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【アンケート】「女に嫌われる女」の割合は?
※20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部がアンケート調査を実施。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20〜30代の女性たちにあなたのまわりに「女に嫌われる女」っている? と質問したところ、はい… 39.7%/いいえ… 60.3%という集計結果に。
「自身の周りに女に嫌われている女はあまりいない」との回答が6割、ということは5人に3人は周囲に女に嫌われている女がいない、ということに。
とはいえ5人に2人は「心当たり」があるわけで、そういった女性にいつどこで会っても対策ができるように、また万が一自分がそう思われないように、特徴や性格、行動のパターンを事前に理解しておきましょう。
【性格編】「女に嫌われる女」の特徴の代表例5つ
ここでは「女に嫌われる女」の特徴【性格編】を紹介します。
同性に嫌われるのは、少し勘違いが多かったり、女ということを武器にして周りをイラつかせてしまっているのが原因かも。自身にもそういった特徴がないかを確認して、嫌われないような振る舞いを意識して。
男性に媚びる
男性が女性から頼ってもらえるのは嬉しいということを知っている女性は、それを上手く利用して愛嬌よく振る舞うもの。ただ、これを同性目線で見ると「媚びを売っている」「あざとく計算高い」と感じることも。
大きな権力を持つ人に近付いてサポートしようとしたり、相手の機嫌をとるためにプレゼントを渡したりなど、気に入られるために下心を持って機嫌をとるのが定番の行動パターンですよね。
「いろんな男の人に、気があるような態度を見せる」(20代・東京都)
「男性の前ではコップを両手で持ったり、萌え袖にしたり、サラダをあざとく取り分ける」(30代・東京都)
「異性の前ではよく見せようとする」(20代・北海道)
「友人の恋を応援しておいて、友人の意中の人と自身が付き合う」(20代・愛知県)
裏表がある
女性の前では普通に接しているのに、男性が現れると急にぶりっ子になったり、声色を変えたりする二面性のある女も嫌われやすいでしょう。
モテたい願望やチヤホヤされたい願望が強いので、男性の前ではか弱い自分を演出したり、ドジな一面や天然と言われるような言動が多くなったりする傾向が。同性としてはそういった自然体ではない、作りこまれた言動にストレスを感じ、苦手意識を覚えるのでしょう。
「態度が人によって違う。他人を蹴落として自分の自慢話をする」(20代・東京都)
「男の前と女の前で声と態度が変わる女です」(20代・北海道)
「男の人の前と女の人の前であからさまに対応が違う」(30代・福岡県)
「猫被ってる」(30代・福岡県)
自己中心的
いつでも自分の気持ちが優先な自己中心的な女性は嫌われて当然。
自分の考え方が100%正しいと思っているので、思った通りに事が進まないと、ワガママな言動が多く目立ちます。意図的に人を嫌な気持ちにさせているわけではなく、自分を大切にし過ぎるがゆえに周りが見えなくなってしまっている可能性も。
「彼氏ができたら全て彼氏優先で、約束も平気でドタキャンする」(30代・島根県)
「親切な回答に口答えする女」(20代・福岡県)
「ワガママな人」(30代・神奈川県)
自称サバサバ
自称サバサバ女は、「みんなが憧れるかっこいい私」を作り出したいという、自分に酔っている自己愛が強い人の場合も。本当にサバサバした性格の人は、自分を「サバサバしている」とはあまり言いませんよね。
また、サバサバ=毒舌と勘違いして、デリカシーのない発言や仲間を傷付けるようなダメ出し発言が多いことも。最低限のマナーを守らないと、ただ嫌われる女性になってしまいます。
「自称さばさばしている」(20代・京都府)
「実はネチネチしているのに自分をサバサバだという」(30代・東京都)
ヒステリー
感情のコントロールが苦手なヒステリックな女性は、急に怒りだしたり、自分を責めだしたりと、正直めんどくさいですよね。
特に、会社や習い事など大勢の人がいる場で自分の気持ちだけ優先した行動や発言をするのは、場の士気を下げてしまう恐れが。
「ヒステリック」(20代・神奈川県)
「急に怒ったり泣いたりする」(30代・長野県)
【行動編】「女に嫌われる女」の特徴の代表例5つ
続いては「女に嫌われる女」の特徴【行動編】を紹介します。
普段の何気ない行動が、周りを不快な気持ちにさせてしまっていることも。自分では気付いていないクセやこだわりがマイナスな印象を招いている可能性もあるので、確認してみましょう。
悪口・陰口が多い
女性同士で集まって愚痴や不満を漏らすことはよくある話。ですが、毎回愚痴しか言わない人や、噂話を蔓延させて特定の人に嫌がらせをする人など、少し過激な人には気を付けて。もしかしたら裏ではあなたのことを言われている場合も。
悪口、陰口、噂話はほどほどに。共感しすぎると「○○さんも悪口言ってた」と、あなたまで共犯者として巻き込まれてしまいます。そういった話題は上手く受け流すのがGOOD!
