菓子パンのカロリーランキング
菓子パンを高カロリー順に紹介します。ここではすべて100gあたりのカロリーを比較しましょう(使用されている材料や量によって数値は変動します)。
第1位 | クロワッサン | 406kcal |
---|---|---|
第2位 | デニッシュパン | 382kcal |
第3位 | 揚げパン | 369kcal |
第4位 | メロンパン | 349kcal |
第5位 | チョココロネ | 320kcal |
第6位 | カレーパン | 302kcal |
第7位 | クリームパン | 286kcal |
第8位 | ジャムパン | 285kcal |
第9位 | あんぱん(こしあん) | 267kcal |
第10位 | あんぱん(つぶあん) | 266kcal |
この中でもっとも高カロリーなのは、バターがたっぷり使われたクロワッサンでした。ただし、一般的なクロワッサンは大きめのサイズでも70gほど。実際に食べる量を考えると、1個あたり100gを超えることが多いメロンパンやカレーパンのほうが、最終的に高カロリーを摂取することになる可能性があります。
菓子パンの糖質ランキング

菓子パンの糖質についても、高い順にランキングを見ていきましょう。ここでもすべて100gあたりの数値を比べていきます。
第1位 | メロンパン | 58.2g |
---|---|---|
第2位 | ジャムパン | 56.5g |
第3位 | あんぱん(こしあん) | 51.0g |
第4位 | あんぱん(つぶあん) | 49.7g |
第5位 | クロワッサン | 49.6g |
第6位 | クリームパン | 47.0g |
第7位 | チョココロネ | 43.3g |
第8位 | 揚げパン | 41.7g |
第9位 | デニッシュパン | 33.0g |
第10位 | カレーパン | 30.7g |
カロリーランキングとは大きく順位が変わりました。砂糖が多く配合されているパンが、やはり上位を独占しています。高カロリーながら糖質ランキングでは下位のクロワッサンやデニッシュパン、揚げパンは、糖質よりも脂質が高めという特徴があります。
ダイエット中も菓子パンを食べたくなったら。少しでも太りにくく食べる方法
朝に食べる
朝は脳の活性化に糖質が必要です。糖質の高い菓子パンをどうしても食べたいなら、朝にいただきましょう。
カロリーや脂質量も心配ですが、その後のランチやディナーでカロリー調整ができ、1日の活動量を増やすことで対策もできます。
ランチが菓子パンですと、夜帰宅するまで体力が持たない可能性があります。また夜に食べてしまうと、朝や昼でカロリー調整を行なっていない限り、カロリーオーバーにつながる恐れがあります。
どうしても菓子パンを食べるなら、朝に。ダイエット中はぜひこれを守りましょう。
菓子パン半分+αの食事を
種類や量にもよりますが、一般的な菓子パンは1個あたり300kcal前後、高いものだと500kcalまで及ぶものもあります。
高カロリーで糖質や脂質だけが高く、タンパク質やビタミン、ミネラル、食物繊維といった栄養素が期待できません。腹持ちも優れているとは言えない食事です。
そこで、菓子パンに+αして1食の栄養バランスを整える工夫をしてみましょう。例えばゆで卵やサラダをつけたり、野菜たっぷりのスープと一緒に食べたり。
菓子パンをお腹いっぱい食べた上で+αをしてしまうと、栄養価は高まりますがカロリーもオーバーしてしまいます。そのため、あくまで菓子パンの量はひかえめに。
最初から一袋を手にとって食べると途中でやめられなくなるので、半分にカットし、お皿に盛っていただくのもおすすめです。
高カロリーなドリンクに注意

菓子パンには牛乳やラテのような、脂肪分高めなドリンクがよく合いますよね。
ですが、菓子パンだけでもバターや生クリームがたっぷり使われているのに、さらに高脂質なドリンクを追加したらどうなるでしょうか。簡単にカロリーオーバーにつながってしまうでしょう。
菓子パンはブラックコーヒーかお茶といっしょにいただくのがおすすめ。満足度を高めてくれる温かい飲み物を選ぶと、より良いでしょう。
食べた分を消費する
菓子パンで摂ったカロリーを、他の食事で調整する方法もありますが、菓子パンはカロリーが高い割に栄養バランスがよくありません。つまり、無理に次の食事を減らすと、体が栄養不足に陥ってしまう可能性があるということ。
そこで菓子パンを食べた日は、運動でのカロリー消費を目指すことをおすすめします。
300kcalを消費するためには、体重50kgの人で70分、55kgの人で65分、60kgの人で60分程度のウォーキング(早歩き)が必要です。
運動だけでの消費が難しいなら、運動と食事でのカロリーコントロールを合わせて、それぞれの負担を減らしてみてください。
また、菓子パンで摂取した糖質や脂質の代謝にはビタミンが必要なので、食べた分のカロリーを消費したからといって、菓子パンを食べたことを帳消しにできるわけではありません。カロリー消費と同時に、他の食事でビタミン・ミネラルをしっかり補給することを忘れないようにしましょう。
菓子パンは頻度や量、食べ方に注意

菓子パンはカロリーが高いだけでなく、栄養バランスがよくないという問題もあります。1日の総摂取カロリーがコントロールできても、菓子パンばかり食べて栄養バランスが崩れれば、“カロリーを摂っていないのに全然痩せない体”へ陥る可能性が。たまに食べる分には、工夫次第でダイエットに大きく影響することはありませんので、食べる頻度や量、食べ方に注意して、上手にコントロールしていきましょう。

りの
栄養士・運動実践指導者・ダイビングインストラクターとしてフィットネス業界に10年勤務。趣味は筋トレと海外旅行(渡航国数50カ国以上)。現在はWebライターとして世界中でノマドライフを満喫中。著書『拝啓、世界であわてふためく女子たちへ』。
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