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2022.09.06

男と女の違いを感じたことある? それぞれの「良さ」を受け入れて活かそう!【100人に聞いた】

男性と話しているタイミングで、違和感を感じたり「想いが通じていないのかな?」と思った経験はありませんか? 今回は、いつの時代でも大きなテーマとしてあげられる「男と女」の価値観や、物事の捉え方の違いについて調査。少しでも不安をなくし、居心地の良い関係を築きましょう。

【質問】「男と女の違い」はある?

円グラフ

※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。

20〜30代の女性100人に「男と女の違い」はある? と質問したところ、はい… 74.2%/いいえ… 25.8%との集計結果が導き出されました。

全体の7割以上「はい」と答えており、男女の違いを痛感する女性が多いような結果に。

もともと男性と女性は脳の作りが違うので、そんな部分から違和感を感じることが多いのでしょうか?

【仕事編】「男と女の違い」を感じることとは?

歩いている男女
(c)Shutterstock.com

昔と比べ結婚後に働く女性も多くなり、社会的にも女性が働きやすいような仕組みが次々と導入されている昨今。ここでは、仕事中に男女の違いを感じた体験談をピックアップして紹介していきます。

【1】コミュニケーション

男性はゴール思考、女性はプロセス思考であることが多く、その部分で大きくズレが起きることもあるでしょう。目標を達成させることも、達成させるためにはどんな過程があったのかを理解することも両方大切なこと。

会話を増やし、お互いが相手に合わせたコミュニケーションを意識することが、円滑に進む秘訣かも。

「メッセージのやりとりなどの頻度」(20代・京都府)
「男性は言葉ではっきり伝えないとわかってもらえないことが多い。女性はその場の空気を読んで把握することが多い」(20代・東京都)
「女性上司はいろいろな話をしながら相談に乗ってくれるが、男性上司は仕事の問題のみに焦点を当てて相談しないと面倒そうにされる」(20代・愛知県)
「男はすぐに謝ると怒り、女は時間が経ってから謝ると怒る」(30代・岐阜県)
「考え方男の脳と女の脳は違う」(30代・千葉県)

【2】優先順位

男性は、仕事への結果や周りからの評価を気にする傾向があるので、仕事の優先順位は高め。一方女性は、男性に比べて家庭を大切にしたいと感じる場合が多いという意見も。その裏には母性本能が関係している可能性も。性別の違いが、優先する順位に関係していそうです。

「生活していく上で優先順位の違い」(20代・岩手県)
「子供が産まれたら女は子供優先になるが、男性は子供優先ではない」(20代・広島県)
「養っていくという重みが違う」(30代・東京都)
「男は仕事を続けないとという責任感をもちやすい」(30代・静岡県)

【3】進め方

男性は達成意欲が高いので、1個ずつ仕事を片付けていきたいというタイプが多いことも。そして女性は、マルチタスクに複数の業務を同時に進行していくことが得意な傾向が。

それぞれ得意なことが違うので、困ったときにペアを組んで支え合うと業務効率もアップするはず。

「男はひとつのことしかできないが、女は同時進行が可能」(30代・秋田県)
「仕事と家庭の両立のやり方」(30代・大阪府)
「男は雑な気がする。仕事の行動全てが」(20代・広島県)

【4】行動力

男性は「思い立ったら即行動!」な活発的な印象が強く、女性は「成功させるためにはどう動くべきか」と策を練るなど、性別による違いを感じます。

仕事では即レス必須な場合もありますが、あれもこれもと手を出して、中途半端になるのはNG! 時と場合を選んで、どちらが正しいのか決めていくのが適切でしょう。

「行動力の違いです。能動的と受動的ですね」(20代・東京都)
「男性は今したいことを急に始めること」(30代・愛媛県)

【恋愛編】「男と女の違い」を感じることとは?

