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2022.07.18

否定から入る人の心理や特徴とは? 仕事などでの対処法も解説

否定から入る人の心理や特徴には、自分の考えに自信を持っているケースや、逆に実は自信がないケースなどさまざまです。今回は、否定から入る人を解説します。仕事場などでそういう人がいた場合に、なるべく疲れないようにする対処法も解説するため、ぜひ参考にしてください。

否定から入る人の心理や特徴とは?

なにかの話をする際に、いつも否定から入る人がいます。「しかし」や「でも」など、否定的な単語が口癖のようになってしまっていることがあり、否定ばかりされるため話をしている相手側が不快な思いをする場合も多いでしょう。

否定から入る人の心理や特徴は、以下のとおりです。

・自分の考えに自信を持っている
・反対に、実は自信がない
・先のことを考えすぎて怖がっている
・人のことを尊重していない

それぞれ詳しくチェックしていきましょう。

自分の考えに自信を持っている

否定から入る人には、自分の考えに自信があり正しいと思い込んでいる人が多いです。自信を持つのは大切なことですが、それによって人の意見を聞き入れにくくなってしまっている可能性があります。

自分の考えに自信を持っていると、「みんなが賛同してくれるだろう」と思い込んでしまいがちになるものです。そのためもしも自分と異なる意見の人がいると常識がない人だと感じてしまい、攻撃的になってしまうことがあります。

反対に、実は自信がない

一方で、否定から入る人のなかにはまったく逆の人もいるようです。実は自信がない人の場合、自分の弱さを隠そうとして牽制の意味で否定から入り、強気なように見せかけています。周りからなにかをいわれる前に自分からいうことで、批判される隙をなくそうとしているのです。

また、自分のミスを認められず弱みは見せないようにしている人も、ほかの人のミスを受け入れにくいという特徴があります。

先のことを考えすぎて怖がっている

否定から入る人のなかには、先のことを考えすぎて怖がっている人がいます。「そんなことは無理だ」、「難しすぎてできないだろう」など、物事を想定する際にいろんな可能性を考えすぎてしまい、うまくいかない場合を恐れてついつい否定してしまうのです。

この心理状態の人は、物事のデメリットやできない部分ばかりを見てしまい、前向きな考え方ができなくなってしまいます。ネガティブ思考になってしまっているあまりに、否定ばかりをいってしまうのです。

人のことを尊重していない

否定から入る人は、相手のことを尊重できていないという特徴があります。相手を大切に思っているならば、自然と思いやりのある言葉が出てくるものです。しかし、相手のことを尊重していないと、相手の気持ちを考えられずに冷たい否定の言葉ばかりいってしまいがちになります。

また、相手との距離を一定以上に保っておきたい場合にも、否定から入る場合があるようです。

仕事などで疲れる! 否定から入る人の対処法

(c)Shutterstock.com

否定から入る人と話していると、ずっと否定ばかりされてしまっていい気分ではありません。しかし、仕事などで関わらなければならない場合もあります。否定から入る人に対応しなければならないと、疲れてしまいがちでしょう。

否定から入る人に関わらなければならない場合の対処法は、以下のとおりです。

・聞き流し、あまり関わらないようにする
・話す際はデータなどの根拠を提示する
・否定疑問文で話をする

それぞれ詳しくチェックしていきましょう。

聞き流し、あまり関わらないようにする

否定から入る人とは、進んで関わりたいと考える人はあまりいないものです。それでも仕事などで対応しなければならない場合には、聞き流してあまり相手にしないようにするといいでしょう。

否定をしても周囲に響かないようだと感じてもらえたならば、張り合いがなくなってあまり否定しなくなるケースもあります。また、聞いている側としても毎回真剣に否定を受け止めるよりも笑ってあしらうなどしたほうが楽でしょう。

話す際はデータなどの根拠を提示する

否定から入る人としっかり話をしないといけない場合には、データなどの根拠を提示しながら話すのがおすすめです。理論的に理解できないと否定をしたくなるタイプの人であれば、説得力があり納得できることに対しては否定しなくなります。

また、否定されたときにはどうすればいいか逆に意見を求めるのもいいでしょう。自分の意見を聞いてもらえることで自己顕示欲が満たされると、相手の意見を聞き入れやすくなります。

否定疑問文で話をする

「~ではないですよね?」という否定疑問文で話をすることも、否定から入る人と話す際におすすめする対処法のひとつです。否定から入る人はそれが癖になってしまっていることがあるため、いわれた内容に関係なくつい否定してしまう場合があります。「合っていますね?」と「違いますね?」の両方の意味合いを含んでいる否定疑問文を活用すれば、否定をさせることで自分のねらい通りの方向に話を持っていくこともできます。

例えば、AとBの案があり、自分は内心、B案を推したい場合に

「A案に過不足がないとして、B案はいいというわけではないですよね?」と聞いてみましょう。否定から入る人は「でもB案にも検討の余地があるだろう」と言うはずです。そうしたらしめたもの。「確かにそうですよね。では再度B案についても検討しましょう」と自分の推したいB案の理解をより深める動きができるはずです。

とはいえ、これは話の進め方に注意が必要。否定から入る人の癖を読みながら、慎重にコミュニケーションをとるのがおすすめです。

否定から入る人の心理や対処法を理解しよう

(c)Shutterstock.com

「しかし」や「でも」など、否定的な単語が口癖のようになってしまっている人がいます。否定から入る人と話をしている相手側になると、なにを話しても否定ばかりされるため、不快な思いをする場合も多いでしょう。

否定から入る人の心理や特徴は、以下のとおりです。

・自分の考えに自信を持っている
・反対に、実は自信がない
・先のことを考えすぎて怖がっている
・人のことを尊重していない

同じように否定から入っている人であっても、自分の考えに自信を持っている場合だけではありません。実は自信がなくて強気のように見せかけている場合や先のことを考えすぎてしまう場合などもあるなど、人によって特徴や心理状態が異なります。

否定から入る人に関わらなければならない場合には、聞き流してあまり関わらないようにすること、話す際はデータなどの根拠を提示すること、否定疑問文で話をすることなどがおすすめです。

心理状態や対処法を理解し、否定から入る人への対応に気を付けましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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