今っぽ「眉&アイメイク」は繊細さが大事!
ナチュラルに見えるのに、なんだか洒落てる。そんな素敵なムードを出す「眉&アイメイク」のポイントは、目元は色で主張せず、自然な陰影で存在感を出すこと。まつげやラインも、自前のように繊細に。
こなれて見える♡ のポイントをプロが解説
ヘア&メイクアップアーティスト・室橋佑紀さん
ヘア&メイクアップアーティスト・paku☆chanさん
ヘア&メイクアップアーティスト・笹本恭平さん
本テーマ担当 美容エディター・火箱奈央
美容エディター・安井千恵さん
美容エディター・杉浦由佳子さん
美容エディター・野澤早織さん
抜け感ゼロの顔になってない!?
アラのない肌、大きな目、しっかりと感じられる血色、とすべてのパーツメイクを頑張りすぎているためにトゥーマッチな印象に。

遠目で見ても、近くで見てもムラのない繊細さがポイント!

ジレ¥57,200・パンツ¥51,700(インターリブ〈サクラ〉) ブラウス¥26,400(TOMORROWLAND〈Ballsey〉) イヤリング¥17,600(ete) リング¥12,650(ココシュニック〈ココシュニック オンキッチュ〉)
【眉&アイメイク】ひと手間テクニック9選
昔のままの感覚でついつい盛りすぎてしまうと途端にメイク下手の印象に。きれいめシンプル派の目元は繊細なテクニックの積み重ねで〝さりげなく盛る〟が正解!

シャツ¥35,200(オブリオ) イヤーカフ¥9,900(ete)
01. キレイなグラデーションは専用のブラシを使えば簡単!

「アイシャドウは付属の小さなツールではなく、大きめのアイシャドウブラシでサッと塗るのがいちばんキレイ」(笹本さん)
「ちゃんとしたブラシを使うと仕上がりが全然違います!」(野澤さん)

常盤薬品工業 サナ エクセル アイシャドウブラシ M ¥1,430

先端がシャープな平筆ブラシ。高級天然毛のような繊細なタッチで、ムラなく美しい発色に。
02. 二重の線の延長線上に点を打ち先にラインの終わりを決めておく

「目尻ラインの角度や長さが左右で違ったり、ちょうどいい長さで悩む場合は、二重線の延長線上に点を打ってラインの終わりを先に決めておくのが◎。そこに向かって目尻からラインを繋げると自然に」(野澤さん)
03. 眉を描く前にスクリューブラシで毛並みを整えておくと描きやすい

「寝ている間に眉毛にも寝癖がつくことが。眉メイクを始める前には、スクリューブラシでしっかり毛並みを整えておくとキレイな眉が描きやすくなります」(安井さん)
アディクション アイブロウブラシ スクリュー ¥1,540

眉を整えるのに最適な毛の硬さと密度を追求。大きめフォルムで使いやすい。
04. パウダーで皮脂をオフしてから眉を描くと色がちゃんとのる

「眉を描く前に、色のないクリアなパウダーをベースに仕込んで、皮脂やスキンケアの油分をオフ。このひと手間でペンシルもパウダーもきちんと色がのるように」(笹本さん)
HBL BEAUTY 4Dアイブロウパウダー ¥3,960

クリアなベースカラーを含む、4色のパウダーが奥行きのある立体的で自然な眉をつくる。
05. アイラインはペンシル→リキッド→ペンシルでサンドすると落ちにくい

「ウォータープルーフを使ってもラインが滲むという人は、ペンシルとリキッドのサンド塗りがおすすめ。形状の違うアイテムを重ねることで、落ちにくさが格段にアップ!」(笹本さん)
(右)アディクション ザ ジェル アイライナー 003 ¥3,300 (左)SUQQU ニュアンス アイライナー 01 ¥3,300

(右)自然に目力がアップするナチュラルブラウン。なめらかな描き味でキワも狙いやすい。
(左)漆黒すぎない抜け感のある墨のようなブラック。フェルト筆で不器用でも描きやすい。
06. 目尻跳ね上げラインは爪でぼかすと繊細でキレイなラインに仕上がる

「目尻までラインを引いたら、先端を爪先でサッとぼかすだけ。テクニックレスでプロのような繊細で先細なラインが仕上がります。目を開けた状態で行うのがポイント」(杉浦さん)

07. ビューラーは片目に当てるごとに面を拭くとまつげがキレイに上がる

「アイシャドウやアイライナーで汚れがちなビューラー。少し面倒ですが、片目に当てるごとにきちんとビューラーの汚れをオフしておくと、まつげの上がりがよくなります」(火箱)
08. マスカラはティッシュで余分な液をしごいてから塗るとダマになりにくい

「ティッシュにブラシを転がして、余分なマスカラ液をオフ。こうしてから塗るとダマにならず、何度も重ね塗りをしてもキレイに仕上がります」(室橋さん)
09. マスカラは根元を中心に塗るとアイライン効果が

「マスカラを塗るときは根元を重点的に狙って。根元がきちんと塗れているとインライン要らずに」(笹本さん)
「マスカラを塗る前にコームで毛をとかしておくと塗りやすいです」(paku☆chanさん)

シャンティ チャスティ マスカラコームメタルN マジェンタP ¥770

0.74mmの細かいピッチで、繊細でダマのない先細のまつげに仕上げる。
常盤薬品工業 お客さま相談室〈サナ〉 TEL:0120-081-937
ADDICTION BEAUTY(アディクション ビューティ) TEL:0120-586-683
HBL BEAUTY TEL:070-2654-6196
SUQQU TEL:0120-988-761
シャンティ TEL:0120-56-1114
2025年Oggi5月号「『その差』をつくる、メイクのひと手間」より
撮影/山根悠太郎(TRON/人物) ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) スタイリスト/伊藤舞子 モデル/髙橋ひかる(Oggi専属) 構成/火箱奈央
再構成/Oggi.jp編集部
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。