「いつも同性の悪口を言っている。僻むことが多い」(30代・広島県)
「人の悪口、文句、不平不満を漏らす人」(30代・神奈川県)
「常に誰かの悪口を言っている。その日の気分で態度が常に悪く人に気を遣わせる天才」(20代・愛知県)
「人の悪口と愚痴しか話さない」(30代・埼玉県)
自己主張が強い
「嫌われる女」は「私は~」や「私って~」などの自己主張が強めの発言が口癖になっている可能性が。「自分を価値ある存在として他人から認められたい」という、承認欲求が強すぎるのが原因のひとつ。
自分の自慢話や過去の栄光などをみんなに話すことで、自分をもっと見てほしい、認めてほしいと思っているのでしょう。
「自己主張が激しい」(30代・埼玉県)
「自分のことしか考えていない。しつこい。人より優位にたちたがる」(30代・三重県)
「自分がいちばん可愛いと言っている」(20代・新潟県)
マウンティングする
昨今よく聞く「マウントをとる」という言葉は、自分の優位性を誇示することを指す言葉として使われています。自分が相手よりも上の立場だということを見せつけるために立ち振る舞ったり、相手を貶したりするのです。
ブランド品をこれ見よがしにSNSで見せつけたり、彼氏の自慢話をしたりと内容は人それぞれですが、正直、周囲はあまり良い印象は受けませんよね。なるべく関わりたくないと思ってしまうのが本音です。
「なんか見下した話し方をする。SNSでできる系女子感を出してる」(30代・北海道)
「自己顕示欲が強く、誰かより有利な位置に居たいと思っている」(30代・滋賀県)
話を聞かない
プライドが高く他人に興味がない女性は、人の話を聞くことをしません。そのくせ、自分の話をみんなに聞いてもらいたいという気持ちが強いので、どんどん自分の意見をぶつけてくる傾向が。
誰かが発言していている最中でも、その上から食い気味で自分の会話をかぶせてくるので、コミュニケーションもとりにくいことも…。
「人の話を真面目に聞かない」(20代・長野県)
「人の話を聞かない」(20代・石川県)
距離感が近すぎる
距離感が近すぎる女性というのは、男性に対してボディタッチが多いというだけではなく、女性に対しても「距離感が近すぎる」のです。大人になっても「一緒にお手洗いに行こう」と誘ってきたり、遊びに行く際に手を繋いでくる場合も。
他には心理的な距離の近さが気になることもあるでしょう。初対面なのに聞かれたくないデリカシーのない質問をしてくる、馴れ馴れしさにうんざりしてしまうことも。
「ボディータッチが多い」(30代・兵庫県)
「すぐ抱きついてきたりする」(30代・奈良県)
女に嫌われない女になるための対策は?
