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2026.07.16

「ご助言ありがとうございます」は正しい使い方? 言い換え表現もチェック

「ご助言ありがとうございます」は、相手からの意見やアドバイスに対して感謝の気持ちを表す表現です。ビジネスシーンでは、上司や先輩などの目上の人から提案を受けたときなどに用いられます。

本記事では、「ご助言ありがとうございます」を使う主なシーンや例文、言い換え表現などを解説します。

「ご助言ありがとうございます」は正しい敬語?

「ご助言ありがとうございます」は、相手から参考になる意見や改善案をもらったときに、感謝の気持ちを表す表現です。ビジネスシーンでもよく用いられますが、相手や状況によっては別の表現のほうが適している場合も。

ここでは「ご助言」の意味や使い方を確認していきましょう。

「ご助言」の意味

「助言」とは、相手のためになるよう意見やアドバイスを与えるという意味があります。「ご助言」は、助言に尊敬を表す接頭語の「ご」を付け、相手の助言を丁寧に表現したものです。

この「ご助言」に対して感謝を伝える「ご助言ありがとうございます」は、相手から受けたアドバイスに対する感謝を示す正しい敬語表現です。ビジネスメールや会話の中でも広く使われており、上司や取引先など目上の相手に対しても使用できます。

じょ‐げん【助言】
[名](スル)助けになるような意見や言葉を、そばから言ってやること。また、その言葉。助語。じょごん。「友人として助言する」

出典:小学館 デジタル大辞泉

「ご助言ありがとうございます」を使うシーン

「ご助言ありがとうございます」は、相手から受けた助言やアドバイスに対して感謝を伝える場面で使用します。たとえば、上司や目上の人から提案を受けたときや、取引先から業務に関する意見をもらった場合などです。

また、会議後のお礼メールや商談後のフォローメールなどで使うこともあるでしょう。「ご助言いただきありがとうございます」と表現すれば、より自然で丁寧な印象になります。

単に感謝を伝えるだけでなく「今後の業務に活かします」などの一言を添えることで、誠実な姿勢を示せるでしょう。

握手しているビジネスパーソンのイラスト
(c)AdobeStock

より丁寧に表現する場合

「ご助言ありがとうございます」は丁寧な表現ですが、より丁寧に敬意を示したい場面では、次のような表現が適しています。

・ご助言をいただき、誠にありがとうございます。
・ご助言を賜り、心より感謝申し上げます。

特に、取引先や役員など目上の相手に対しては、「誠に」「心より」などの言葉を加えることで、より丁寧な印象を与えます。

また、「たまわる(賜る)」は「もらう」の謙譲語であり、フォーマルな文書やビジネスメールでもよく用いられる表現です。

相手との関係性や場面に応じて適切な言葉を選びましょう。

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「ご助言ありがとうございます」の例文

「ご助言ありがとうございます」を正しく使うために、いくつかの例文を確認しておきましょう。

・先日は業務改善に関するご助言ありがとうございました。ご指摘いただいた点を踏まえ、業務フローを見直してまいります
・本日の会議では多くのご助言ありがとうございました。いただいたご意見を参考に、企画内容をブラッシュアップいたします
・先日の商談では、有益なご助言ありがとうございました。今後の改善に役立ててまいります

「ご助言ありがとうございます」の言い換え

「ご助言ありがとうございます」は便利な表現ですが、感謝する内容によっては別の言葉を使ったほうが適切な場合も。

ここでは、ビジネスシーンでよく使われる代表的な言い換え表現を見ていきましょう。

会議しているビジネスチームの写真
(c)Adobe Stock

「ご教示ありがとうございます」

「ご教示(きょうじ)ありがとうございます」は、知識や方法などを教えてもらったことに対して感謝を伝える表現です。「教示」には「教え示す」という意味があり、ビジネスシーンでは、業務の進め方や専門知識について説明を受けた場合によく使われます。

「助言」が意見やアドバイスを指すのに対し、「教示」は知識や情報の提供を意味するため、場面に応じて使い分けるとよいでしょう。

〈例文〉
・システムの操作方法のご教示、ありがとうございます。おかげさまで問題なく対応できました
・本日は貴重な知識をご教示ありがとうございます。大変勉強になりました

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「ご指導ありがとうございます」

「ご指導ありがとうございます」は、相手から継続的な教育や指導を受けた際に使う表現です。「指導」には目標達成に向けて導くという意味があり、ビジネスをはじめ、学習やスポーツなど幅広い場面で使用されます。

「助言」よりも長期的・継続的な関わりを前提とするため、一度のアドバイスに対する感謝よりも、育成や支援へのお礼を伝える場面で使われることが一般的です。

〈例文〉
・日頃よりご指導ありがとうございます。今後もご期待に応えられるよう努力してまいります
・業務の進め方についてご指導ありがとうございます。ご指摘いただいた点を改善してまいります

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「ご尽力ありがとうございます」

「ご尽力(じんりょく)ありがとうございます」は、相手が自分や組織のために力を尽くしてくれたことへの感謝を伝える表現です。「尽力」とは、ある目的のために努力し力を注ぐことを意味します。

たとえば、プロジェクトの成功に向けて協力してもらった場面や、問題解決のために奔走してもらった場面に適した表現です。

実際の行動や支援に対する謝意を示す言葉であるため、「ご助言ありがとうございます」とは意味が異なります。相手の貢献内容に合わせて適切に使い分けるとよいでしょう。

〈例文〉
・このたびは多大なるご尽力ありがとうございます。おかげさまで円滑に業務を進めることができました
・課題解決のためにご尽力ありがとうございます。迅速なご対応に深く感謝しております

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「ご助言ありがとうございます」を使うときの注意点

「ご助言ありがとうございます」はビジネスシーンでも広く使われる表現ですが、使用する場面には注意が必要です。助言とは、相手からの意見やアドバイスを指すため、単なる事実の報告や情報提供に対して使うのは適切ではありません。

提案
(c) Adobe Stock

また、感謝の言葉だけで終わらせるのではなく、「参考にいたします」「今後の業務に活かしてまいります」など、その後の対応や意欲を添えることで、より誠実な印象を与えられます。

特に取引先や上司に対しては、感謝の気持ちがしっかり伝わるよう丁寧な表現を心がけましょう。

「ご助言ありがとうございます」を正しく使おう

「ご助言ありがとうございます」は、相手からのアドバイスや意見に対して感謝を伝える正しい敬語表現です。上司や取引先とのやり取りなど、さまざまなビジネスシーンで活用できます。

ただし、感謝する内容によっては別の表現が適切な場合もあり、状況に応じて使い分けるとよいでしょう。適切な表現を選ぶことで、相手への敬意や感謝の気持ちをより正確に伝えられます。

メイン・アイキャッチ画像:(c)Adobe Stock

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