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2022.08.14

いつの間にかなってない?「スマホ依存症」の症状や改善方法などを紹介

暇な時間を手元ひとつで楽しくしてくれる「スマホ」。今や生活になくてはならない存在の一つとなりました。しかし、だからこそ「スマホ」が手放せなくなる「スマホ依存症」には気をつけたいもの。今回は、「スマホ依存症」の人の特徴や、「スマホ依存症」に表れる症状、改善方法などを紹介します。

「スマホ依存症」とは?

スマホを操作し見せあう
(c)Shutterstock.com

今日よく耳にする「スマホ依存症」。「依存」という言葉からも分かるように、「スマホ」を手放すと不安になったり、落ち着かなくなったり、イライラしたりする状態のことを指します。

とはいえ、連絡手段や地図にもなる「スマホ」は手放すに手放せない存在です。まずは、「スマホ依存症」の現状について解説しましょう。

「スマホ依存症」

厚生労働省が2013年に行った調査では、およそ420万人以上の人が「スマホ依存症」の可能性があると推測されています。「スマホ」は軽量で持ち運びがしやすい上に、SNSやオンラインゲーム、動画視聴などを手軽に楽しむことができるため、依存性が高く、「スマホ依存症」の症状の重さによっては、早急な治療が必要な場合も多いです。

また、文部科学省が公開している小中高のインターネット利用率の調査では、小学生で約85パーセント、中学生で約95パーセント、高校生で約99パーセントの利用率があることが分かっています。

多くの小中高生が「スマホ」を利用している状況の中で、お子さんが「スマホ依存症」だと悩んでいる人も少なくないのが現状といえるでしょう。

「スマホ依存症」の人の特徴とは?

スマホを操作しながら微笑む女性
(c)Shutterstock.com

深刻な問題になりつつある「スマホ依存症」ですが、「スマホ依存症」の人にはどのような特徴があるのでしょうか。自分や周りの人に当てはまる人がいないかどうか、ぜひ振り返ってみてください。

1:お風呂やトイレに「スマホ」を持ち込む

身体を綺麗にするためのお風呂、排せつするためのトイレに、本来であれば「スマホ」は必要のないものです。しかし、「スマホ依存症」になると、そんな時間でさえ「スマホ」を触っていないと気が済まなくなってしまいます。

2:会話をしながら「スマホ」をいじる

家族や友人と話していても、「スマホ」をいじってしまう人は、「スマホ依存症」の可能性が高いです。会話に集中しているはずなのに、無意識に「スマホ」をいじってしまうということは、「スマホ」をいじることが習慣化されてしまっているといえるでしょう。

3:朝起きたらまず「スマホ」をチェックする

目が覚めてまず「スマホ」をチェックする人も、「スマホ依存症」に注意したほうがいいかもしれません。自分が「スマホ」の使い方をコントロールするのではなく、「スマホ」に自分自身がコントロールされている恐れがあります。

「スマホ依存症」になるとどんな症状が現れる?

腰に手をあてて痛がる女性
(c)Shutterstock.com

「スマホ依存症」になると、身体だけでなく、心も不調になることがあります。そこで、続いては「スマホ依存症」になると表れる症状について紹介しましょう。なんとなく不調を感じる人は、「スマホ依存症」の可能性があります。

1:ストレートネック

「ストレートネック」という言葉を知っていますか? 「ストレートネック」とは、言葉の通り、首の頚椎(けいつい)という骨がまっすぐになってしまうことです。

本来、頚椎はゆるいS字を描いています。ところが、「スマホ」を長時間見ているときの姿勢によって、頚椎がまっすぐになってしまうことも。「ストレートネック」になると、首に痛みが走るようになったり、肩こり、頭痛を引き起こしてしまいます。

2:眼精疲労

「スマホ」の画面から発せられる「ブルーライト」によって、目が疲れたり痛くなったりすることがあります。それだけでなく、長時間の「スマホ」利用によって目が酷使され、手元が見えにくくなったり、ピントが合いづらくなるなどの「スマホ老眼」になることも。

3:猫背

「スマホ」を見るときの姿勢は、猫背や巻き肩になりやすいです。猫背や巻き型は、肩こりの原因になったり便秘や冷え性を引き起こしてしまうことがあります。加えて、スタイルが悪く見えてしまうというデメリットも。

4:集中力の低下

SNSやインターネットには、日々大量の情報が溢れています。「スマホ」の画面を長時間見続けることで、大量の情報が無意識のうちに脳に蓄積され、必要な情報を記憶するための容量がなくなることも。そして、目の前の必要な情報に集中することができなくなってしまうのです。

それだけでなく、集中力が低下することで、物事を深く考えることも難しくなることが考えられます。自分で考えなくてもインターネットで答えを簡単に導き出せるようになったことも関係があるといえるでしょう。

5:うつ病

最後に、精神的な症状についても紹介します。「スマホ」を長時間見続けることによって、「ブルーライト」や画面の点滅、大量の情報のインプットが絶えず行われ、脳や目が刺激にさらされ続ける状態に。これらによって、脳に疲労が蓄積され、睡眠を妨げたり、イライラ、不安感を引き起こしてしまうのです。

こういったストレスを緩和させようと、更に動画やSNSを見ようとすることで、悪循環に陥ります。

また、「スマホ依存症」になると、他者と直接コミュニケーションを取る機会が減ったり、生活習慣が乱れたりするため、うつ病になりやすいともいわれているのです。

「スマホ依存症」の改善方法とは?

絵を見る女性
(c)Shutterstock.com

「スマホ依存症」は、精神的にも身体的にも大きな影響を及ぼします。では、どのようにしたら「スマホ」から距離を取れるようになるのでしょうか。最後に、「スマホ依存症」の改善方法について、一緒に考えていきましょう。

1:アプリを使う

良くないと分かっていてもやめられないから「依存症」といわれます。自分でコントロールできない時は、アプリを使うのがおすすめです。利用できる時間を決めて、時間を超過すると「スマホ」や、設定した特定の機能を使えなくするアプリがあります。

こういったアプリを用いれば、強制的に「スマホ」から距離を取ることができますし、必要な連絡やアプリは使い続けることが可能です。

2:スケジュールをうめる

できることなら、自然に「スマホ」から距離を取れるのが理想です。予定を入れて、「スマホ」を触らないようにすることで、「スマホ」そのものの存在を忘れるようにするとストレスなく「スマホ依存症」から脱却できるのではないでしょうか。

3:趣味を見つける

時間があるから、「スマホ」を見たくなってしまうのです。そこで、「スマホ」を触る時間を趣味の時間に置き換えてみましょう。映画鑑賞や、サイクリングなど「スマホ」が無くても楽しめる趣味に没頭してみてはいかがでしょうか。

最後に

今回は、恐ろしい「スマホ依存症」について紹介しました。一度きりの人生を小さな画面の中で囚われないように、ぜひ今から脱「スマホ」生活を始めてみませんか? 本記事を参考に、自分と「スマホ」の関係を今一度振り返ってみてください。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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