謙虚な人に共通する特徴4つ
でしゃばらない
謙虚な人は自分のことを無理にアピールしたり余計なことを言ったりなど、でしゃばることをしません。自分を認めるポジティブさを持っていながらも、相手のことを配慮する気持ちや慎ましさも持ち合わせています。
自己肯定感が高いことと、自己評価が過大になってでしゃばることの違いをしっかり理解しているのです。
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自分の価値観を押し付けない
謙虚な人は価値観がみなそれぞれ違うことを理解しています。
そのため、相手と意見が合わなくても無理に自分の価値観を押し付けません。まずは否定せず相手の話を聞き相手の価値観に冷静に向き合うので、価値観の違いから起こる衝突を事前に避けることができます。
「価値観の違い」は自分を成長させるために必要なものだというポジティブな考え方ができるのです。
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他人にも自分にも素直
謙虚な人は総じて素直な人が多いよう。
見栄や無用なプライドを持つことを好まず「ありがとう」や「ごめんなさい」という感謝・謝罪の気持ちをしっかり言葉にすることができます。
本当なら目を背けたい、相手の能力や自分の非も認めることができる傾向が。
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礼儀正しい
通常、謙虚さと無礼さは共存しません。ときに過剰な謙虚さは無礼に思われることもありますが、基本的に謙虚な人は礼儀正しさを持っています。
相手によって態度を変えることなく、ビジネスシーンでもプライベートでも守るべき行動をわきまえ、相手に失礼がないように自分の振る舞いを考えます。
適度な距離感も把握しているため、お互いに居心地のいいと思える関係性を築くことが上手です。
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謙虚でいることのメリットって?
周りから信頼されやすい
謙虚な人は信頼されやすいというメリットが。
他人の功績や実力を認める、自分の非をしっかり謝ることができる素直さがあるので、周囲からは裏表がない信頼できる人という印象を持たれやすいでしょう。
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自己成長のきっかけを逃さない
謙虚な人は、仮に納得できないと思うことでも一回相手の話を聞いたり事実を整理しようと試みたりします。
そのため頭ごなしに否定することはあまりありません。これが自己成長につながります。
謙虚でいられない人はどこかプライドが高く素直になれなかったり、誤りを認められず責任の所在を外に探したりしがち。これではまた同じ過ちを繰り返し、ここで起きた出来事を自身の成長の糧にすることはできません。
一度素直に受け止めて、それも一理あるなと認め改善する。このループを繰り返せる人が大きく自己成長していくのです。
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謙虚になるために心がけたいこととは
自意識過剰にならない
自己肯定感を高く持つことは大切ですが、自意識過剰になるのは謙虚さから遠ざかってしまう要因に。
周りの目が気になるからこそつい自分を大きく見せたり、完璧を求めたりしてしまうのが自意識過剰な人の特徴です。
常に高い完成度を目指す姿勢はとても魅力的ですが、自分を追いつめすぎると自意識過剰が悪化してしまいます。
完璧でいる必要はないこと、失敗しても大丈夫だということを自分に常に言い聞かせ、自分の短所や長所、価値を自分自身が認めてあげる努力をしましょう。このマインドでいることで余裕ができ、謙虚でいることが心地よくなってくるはず。
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相手の話をいったん受け入れる
自分とは違う考え、または否定・修正したいと思うことを言われる… 生きていれば多々ありますよね。
それが今後トラブルに発展してしまう恐れのある誤解なら一刻も早く訂正すべきですが、耳が痛いことを言ってくれる相手は自分にとって自己成長のチャンスを与えてくれる人。
なんでも否定から入るのではなく、まずはいったん相手の話や言い分を聞いて受け入れる努力をしてみて。
いったん受け入れるという行動は、相手へのリスペクトにもつながります。そしてこのリスペクトの姿勢は必ず相手に伝わるもの。
意見が違う相手を受け入れても、自分の信念や意志はブレずに持ち続けることはできますから「しかし」「だって」「でも」と否定的な単語が出そうになったら、いったんストップして相手の意見を聞いてみましょう。
周りへ感謝する習慣をつける
なんでも「当たり前精神」があると、物事や周囲の人への感謝は薄れるもの。今自分のまわりにあるもの、いてくれる人は決して「当たり前」ではありません。
仕事を教えてくれる上司や先輩、相談に乗ってくれる同僚や友人… etc.。こういった自分を取り囲む環境が有難いものであることを再確認してみましょう。
そしてその気持ちに気づいたら、素直に相手に伝えること。かしこまって言う必要はなく、そう感じるたびに感謝の気持ちをサラッと伝えるクセをつけましょう。
感謝の気持ちが常にベースにある人に、横柄な態度な人はいません。