手を繋いでいる男女
(c)Shutterstock.com

恋愛においても、男女では大きな価値観の違いを感じることがあるでしょう。好きな人や彼氏の言動で振り回されてしまう前に、男女の恋愛観を踏まえ、大きなケンカや別れを阻止できるようにしておきましょう。

【1】思いやり

女性は、男性とのコミュニケーションを大切にしたい生き物。なるべく連絡はマメに欲しいし、優しさや気遣いを求めているのです。

一方の男性は、必要な内容を明確に伝えることを大切にし、それ以外の思っていることを表現することは少し苦手なのかも。そんなところから「思いやりがない!」と思われてしまうことも…。

「相手への思いやりの違いがあること」(20代・千葉県)
「男性は気を使わない」(20代・東京都)
「男は言われないとわからない」(30代・埼玉県)
「男性は競う発想なんだなあ、と思った」(30代・奈良県)

【2】肉体関係に対する思考

男女でトラブルが多いのが、「肉体関係に対する考え方」。一般的に、男性は女性を愛する気持ちから体の関係を持ちたがり、女性は体の繋がりよりも心の繋がりを優先したいと感じるため、誤解やトラブルが生まれやすいのです。

普段の何気ない毎日に愛情を感じていないと、「体の繋がり=心の繋がり」に結び付きにくくなってしまいます。

「考え方が違う。脳の作りが違うので、喧嘩になりやすい」(30代・茨城県)
「男は今を考えるが女は先のことも考えてると思う」(30代・福島県)
「肉体関係についての考え方」(20代・福岡県)
「男性の方が論理的」(30代・大阪府)

【3】結婚観

交際する=結婚を意識という部分でも、男女の差がでてくるかも。

女性は出産や子育て、産休復帰など先のことを見据えて、結婚前提で交際することが多い傾向が。そのためそのつもりがなく今だけの気持ちで交際を考えている男性とは、うまくかみ合わない可能性が高いでしょう。

「付き合うにあたって、結婚を強く意識しているかどうか」(20代・愛知県)
「女は守ってほしいと思う。結婚への価値観」(30代・大阪府)
「女性は高齢出産や産休などのリスクを考えて、早めの結婚や職場選びなどを考えなければいけない」(20代・東京都)
「人生設計の観点からして、スピード感が違うと思う」(30代・東京都)

「男と女の違い」を受け入れる方法

見つめ合う男女
(c)Shutterstock.com

こう確認してみると、仕事でも恋愛でも男女の考え方が違っている部分が多く見られました。では、そんな男女の違いをどうやって受け入れると、ストレスなく毎日を過ごせるのでしょうか? 重要となる5つのポイントをチェックしてみましょう。

【1】割り切る

男性と女性はもともと脳も体も違った構造であることを理解して、割り切ることも大切。

男性からの扱いに多少のズレがあったとしても、「決して軽んじられているわけではない」と自分の中で解釈すると、深く考え込まずにスルーできるもの。

「割り切る、男女とはそういうもの。だから男と女が存在する」(30代・埼玉県)
「違う生き物だと認識して受け止める」(30代・秋田県)
「脳の作りが違うから仕方ないと思って割りきる」(30代・大分県)
「理解し合えると思わないこと」(20代・神奈川県)

【2】お互いに歩み寄る

自分の考えが全てではないということを念頭に置いて、いろいろな視点で物事を考えるようにするのも、良い関係性を保つ第一歩。

ふたりで正しい回答を出せるように、それぞれが尊重し合う姿勢も大切ですよね。

「お互いを理解し合うこと」(30代・大阪府)
「価値観の違いを認めあう」(30代・東京都)
「お互いを理解するよう努める」(20代・北海道)
「男女ともにお互いの性質を学ぶこと」(20代・岡山県)
「生物学的につくりが違うことを学校教育で教えるべき」(20代・千葉県)

【3】役割分担を決める

相手の苦手な部分やマイナスに思う部分をプラスに変換して、それぞれの役割で活躍できるような雰囲気作りをするのもひとつの方法。

お互いが得意な部分を伸ばして、協力し合えるのは素敵なことですね。

「各々が得意なことをやれば良い」(30代・愛知県)
「得意なことはそっちに分担する」(30代・神奈川県)
「自分にできることをすること。できないことは異性に頼む」(30代・東京都)
「男が得意なことを男に頼む」(30代・愛知県)

【4】気にしない

自分の中での常識が相手の常識とは限りません。

あまり相手に期待しないようにして、深く考えないように心の余裕を持ちましょう。そうすることで、いつの間にか気にしなくなったり、またはその分自分がどう動いたり発言するべきなのか、自然と分かるようになりそう。

「あまり深く気にしない」(30代・愛知県)
「広い心を持つ」(30代・埼玉県)
「人それぞれ考え方が違うということを頭に入れておく」(30代・北海道)
「自然に従うべきかと思います」(20代・東京都)

