり、チークを塗らなくても血色感があったり、ナチュラルでも美人な人のことを指します。
必ずしもパーツが整っていなければいけない、というわけではなく、肌がきれいでメイクを落としても落差が少ないような人に使われることが多いようです。
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すっぴん美人はどう見分ける? 特徴4つ
すっぴん美人の特徴を見てみましょう。具体的にどんな人が「すっぴんなのに美人!」と言われるのでしょうか?
素肌がきれい
すっぴん美人でもっとも重要なのは「素肌がきれい」であることでしょう。素肌がきれいな状態とはいわゆる、健康的な肌であること。例えば…
・肌荒れしていない
・肌の水分量が多い
・シミのような色ムラが少ない
・不要な角質がない
・キメが細かい
このような状態の肌は健康的で美しく見えます。
眉毛がある・整っている
メイクを取ると眉毛がほとんどない… マロ顔になってしまう… という人も多い中、すっぴん美人は自眉がしっかりあり、アイブロウをしなくてもある程度整っているよう。
しかし今はアートメイク等で自眉があるように見せることも可能なので、メイクを取ったときでも眉がしっかり生えそろっている女性は多いようです。
顔にメリハリがある
シェーディングやハイライトで顔にメリハリをつけるメイク方法はありますが、実際にメイクを落とすとのっぺりしてしまう女性も。
すっぴんでも美人と言われる人は、メイクで顔に凹凸をつくらなくても目鼻立ちがしっかりしている人が多いでしょう。
血色感がある
頬や唇に血色感がない顔は、青白く不健康に見えてしまいがち。
そのため、メイクではリップやチークで顔に血色感を出しますが、メイクを落としたすっぴんの状態でもこの血色感がほんのりある人は、顔色が明るく見え、何も塗っていない状態でもイキイキとした印象があるので、すっぴん美人だと言われることが多いでしょう。
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すっぴん美人になりたい! 近づく方法4つ
すっぴん美人に近づくには、やはり正しいスキンケアと健康的な生活習慣が基本。では正しいスキンケアって? 健康的な生活習慣とは? 何をすればいいのか詳細を解説します。
基本のスキンケアをしっかり行う
正しく落とし、正しく保湿することがスキンケアの基本です。正しく落とすというのは、肌に合ったクレンジングアイテムを使い、擦らず丁寧に落とすということ。
例えば角栓ができやすい人にはオイルタイプのクレンジング剤が有効ですが、肌が敏感な人はミルクやジェルタイプがおすすめ。乾燥しがちだけれどしっかり落としたい人は、クリームタイプがいいでしょう。
ここを間違うと、汚れを落としきれなかったり、肌が荒れてしまったりという美肌と遠のく肌状態に陥ってしまうリスクが上がります。
また、落とす動作は肌が引っ張られないよう、軽い力で大きく動かすのがコツ。摩擦には十分注意してください。
汚れをしっかり落としたら、次に大切なのが「保湿」です。保湿成分にはヒアルロン酸やコラーゲン、スクワランなどさまざまありますが、あまり肌が強くない人や敏感に傾きがちな人は、美容成分を欲張らず「セラミドかアミノ酸」をチョイスしましょう。
バリア機能を司る皮脂膜・天然保湿因子(NMF)・角質細胞間脂質(セラミド)を補うシンプルなスキンケアで、原点に立ち返ることをおすすめします。
また、アイテムを肌に塗布するときは、所作も丁寧に。
肌内部の隙間を埋めるつもりで、1品1品じっくりハンドプレスして浸透させましょう。何を使うかも大切ですが、塗り方ひとつでも肌は変わっていきます。
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肌悩みに特化した美容液で+αのスキンケアを
正しく落とし、しっかりと保湿して肌を育てていくことがスキンケアの基本ですが、もしあなたに基本だけでは改善できないような肌悩みがあるのなら、その悩みに特化した成分配合の美容液で、+αのスキンケアを行いましょう。
例えば、肌ムラやくすみが気になるならトラネキサム酸やハイドロキノンといった美白有効成分配合の美容液を、肌のハリ不足やシワを改善したいならレチノールやナイアシンアミドのようなシワ改善に有効な成分を、ニキビを改善したい場合はサリチル酸やビタミンC誘導体配合の美容液を。
肌悩みが多くどれを使えばいいかわからない人は、マルチな効果が期待できるビタミンC配合の美容液を試してみましょう。
ビタミンCは皮脂を抑える効果があり、毛穴の引き締めや肌のハリの維持、シミ&そばかすの抑制、ニキビ予防など多角的にケアができる頼もしい成分です。
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毛穴やハリ、透明感、小ジワと、1本でマルチにケアが可能なビタミンC美容液。高密度&高浸透処方。
