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「いかがお過ごしでしょうか」とは?意味をわかりやすく解説
「いかがお過ごしでしょうか」は、相手の近況や体調を気づかう挨拶表現です。「元気にしていますか」や「最近どうですか?」をより丁寧に言い換えたものというニュアンスです。対面では「お元気ですか?」と自然に声をかけられる場面でも、文章ではあらたまった言い回しが求められるため、手紙やメールなど文章の書き出しで多く使われます。
「いかがお過ごしでしょうか」はどんな場面で使う?
「いかがお過ごしでしょうか」は、使う場面によって組み合わせる言葉やニュアンスが変ります。代表的な3つのシーンをご紹介します。
目上の人に連絡するときに
目上の人に文書で連絡をするとき、書き出しにこの表現を添えることで、気づかいの気持ちが伝わります。「ご無沙汰しております」と組み合わせることが多く、冒頭の一文として自然に使えます。長い時間が経っていても、相手への敬意や関心を示せるのがこの表現の良さです。
手紙やビジネスメールの書き出しに
手紙やビジネスメールでは、本題に入る前に相手への気づかいを示すひと言を添えるのがマナーです。「いかがお過ごしでしょうか」はその役割を果たす定番フレーズ。あらたまった文章の書き出しにしっくりとなじむため、初めてメールを送る相手にも、日頃お付き合いのある取引先にも幅広く使えます。
季節の挨拶として
季節の変わり目や、暑さ・寒さが続く時期には、季節感を織り交ぜた挨拶表現としても使われます。「寒い日が続きますが」「新緑の季節となりましたが」などの言葉に続けて「いかがお過ごしでしょうか」を使うことで、季節への言及と相手への気づかいを同時に伝えられます。

ビジネスメールで使う「いかがお過ごしでしょうか」
ビジネスメールでこの表現を使うときのポイントを、例文と一緒にご紹介します。
久しぶりの相手に連絡するとき
しばらく連絡が途絶えていた取引先や知人にメールを送る際は、「ご無沙汰しています」の一言と合わせて使うと自然です。
例)
・ご無沙汰しております、〇〇です。寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
・以前〇〇の際はお世話になりました。その後、いかがお過ごしでしょうか。
季節の挨拶として使う場合
季節感を添えることで、より親しみやすい雰囲気になります。
例)
・寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
・新緑の季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
手紙・年賀状で使う場合
年賀状や暑中見舞いなど、あらたまった手紙では「皆様」と合わせることで、相手の家族や周囲への気づかいも同時に伝えられます。
例)
・皆様はいかがお過ごしでしょうか。
・ご家族の皆様もお元気でお過ごしでしょうか。
「いかがお過ごしでしょうか」への返信はどうする?
「いかがお過ごしでしょうか」という挨拶表現を使ったメールや手紙が来たときは、どう返せばいいのでしょうか。相手との関係性に合わせた返信表現をご紹介します。
ビジネスメールでの返信
簡潔かつ丁寧に近況を伝えるのが基本です。「おかげさまで」を添えることで、相手の気づかいへの感謝も自然と伝わります。
例)
・おかげさまで元気に過ごしております。
・変わらず元気にしております。
目上の人への返信
相手への気づかいや、「いかがお過ごしでしょうか」に対するお礼を添えてから近況を伝えると、丁寧な印象になります。
例)
・お心遣いありがとうございます。おかげさまで元気に過ごしております。
・変わらず元気にしております。〇〇さんはお変わりありませんか?
「いかがお過ごしでしょうか」の言い換え表現
同じフレーズが続くと文章が単調になりがちです。場面や相手に合わせて使い分けてみましょう。
・お変わりないでしょうか
頻繁ではないけれども継続的なやり取りが続いている場合に最適です。
・お元気でいらっしゃいますか
シンプルで親しみやすいので、ビジネスシーンだけでなく友人・知人にも使える便利な表現です。
・調子はどうですか?
非常に砕けた表現なのでビジネスシーンには向きませんが、同期入社の同僚をはじめ親しい関係の人であれば、このくらい砕けた表現も親しみがあって良いでしょう。

英語で「いかがお過ごしでしょうか」はどう言う?
日本語には「おはようございます」「こんにちは」をはじめとする挨拶表現がたくさんあるので、手紙や文書以外にはあまり相手の調子を伺う表現は使いませんが、英語は「Hello」というシンプルな挨拶文の代わりに、相手の調子を伺う表現がいくつもあります。
ビジネスメールの書き出しやチャットで使えるのは、以下のようなフレーズがあります。
・How have you been?
久しぶりの相手への定番。「最近どうですか?」のニュアンスです。
・How are you doing?
カジュアルからビジネスまで幅広く使えます。
・I hope you are doing well.
ビジネスメールの書き出しとして最もよく使われる表現です。
気づかいの言葉を添えることで、メールの印象が変わる
「いかがお過ごしでしょうか」は、非常に一般的で定番のフレーズですが、定型化した文章を送りがちなビジネスメールでは、気遣いの言葉と一緒に組み合わせて送ることで、オリジナリティが出ます。もちろん、メール以外にも、チャットツールでのメッセージや手紙にも使えるので、覚えておきたいですね。
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コマツマヨ
WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。



