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2018.07.01

風邪予防に有効な5つの方法【女医が回答】絶対に倒れられない日のために…

季節を問わず、引いてしまうと体も辛いし予定も狂う…。引くたびに、二度と風邪にはかからないようにしようと思います。風邪の予防にはどんなことが有効なのでしょう。女性専門クリニックの先生に5つの予防方法を伺いました。

【目次】
【風邪の予防1】免疫力を上げればひきにくくなる
【風邪の予防2】「腸活」も効く!
【風邪の予防3】一番簡単ですぐできる、うがいと手洗い
【風邪の予防4】粘膜を乾燥させない!保湿対策も効果的
【風邪の予防5】マルチビタミンをサプリで摂取

【風邪の予防1】免疫力を上げればひきにくくなる

免疫力を上げるというフレーズ、すでに聞き飽きている…と思う方も多いと思いますが、免疫力を上げる生活をしていれば、本当に風邪にはかかりにくいのです。

前回風邪を引いた時の状況を思い出してみてください。忙しくて食事をきちんととっていなかったり、寝不足だったり生活リズムが乱れて、体が弱っていませんでしたか?

風邪は喉や気管など体内の粘膜にウイルスが付着して、炎症を起こすことで発症します。免疫力があって、元気な状態であれば、ウイルスが付着しても風邪にかからずに済んだかもしれないのです。

だからやっぱり「免疫力」は大事なのです。

免疫力を下げないよう頑張ることで風邪を予防する

免疫力を上げるには「よく眠る」「お酒やタバコは控えめに」「塩分を控える」「適度な運動をする」と良いと言われます。それはもう十分わかっているし、具体的な方法や目指す数値があるわけではないから、実行するのも難しい!と思っている方も多いかもしれません。

なので、逆に「最近睡眠不足じゃないかな?」「飲み会、今週はちょっと多いかも」「ジム、全然行ってない」などと、免疫力を下げるような生活をしていないか考え、思い当たることがあれば、それを生活の中で少しずつ修正していくという方法がおすすめです。

食事はなるべく旬のものを選ぶ

旬の野菜
(c)Shutterstock.com

毎日の中でできることのひとつに食事もあります。食べるときは、旬の食材を選ぶだけでも違います。旬のものは栄養が豊富ですし、夏が旬の食べ物なら体を冷やしてくれる、冬が旬のものなら体を温めてくれるという効果もあります。

同じ食べるのであれば、旬の食材を選び、季節を感じると同時に、免疫力アップのサポートをしてもらいましょう。

【風邪の予防2】「腸活」も効く!

腸内環境を整えると、免疫力がアップするという話も良く耳にしますよね。これは人間が持つ免疫の6割から7割が腸にあるから。腸が健康で免疫力が十分あれば、体内に風邪ウイルスが侵入しようとしても、やっつけてもらえるのです。

腸を健康にするためには、腸の中にいる善玉菌を増やす必要があります。善玉菌のエサになるのは食物繊維やオリゴ糖、発酵食品といわれています。中でもおすすめは簡単に摂れるヨーグルトです。

ヨーグルト
(c)Shutterstock.com

腸内バランスを整えるプロバイオティクスが含まれたヨーグルトが様々なメーカーから発売されているので、食生活に簡単に取り入れることができます。

【風邪の予防3】一番簡単ですぐできる、うがいと手洗い

食生活を変える暇もない…というくらい忙しい方に、これだけはとお願いしているのは、とっても基本的なことですが、うがいと手洗いです。

手洗い
(c)Shutterstock.com

風邪はウイルスが体内の粘膜に付着しなければ、発症しません。そのリスクを下げてくれるのがうがいと手洗いです。体の中に自分でウイルスを持ち込まないようにするのはとても有効な方法です。

外から帰ったら、手を洗ってうがいをする、というのを習慣にしてしまうと、それだけで風邪をひく回数はかなり減ると思います。うがいは、水でもうがい薬でもどちらでもOKです。

人混みの多いところから帰ってきたときはもちろん、帰宅したらまずするように習慣づけるだけで、かなり風邪をひきにくくなります。うがい薬は殺菌効果があるので、効果的ではあるのですが、ヨードの入ったものを使いすぎると甲状腺の病気を引き起こすことがあるので、注意が必要です。女性の方は無理に使わないようにしましょう。

会社でうがいが難しいなら、お茶を一口

お茶
(c)Shutterstock.com

会社でうがいをしようとすると、人目が気になってやりにくいという人もいますよね。そういう方には「お茶を定期的に飲む」という方法がおすすめです。

20分に一度くらいの頻度でお茶を飲もう

お茶を飲むことで喉の粘膜にウイルスがついていても胃に流されますし、胃酸でウイルスの働きが弱まるので、予防に効果があります。

ごくごく飲まなくても、一口だけで十分効果があるので、長い会議の途中などでも実行できるのではないでしょうか。

お茶の中でも、免疫力アップと抗酸化作用があるカテキンも含まれている緑茶は、特におすすめです。

【風邪の予防4】粘膜を乾燥させない! 保湿対策も効果的

体内の粘膜が乾燥していない、潤った状態ならウイルスは付着できません。なので、保湿もとても効果的な風邪予防です。

冬に加湿器などで加湿するのはもちろん、夏のオフィスでもエアコンで空気が乾燥しているなと感じたら、マスクをするなどの対策をしましょう。

どんな時も保湿を怠らない&乾燥させないと言うことが、風邪の予防に繋がります。

【風邪の予防5】マルチビタミンをサプリで摂取

サプリ
(c)Shutterstock.com

これを飲んでいれば風邪を予防できる、というサプリはありませんが、それに一番近いと言えるのが「マルチビタミン」です。

風邪にはビタミンCが良い、ビタミンDも良いなどと聞くことがあると思いますが、いま自分の中でビタミン「何」が不足しているのかって、なかなかわからないですよね。でもそのバランスが崩れると免疫力は下がってしまう。だからマルチビタミンが良いのです。マルチだからこそ、今自分に不足しているビタミンを補ってくれます。

ビタミンHとも言われる「ビオチン」もおすすめ

風邪は、粘膜が乾燥してそこにウイルスが付着することで起きるので、粘膜を良い状態に整えてくれるビオチンは風邪予防にとても役立ちます。

あと、サプリではないのですが、最近「飲む点滴」と言われている甘酒も、免疫力アップに効果的です。腸内の善玉菌のエサになるオリゴ糖や食物繊維、ビタミンB群が豊富に含まれています。

できることを一つでも多くやってみよう

免疫力を上げるための食生活や運動、毎日サプリを飲んだり、手洗いやうがいをするのも、忙しいときはとても面倒ですよね。でも忙しい時こそ免疫力は落ちやすく、風邪にもかかりやすくなっています。

紹介したことのうち、ひとつでもふたつでも、できる時にぜひやってみてください。何もしないでいるよりも、風邪を予防できる確率は確実にアップします。風邪をひかない体づくり、心がけてみてくださいね。

初出:しごとなでしこ

教えて下さったのは…板橋聖子先生

東京女子医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学病院にて外科医として勤務。出産子育てを経て、現在は東京女子医科大学予防学科兼女性科(非常勤講師)と、「優ウィメンズクリニック」勤務。病気だけでなく、女性特有の悩みや子育て、仕事のことなど、その人のバックグラウンドを考えあわせた診療を行っている。優ウィメンズクリニックは、スタッフは全員女性、おしゃれなインテリアと最新設備が整った女性専用クリニック。なでしこ世代の患者さんも数多く来院しています。


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