【5】コミュニケーションを取る

これからも長く一緒にいたいと思うようならば、お互いの考えをきちんと冷静に話し合うことが重要

伝えるべきことは伝え、違うなら違うと言う。嫌なことや直して欲しいことは、溜め込まずすぐ言う。反対に、してもらって嬉しかったことやお礼も必ず声に出して伝える。不満を溜めず、お互いが向き合えるようなコミュニケーションをとることを意識して。

「できるだけ話し合うこと」(30代・岩手県)
「お互いをよく知ること」(20代・静岡県)
「話し合いの場を持ってすり合わせを行うこと」(20代・愛知県)
「嫌だと思ったら言葉にして伝える」(20代・東京都)

「男と女の違い」を受け入れると夫婦仲が良くなる?

結婚式の撮影をする男女
(c)Shutterstock.com

男女の違いを受け入れることで、ストレスを溜めずお互いを理解し合えるので、夫婦仲も円満になるそう。では、実際にどんなことを心掛けて良い関係を築いているのか確認してみましょう。

【1】感謝や思いやりを忘れない

たとえば遅くまで働いてくれる夫、家事を頑張る妻など、お互いの努力に対する感謝や、思いやりの気持ちを忘れないこと。

日頃から意識して、「ありがとう」「感謝しているよ」などを言葉にしている人も多いようです。やってくれていることに対して、当たり前と思うようになったら、思いやりの心が薄れてきている証かも。

「なんだかんだ思いやり・感謝の気持ちを忘れないこと」(37歳・女性)
「感謝の言葉を口にする」(32歳・女性)
「よく話す、笑う、謝る、感謝を述べる」(51歳・女性)
「思いやる。相手に求めすぎない」(32歳・女性)
「毎日ありがとう・大好きを言う」(24歳・女性)

【2】相手を褒める

相手のいいところや好きなところを口に出し、褒めることを意識している人も多数。心で思うだけではなく、直接伝えるのがポイント。

特に男性はプライドが高い生き物なので、評価してもらったり褒めてもらうとさらにやる気がアップしそう。

「良いところをちゃんとほめる」(35歳・女性)
「相手のどんなところを好きかを伝える」(29歳・女性)
「かっこいいかわいいとベタぼめ(笑)」(24歳・女性)

【3】干渉しない

「自立した関係」こそが、円満でいられる秘訣。一緒に暮らしていても、お互い自分の時間を持ち息抜きも大切に。

それぞれの価値観や趣味を認めてあげて、どうしても気になること以外は広い心で見守ってあげるのもふたりのため。

「相手の考え方や生き方を尊重して応援すること」(33歳・女性)
「お互いに束縛しない」(33歳・女性)
「二人で頑張って働き、必要以上に一緒にいない」(55歳・女性)
「距離感をあまり近づきすぎず、遠すぎず」(28歳・女性)

【4】好意の押し付けをしない

結婚生活、相手の行動で我慢していることや、ストレスが溜まることもあるでしょう。

しかし、「私は○○しているんだから、あなたも△△してよ」というような好意の押し付けは、自分も相手も苦しくなってしまいます。無理や我慢は続かないもの。お互いがストレスフリーに過ごせる妥協策を見つけて、うまくやっていく努力が必要かもしれません。

「見返りを求めない思いやりがあること。自分自身を理解したうえで、相手を理解しようとしていること」(35歳・女性)

【5】スキンシップをとる

手を繋ぐ、ハグをする、キスをするといった肉体的な接触だけでなく、一緒に寝たりごはんを食べたり、会話をしたりといったコミュニケーションをとることによって、オキシトシンという幸せホルモンが脳内に分泌されるそうです。

ふたりでゆっくりする時間を大切に、深い愛情を育てていきましょう。

「スキンシップを多くとり、レスにならないように寄り添う」(30代・長野県)

最後に

男性と女性は、体の作り以外にも、価値観や捉え方が違うこともあるのです。

もちろん人によって性格が違うので、全ての人が当てはまるとは限りませんが、どんな違いがあるか、どんな捉え方をすることが多いのかなどの傾向をざっと知っておくことで、事前にトラブルを防ぐこともできるかも。

理由を明確に知ることによって、相手を受け入れてあげられるキャパが広がる気がします。

お互いが苦手とする部分は、お互いで埋め合って、お互いの良さを認め合えるような尊重できる関係になれるのが理想的ですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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