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紫外線対策を徹底する
紫外線はさまざまな肌トラブルを引き起こします。朝はUV下地までがスキンケアと心得ましょう。
日焼け止めやUV下地は、5点置きならぬ「水玉置き」で塗布するのがおすすめ。まずは顔全体に日焼け止めを細かく点で置き、その後指全体で肌を抑えるように、全体にじわじわとなじませていきます。
摩擦は避けたいので、すべらせて伸ばさずに、あくまで「肌を押さえるように」がポイントです。
日中ケアやベースメイクはどうする? おすすめアイテムや使用ポイントをチェック
肌のバリア機能を低下させる要因をつぶす
一生懸命ケアしても、肌のバリア機能が低下していれば美容成分ですら刺激を感じてしまうような状態になってしまいます。肌が敏感な状態では肌荒れが起きやすくなりますし、エイジングの火種にもなり得るため、正しいスキンケアと併用し、肌のバリア機能の低下につながる要因をつぶしていきましょう。
肌のバリア機能の低下につながる要因は、例えば以下のようなこと。
・洗いすぎ
・保湿不足
・肌に合っていないスキンケア
・生理周期
・ストレス
・生活習慣の乱れ
洗いすぎや保湿不足は、洗浄力の強いものでゴシゴシと擦ったり、角質ケアをしすぎたりすることに注意しましょう。肌に合わないスキンケアもすぐに中止すべき。SNSで高評価なアイテムが自分にも合うとは限りません。使用して少しでも違和感があるようなら、無理に使い続けないことが大切です。
生理前に現れる吹き出物や乾燥状態にも注意しましょう。この期間は体と一緒で肌も無理は禁物です。攻めのスキンケアはお休みすることを推奨します。
ストレスとは心理的なストレスだけでなく、紫外線や花粉といった外的ストレスもあります。外的・内的ストレスをできるだけ受けないよう対処が必要です。
生活習慣の乱れには、食生活・運動不足・睡眠不足などが挙げられます。とくに睡眠不足は水分保持機能が鈍り、同時にバリア機能が落ちて負のループに陥りかねないので注意しましょう。
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「元からきれい」を演出するすっぴん風メイク
元から肌がきれいであるかのように演出する、すっぴん風ベースメイク術も紹介! わざとらしくツヤをたっぷりのせるでも、隠蔽感あるマット肌に仕上げるでもなく、目指すはほんのりツヤ感のある透明感たっぷりなセミツヤ肌です。
透明感あるセミツヤ肌のつくり方
毛穴や凸凹を光の反射でカバーする下地を、全顔にたっぷりのせます。面積の広い頬からのせ、塗り広げましょう。点置きせず、片頬ずつ仕上げるのがきれいに塗布するコツ。
ここでひと手間! 手で塗り広げて終わりではなく、スポンジを使ってさらにしっかりなじませていきます。軽く叩き込むようにして、フェイスラインに向かってなじませましょう。
気になる小鼻は毛穴の凸凹を埋めるイメージで、丁寧に下地を塗り込みます。油分が気になる場合は、最後軽くティッシュオフして。
ファンデーションの量はミニマムに抑えます。下地同様、点置きはせず片頬ずつ塗り広げましょう。
気になる色ムラがある場合は、残ったファンデーションをスポンジに取り、重ね塗りしていきます。
最後は透明感を肌に与えるパウダーで仕上げます。パフにパウダーを取ったら、手の甲を使いパウダーが均一に行き渡るように揉み込みます。
フェイスラインから顔の中心に向かってなじませましょう。輪郭のみセミマットに仕上げることで、引き締まって小顔に見える効果が期待できます。
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マルチカラーセラムで保湿ケア&ツヤをプラス
カラーセラムをハイライト的にポイントで使い、保湿ケアをしながら素肌がきれいな人を演出します。
▲ドランク エレファント ビーゴールディ ブライト ドロップス 31.2g ¥5,280
頬の高い位置〜こめかみあたりに勾玉状にのせます。量は1cm程度の半分を両頬に使用。
まぶたと目頭、さらに鼻筋にもオン。顔が間延びして見えないよう、鼻の付け根から細く短めに入れましょう。
上唇の山にも塗布。ここがツヤめくと自然と立体感・メリハリ感がアップします。輪郭をなぞるようにのせて。
ツヤがあるのにナチュラルで、素肌がきれいな人に♡
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血色感は湿度のあるツヤと深いカラーでプラス
すっぴん風でも血色感は重要。肌をつくったら、ナチュラルに血色を足せるチーク&リップをのせ、自然な色気をプラスしましょう。
▲シャネル リップ&チーク ボーム N°1 ドゥ シャネル 2 ¥6,930
しっかりメイクした感が出ないように、頬と唇へ指でラフにのせるのがポイント。内からにじみ出るような血色ある顔へ。
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