「女に嫌われる女」の特徴を一通り説明しましたが、大体どんな女性が対象になるのか理解できたかと思います。では、逆に「女に嫌われない女」になるためにはどのような心持ちが必要なのか、大切な6つのポイントを紹介します。
分け隔てなく付き合う
気分に左右されることがなく、また、人によって態度を変えない自然体の女性は人気者。
「みんなに対して平等で裏表がないさっぱりした人」というだけで、印象が大きく変わってくるのです。「自分とはちょっとタイプが違うな」と感じる人にも話してみて。意外と意気投合できる部分も見えてくるかもしれません。
「誰に対しても態度を変えずに振る舞う。陰口は言わない」(30代・福岡県)
「男女平等に接する、男性と女性で接する態度を変えない」(30代・神奈川県)
「女にも同じように気遣い、態度を誰にでも同じにする」(20代・東京都)
「全ての人に同じ態度を取る。性別を理由にしない」(30代・神奈川県)
媚びない
男性に好かれようとする行為や、権力者に媚びるような態度は控えて。
人に認められたいと思う気持ちは理解できますが、自分を理解してくれる人を大切にすればいい話。全員から良い評価をもらおうなんて思考は少し強欲すぎますよね。ありのままの自分をもっと大切にしてあげましょう。
「男の前でだけヘラヘラするのをやめる」(30代・福島県)
「男受けを狙わない」(30代・新潟県)
「男に媚びない」(30代・東京都)
「必要以上に媚びない」(20代・東京都)
マウンティングしない
いつも誰かと競ったり、自分が優位な状態でいないといけないと感じるのは少し疲れませんか? 誰かと比べることはやめて、自分の中での目標や理想を見つけてみましょう。
目標を達成できれば精神が安定していき、落ち着いて自立した素敵な女性にランクアップできるはず。
「マウンティングしない。上から目線で話さない」(30代・神奈川県)
「マウントを取らない、悪口を言わない」(30代・兵庫県)
「自立する。ある程度強く、自立すること」(20代・千葉県)
「自分の機嫌は自分で取る」(30代・滋賀県)
謙虚さを忘れない
自分自身を褒めてあげて自己肯定感を高めるのはとても大切なことですが、自己評価が過大になってしまうことは慎ましさが足りなく見えてしまう可能性も。
人間、ときには謙虚になって相手のことを配慮する気持ちも大切。自分をしっかり認めてあげるポジティブさとのバランスを上手く保つことを意識してみることから始めましょう。
「頑張ってるアピールをしない」(30代・北海道)
「余計なことを言わない」(30代・北海道)
「共感して話を合わせ」(20代・茨城県)
「謙虚にしている。出しゃばらない」(30代・山形県)
自分らしさを大切にする
人から嫌われる=悪いことではありません。人から嫌われる勇気を持つことも、自分らしさの扉を開く第一歩なのです。
悪口を言ってくる人の顔色を伺い、萎縮して自分らしくいられなくなるよりは、いっそ嫌われてしまった方が楽。あなたを攻撃してくる人がいるのならば、距離をおいて関わることをやめましょう。
「自然体でいる事」(20代・長野県)
「自分の考えを変えない」(30代・福岡県)
「普通に過ごす」(20代・愛知県)
「自分らしくあること。態度を人によって変えないこと」(30代・愛知県)
協調性を高める
協調性がない人は、自分第一主義でなによりも自分が大切。自分だけが上手くいくことしか考えられず、視野が狭い傾向があります。
周りの人に興味を持って、他人の意見にも耳を傾けられるクセを身に付けて。社会と足並みを揃えていく努力も必要です。
「協調性があり陰口を言わない」(30代・埼玉県)
「協調性と、自慢話は控えることが大事だと思う。そして話し手より聞き手のほうが好かれる」(30代・東京都)
「空気を読むこと」(30代・東京都)
「嫌われたくなければ合わせればいい」(20代・愛知県)
最後に
女性同士の人間関係は難しいものですが、誰とも関わることなく生きていくのは無理な話。面倒な人間関係の中、生き抜いていくために必要なのは、嫌いな人とどう向き合って付き合っていくかという思考です。
あなたが苦手だと思う女性と一緒にいても不快感が強くなり、相手のネガティブな側面に取り込まれてしまう恐れが。ですので、必要なときだけ適度に関わり、それ以外は本当に好きな人とだけ関係を築いていくことをおすすめします。
相手の性格が改善されることを期待しても自分が疲れてしまうだけのなので、「嫌い」という感情といかに上手く付き合っていけるかを考えるようにしましょう。
そして、「人の振り見て我が振り直せ」という言葉もあるように、自分がされて嫌だと感じた部分は、周りに同じ思いをさせないように意識して生活を。
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