【目次】
・ヨーグルトがダイエットにおすすめな理由や効果
・朝?夜?どのタイミングで食べるのがいい?
・ヨーグルトの食べる量や選び方
・ヨーグルトのおすすめの食べ方
ヨーグルトがダイエットにおすすめな理由や効果
お通じを改善する

ヨーグルトには乳酸菌、タンパク質、ビタミンB2、カルシウムなど、便秘やダイエットに適したものがたっぷりと含まれています。
乳酸菌は腸内の善玉菌を増やし、老廃物のスムーズな排出を促す効果があり、カルシウムは脂肪の排出を助け、タンパク質は筋肉を作り出します。さらにビタミンB2は脂質やエネルギーに変える効果が。
【ダイエットに成功したい人必見!】「ヨーグルトダイエット」朝と夜どっちに食べるのが便秘解消に効果的?|vol.3
免疫力を上げる

腸内環境を整えると免疫力がアップします。人間が持つ免疫の6割から7割が腸にあり、この腸が健康なら体内に侵入したウイルスもやっつけてくれます。
腸を健康にするために大切なことが、善玉菌を増やすこと。この善玉菌を増やすためには、エサになる食物繊維やオリゴ糖、発酵食品を摂る必要があります。
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美肌を作る
ヨーグルトは、ほてりをとったり、発疹、皮膚の乾燥によるかゆみにも効果的。肌荒れを感じるときには積極的にとって。さらに不眠などの症状にも有効なので、普段の生活に上手に取り入れることをおすすめします。
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朝? 夜? どのタイミングで食べるのがいい?
朝食べる場合
朝、食前と食後でヨーグルトの効果が変わります。
【食前に食べる】
食前にヨーグルトを食べると、ヨーグルトに含まれるビタミンB2が、食事の脂質や糖質を分解してくれます。
【食後に食べる】
胃酸が薄い方が善玉菌が腸に届きやすいため、食後に食べると便秘解消に効果的。
【ダイエットに成功したい人必見!】「ヨーグルトダイエット」朝と夜どっちに食べるのが便秘解消に効果的?|vol.3
夜食べる場合

夜は食後にヨーグルトを食べることで、善玉菌が夜間に腸内で活性化し、腸内環境を整えつつ老廃物や有害物質を減らしてくれる働きがあります。
人間の体は1日の中で、朝は排泄、昼は食べたものを消化し栄養の補給、夜間は吸収というリズムがあり、中でも22時から翌2時が、腸内の働きが最も活発になる「腸のゴールデンタイム」と呼ばれます。
そのため、この時間に合わせてヨーグルトを食べると、腸の働きをさらに後押し。

太りにくい体質作りに役立つため、よりダイエット効果がほしい人は、夜、食後にヨーグルトを食べることをおすすめします。
夜は21時までに食べ終える
夜、夕食後にヨーグルトを食べると言っても、なるべく就寝3時間前には食べ終えるようにするのがGOOD。寝る直前、または22時以降は太りやすくなるため、できる限り21時までに食べてしまいましょう。
ダイエットでヨーグルトを食べるなら… 朝 or 夜どっちが有効? どんなものを食べるべき!?
ヨーグルトの食べる量や選び方
120gを目安に食べる

食べるヨーグルトの量は120gを目安にしてみて。また、脂肪分の高いものや加糖タイプは避け、無脂肪や低脂肪のヨーグルトを選ぶのが◎。ヨーグルトの種類によってカロリーは異なりますが、無糖のプレーンタイプ120gなら、75kcal~80kcal程度です。
自分に合ったヨーグルトの選び方
ヨーグルトを選ぶときは、なるべく無脂肪や低脂肪のもので、糖分が添加されていないもの、さらには「乳酸菌の種類が書いてあるもの」を選んで。ほとんどの市販のヨーグルトのパッケージには、使われている乳酸菌の種類が明記されています。
どの乳酸菌が合っているか、効果が感じられるかは、取り入れてみないとわかりません。そのため、一つの種類を最低2週間は続け、自分に合ったものを見つけてみてください。
ダイエットでヨーグルトを食べるなら… 朝 or 夜どっちが有効? どんなものを食べるべき!?
ヨーグルトダイエットが不向きな人も…
ヨーグルトは体に嬉しい効果がたくさんありますが、ヨーグルトを用いたダイエットが不向きの人もいます。
・風邪でもないのに、くしゃみや鼻水、鼻づまりの症状がある
・花粉症
・アトピーや蕁麻疹が出やすい。皮膚をかくと、赤みがでる など…
こういった、外的刺激や環境の変化に過敏に反応するアレルギータイプの人はヨーグルトダイエットには向きません。乳酸菌の中には、花粉症やアトピー性皮膚炎に効果的なものもありますが、消化機能が低下している過敏な胃腸は、タンパク質を多く含むヨーグルトを毎日積極的に食べるのはおすすめしません。
タンパク質を分解するための酵素が不足してしまうと、消化しきれない成分がそのまま体内に運ばれて遺物反応を起こす可能性もあるのです。
さらに、
・抜け毛が多い
・寒がりで、衣服を着込みがち。特に手足は1年中冷たい。汗もほとんどかかない。
・お腹をこわしやすく、下痢や軟便が多い、など…
これらエネルギーが足りず、寒さに弱い慢性的な冷え性をかかえた人も、積極的にヨーグルトを食べることはおすすめしません。
タンパク質を多く含む食品というのは、消化して吸収する際に、少なからず胃に負担をかけてしまいます。胃腸が冷えて弱っている人は、ホットヨーグルトにするか、時々摂る程度にとどめるのが無難です。
【ダイエットに成功したい人必見!】「ヨーグルトダイエット」朝と夜どっちに食べるのが便秘解消に効果的?|vol.3
ヨーグルトのおすすめの食べ方
レンジでチンする

ヨーグルトは適度に温かい方が、体内で栄養分を吸収しやすくなります。冷たいものを控えたい人にもおすすめです。ただし、加熱のしすぎには注意。電子レンジで40秒ほど温め、よくかき混ぜてから食べて。
【ダイエットに成功したい人必見!】「ヨーグルトダイエット」朝と夜どっちに食べるのが便秘解消に効果的?|vol.3
マシュマロを入れる
ゼラチンで固められたお菓子マシュマロには、「コラーゲン」が含まれています。このマシュマロをヨーグルトにつけると、マシュマロが水分を吸収してヨーグルトがクリーミーになり、ムースのようなふわシュワ食感に。ヨーグルトの酸味もマイルドになり、美味しく、美肌作りにも効果的なのです。
作り方は簡単。プレーンヨーグルト200gにマシュマロ40~60gを加え、よく混ぜたら6時間~1晩おくだけ。朝食や夜のデザートをマシュマロヨーグルトに置き換えれば、おなかがスッキリとして、肌の調子も向上するはず。
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おからパウダーを加える
善玉菌を増やすヨーグルトにおからパウダーを加えることで、悪玉菌の増殖を抑え、同時に善玉菌が棲みやすい環境を作ることができます。
おからパウダーは半分が食物繊維、約1/4は大豆たんぱく質でできた栄養たっぷりの食品。水分を吸って膨らむ性質もあるので、食べ過ぎを防いでダイエットにも有効です。
作り方は、ヨーグルト100gに対しておからパウダー15g(大さじ3杯強)を入れて、ディップ状になるまで混ぜるだけ。これを使って、さまざまな料理に応用することも可能です。
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